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ほんのひとこま 2 土方×沖田

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「土方さん!最近根詰め過ぎですよ。お疲れじゃあないですか?」
「そんな訳ねー」
「嘘ですよね?俺に嘘をついてもバレますよ」
「あのなー」
「あまり眠れてないでしょ?はい!たまになら貸してあげますよ。俺の膝枕」
「総司、お前俺の女になるか?」
「いやだなぁー いいですよ!歳さんだったら」
「冗談だ」
「えー!本気にしたのに…」 クスクスクス
「歳さん、いい加減彼女つくったら?!」
「そんなもん…作ってる暇ねーよ」
「歳さんに群がる京雀は数多いるじゃないですかぁ。律儀に相手はするのに…。変なの」
「特定の女作ったって傍に置いてやれねえんだ。そんな酷なこと出来るか…あーくそっ!」
「殊勝なこと言うんですね…。理由は他にもあるんでしょ?言っちゃってくださいよ。俺と歳さんの仲なんだし」
「俺の女になるって事は、何時命を狙われるか解らねぇって事だ。そんな宿命めいた事、背負わせられっか!」
「ふーん。歳さんもいろいろ考えてるんですね。でもその気持ちなら…俺もわかる気するなー」
「だったらもう…その話はよせ。膝枕…してくれんだろ?」
「いいですよ。もちろん!」


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