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雀の要望に答えた結果★
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「雀、一旦抜くから、腰をあげて」
「あ、あ、あ……んっ」
俺の肩に掴まって腰を上げていく雀の欲情している顔と、揺れる乳房と硬く尖った乳首を見て、掴んでいる腰を引き戻したくなるのをグッと我慢しながら、さっき雀が言ってくれたことを思い返す。
『おっぱい、あっ、揉んで、んっ、乳首、吸って、ああっ、いっぱい、愛撫、して……っ、あっ』
俺を喜ばせてほしいと腰を自ら振るように言えば本当にその通りにしてくれただけでなく、まさかそんなことを言われるとは思ってもいなかったのだ。目の前で揺れ動く乳房と乳首にそろそろ愛撫を仕掛けようかと思っていたところだったから本当に驚いたし、雀自らが考えてそう言ったのなら嬉しい。
「雀、後ろを向いて、この前みたいに俺の太股の上に跨がったらよっかかれ」
「……うん」
素直にいうことを聞く雀に嬉しく思っていると、いい具合に雀のお尻の割れ目に俺の肉竿が当たる。そういえば足のマッサージをした時もそうだったな……なんて思っていたら雀が凭れかかって来て、肩に頭を乗せて息を吐いたので彼女を抱き締める。
「温かくて気持ちいい……」
「俺の身体が? それともお湯が?」
「もう……意地悪。そんなこというからSだって言うんですよ……」
前回は気づかなかったが、湯船にプカプカと浮かび、お湯の動きに合わせて揺れる雀の乳房を見て、デカイ乳房って浮かぶんだなーなんて思いながら雀と話す。
こいつはどうしてこう二人っきりだったりセックス中の時は、俺のドSな部分を刺激するようなことを言うかな……。さっきのセックス中の言葉といい、肉竿を抜く直前の「エロ親父」や以前の「鬼畜ドSなエロ親父」発言といい、素で返しているとしたらとんだ天然な小悪魔だ。まあ、そこが可愛いんだけどな。
「で、どっちだよ?」
「う……今はお湯ですね」
「ほー……なら、さっきここで俺とセックスしてた時は?」
「うぇっ?! いや、えっと、そのっ……よ、良裕さんとの、セックスです……って、何を言わせるんですか! 鬼畜ドS師匠!」
「今は仕事中じゃないだろうが……まあいいや。今は俺を選んだご褒美をやろうな」
「え……、あ……っ、あっ、は……んっ」
俺の太股を跨いでいる雀の足を閉じさせないように、俺の膝を曲げて彼女の足を広げると、肉竿をお尻の割れ目に添ってゆっくり腰を動かす。それと同時に乳房を掴んで揉めば、すぐに喘ぎ始めた。
「あっ、良裕さん、あん……っ」
「もっと啼かせたいが、逆上せそうだからとっとと蜜壺を綺麗にして、ベッドで続きをしような、雀」
「あうっ、やんっ、あああっ!」
腰の動きを止め、片手で揺れる乳房を揉みしだきながら、別の手で秘唇やクリを丁寧になぞってから蜜壺のナカへ指を二本挿れて、中の白濁を掻き出すように動かす。俺の愛撫と指や肉竿の太さを覚えたらしい雀の身体は、抱くごとに敏感になっていく。そのうち、乳房や乳首を愛撫しただけでイくようになるんじゃないか? そう思うと試したくなる。
ある程度ナカを綺麗にし、雀にシャワーを浴びてから頬を綺麗にしておくように伝えると、湯船の詮を抜く。そして俺もシャワーを浴び、雀と一緒にあがった。
バスタオルで水滴を拭いてバスローブを羽織るとリビングに行ってソファーに座り、雀の頬を消毒してから薬を塗って絆創膏を貼ると、手を引いて寝室へといく。
「おいで」
「……うん」
裸になって先にベッドに寝てから雀を呼ぶと、バスローブを脱いでから俺の横に寝転んだ雀に覆い被さって耳を舐める。
「あ……っ、あっ、ん……っ」
耳朶を甘噛みしてまた舐め、首筋に唇と舌を這わせながら乳房を揉むと、雀の身体がピクリと震えた。それが可愛くて、乳房を揉みながらキスをする。
「あっ、んっ、ふっ、んぅ、んんん……っ」
上顎を擽るように舐め、歯列をなぞり、逃げる舌を絡めて乳首を擦れば、吐息のような喘ぎが鼻から漏れる。
「ふ……っ、んぁ、あっ、あっ」
「雀……」
キスをやめ、柔らかくて掌に吸い付くような乳房を両手で揉みながら名前を呼べば、欲情に染まった目が俺を見る。俺がそうさせている事にゾクゾクして、雀が言うところの「鬼畜ドSなエロ親父」の部分に火をつけ、彼女の口から気持ちいい、もっとしてほしいと言わせたくなる。
「な、に?」
「おっぱいを揉まれているだけなのと、揉まれながらおっぱいを動かされるのは、どっちが気持ちいい?」
「あっ、はっ、あんっ、ああっ」
乳房をただ単に揉むのと、円を描くように回しながら揉むのを交互に繰り返す。雀が気持ちいいと感じている喘ぎ声は明らかに後者だが、俺は雀自身の口から聞きたいし、促しはするが自分から口にするまで交互に愛撫することをやめない。
「ん? どっちだ、雀」
「あんっ、動かされ、る、ほうが、気持ち、いい、ああっ」
「なら、乳首を指で挟んで揉まれるのと、そのままならどっち?」
「う、ああっ、ドS、エロ親父っ、あんっ」
「それを望んだのは雀だろ? ほら、どっちだ?」
「あんっ、乳首、挟むほうが、気持ちい、ああんっ!」
乳首を人差し指と中指の間に挟んで乳房を回しながら揉めば、雀は僅かに首を反らせてさっきよりも高い声で喘いだ。それに目を細め、時々指を動かしながら乳首と乳房を愛撫すれば、さらに背中を僅かに反らせてその二つの大きな膨らみを押し付ける。
「ああんっ、あっ、はぁっ、ああんっ!」
「乳首は摘まんで捏ねるのと、しゃぶられるのはどっちがいい?」
「あっ、どっち、も、気持ちい、いのっ、ああっ!」
揉むのを一旦やめて乳首だけを捏ねるだけの愛撫をするのと、乳首に吸い付いて唇や舌を使って愛撫するのとでは、どっちも気持ちいいと言って来た。雀の身体がどんどん敏感になって来てるのが嬉しいし、もっと敏感にしたくなる。
「どっちもか。なら……片方のおっぱいを揉みながら反対の乳首を愛撫されるだけと、片方のおっぱいを揉みながら乳首を吸われ、反対の乳首を捏ねるのは?」
「ひゃうっ、やっ、わかんな、ああっ!」
言葉通りのことをすれば雀の身体が震え、喘いで啼く。そんな雀の可愛く囀ずる声をもっと聞きたくなる。
「ん……、雀が俺に愛撫されて気持ちいいと感じるのはなんだ?」
「んんんっ! あっ、今までの、ぜ、んぶ、ああっ、やっ、くるのっ、ああんっ、ああぁぁぁぁっ!」
欲張りだな、と思いながらも雀のおねだりに従って今までして来た愛撫を何度も繰り返してやれば、イったのか高い声をあげてその身体から力が抜けた。
……俺が言うのもなんだが、まさか本当に胸の愛撫だけでイクとは思わなかったぞ。
そんな雀を可愛いと感じつつ、気持ちいい乳房と硬く尖る乳首を愛撫しながら、乳房のあちこちや腹をきつく吸って消えてしまったキスマークをつけていく。そのまま唇と舌を這わせて臍を舐め、毛のないその場所にもキスマークをつけると、ピンと尖ったクリを舐めて吸った。
「ひゃうっ! ああんっ!」
ビクリと跳ねた身体にお構い無しに、唇のあとを辿るように手を這わせる。身体を起こして足をMに開くと、そこはびしょびしょに濡れていた。
「びしょびしょだな……そんなに気持ちよかったか?」
「あっ、あっ、気持ちいいのっ」
「そうか。なら……クリは舐められるのと指で弄られるのはどっちがいい?」
「やぁぁぁぁぁっ! ああんっ!」
クリを摘まんで捏ねれば、雀はシーツをギュッと握り、頭を左右に振って啼き叫ぶ。その拍子に乳房も揺れ動き、そのエロい姿にいつも以上に肉竿が張り詰める。
「雀、どっちだ?」
「ひうっ、ドSっ、ああっ!」
「言わないとこのままだぞ?」
クリを摘まんで捏ねては吸って舐めてを繰り返す。どっちも気持ちいいと言わせ、ご褒美だと蜜を吸っては秘唇を丁寧に舌で舐めあげ、蜜口に舌を挿れて擽る。そしてそこに指を挿れて抜き差しながら、太股をきつく吸ってあちこちにキスマークをつけていた時だった。
「ああっ、んんんっ、良裕さ、ああっ!」
「ん……、なに?」
「あっ、よしひろ、さんの、おっきいの、いれてっ、指、やっ、あんっ、一緒に、もっと、気持ちよく、なりたっ、ああっ」
「……まさか雀からそんなおねだりがくるとはな……!」
「あぅっ! ああぁぁぁぁっ!」
まさかの雀からのおねだりに、強引に屈曲位の体勢にし、いつも以上に張り詰めた肉竿を蜜壺に突き立てる。相当待ちわびていたのか、挿れた途端にギュッと締め付けてイった。そんな雀はよっぽど気持ちよかったのか意識を飛ばしたみたいでくたりとしているが、数度擦ったら目覚めて啼き始めた。
「ん……っ、やっ、ああっ! あんっ、あああっ!」
「く……っ、締め付けが、きつい……!」
「あうっ、やあんっ! あんっ、んぅっ、んーーーっ!」
時々ナカのスポットを擦り、片手で自分の身体を支える。その体勢のまま乳首を指に挟んで乳房を掴み、キスをする。鼻にかかる雀の喘ぎ声と、じゅぶ、ずちゅ、と鳴る……俺が鳴らせている蜜壺への抽挿の音が室内に響く。
「んんんっ、んぅ、んぁっ、ああっ!」
「は……っ、雀……、どうしてほしい?」
「ああんっ! 良裕、さ、もっと、乳首、吸ってっ、ああっ!」
わざと乳首を避けて肌や乳房を舐めていたら、まさかのおねだりに内心びっくりする。今日は驚くことばかりする雀だが、ここはドSらしく、彼女をきっちり調教することにする。
「……っ、欲張りだな……だが、イク時はイクって言わないと、吸ってやらないぞ?」
「あうっ、やあん! またくるのっ!」
「イク、だろ、雀。言ったら乳首を吸って、クリも愛撫してやろう」
「あうっ、鬼畜、ドS、あんっ、エロ親父っ、ああんっ! はぁっ、イク、イっちゃうっ! ああぁぁぁぁっ!」
「いい子だ。ご褒美をやろうな」
「ひゃあっ! それダメっ! またイっちゃうっ! やめっ、やぁぁぁぁぁっ!」
乳首を捏ねながらナカのスポットを擦ると、肉竿を締め付けてイった雀。「イク」と言えたことにご褒美を与えるべく、乳房から手を離してクリを摘まんで乳首に吸い付けば、気持ちよすぎて嫌なのか、やめてと言いながらも呆気なくイってその身体を震わせ、肉竿を締め付けた。
イかせるごとに啼き喘ぎ、淫らに乱れていく雀にちょっとやり過ぎたかとも思うも、俺好みの身体に調教し、俺好みの色に染め上げられると思うと、独占欲と支配欲が顔をだして背中がゾクゾクしてくる。雀は俺の女だと心と身体が主張する。
こんなにも愛おしくて可愛いと思った女も、こんなにも俺好みの身体にしたいと思ったのも、雀だけだ。なぜ雀にだけそう思うのかはわからないが、多分それは、女のくせに女を感じさせないし、その小さな身長が庇護欲を感じさせる彼女の本質のせいなんだろう。
雀を好きになった男もそう思ったんだろうが、彼女はその本質があっても決してそれは素じゃない。素の雀は冗談が好きな普段仕事してる時の突っ込み体質で、甘やかしてやればそれに答えて素直に甘えてくる……それが彼女の全てなんだろう思うが、そいつはそこまで引き出せなかったんだろう。
バカなヤツだとも思うが、手放したことに感謝もしている。でなければ俺は雀に逢うことはなかっただろうし、女を毛嫌いし続けて一生独身でいただろう。まあ……今でも同期の二人や平塚さんと雀以外は嫌いだが。
そして今なら雀だけが俺の唯一だと言えるから。
「ああんっ! 良裕さんっ、良裕さ、イっちゃうあああっ!」
「一緒にイこう、雀……っ」
「ひうっ、ああっ、ああぁぁぁぁっ!」
何度も繰り返して雀をイかせ、俺もそろそろ限界かと愛撫をやめて抽挿のスピードをあげ、一緒に登りつめる。精を絞りとるかように肉竿を締め付けた雀の肉壁のその奥に射精すると、雀はくたりとして動かなくなった。
「はぁっ、は……っ。気絶したか……」
肉竿を抜くことなくしばらくそのままでいたが、雀は起きない。
だがな、雀。俺を煽ってドSに火を着けたのはお前で、俺の肉竿を咥わえこんで離さないのはお前の肉壁だ。
「寝ている女や気絶した女を抱くのは趣味じゃないが……」
もう一度抱くぞと呟き、抽挿を始めた。クリを摘まんで捏ねると雀が起き、また喘ぎ始める。
「ああんっ! もう、無理っ、あああっ!」
「俺の肉竿を咥わえこんで離さないくせに、何言ってるんだ。つか、鬼畜ドSなエロ親父なんだろ、俺は。それを実行してるだけじゃないか。そんな男を好きになったのは雀だろ?」
「ああっ、好きだけどっ! あっ、んんんっ、ごめんなさい、あうっ、もう言わないからっ、ああぁぁぁぁっ!」
「バッチリ聞いてるし、覚えているからな? 雀とセックスしてる時は、ずっとエロ親父になってやろう」
「ああんっ! やっ、鬼畜ドS、バカっ! あああっ!」
鬼畜ドS? そんなの知ってるさ。但し……お前限定で、な。
結局三回目のセックスで雀を抱き潰し、疲れて眠った雀の頭を撫でて軽くキスをする。そして満足した俺も蜜壺から肉竿を抜くと雀を腕に閉じ込め、女を抱き潰したのは初めてだなと思いながら眠りについた。
「あ、あ、あ……んっ」
俺の肩に掴まって腰を上げていく雀の欲情している顔と、揺れる乳房と硬く尖った乳首を見て、掴んでいる腰を引き戻したくなるのをグッと我慢しながら、さっき雀が言ってくれたことを思い返す。
『おっぱい、あっ、揉んで、んっ、乳首、吸って、ああっ、いっぱい、愛撫、して……っ、あっ』
俺を喜ばせてほしいと腰を自ら振るように言えば本当にその通りにしてくれただけでなく、まさかそんなことを言われるとは思ってもいなかったのだ。目の前で揺れ動く乳房と乳首にそろそろ愛撫を仕掛けようかと思っていたところだったから本当に驚いたし、雀自らが考えてそう言ったのなら嬉しい。
「雀、後ろを向いて、この前みたいに俺の太股の上に跨がったらよっかかれ」
「……うん」
素直にいうことを聞く雀に嬉しく思っていると、いい具合に雀のお尻の割れ目に俺の肉竿が当たる。そういえば足のマッサージをした時もそうだったな……なんて思っていたら雀が凭れかかって来て、肩に頭を乗せて息を吐いたので彼女を抱き締める。
「温かくて気持ちいい……」
「俺の身体が? それともお湯が?」
「もう……意地悪。そんなこというからSだって言うんですよ……」
前回は気づかなかったが、湯船にプカプカと浮かび、お湯の動きに合わせて揺れる雀の乳房を見て、デカイ乳房って浮かぶんだなーなんて思いながら雀と話す。
こいつはどうしてこう二人っきりだったりセックス中の時は、俺のドSな部分を刺激するようなことを言うかな……。さっきのセックス中の言葉といい、肉竿を抜く直前の「エロ親父」や以前の「鬼畜ドSなエロ親父」発言といい、素で返しているとしたらとんだ天然な小悪魔だ。まあ、そこが可愛いんだけどな。
「で、どっちだよ?」
「う……今はお湯ですね」
「ほー……なら、さっきここで俺とセックスしてた時は?」
「うぇっ?! いや、えっと、そのっ……よ、良裕さんとの、セックスです……って、何を言わせるんですか! 鬼畜ドS師匠!」
「今は仕事中じゃないだろうが……まあいいや。今は俺を選んだご褒美をやろうな」
「え……、あ……っ、あっ、は……んっ」
俺の太股を跨いでいる雀の足を閉じさせないように、俺の膝を曲げて彼女の足を広げると、肉竿をお尻の割れ目に添ってゆっくり腰を動かす。それと同時に乳房を掴んで揉めば、すぐに喘ぎ始めた。
「あっ、良裕さん、あん……っ」
「もっと啼かせたいが、逆上せそうだからとっとと蜜壺を綺麗にして、ベッドで続きをしような、雀」
「あうっ、やんっ、あああっ!」
腰の動きを止め、片手で揺れる乳房を揉みしだきながら、別の手で秘唇やクリを丁寧になぞってから蜜壺のナカへ指を二本挿れて、中の白濁を掻き出すように動かす。俺の愛撫と指や肉竿の太さを覚えたらしい雀の身体は、抱くごとに敏感になっていく。そのうち、乳房や乳首を愛撫しただけでイくようになるんじゃないか? そう思うと試したくなる。
ある程度ナカを綺麗にし、雀にシャワーを浴びてから頬を綺麗にしておくように伝えると、湯船の詮を抜く。そして俺もシャワーを浴び、雀と一緒にあがった。
バスタオルで水滴を拭いてバスローブを羽織るとリビングに行ってソファーに座り、雀の頬を消毒してから薬を塗って絆創膏を貼ると、手を引いて寝室へといく。
「おいで」
「……うん」
裸になって先にベッドに寝てから雀を呼ぶと、バスローブを脱いでから俺の横に寝転んだ雀に覆い被さって耳を舐める。
「あ……っ、あっ、ん……っ」
耳朶を甘噛みしてまた舐め、首筋に唇と舌を這わせながら乳房を揉むと、雀の身体がピクリと震えた。それが可愛くて、乳房を揉みながらキスをする。
「あっ、んっ、ふっ、んぅ、んんん……っ」
上顎を擽るように舐め、歯列をなぞり、逃げる舌を絡めて乳首を擦れば、吐息のような喘ぎが鼻から漏れる。
「ふ……っ、んぁ、あっ、あっ」
「雀……」
キスをやめ、柔らかくて掌に吸い付くような乳房を両手で揉みながら名前を呼べば、欲情に染まった目が俺を見る。俺がそうさせている事にゾクゾクして、雀が言うところの「鬼畜ドSなエロ親父」の部分に火をつけ、彼女の口から気持ちいい、もっとしてほしいと言わせたくなる。
「な、に?」
「おっぱいを揉まれているだけなのと、揉まれながらおっぱいを動かされるのは、どっちが気持ちいい?」
「あっ、はっ、あんっ、ああっ」
乳房をただ単に揉むのと、円を描くように回しながら揉むのを交互に繰り返す。雀が気持ちいいと感じている喘ぎ声は明らかに後者だが、俺は雀自身の口から聞きたいし、促しはするが自分から口にするまで交互に愛撫することをやめない。
「ん? どっちだ、雀」
「あんっ、動かされ、る、ほうが、気持ち、いい、ああっ」
「なら、乳首を指で挟んで揉まれるのと、そのままならどっち?」
「う、ああっ、ドS、エロ親父っ、あんっ」
「それを望んだのは雀だろ? ほら、どっちだ?」
「あんっ、乳首、挟むほうが、気持ちい、ああんっ!」
乳首を人差し指と中指の間に挟んで乳房を回しながら揉めば、雀は僅かに首を反らせてさっきよりも高い声で喘いだ。それに目を細め、時々指を動かしながら乳首と乳房を愛撫すれば、さらに背中を僅かに反らせてその二つの大きな膨らみを押し付ける。
「ああんっ、あっ、はぁっ、ああんっ!」
「乳首は摘まんで捏ねるのと、しゃぶられるのはどっちがいい?」
「あっ、どっち、も、気持ちい、いのっ、ああっ!」
揉むのを一旦やめて乳首だけを捏ねるだけの愛撫をするのと、乳首に吸い付いて唇や舌を使って愛撫するのとでは、どっちも気持ちいいと言って来た。雀の身体がどんどん敏感になって来てるのが嬉しいし、もっと敏感にしたくなる。
「どっちもか。なら……片方のおっぱいを揉みながら反対の乳首を愛撫されるだけと、片方のおっぱいを揉みながら乳首を吸われ、反対の乳首を捏ねるのは?」
「ひゃうっ、やっ、わかんな、ああっ!」
言葉通りのことをすれば雀の身体が震え、喘いで啼く。そんな雀の可愛く囀ずる声をもっと聞きたくなる。
「ん……、雀が俺に愛撫されて気持ちいいと感じるのはなんだ?」
「んんんっ! あっ、今までの、ぜ、んぶ、ああっ、やっ、くるのっ、ああんっ、ああぁぁぁぁっ!」
欲張りだな、と思いながらも雀のおねだりに従って今までして来た愛撫を何度も繰り返してやれば、イったのか高い声をあげてその身体から力が抜けた。
……俺が言うのもなんだが、まさか本当に胸の愛撫だけでイクとは思わなかったぞ。
そんな雀を可愛いと感じつつ、気持ちいい乳房と硬く尖る乳首を愛撫しながら、乳房のあちこちや腹をきつく吸って消えてしまったキスマークをつけていく。そのまま唇と舌を這わせて臍を舐め、毛のないその場所にもキスマークをつけると、ピンと尖ったクリを舐めて吸った。
「ひゃうっ! ああんっ!」
ビクリと跳ねた身体にお構い無しに、唇のあとを辿るように手を這わせる。身体を起こして足をMに開くと、そこはびしょびしょに濡れていた。
「びしょびしょだな……そんなに気持ちよかったか?」
「あっ、あっ、気持ちいいのっ」
「そうか。なら……クリは舐められるのと指で弄られるのはどっちがいい?」
「やぁぁぁぁぁっ! ああんっ!」
クリを摘まんで捏ねれば、雀はシーツをギュッと握り、頭を左右に振って啼き叫ぶ。その拍子に乳房も揺れ動き、そのエロい姿にいつも以上に肉竿が張り詰める。
「雀、どっちだ?」
「ひうっ、ドSっ、ああっ!」
「言わないとこのままだぞ?」
クリを摘まんで捏ねては吸って舐めてを繰り返す。どっちも気持ちいいと言わせ、ご褒美だと蜜を吸っては秘唇を丁寧に舌で舐めあげ、蜜口に舌を挿れて擽る。そしてそこに指を挿れて抜き差しながら、太股をきつく吸ってあちこちにキスマークをつけていた時だった。
「ああっ、んんんっ、良裕さ、ああっ!」
「ん……、なに?」
「あっ、よしひろ、さんの、おっきいの、いれてっ、指、やっ、あんっ、一緒に、もっと、気持ちよく、なりたっ、ああっ」
「……まさか雀からそんなおねだりがくるとはな……!」
「あぅっ! ああぁぁぁぁっ!」
まさかの雀からのおねだりに、強引に屈曲位の体勢にし、いつも以上に張り詰めた肉竿を蜜壺に突き立てる。相当待ちわびていたのか、挿れた途端にギュッと締め付けてイった。そんな雀はよっぽど気持ちよかったのか意識を飛ばしたみたいでくたりとしているが、数度擦ったら目覚めて啼き始めた。
「ん……っ、やっ、ああっ! あんっ、あああっ!」
「く……っ、締め付けが、きつい……!」
「あうっ、やあんっ! あんっ、んぅっ、んーーーっ!」
時々ナカのスポットを擦り、片手で自分の身体を支える。その体勢のまま乳首を指に挟んで乳房を掴み、キスをする。鼻にかかる雀の喘ぎ声と、じゅぶ、ずちゅ、と鳴る……俺が鳴らせている蜜壺への抽挿の音が室内に響く。
「んんんっ、んぅ、んぁっ、ああっ!」
「は……っ、雀……、どうしてほしい?」
「ああんっ! 良裕、さ、もっと、乳首、吸ってっ、ああっ!」
わざと乳首を避けて肌や乳房を舐めていたら、まさかのおねだりに内心びっくりする。今日は驚くことばかりする雀だが、ここはドSらしく、彼女をきっちり調教することにする。
「……っ、欲張りだな……だが、イク時はイクって言わないと、吸ってやらないぞ?」
「あうっ、やあん! またくるのっ!」
「イク、だろ、雀。言ったら乳首を吸って、クリも愛撫してやろう」
「あうっ、鬼畜、ドS、あんっ、エロ親父っ、ああんっ! はぁっ、イク、イっちゃうっ! ああぁぁぁぁっ!」
「いい子だ。ご褒美をやろうな」
「ひゃあっ! それダメっ! またイっちゃうっ! やめっ、やぁぁぁぁぁっ!」
乳首を捏ねながらナカのスポットを擦ると、肉竿を締め付けてイった雀。「イク」と言えたことにご褒美を与えるべく、乳房から手を離してクリを摘まんで乳首に吸い付けば、気持ちよすぎて嫌なのか、やめてと言いながらも呆気なくイってその身体を震わせ、肉竿を締め付けた。
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こんなにも愛おしくて可愛いと思った女も、こんなにも俺好みの身体にしたいと思ったのも、雀だけだ。なぜ雀にだけそう思うのかはわからないが、多分それは、女のくせに女を感じさせないし、その小さな身長が庇護欲を感じさせる彼女の本質のせいなんだろう。
雀を好きになった男もそう思ったんだろうが、彼女はその本質があっても決してそれは素じゃない。素の雀は冗談が好きな普段仕事してる時の突っ込み体質で、甘やかしてやればそれに答えて素直に甘えてくる……それが彼女の全てなんだろう思うが、そいつはそこまで引き出せなかったんだろう。
バカなヤツだとも思うが、手放したことに感謝もしている。でなければ俺は雀に逢うことはなかっただろうし、女を毛嫌いし続けて一生独身でいただろう。まあ……今でも同期の二人や平塚さんと雀以外は嫌いだが。
そして今なら雀だけが俺の唯一だと言えるから。
「ああんっ! 良裕さんっ、良裕さ、イっちゃうあああっ!」
「一緒にイこう、雀……っ」
「ひうっ、ああっ、ああぁぁぁぁっ!」
何度も繰り返して雀をイかせ、俺もそろそろ限界かと愛撫をやめて抽挿のスピードをあげ、一緒に登りつめる。精を絞りとるかように肉竿を締め付けた雀の肉壁のその奥に射精すると、雀はくたりとして動かなくなった。
「はぁっ、は……っ。気絶したか……」
肉竿を抜くことなくしばらくそのままでいたが、雀は起きない。
だがな、雀。俺を煽ってドSに火を着けたのはお前で、俺の肉竿を咥わえこんで離さないのはお前の肉壁だ。
「寝ている女や気絶した女を抱くのは趣味じゃないが……」
もう一度抱くぞと呟き、抽挿を始めた。クリを摘まんで捏ねると雀が起き、また喘ぎ始める。
「ああんっ! もう、無理っ、あああっ!」
「俺の肉竿を咥わえこんで離さないくせに、何言ってるんだ。つか、鬼畜ドSなエロ親父なんだろ、俺は。それを実行してるだけじゃないか。そんな男を好きになったのは雀だろ?」
「ああっ、好きだけどっ! あっ、んんんっ、ごめんなさい、あうっ、もう言わないからっ、ああぁぁぁぁっ!」
「バッチリ聞いてるし、覚えているからな? 雀とセックスしてる時は、ずっとエロ親父になってやろう」
「ああんっ! やっ、鬼畜ドS、バカっ! あああっ!」
鬼畜ドS? そんなの知ってるさ。但し……お前限定で、な。
結局三回目のセックスで雀を抱き潰し、疲れて眠った雀の頭を撫でて軽くキスをする。そして満足した俺も蜜壺から肉竿を抜くと雀を腕に閉じ込め、女を抱き潰したのは初めてだなと思いながら眠りについた。
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