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泪視点
Blue Moon
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新婚旅行先の温泉に浸かりながら、今日の圭のことを思い出す。新婚旅行を水上温泉に決めたのは、圭が「温泉に行ったことがない」と言ったのと、水上温泉には傷に効く硫酸塩泉の温泉があるためだ。今、圭は部屋に備え付けの露天風呂に入っている。当然「あとで一緒に入ろうね」と約束させた。
今日の圭は無表情が鳴りを潜め、終始ニコニコしていた。
サテンのビスチェにマーメイドラインのドレス。刺繍が施されたチュールがドレスを覆っている。ハイウエストにリボンが施され、可愛らしい雰囲気に見える。……胸が強調されているようで、他の男に見せるのは気に入らないが。
手にはラウンド型と呼ばれる丸い形のブーケを持っており、俺のブートニアと同じ花が可愛らしく纏められている。肘まである手袋はオーガンジーで、どうやったのか、圭の肌が見える部分は端から見ても事故で負った傷がわからないようになっていた。
圭の長い黒髪は複雑に編み込まれてアップに結わかれ、頭の後ろは圭の目を象った淡いブルーと淡いオレンジの花が差し込まれている。その頭に乗っているマリアベールはミドル丈でフェイスダウンしていた。こちらもふちに刺繍が施されている。
綺麗、だった。綺麗で可愛かった。その場で襲いそうになったくらいだった。
神父の前で誓いの言葉を延べ、ベールをそっと持ち上げる。圭の顔を見ると幸せそうに微笑み、目は潤み始めていた。
そこまで思い出して、そろそろ逆上せると思い、温泉を出て着替え始めながら控え室での出来事を思い出す。父たちが控え室に圭の双子の弟を連れて来たのには驚いたが、それ以上に驚いたのは、優しい圭が弟の頬を叩いたことだった。多分圭は、あの弟と再会して……仕事を頑張っている姿を見て、どこかで折り合いをつけたかったのだと思う。義父はそれを見抜いて、父に全てを話したうえで彼を連れて来て、圭の背中を押してやった。
(まあ、圭の決めたことだしね……)
つらつらと考えながら部屋に戻ると、テーブルには既に料理が並べられ、なぜか圭は浴衣と格闘中だった。
「……何やってんの?」
「泪さん! お帰りなさい」
「ただいま。で? 圭は何をやってんの?」
「えっと、その……浴衣の前がどうしてもはだけちゃって……」
圭は襟をしっかり合わせてから帯を結んでいるのだが、如何せん圭の胸の方が大きいため、どうしても襟が緩んでしまい、胸の谷間が顕になってしまうようだった。
「誰かが来るわけじゃないし、そのままでいいじゃない」
アタシの目の保養になるし、とは言わないでおく。それでもなお「でも……」と言いつのった圭にお腹が空いたからと言い、どうしても気になるならタオルかハンカチで隠したらと助言する。ハンカチを当てて隠してみたものの、結局はハンカチも捲れることになってしまい、諦めてハンカチを取り除いていたのには思わず笑ってしまった。
食事のあとで二人でぼんやりと外を眺めていると、食器を片付けに来た人に「すぐにお布団敷きますか?」と聞かれた。不思議に思って圭を見ると、うつらうつらしながら時々船を漕いでいたので、「お願いします」と布団を敷いてもらうことにした。
待っている間に圭にコートをかけてからお茶を入れて啜る。
「全く……今夜は結婚初夜だってわかってんのかしら……」
いろいろあって、肉体的にも精神的にも疲れたのはわかる。わかるが、それとこれとは別だ。
(まあ、今のうちに寝てなさいな。布団が敷かれたら、ただじゃおかないからね)
内心でそう呟くと布団の用意ができたと言われたためお礼を言う。そのあとで圭にかけていたコートを剥いで抱き上げ、布団の側に行くとそのまま腰を下ろして圭の背中を自分の胸に凭れかけさせ、袂から手を入れて圭の胸を掴み、乳首を擦る。
「ん……」
「そろそろ起きて……」
耳元で囁き、そのまま耳朶を噛み、舐める。
「あ……ん……」
「起きないと……このままヤっちゃうわよ……?」
腰から下着を抜き取り、浴衣を捲ってから膝に乗せると自分の膝で圭の足を開き、袂も少しだけ引っ張ってそこから胸を取り出すと、ゆっくりと揉み始める。
「あ……っ、は……ん……」
片手を離して秘裂に手を伸ばすと濡れ始めていたので、そのまま秘裂を擦ったあとで蜜壺に指を入れると、圭が起きた。
「やっ……?! ああっ! 泪さん、何を……あんっ」
「やっと起きたわね。アンタ、今夜は結婚初夜だってわかってんの?」
「……んんっ」
「わかってなかったのね……」
くちゅくちゅと音をたてながら蜜壺に指を出し入れする。
「あんっ、ああっ」
「罰として、繋がったまま温泉入るわよ」
「え?! ちょっ……あああっ!」
蜜壺の中にある、浅い部分の圭のイイ場所を擦ると、圭は背中を反らせた。
「この格好もいいけど、やっぱりこっちじゃないとね」
そう言って蜜壺から指を抜くと、圭の体を回転させて押し倒し、そのまま唇にキスをする。
「んっ……んんっ」
キスをしながら蜜壺に指を入れ、秘裂の上の花芽を弄る。
「んんっ、んあっ……ああっ」
キスを止めるとそのまま唇と舌を這わせながら胸を目指し、そのまま乳首を口に含むと舌でなぶりながら吸い上げる。
「あんっ、ああっ、はんっ」
乳首を舌で舐めながら蜜壺を掻き回し、花芽を弄り、空いていた手で胸を揉むと啼いて身体を震わせた。
(イったわね)
圭の身体から自分の体と手を離すと、下着を脱いで圭の足を開いて蜜壺に肉竿をあてがい、腰を掴んでそのまま一気に貫いた。
「ひゃああっ! ああっ!」
「圭……っ」
そのまま腰を振りながら奥にある圭のイイ場所を擦る。喘ぎながら甘く啼く圭を登り詰めさせ、一緒に登り詰めてナカに飛沫を吐き出した。
そのまま圭の身体を起こして立ち上がると、備え付けの露天風呂に向かう。啼いて喘ぎながらも嫌がる圭に「罰だって言ったでしょ?」と言い含め、温泉に浸かってもう一度抱き合った。抱き合ったのはいいが、夢中になり過ぎて圭を逆上せさせてしまった。
***
「圭、どうだった?」
「……陽性だった」
小さな機械を手渡され、それを覗くと妊娠を示す線がくっきりと浮かんでいた。
「……っ! やった!」
「きゃっ!」
圭を抱き上げ、そのままくるくると回る。
温泉から帰って来る途中、立ち寄った道の駅で圭が突然体調を崩した。俺が無理をさせたせいかと思い、慌てて道の駅を出ると車を自宅に向けて走らせた。圭は具合が悪そうにしながらも車の中でしばらく考え込んでいたのだが、途中で「薬局に寄って」と言うので自宅近くの薬局に寄って帰って来たのだ。理由を聞くと
「もしかしたら、なんだけど……妊娠、したかも」
と言われ、糠喜びだと困るから確かめたいの、とポツリと呟いたのだ。
「今日はもう遅いし、明日病院に行きましょ?」
回転を止めて圭を下ろすと、そう提案する。
「機械だって万能じゃないって言うし。きちんと見てもらわなくちゃ」
「……うん」
そう言って二人で抱き締め合い、その日は圭を腕に抱いて眠った。
翌日、近くにある産婦人科に一緒に行くと、「妊娠していますね」と言われて二人で喜んだ。二人で注意事項を聞き、その足で役所に向かい、母子手帳をもらうと電話でお互いの両親に報告した。
仕事もあまり無理させないように、兼ねてから打診中だった佐藤を事務所に呼び寄せ、飯田や他のメンバーの補佐に付けた。もちろん、佐藤にも即戦力として頑張ってもらった。
安定期に入ると、圭は俺と一緒に生まれ故郷に連れて来て祖父たちと対面した。だが、どこから聞き付けてきたのか圭の産みの親が祖父たちの自宅に来てしまい、祖父たちや双子の弟は圭に会わせることなく二人を追い返し、「二度と来るな!」「会いたくない!」と二人に言われた挙げ句、溺愛した息子に塩まで撒かれてすごすごと退散した、と聞いた時は思わず笑ってしまった。
そして臨月となり、陣痛の間隔が短くなってきた圭を病院へと連れて行き、両家の両親に電話したりしているうちにその時が来た。
「大丈夫だから。アタシが付いてるからね」
「泪、さん……」
圭の手を握り、一緒に分娩室に入る。その呼吸も、叫ぶ声も、あまりにも苦しそうで泣きたくなってしまう。
「もうちょっとですよー。はい、いきんでー」
安心させるためなのか、医者の声は柔らかくて間延びしている。その声をぼんやりと聞いていると、辺りに赤子の泣き叫ぶ声がした。
「はい、よくがんばりましたねー。おめでとう。女の子ですよー」
「あ……、りが……とう……」
「はい、お父さん。そっとねー」
そう言われ、洗われて産着を着せられた赤子を渡されて少し焦るが赤子の顔が圭に見えるように腰を落とすと、圭は疲れた顔をしながらも「可愛い……」と微笑んだ。その顔はとても輝いていて、綺麗だった。赤子を看護師に渡し、圭の手を握る。
「ありがとう、圭」
「泪、さん……」
「よく頑張ったわ。疲れたでしょ?」
好きなだけ眠っていいからと言うと、少しだけ笑ったあとで「お言葉に甘えて」と目を閉じたあとでゆっくりと寝息を立て始めたので、看護師の指示に従って分娩室を出ると外にいる両家の家族の元へと行った。
< 泪視点 了 >
今日の圭は無表情が鳴りを潜め、終始ニコニコしていた。
サテンのビスチェにマーメイドラインのドレス。刺繍が施されたチュールがドレスを覆っている。ハイウエストにリボンが施され、可愛らしい雰囲気に見える。……胸が強調されているようで、他の男に見せるのは気に入らないが。
手にはラウンド型と呼ばれる丸い形のブーケを持っており、俺のブートニアと同じ花が可愛らしく纏められている。肘まである手袋はオーガンジーで、どうやったのか、圭の肌が見える部分は端から見ても事故で負った傷がわからないようになっていた。
圭の長い黒髪は複雑に編み込まれてアップに結わかれ、頭の後ろは圭の目を象った淡いブルーと淡いオレンジの花が差し込まれている。その頭に乗っているマリアベールはミドル丈でフェイスダウンしていた。こちらもふちに刺繍が施されている。
綺麗、だった。綺麗で可愛かった。その場で襲いそうになったくらいだった。
神父の前で誓いの言葉を延べ、ベールをそっと持ち上げる。圭の顔を見ると幸せそうに微笑み、目は潤み始めていた。
そこまで思い出して、そろそろ逆上せると思い、温泉を出て着替え始めながら控え室での出来事を思い出す。父たちが控え室に圭の双子の弟を連れて来たのには驚いたが、それ以上に驚いたのは、優しい圭が弟の頬を叩いたことだった。多分圭は、あの弟と再会して……仕事を頑張っている姿を見て、どこかで折り合いをつけたかったのだと思う。義父はそれを見抜いて、父に全てを話したうえで彼を連れて来て、圭の背中を押してやった。
(まあ、圭の決めたことだしね……)
つらつらと考えながら部屋に戻ると、テーブルには既に料理が並べられ、なぜか圭は浴衣と格闘中だった。
「……何やってんの?」
「泪さん! お帰りなさい」
「ただいま。で? 圭は何をやってんの?」
「えっと、その……浴衣の前がどうしてもはだけちゃって……」
圭は襟をしっかり合わせてから帯を結んでいるのだが、如何せん圭の胸の方が大きいため、どうしても襟が緩んでしまい、胸の谷間が顕になってしまうようだった。
「誰かが来るわけじゃないし、そのままでいいじゃない」
アタシの目の保養になるし、とは言わないでおく。それでもなお「でも……」と言いつのった圭にお腹が空いたからと言い、どうしても気になるならタオルかハンカチで隠したらと助言する。ハンカチを当てて隠してみたものの、結局はハンカチも捲れることになってしまい、諦めてハンカチを取り除いていたのには思わず笑ってしまった。
食事のあとで二人でぼんやりと外を眺めていると、食器を片付けに来た人に「すぐにお布団敷きますか?」と聞かれた。不思議に思って圭を見ると、うつらうつらしながら時々船を漕いでいたので、「お願いします」と布団を敷いてもらうことにした。
待っている間に圭にコートをかけてからお茶を入れて啜る。
「全く……今夜は結婚初夜だってわかってんのかしら……」
いろいろあって、肉体的にも精神的にも疲れたのはわかる。わかるが、それとこれとは別だ。
(まあ、今のうちに寝てなさいな。布団が敷かれたら、ただじゃおかないからね)
内心でそう呟くと布団の用意ができたと言われたためお礼を言う。そのあとで圭にかけていたコートを剥いで抱き上げ、布団の側に行くとそのまま腰を下ろして圭の背中を自分の胸に凭れかけさせ、袂から手を入れて圭の胸を掴み、乳首を擦る。
「ん……」
「そろそろ起きて……」
耳元で囁き、そのまま耳朶を噛み、舐める。
「あ……ん……」
「起きないと……このままヤっちゃうわよ……?」
腰から下着を抜き取り、浴衣を捲ってから膝に乗せると自分の膝で圭の足を開き、袂も少しだけ引っ張ってそこから胸を取り出すと、ゆっくりと揉み始める。
「あ……っ、は……ん……」
片手を離して秘裂に手を伸ばすと濡れ始めていたので、そのまま秘裂を擦ったあとで蜜壺に指を入れると、圭が起きた。
「やっ……?! ああっ! 泪さん、何を……あんっ」
「やっと起きたわね。アンタ、今夜は結婚初夜だってわかってんの?」
「……んんっ」
「わかってなかったのね……」
くちゅくちゅと音をたてながら蜜壺に指を出し入れする。
「あんっ、ああっ」
「罰として、繋がったまま温泉入るわよ」
「え?! ちょっ……あああっ!」
蜜壺の中にある、浅い部分の圭のイイ場所を擦ると、圭は背中を反らせた。
「この格好もいいけど、やっぱりこっちじゃないとね」
そう言って蜜壺から指を抜くと、圭の体を回転させて押し倒し、そのまま唇にキスをする。
「んっ……んんっ」
キスをしながら蜜壺に指を入れ、秘裂の上の花芽を弄る。
「んんっ、んあっ……ああっ」
キスを止めるとそのまま唇と舌を這わせながら胸を目指し、そのまま乳首を口に含むと舌でなぶりながら吸い上げる。
「あんっ、ああっ、はんっ」
乳首を舌で舐めながら蜜壺を掻き回し、花芽を弄り、空いていた手で胸を揉むと啼いて身体を震わせた。
(イったわね)
圭の身体から自分の体と手を離すと、下着を脱いで圭の足を開いて蜜壺に肉竿をあてがい、腰を掴んでそのまま一気に貫いた。
「ひゃああっ! ああっ!」
「圭……っ」
そのまま腰を振りながら奥にある圭のイイ場所を擦る。喘ぎながら甘く啼く圭を登り詰めさせ、一緒に登り詰めてナカに飛沫を吐き出した。
そのまま圭の身体を起こして立ち上がると、備え付けの露天風呂に向かう。啼いて喘ぎながらも嫌がる圭に「罰だって言ったでしょ?」と言い含め、温泉に浸かってもう一度抱き合った。抱き合ったのはいいが、夢中になり過ぎて圭を逆上せさせてしまった。
***
「圭、どうだった?」
「……陽性だった」
小さな機械を手渡され、それを覗くと妊娠を示す線がくっきりと浮かんでいた。
「……っ! やった!」
「きゃっ!」
圭を抱き上げ、そのままくるくると回る。
温泉から帰って来る途中、立ち寄った道の駅で圭が突然体調を崩した。俺が無理をさせたせいかと思い、慌てて道の駅を出ると車を自宅に向けて走らせた。圭は具合が悪そうにしながらも車の中でしばらく考え込んでいたのだが、途中で「薬局に寄って」と言うので自宅近くの薬局に寄って帰って来たのだ。理由を聞くと
「もしかしたら、なんだけど……妊娠、したかも」
と言われ、糠喜びだと困るから確かめたいの、とポツリと呟いたのだ。
「今日はもう遅いし、明日病院に行きましょ?」
回転を止めて圭を下ろすと、そう提案する。
「機械だって万能じゃないって言うし。きちんと見てもらわなくちゃ」
「……うん」
そう言って二人で抱き締め合い、その日は圭を腕に抱いて眠った。
翌日、近くにある産婦人科に一緒に行くと、「妊娠していますね」と言われて二人で喜んだ。二人で注意事項を聞き、その足で役所に向かい、母子手帳をもらうと電話でお互いの両親に報告した。
仕事もあまり無理させないように、兼ねてから打診中だった佐藤を事務所に呼び寄せ、飯田や他のメンバーの補佐に付けた。もちろん、佐藤にも即戦力として頑張ってもらった。
安定期に入ると、圭は俺と一緒に生まれ故郷に連れて来て祖父たちと対面した。だが、どこから聞き付けてきたのか圭の産みの親が祖父たちの自宅に来てしまい、祖父たちや双子の弟は圭に会わせることなく二人を追い返し、「二度と来るな!」「会いたくない!」と二人に言われた挙げ句、溺愛した息子に塩まで撒かれてすごすごと退散した、と聞いた時は思わず笑ってしまった。
そして臨月となり、陣痛の間隔が短くなってきた圭を病院へと連れて行き、両家の両親に電話したりしているうちにその時が来た。
「大丈夫だから。アタシが付いてるからね」
「泪、さん……」
圭の手を握り、一緒に分娩室に入る。その呼吸も、叫ぶ声も、あまりにも苦しそうで泣きたくなってしまう。
「もうちょっとですよー。はい、いきんでー」
安心させるためなのか、医者の声は柔らかくて間延びしている。その声をぼんやりと聞いていると、辺りに赤子の泣き叫ぶ声がした。
「はい、よくがんばりましたねー。おめでとう。女の子ですよー」
「あ……、りが……とう……」
「はい、お父さん。そっとねー」
そう言われ、洗われて産着を着せられた赤子を渡されて少し焦るが赤子の顔が圭に見えるように腰を落とすと、圭は疲れた顔をしながらも「可愛い……」と微笑んだ。その顔はとても輝いていて、綺麗だった。赤子を看護師に渡し、圭の手を握る。
「ありがとう、圭」
「泪、さん……」
「よく頑張ったわ。疲れたでしょ?」
好きなだけ眠っていいからと言うと、少しだけ笑ったあとで「お言葉に甘えて」と目を閉じたあとでゆっくりと寝息を立て始めたので、看護師の指示に従って分娩室を出ると外にいる両家の家族の元へと行った。
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