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ハンデル自由都市国編
第54話 迷宮都市ラビラント 1
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街道に出て走ること二時間、休憩所に着く。何組かの冒険者と、商人と思しき数台の馬車があった。彼らも自由都市に向かうようで、食事をしながらその話をしている。
彼らの話を総合するに、ハンデル自由都市国にはダンジョンが多いこと。そして迷宮都市と呼ばれるものがあること。
その迷宮都市にはダンジョンが五つあり、それぞれに特色があるというものだ。
どんな特色があるのか行ってみないとわからないようだけれど。
「ダンジョンだって。調べてからになるけど、どこか潜ってみようか」
<<<<賛成!>>>>
一度は入ってみたいって言っていたしね~。できれば今後のことも考えて、糸や綿が採れるところがいいなあ。
お昼はエクトルが手渡してくれたもので、なんとハンバーガー。丸パンにレタスとトマトとチーズ、ハンバーグをパテにしたのか、バーガーショップのよりも厚い肉が挟まっている。
さすがに酢はないからピクルスは入っていないが、それでも充分美味しい。それを全部食べ切ったあと、休憩所を離れる。
街道沿いを道なりに進み、町の宿で一泊。
そんなことを三日繰り返すと分岐になり、それを北西方向に進むこと四日。
「ようこそ、ハンデル自由都市国へ」
とうとう三つ目の国に到着する。
今日はこの先にある町に泊まるつもりだけれど、どんな町なんだろう。そしてどんな国なんだろう。
確かに国境には隊商や行商人の他に、冒険者と思しきグループが結構いたのだ。冒険者はやっぱりダンジョンを目指しているんだろうか。
リュミエール情報によると、この大陸ではこの国が一番ダンジョンの数が多いという。王都手前にある迷宮都市にはダンジョンが五つ、あとは迷宮都市に行く前にダンジョンがひとつ。
そして王都にふたつ、その先にふたつあるという。
とりあえず、一番種類が豊富な迷宮都市を目指すつもりだ。
国境の町まで行くと、そこで一泊。
翌朝、買い物をしながら情報を集めてみると、この先の町にダンジョンがあるという話を聞くことができた。
「どうする?」
<どうせなら、迷宮都市に行きたいなあ、ノンは>
<俺も>
<オレも都市に行ってみたい!>
<あたしもよ>
「よし。なら、迷宮都市のダンジョンに潜ろうか。階層と広さにもよるけど、踏破はしない。できれば羽毛と糸、毛糸を採ってからそこから出ようか」
<<<<さんせーい!>>>>
呆気なく方針が決まったところで、国境の町を出ると、そのまま北西方向に進んでいく。迷宮都市までは一本道なので、迷うことはない。
通常なら五日かけて行く道のりを三日で踏破したリコは、とても満足そうだった。私は疲れたけどね!
「迷宮都市、ラビラントへようこそ!」
タグを見せながら白水晶に触り、まずは門番におすすめの宿の場所を聞くと、そこに向かう。つか、ラビラントってまんまフランス語の迷宮じゃん。
やっぱり、リュミエールが考えたんだろうなあ……。
ちなみに、ダンジョンと言ってはいるけれど、本来の意味は地下牢である。
まあ、そんなのはどうでもいいが、ついでに冒険者ギルドの場所も聞いたあと、教えてもらった場所の宿に向かう。
「いらっしゃいませ」
「私と従魔が四匹いるの。大丈夫かしら」
「大丈夫ですよ。従魔を拝見してもよろしいですか?」
「ええ」
外にいると話して連れていくと、リコやピオとエバを見て驚いたあと、私の肩にいたノンを見てさらに目を瞠る従業員。
「か、かしこまりました。こちらにどうぞ」
「ありがとう」
リコを引いていく従業員を見送ると、中に入って手続きをする。明日からダンジョンに潜るつもりなので、一泊にした。
部屋を確保したあとで冒険者ギルドに行って掲示板を見ると、依頼がたくさん貼ってある。ここに定住するわけでもないからざっと見たけれど、この町はダンジョンがあるからなのかダンジョンごとの依頼があり、そこに必要な素材が書かれている紙がそこかしこに貼られているのが面白い。
これならわざわざギルドに聞かなくても大丈夫そうだ。
ひとつひとつじっくりと眺め、自分が欲しい素材を探す。私が欲しいのは羽毛と毛糸か羊毛、糸だ。毛糸か羊毛があるなら、羊肉や羊腸が採れるかもと期待する。しかも、全部同じダンジョンで手に入りそうだと、内心ガッツポーズをした。
ただ、いくらあれこれ欲しいといっても外とは違いドロップだそうなので、自分の欲しいものが確実にドロップするとは限らない。
あと、食料のことを考えると貯まっているお金を使い、誤魔化すためにもインベントリになっているマジックバッグを買ってみるか……と考える。宿に帰ったら、それを改造するのもアリだしね。
旅なら斜め掛けのバッグでもいいけれど、ダンジョンの中で動くことを考えると、リュックかポーチタイプのマジックバッグがいいなあ。
とりあえず欲しい素材があるダンジョンの名前はわかったので、今度は場所だ。受付に聞けばいいのかと思っていたんだけれど、なんとダンジョンの場所が描かれている地図が売られていた。
看板があるんだよね……ダンジョンの地図はこちらって。買おうかどうしようか迷ったが、もしかしたらマップがいい仕事をするんじゃないかと期待して、買うことはしなかった。
リュミエールがくれたマップだものね。しかもオールカラー。きっとダンジョンのマップも表示されるに違いない。
これで表示されなくてもなんとかなるっしょ、と気楽に考え、ギルドを出た。
うざいんだよ、視線が。女に飢えてんのか? ってくらいジロジロと見て。
目的は果たしたから、ここに来るまでに使った野菜や果物、肉などの食材と、火が使えなかった場合を想定して干し肉やパンを大量に買っておこうと決め、通りをぶらつく。
欲しい素材があるとはいえ、何日潜るかわからない。どんなに長くても十日から二週間が限度だろうし、従魔たちがどれくらい潜ったら満足するのか、わからない。
だからこそ、あちこち回って野菜と果物、欲し肉とパン、乾燥野菜と乾燥キノコを大量に買い込もうと考えたあと、道具屋に行ってみる。
「いらっしゃいませ」
道具屋でダンジョンに潜るための道具を探す。初めて来たからどれを持っていけばいいかわからないと店員に話すと、テントと魔石コンロ、魔石カンテラと結界石、毛布か寝袋と食料があればいいと教えてくれた。
竈を使うのであれば、炭と薪も。
ダンジョンで火を焚いても息苦しくなるということはなく、普通に料理するパーティーもあるという。まあ、大抵は疲れているから、干し肉とパン、簡単なスープを作るくらいしか料理をしないそうだが。
私が持っていないのはカンテラと炭、薪くらいしかないので、インベントリになっているマジックバッグと一緒にカンテラ、炭と薪を二週間分買った。その合計金額は、金貨七十三枚也~。高っ!
リュック型は売り切れていてウエストポーチ型しかなかったから、かなりお安くなった。まあ、ランクが低いから、宿に帰ったらワイバーンの皮で補強しよう。
泥棒されたらたまんないしね。
その場でポーチを腰に着け、そのまま買い物に出かける。たくさんの野菜と果物にキノコをあちこちの店で買い、ポーチに入れるふりをして斜め掛けのバッグに入れていく。
宿に戻ったら、カンテラなどダンジョンに必要なものをポーチのほうに入れておかないとね。
買い物をすませるとそのまま宿に戻り、ワイバーンの皮を使って強化した挙げ句、いろいろと付与した。何があるかわからないからね~。ランクの低いナイフじゃ絶対に切れないようにしたから、ダンジョンはこれでいいだろう。
そして強化しまくったポーチの中にダンジョンで使うものや食料を入れ、斜め掛けのマジックバッグはアイテムボックスのほうにしまった。
翌朝、装備を身に着けてで身支度を整えると、宿を引き払う。そして全員でお目当てのダンジョンに向かった。
町から歩いて二時間、リコだと一時間もかからない距離にあるダンジョンはどんなところかな? 楽しみ!
彼らの話を総合するに、ハンデル自由都市国にはダンジョンが多いこと。そして迷宮都市と呼ばれるものがあること。
その迷宮都市にはダンジョンが五つあり、それぞれに特色があるというものだ。
どんな特色があるのか行ってみないとわからないようだけれど。
「ダンジョンだって。調べてからになるけど、どこか潜ってみようか」
<<<<賛成!>>>>
一度は入ってみたいって言っていたしね~。できれば今後のことも考えて、糸や綿が採れるところがいいなあ。
お昼はエクトルが手渡してくれたもので、なんとハンバーガー。丸パンにレタスとトマトとチーズ、ハンバーグをパテにしたのか、バーガーショップのよりも厚い肉が挟まっている。
さすがに酢はないからピクルスは入っていないが、それでも充分美味しい。それを全部食べ切ったあと、休憩所を離れる。
街道沿いを道なりに進み、町の宿で一泊。
そんなことを三日繰り返すと分岐になり、それを北西方向に進むこと四日。
「ようこそ、ハンデル自由都市国へ」
とうとう三つ目の国に到着する。
今日はこの先にある町に泊まるつもりだけれど、どんな町なんだろう。そしてどんな国なんだろう。
確かに国境には隊商や行商人の他に、冒険者と思しきグループが結構いたのだ。冒険者はやっぱりダンジョンを目指しているんだろうか。
リュミエール情報によると、この大陸ではこの国が一番ダンジョンの数が多いという。王都手前にある迷宮都市にはダンジョンが五つ、あとは迷宮都市に行く前にダンジョンがひとつ。
そして王都にふたつ、その先にふたつあるという。
とりあえず、一番種類が豊富な迷宮都市を目指すつもりだ。
国境の町まで行くと、そこで一泊。
翌朝、買い物をしながら情報を集めてみると、この先の町にダンジョンがあるという話を聞くことができた。
「どうする?」
<どうせなら、迷宮都市に行きたいなあ、ノンは>
<俺も>
<オレも都市に行ってみたい!>
<あたしもよ>
「よし。なら、迷宮都市のダンジョンに潜ろうか。階層と広さにもよるけど、踏破はしない。できれば羽毛と糸、毛糸を採ってからそこから出ようか」
<<<<さんせーい!>>>>
呆気なく方針が決まったところで、国境の町を出ると、そのまま北西方向に進んでいく。迷宮都市までは一本道なので、迷うことはない。
通常なら五日かけて行く道のりを三日で踏破したリコは、とても満足そうだった。私は疲れたけどね!
「迷宮都市、ラビラントへようこそ!」
タグを見せながら白水晶に触り、まずは門番におすすめの宿の場所を聞くと、そこに向かう。つか、ラビラントってまんまフランス語の迷宮じゃん。
やっぱり、リュミエールが考えたんだろうなあ……。
ちなみに、ダンジョンと言ってはいるけれど、本来の意味は地下牢である。
まあ、そんなのはどうでもいいが、ついでに冒険者ギルドの場所も聞いたあと、教えてもらった場所の宿に向かう。
「いらっしゃいませ」
「私と従魔が四匹いるの。大丈夫かしら」
「大丈夫ですよ。従魔を拝見してもよろしいですか?」
「ええ」
外にいると話して連れていくと、リコやピオとエバを見て驚いたあと、私の肩にいたノンを見てさらに目を瞠る従業員。
「か、かしこまりました。こちらにどうぞ」
「ありがとう」
リコを引いていく従業員を見送ると、中に入って手続きをする。明日からダンジョンに潜るつもりなので、一泊にした。
部屋を確保したあとで冒険者ギルドに行って掲示板を見ると、依頼がたくさん貼ってある。ここに定住するわけでもないからざっと見たけれど、この町はダンジョンがあるからなのかダンジョンごとの依頼があり、そこに必要な素材が書かれている紙がそこかしこに貼られているのが面白い。
これならわざわざギルドに聞かなくても大丈夫そうだ。
ひとつひとつじっくりと眺め、自分が欲しい素材を探す。私が欲しいのは羽毛と毛糸か羊毛、糸だ。毛糸か羊毛があるなら、羊肉や羊腸が採れるかもと期待する。しかも、全部同じダンジョンで手に入りそうだと、内心ガッツポーズをした。
ただ、いくらあれこれ欲しいといっても外とは違いドロップだそうなので、自分の欲しいものが確実にドロップするとは限らない。
あと、食料のことを考えると貯まっているお金を使い、誤魔化すためにもインベントリになっているマジックバッグを買ってみるか……と考える。宿に帰ったら、それを改造するのもアリだしね。
旅なら斜め掛けのバッグでもいいけれど、ダンジョンの中で動くことを考えると、リュックかポーチタイプのマジックバッグがいいなあ。
とりあえず欲しい素材があるダンジョンの名前はわかったので、今度は場所だ。受付に聞けばいいのかと思っていたんだけれど、なんとダンジョンの場所が描かれている地図が売られていた。
看板があるんだよね……ダンジョンの地図はこちらって。買おうかどうしようか迷ったが、もしかしたらマップがいい仕事をするんじゃないかと期待して、買うことはしなかった。
リュミエールがくれたマップだものね。しかもオールカラー。きっとダンジョンのマップも表示されるに違いない。
これで表示されなくてもなんとかなるっしょ、と気楽に考え、ギルドを出た。
うざいんだよ、視線が。女に飢えてんのか? ってくらいジロジロと見て。
目的は果たしたから、ここに来るまでに使った野菜や果物、肉などの食材と、火が使えなかった場合を想定して干し肉やパンを大量に買っておこうと決め、通りをぶらつく。
欲しい素材があるとはいえ、何日潜るかわからない。どんなに長くても十日から二週間が限度だろうし、従魔たちがどれくらい潜ったら満足するのか、わからない。
だからこそ、あちこち回って野菜と果物、欲し肉とパン、乾燥野菜と乾燥キノコを大量に買い込もうと考えたあと、道具屋に行ってみる。
「いらっしゃいませ」
道具屋でダンジョンに潜るための道具を探す。初めて来たからどれを持っていけばいいかわからないと店員に話すと、テントと魔石コンロ、魔石カンテラと結界石、毛布か寝袋と食料があればいいと教えてくれた。
竈を使うのであれば、炭と薪も。
ダンジョンで火を焚いても息苦しくなるということはなく、普通に料理するパーティーもあるという。まあ、大抵は疲れているから、干し肉とパン、簡単なスープを作るくらいしか料理をしないそうだが。
私が持っていないのはカンテラと炭、薪くらいしかないので、インベントリになっているマジックバッグと一緒にカンテラ、炭と薪を二週間分買った。その合計金額は、金貨七十三枚也~。高っ!
リュック型は売り切れていてウエストポーチ型しかなかったから、かなりお安くなった。まあ、ランクが低いから、宿に帰ったらワイバーンの皮で補強しよう。
泥棒されたらたまんないしね。
その場でポーチを腰に着け、そのまま買い物に出かける。たくさんの野菜と果物にキノコをあちこちの店で買い、ポーチに入れるふりをして斜め掛けのバッグに入れていく。
宿に戻ったら、カンテラなどダンジョンに必要なものをポーチのほうに入れておかないとね。
買い物をすませるとそのまま宿に戻り、ワイバーンの皮を使って強化した挙げ句、いろいろと付与した。何があるかわからないからね~。ランクの低いナイフじゃ絶対に切れないようにしたから、ダンジョンはこれでいいだろう。
そして強化しまくったポーチの中にダンジョンで使うものや食料を入れ、斜め掛けのマジックバッグはアイテムボックスのほうにしまった。
翌朝、装備を身に着けてで身支度を整えると、宿を引き払う。そして全員でお目当てのダンジョンに向かった。
町から歩いて二時間、リコだと一時間もかからない距離にあるダンジョンはどんなところかな? 楽しみ!
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