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第二章『一夜の夢、艶やかに』
第二話『青い春』
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切り出したばかりの生材を加工出来る木材になるまで乾燥させる間、修繕が必要な家具を引き取って手入れをしてから再び店に戻したり、新しい別の物と交換をしたりする為に、俺は定期的にその店に通った。店に伺う日はお客さんの邪魔にならないように基本的に店休日を選んでいたから、瀬川さんの手作りケーキに、一ノ瀬さんの珈琲、相沢さんの和紅茶とは暫く親しめないな、と残念に思っていたのだけど。彼らは俺が来る日に合わせて持ち回りで出勤して、いつも俺を暖かく出迎えてくれた。
休日出勤までして店作りに掛けるその愛情と情熱。俺に対する礼儀を欠かさない彼らのその対応。そのどれもを、どうしても当たり前の事に思えず、俺はいつでも彼らに対して感謝の言葉を口にした。すると彼らはいつも決まって、やりたくてしている事だからと笑って言ってのけたのだった。
彼らとの暖かい交流の中で、作品に対する意見なども取り入れる事が出来た。それによって俺の中にある想像力は刺激され、作品の制作活動は捗る一方だった。
そんな中、いつも決まって俺を出迎えてくれる存在がいた。それが、尚さんだった。
分かっていたことだったけれど、尚さんは本当に不思議な人だった。捉え所がないというか、プライベートが想像しにくいというか。交流を深めていくと、俺はその想いをより顕著に深めるようになっていった。自分自身を語らずして、人の細部を知ろうとする。いつだって俺という存在に興味津々で、その瞳は少女の様にキラキラと輝いていた。俺は、その瞳を向けられる度に、堪らない気持ちになった。
頼むから、俺をそんなキラキラとした眼差しで見つめないで。俺は、そんな大層な男なんかじゃない。特出した才能なんてこれっぽっちもない、どこにでもいる、ごくありふれた存在なのだから、と。
けれど、その一方で。尚さんの瞳に自分が映り込んでいる事実を思うだけで、甘く、強く、深く、胸がひりつくくらいに痺れる感覚に浸れた。
『見つめないで』
『俺なんかに興味を持たないで』
『これ以上、俺の心に近付かないで』
それは、建前。自分自身が傷付かない為の脆弱な盾だった。その盾を剥ぎ取ったらば、最後。思いの丈が噴出することは、目に見えていた。
同性に持っていい感情や感覚ではないんだ。
どうせ一方通行で終わる想いさ。無闇に育ててしまっても、何にもならない。諦めろ。その方が、自分の心を守れるさ。
最初から、そんな事分かりきっていたはずなのに。でも、そんな風に勿体を付けた所で、感情が育っていく事を止める手立てにはならなかった。
『もっと俺を見つめて』
『もっと俺に興味を持って』
『もっと俺の心に近付いて』
俺は、もっと。貴方という存在を、侵食したい。
切り出した山桜の乾燥が終わる頃になると、俺は尚さんを激しく抱く妄想に身を委ねながら、毎夜その熱を散らすようになっていた。
妄想は俺の性癖を雄弁に物語った。尚さんは、いつだって俺の花芯を自身の身の内側に呼び込む事に熱心で。真っ赤な舌の艶やかさを見せつけるようにしながら唇を舐め、男を誘う婀娜っぽい眼差しを俺に向けながら、俺の股間に躊躇なく顔を埋めた。
血管が浮き出て、傘が張った俺の花芯が、反り返って俺自身の腹に付きそうになるくらいまで口腔内を使って育て上げると、粘着質な唾液を俺の花芯全体にべたべたに纏わせてから、生まれたままの姿を惜し気もなく晒すようにして、俺に向けてぱっくりと股を割る。
挑戦的な笑み。どんな風に自分を料理してくれるのかという期待の眼差し。俺はその挑戦と期待に応えるようにして、自分より、ひと回り小さいあの人の身体をひたすらに貪るのだ。
熱を放出すると、決まって激しい罪悪感と虚無感に襲われたけれど。一度その甘い蜜を啜ってしまったが最後、自慰を覚えてしまった盛りのついた猿のように、尚さんと馬鍬るその妄想に耽り、その人の名前を口の中で転がしながら、毎夜毎晩自分を慰め続けた。
そこまで感情が育ってしまうと、最早、尚さんにこの感情がバレないように蓋をするどころの問題ではなくなっていて。この熱過ぎる気持ちがいつ本人を前にして溢れ出ててしまうかと、ヒヤヒヤしながらあの店に通うようになっていた。
けれど、ある日の店先で。桃花色の大輪のクレマチスの蔓の中に埋まりながら、こんにちは、と言って微笑む彼を見つけた瞬間に。俺は、ついうっかりと。
「好きです」
そう、零れ落ちる様にして口にしてしまったのだ。
彼に出逢ってから丸一年が過ぎた、初夏の陽射しが燦々と照りつける日の出来事だった。口をついて出てしまったその言葉に、その場で一番動揺をしたのは、それを発した俺自身だった。
失態。何という、あるまじき。背中を冷たい汗がつぅ、と伝う。誤魔化すにしても、然りとて空白を設けすぎた。いまからではもう間に合わない。下手な言い訳や言い繕いなどをすれば、余計にややこしい事態に発展していく可能性すらある。だから、自分から再び発言したり身動きをする事は難しかった。
どうにかしてこの場を切り抜けられないだろうかと、一秒が数千秒に感じられる時間感覚の中ぐるぐる思考を巡らせているうちに、ぽかんと口を開いてから、辺りにうろうろと視線を彷徨わせていた尚さんが、あぁ、と徐に呟いてから、動いた。
「僕も好きなんです、この花。綺麗ですよね」
その、極自然なものとして形作られた笑みを認めた瞬間に。告白をそれとして適切に受け止められず、日常的な会話の流れの中に隠匿されてしまった瞬間に。だからこそ、俺は気付いてしまったんだ。
この感情は、死して尚、尊いものであると。
この人に出逢えて本当に良かった。こんな感情生まれて初めてだったから、彼の一挙一動を見て胸をときめかせてきたこの一年間は、毎日が新鮮なものだった。
今日もあの店にいて、春そのものを閉じ込めたかの様な柔らかな笑顔で俺を出迎えてくれるだろうかと胸躍らせた日々は、俺の萎びた人生に活気と潤いを与え、胸の中に新しい感情を萌芽させるだけの効力を持った、遅れてやって来た青春だった。
青春。そうか。青春だ。あの人は、俺にとって、どこまでも青い春だった。こんな風にして後腐れなくこの感情に区切りをつけたとしても、その印象は全く変わらない。
でも、ああ、だけど。夏の訪れをもってしても。この春に、終わりはやって来ないのだ。
切り出したばかりの生材を加工出来る木材になるまで乾燥させる間、修繕が必要な家具を引き取って手入れをしてから再び店に戻したり、新しい別の物と交換をしたりする為に、俺は定期的にその店に通った。店に伺う日はお客さんの邪魔にならないように基本的に店休日を選んでいたから、瀬川さんの手作りケーキに、一ノ瀬さんの珈琲、相沢さんの和紅茶とは暫く親しめないな、と残念に思っていたのだけど。彼らは俺が来る日に合わせて持ち回りで出勤して、いつも俺を暖かく出迎えてくれた。
休日出勤までして店作りに掛けるその愛情と情熱。俺に対する礼儀を欠かさない彼らのその対応。そのどれもを、どうしても当たり前の事に思えず、俺はいつでも彼らに対して感謝の言葉を口にした。すると彼らはいつも決まって、やりたくてしている事だからと笑って言ってのけたのだった。
彼らとの暖かい交流の中で、作品に対する意見なども取り入れる事が出来た。それによって俺の中にある想像力は刺激され、作品の制作活動は捗る一方だった。
そんな中、いつも決まって俺を出迎えてくれる存在がいた。それが、尚さんだった。
分かっていたことだったけれど、尚さんは本当に不思議な人だった。捉え所がないというか、プライベートが想像しにくいというか。交流を深めていくと、俺はその想いをより顕著に深めるようになっていった。自分自身を語らずして、人の細部を知ろうとする。いつだって俺という存在に興味津々で、その瞳は少女の様にキラキラと輝いていた。俺は、その瞳を向けられる度に、堪らない気持ちになった。
頼むから、俺をそんなキラキラとした眼差しで見つめないで。俺は、そんな大層な男なんかじゃない。特出した才能なんてこれっぽっちもない、どこにでもいる、ごくありふれた存在なのだから、と。
けれど、その一方で。尚さんの瞳に自分が映り込んでいる事実を思うだけで、甘く、強く、深く、胸がひりつくくらいに痺れる感覚に浸れた。
『見つめないで』
『俺なんかに興味を持たないで』
『これ以上、俺の心に近付かないで』
それは、建前。自分自身が傷付かない為の脆弱な盾だった。その盾を剥ぎ取ったらば、最後。思いの丈が噴出することは、目に見えていた。
同性に持っていい感情や感覚ではないんだ。
どうせ一方通行で終わる想いさ。無闇に育ててしまっても、何にもならない。諦めろ。その方が、自分の心を守れるさ。
最初から、そんな事分かりきっていたはずなのに。でも、そんな風に勿体を付けた所で、感情が育っていく事を止める手立てにはならなかった。
『もっと俺を見つめて』
『もっと俺に興味を持って』
『もっと俺の心に近付いて』
俺は、もっと。貴方という存在を、侵食したい。
切り出した山桜の乾燥が終わる頃になると、俺は尚さんを激しく抱く妄想に身を委ねながら、毎夜その熱を散らすようになっていた。
妄想は俺の性癖を雄弁に物語った。尚さんは、いつだって俺の花芯を自身の身の内側に呼び込む事に熱心で。真っ赤な舌の艶やかさを見せつけるようにしながら唇を舐め、男を誘う婀娜っぽい眼差しを俺に向けながら、俺の股間に躊躇なく顔を埋めた。
血管が浮き出て、傘が張った俺の花芯が、反り返って俺自身の腹に付きそうになるくらいまで口腔内を使って育て上げると、粘着質な唾液を俺の花芯全体にべたべたに纏わせてから、生まれたままの姿を惜し気もなく晒すようにして、俺に向けてぱっくりと股を割る。
挑戦的な笑み。どんな風に自分を料理してくれるのかという期待の眼差し。俺はその挑戦と期待に応えるようにして、自分より、ひと回り小さいあの人の身体をひたすらに貪るのだ。
熱を放出すると、決まって激しい罪悪感と虚無感に襲われたけれど。一度その甘い蜜を啜ってしまったが最後、自慰を覚えてしまった盛りのついた猿のように、尚さんと馬鍬るその妄想に耽り、その人の名前を口の中で転がしながら、毎夜毎晩自分を慰め続けた。
そこまで感情が育ってしまうと、最早、尚さんにこの感情がバレないように蓋をするどころの問題ではなくなっていて。この熱過ぎる気持ちがいつ本人を前にして溢れ出ててしまうかと、ヒヤヒヤしながらあの店に通うようになっていた。
けれど、ある日の店先で。桃花色の大輪のクレマチスの蔓の中に埋まりながら、こんにちは、と言って微笑む彼を見つけた瞬間に。俺は、ついうっかりと。
「好きです」
そう、零れ落ちる様にして口にしてしまったのだ。
彼に出逢ってから丸一年が過ぎた、初夏の陽射しが燦々と照りつける日の出来事だった。口をついて出てしまったその言葉に、その場で一番動揺をしたのは、それを発した俺自身だった。
失態。何という、あるまじき。背中を冷たい汗がつぅ、と伝う。誤魔化すにしても、然りとて空白を設けすぎた。いまからではもう間に合わない。下手な言い訳や言い繕いなどをすれば、余計にややこしい事態に発展していく可能性すらある。だから、自分から再び発言したり身動きをする事は難しかった。
どうにかしてこの場を切り抜けられないだろうかと、一秒が数千秒に感じられる時間感覚の中ぐるぐる思考を巡らせているうちに、ぽかんと口を開いてから、辺りにうろうろと視線を彷徨わせていた尚さんが、あぁ、と徐に呟いてから、動いた。
「僕も好きなんです、この花。綺麗ですよね」
その、極自然なものとして形作られた笑みを認めた瞬間に。告白をそれとして適切に受け止められず、日常的な会話の流れの中に隠匿されてしまった瞬間に。だからこそ、俺は気付いてしまったんだ。
この感情は、死して尚、尊いものであると。
この人に出逢えて本当に良かった。こんな感情生まれて初めてだったから、彼の一挙一動を見て胸をときめかせてきたこの一年間は、毎日が新鮮なものだった。
今日もあの店にいて、春そのものを閉じ込めたかの様な柔らかな笑顔で俺を出迎えてくれるだろうかと胸躍らせた日々は、俺の萎びた人生に活気と潤いを与え、胸の中に新しい感情を萌芽させるだけの効力を持った、遅れてやって来た青春だった。
青春。そうか。青春だ。あの人は、俺にとって、どこまでも青い春だった。こんな風にして後腐れなくこの感情に区切りをつけたとしても、その印象は全く変わらない。
でも、ああ、だけど。夏の訪れをもってしても。この春に、終わりはやって来ないのだ。
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