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番外編・小話
ある日の愚兄弟
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高林 充視点です。
『Clover Night』の、ラスト間際のその後の話です。
*******
その日、車で移動中だった俺は、渋滞を避けるために一本の道に入り、たまたまあの町を通り掛かった。
懐かしい町並み。
長閑で、どこか閉鎖的なその町並みを眺めるために、以前はなかったコンビニに車を停め、無くなりそうだった煙草と缶コーヒーを買おうと店に入ると、当時の友人に出くわした。
懐かしさの余り会話を試みたのだが友人は終始冷ややかで、コンビニのレジにいた店員も、中にいた客ですらも、俺が高林の人間だとわかると途端に自分に向ける視線や言葉がどこか冷たくなった。
目当ての缶コーヒーを探しながらヒソヒソと漏れ聞こえる彼らの話は、どうやら十年前に起きた事故と、学や俺の両親のこと、羽多野家の醜聞と彼女のことだった。
――彼女が……在沢 圭が羽多野 圭だと知ったのは、この時だった。
コンビニを出る時、「卑怯もので嘘つきな弟や非常識な親を持っている」という言葉が聞こえ、あの時はなぜそんなことを言われなければならないのかわからず、それもこれも彼女が嘘をついたせいだと信じて疑わず、怒りをあらわに帰途についた。
車を駐車場に入れ、どこかで食事をしようと出かけたその矢先に、彼女……羽多野 圭を偶然通り掛かった喫茶店でみつけのだ。コンビニの件もあって、彼女の顔を見ただけで怒りが再燃し、これまでのことを……瑠香と離婚したのも学が車椅子生活を余儀なくされたのも、彼女のせいだとずっと考え、その憤りを彼女にぶつけようとして席に座り、全部ぶちまけるつもりだった。
だが、嘘をついていたのは彼女ではなく弟の学だ、と同郷の佐藤と瑠香の弟である泪に言われ、証拠まで突き付けられた時、自分の世界はガラガラと音を立てて崩れた。
***
縁談をもらった時、一目で瑠香に好意をもった。
瑠香と結婚できることが幸せだった。それなのに……。
『充さん、アタシに嘘ついたわね』
『何の話だ?』
『貴方、アタシには天涯孤独、って言ったわよね?』
『……ああ』
『じゃあなんであんたの友人席に、弟と名乗る男がいたわけ? 穂積を馬鹿にしてんの? それともアタシかしら? とんだ政略結婚だこと!』
『瑠香、違うんだ!』
『アタシ、嘘つかれるのって大嫌いなの。あんたとは一緒に住まない。このあと行くはずだったハネムーンもなし! アタシはこのまま実家に帰るから、一人で行ったら? 帰って来たら離婚してちょうだい!』
穂積の親戚筋だという男の口車に乗り、そのまま天涯孤独と言った。だが、学に……この足じゃ結婚できないから、せめて兄さんの結婚式が見たいと嘆いた弟に絆され、自分の晴れ姿を見てほしくて友人として招待したのだ。もちろん、弟だと言うなと口止めして。
それなのに、学のせいで台無しになった結婚。それすらも、羽多野 圭のせいにした、浅はかな自分。
***
「学?!」
学に追い付き、ぐいっ、と腕を引っ張ると、睨み付けるように俺を見たあとで顔を見ると、学は一瞬で顔色を変えた。
「兄さん……?!」
「……どういうことだ!」
「……都、先に行ってて」
学は女性を促して先に行かせると、俺に向き直った。その顔には先ほどとは違ってふてぶてしさが浮かび、悪戯がバレたようなシニカルな笑顔を浮かべていた。
「あーあ、バレちゃった」
「車椅子はどうした!」
「あんなの必要ないよ。とっくに治ってるし」
(治ってる、だと……?!)
学の言葉にじわじわと怒りが込み上げる。
「治ってるなら、なぜそう言わない!」
「言う必要ないじゃん。それに、車椅子に乗ってると、皆がちやほやしてくれるか……」
「それだけの理由で!?」
バシン、と顔を叩く。
「何するんだよ!」
「ふざけるな! お前は周りや家族にどれだけ迷惑かけたかわかってるのか?!」
「何のことさ? そういや、結婚後はどう? 俺さ、あんな綺麗な姉さんができて嬉しいんだけど」
「お前のせいで、結婚式当日に破綻したさ!」
「……は?」
「俺は言ったよな? 『弟だって言うな』って! それなのに、お前と来たら……!」
「あ……」
結婚式当日を思い出したのか、みるみるうちに色を無くす学の胸ぐらを掴む。
「しかも、治ったなどと嘘を……! 元々膝小僧を擦りむいただけだろう!」
「……何の話?」
「しらばっくれるな!!」
掴んでいた胸ぐらを離し、泪に叩き付けられたコピーをポケットから出し、突き付ける。
「これを読んでみろ!」
「………っ?!」
『男の子を庇った女の子、重体
――………靴紐を結んでいた男の子からは直前
に迫った車の様子が分からなかったため、
羽多野さんはあわてて男の子を突き飛ばし、
その直後に車が突っ込んだという。
羽多野さんは両手足複雑骨折のうえ、引きずら
れたままの状態で車が店舗に突っ込んだために
全身にガラスの破片を浴びてしまい、現在も
意識不明の重体だという。
病院関係者の話によると、現在もガラス片を
取り除く手術が続けられており、思った以上
の出血で用意した輸血では間に合わず、病院
内であわてて献血を呼び掛けた。
病院では現在も献血を募っており、………――』
コピーを読み始めた学は、最初は眉間に皺をよせていたものの、みるみるうちに顔を青ざめさせ、カタカタと身体を震わせ始めた。
「『靴紐を結んでいた男の子』とはお前のことだろう?! 靴紐を結んでいて羽多野 圭に突き飛ばされた、と言ったのはお前なんだから! おかしいと思ったんだ、警察が来るなんて……」
「……っ!」
「それに、住民の冷たい態度……。皆、知ってたんだな……お前が嘘をついてると。それを詳しく調べもせず、お前の話を鵜呑みにしたまま周りに耳を傾けなかったのは、俺たちだ」
お前の嘘を信じてな、と言うと、学は震えていた身体をさらにびくりと震わせ、怯えた顔をした。
「あの町の住民が俺たちに冷たかったのも、あの町から逃げるように引っ越しせざるを得なかったのも、全部お前がついた嘘のせいだ!」
「お、俺……俺は……っ」
「嘘つきじゃない、とは言わせないぞ」
「う、あ……」
「親父たちに言わないと……」
学を放置して移動しようとしたら、学が縋り付いてきた。
「止めてくれ、兄さん!」
「止めろ、だと?! ふざけるな! 当然だろう?! お前が彼女を怪我させたも同然だったのに、お前の嘘を信じたばかりに、彼女に謝りもしなければ、お見舞いにすらも行ってないんだぞ?! そのせいでレッテルを貼られたというのに、お前は……っ!」
「そ、そんなの俺のせいじゃ……それに、嘘をついてんのは圭で、俺じゃない! 歩けなかったのも……」
「この期に及んで、まだそんなことを……っ! 学、嘘じゃないなら、今すぐ診断書を持ってこい!」
「!!」
学の手からコピーをひったくり、吐き捨てるように言って踵を返し、携帯を探す。
こんなはずじゃなかった。彼女に何としても償わせたかった。だが、償わなければいけないのは、俺たちだった。
(彼女に何て言って謝れば……どうやって償えばいいんだ?!)
もし、あの時の事故で彼女が死んでいたら、俺たちは今でも『人殺し』と『恩知らず』のレッテルを貼られ、後ろ指を差されていたに違いないのだ。そう考えて、ゾッとする。
携帯を操りながらぐるぐるとそればかりを考えていた。ちらりと喫茶店のほうを見ると、佐藤と泪が冷ややかな目をしてこちらを見ていたので居たたまれなくなり、その場をあとにして足早に駐車場へ向かう。……学のすがるような声を無視して。
――そう言えば、喫茶店を出る時彼女に謝りもしなかったな……と耳元で響くコール音を聞きながら、ぼんやりと考えた。
『Clover Night』の、ラスト間際のその後の話です。
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その日、車で移動中だった俺は、渋滞を避けるために一本の道に入り、たまたまあの町を通り掛かった。
懐かしい町並み。
長閑で、どこか閉鎖的なその町並みを眺めるために、以前はなかったコンビニに車を停め、無くなりそうだった煙草と缶コーヒーを買おうと店に入ると、当時の友人に出くわした。
懐かしさの余り会話を試みたのだが友人は終始冷ややかで、コンビニのレジにいた店員も、中にいた客ですらも、俺が高林の人間だとわかると途端に自分に向ける視線や言葉がどこか冷たくなった。
目当ての缶コーヒーを探しながらヒソヒソと漏れ聞こえる彼らの話は、どうやら十年前に起きた事故と、学や俺の両親のこと、羽多野家の醜聞と彼女のことだった。
――彼女が……在沢 圭が羽多野 圭だと知ったのは、この時だった。
コンビニを出る時、「卑怯もので嘘つきな弟や非常識な親を持っている」という言葉が聞こえ、あの時はなぜそんなことを言われなければならないのかわからず、それもこれも彼女が嘘をついたせいだと信じて疑わず、怒りをあらわに帰途についた。
車を駐車場に入れ、どこかで食事をしようと出かけたその矢先に、彼女……羽多野 圭を偶然通り掛かった喫茶店でみつけのだ。コンビニの件もあって、彼女の顔を見ただけで怒りが再燃し、これまでのことを……瑠香と離婚したのも学が車椅子生活を余儀なくされたのも、彼女のせいだとずっと考え、その憤りを彼女にぶつけようとして席に座り、全部ぶちまけるつもりだった。
だが、嘘をついていたのは彼女ではなく弟の学だ、と同郷の佐藤と瑠香の弟である泪に言われ、証拠まで突き付けられた時、自分の世界はガラガラと音を立てて崩れた。
***
縁談をもらった時、一目で瑠香に好意をもった。
瑠香と結婚できることが幸せだった。それなのに……。
『充さん、アタシに嘘ついたわね』
『何の話だ?』
『貴方、アタシには天涯孤独、って言ったわよね?』
『……ああ』
『じゃあなんであんたの友人席に、弟と名乗る男がいたわけ? 穂積を馬鹿にしてんの? それともアタシかしら? とんだ政略結婚だこと!』
『瑠香、違うんだ!』
『アタシ、嘘つかれるのって大嫌いなの。あんたとは一緒に住まない。このあと行くはずだったハネムーンもなし! アタシはこのまま実家に帰るから、一人で行ったら? 帰って来たら離婚してちょうだい!』
穂積の親戚筋だという男の口車に乗り、そのまま天涯孤独と言った。だが、学に……この足じゃ結婚できないから、せめて兄さんの結婚式が見たいと嘆いた弟に絆され、自分の晴れ姿を見てほしくて友人として招待したのだ。もちろん、弟だと言うなと口止めして。
それなのに、学のせいで台無しになった結婚。それすらも、羽多野 圭のせいにした、浅はかな自分。
***
「学?!」
学に追い付き、ぐいっ、と腕を引っ張ると、睨み付けるように俺を見たあとで顔を見ると、学は一瞬で顔色を変えた。
「兄さん……?!」
「……どういうことだ!」
「……都、先に行ってて」
学は女性を促して先に行かせると、俺に向き直った。その顔には先ほどとは違ってふてぶてしさが浮かび、悪戯がバレたようなシニカルな笑顔を浮かべていた。
「あーあ、バレちゃった」
「車椅子はどうした!」
「あんなの必要ないよ。とっくに治ってるし」
(治ってる、だと……?!)
学の言葉にじわじわと怒りが込み上げる。
「治ってるなら、なぜそう言わない!」
「言う必要ないじゃん。それに、車椅子に乗ってると、皆がちやほやしてくれるか……」
「それだけの理由で!?」
バシン、と顔を叩く。
「何するんだよ!」
「ふざけるな! お前は周りや家族にどれだけ迷惑かけたかわかってるのか?!」
「何のことさ? そういや、結婚後はどう? 俺さ、あんな綺麗な姉さんができて嬉しいんだけど」
「お前のせいで、結婚式当日に破綻したさ!」
「……は?」
「俺は言ったよな? 『弟だって言うな』って! それなのに、お前と来たら……!」
「あ……」
結婚式当日を思い出したのか、みるみるうちに色を無くす学の胸ぐらを掴む。
「しかも、治ったなどと嘘を……! 元々膝小僧を擦りむいただけだろう!」
「……何の話?」
「しらばっくれるな!!」
掴んでいた胸ぐらを離し、泪に叩き付けられたコピーをポケットから出し、突き付ける。
「これを読んでみろ!」
「………っ?!」
『男の子を庇った女の子、重体
――………靴紐を結んでいた男の子からは直前
に迫った車の様子が分からなかったため、
羽多野さんはあわてて男の子を突き飛ばし、
その直後に車が突っ込んだという。
羽多野さんは両手足複雑骨折のうえ、引きずら
れたままの状態で車が店舗に突っ込んだために
全身にガラスの破片を浴びてしまい、現在も
意識不明の重体だという。
病院関係者の話によると、現在もガラス片を
取り除く手術が続けられており、思った以上
の出血で用意した輸血では間に合わず、病院
内であわてて献血を呼び掛けた。
病院では現在も献血を募っており、………――』
コピーを読み始めた学は、最初は眉間に皺をよせていたものの、みるみるうちに顔を青ざめさせ、カタカタと身体を震わせ始めた。
「『靴紐を結んでいた男の子』とはお前のことだろう?! 靴紐を結んでいて羽多野 圭に突き飛ばされた、と言ったのはお前なんだから! おかしいと思ったんだ、警察が来るなんて……」
「……っ!」
「それに、住民の冷たい態度……。皆、知ってたんだな……お前が嘘をついてると。それを詳しく調べもせず、お前の話を鵜呑みにしたまま周りに耳を傾けなかったのは、俺たちだ」
お前の嘘を信じてな、と言うと、学は震えていた身体をさらにびくりと震わせ、怯えた顔をした。
「あの町の住民が俺たちに冷たかったのも、あの町から逃げるように引っ越しせざるを得なかったのも、全部お前がついた嘘のせいだ!」
「お、俺……俺は……っ」
「嘘つきじゃない、とは言わせないぞ」
「う、あ……」
「親父たちに言わないと……」
学を放置して移動しようとしたら、学が縋り付いてきた。
「止めてくれ、兄さん!」
「止めろ、だと?! ふざけるな! 当然だろう?! お前が彼女を怪我させたも同然だったのに、お前の嘘を信じたばかりに、彼女に謝りもしなければ、お見舞いにすらも行ってないんだぞ?! そのせいでレッテルを貼られたというのに、お前は……っ!」
「そ、そんなの俺のせいじゃ……それに、嘘をついてんのは圭で、俺じゃない! 歩けなかったのも……」
「この期に及んで、まだそんなことを……っ! 学、嘘じゃないなら、今すぐ診断書を持ってこい!」
「!!」
学の手からコピーをひったくり、吐き捨てるように言って踵を返し、携帯を探す。
こんなはずじゃなかった。彼女に何としても償わせたかった。だが、償わなければいけないのは、俺たちだった。
(彼女に何て言って謝れば……どうやって償えばいいんだ?!)
もし、あの時の事故で彼女が死んでいたら、俺たちは今でも『人殺し』と『恩知らず』のレッテルを貼られ、後ろ指を差されていたに違いないのだ。そう考えて、ゾッとする。
携帯を操りながらぐるぐるとそればかりを考えていた。ちらりと喫茶店のほうを見ると、佐藤と泪が冷ややかな目をしてこちらを見ていたので居たたまれなくなり、その場をあとにして足早に駐車場へ向かう。……学のすがるような声を無視して。
――そう言えば、喫茶店を出る時彼女に謝りもしなかったな……と耳元で響くコール音を聞きながら、ぼんやりと考えた。
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