【完結】この胸が痛むのは

Mimi

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*登場人物紹介*

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⚠️ 
主要3人以外は、55話時点の年齢です。

作中では、登場人物が多い為、家名に爵位を付けております。
それで通させてください。ややこしくてすみません。
スローン家の爵位はバーナビー侯爵です
(他作品でバーナビー侯爵スローン家として出すつもりです)


◇アグネス・スローン…財務大臣スローン侯爵家次女 金髪青い瞳  
第1話は18歳、 第2~35話9歳、第36話~ 12歳~ 
自分のせいで、母と姉が亡くなったと思い込んでいる
年々姉とそっくりな容姿になっている。
 

◇アシュフォード・ロイド・バロウズ…第3王子、金髪紫色の瞳 
第1話は26歳、 第2~35話16歳、第36話~ 19歳~ 
アグネスと結婚後、臣下降籍して、公爵家を興す予定
反省しても、また繰り返す、基本的にお坊っちゃま気質で、無意識に人に頼る。
 
 
◇クラリス・スローン…故人 スローン侯爵家長女
第2~35話16歳、第36話~ 18歳~
アシュフォードとは同級生
誕生日前に亡くなり、享年18歳
初恋の教師イシュトヴァーンを追いかけて、トルラキア国に行く直前に死んでしまう。


◇プレストン・スローン…スローン侯爵家嫡男 16歳
幼い頃から身体が弱く高熱を出しやすい。
反抗期を過ぎて、後継者としての自覚も出てきている。
家族の個性を一番理解している。
  
   
◇レイノルド・マーシャル…アシュフォードの乳母の息子で乳兄弟 19歳
近々結婚予定。アシュフォードの理解者。学生の頃はクラリスが好きだった。


◇カラン・ワグナー…アシュフォードの侍従。子爵家3男 23歳
19歳から当時15歳のアシュフォードの面倒を見ている。
城内に知り合いが多い。乳母のマーシャル伯爵夫人が偉そうに命令してくるのに、時々腹が立ち、乳母に内緒と言われて、殿下のトルラキア行きの後押しを張り切ってした。


◇ユージィン・ロイド・バロウズ…バロウズの王太子 25歳
優しげに見えて、腹黒。父の国王より人心掌握に長けている。時々、雑。


◇ギルバート・ロイド・バロウズ…第2王子 21歳
2年結婚を延期している婚約者イライザを溺愛している。
穏やかそうだが、短気なところもある。王弟として王族にとどまる。


◇イライザ・ガードナー…ギルバートの婚約者 21歳
見た目庇護欲をそそる小動物系令嬢、実はしたたか。
結婚前のお花畑状態で、アシュフォードの代わりに勝手にクラリスにドレスを届けた。


◇バージニア・ロイド・バロウズ…第1王女 14歳
自己肯定感高めのわがまま王女。取り巻きの令嬢達に無理強いをして苛めグループを形成していた。
アシュフォードに対してブラコン強火。


◇ローラ・グレイシー…伯爵家次女、バージニアの取り巻き 15歳
幼い頃より王女の機嫌を取るように父から強要されていた。
姉から聞いた話を切り出した為に、王女から理不尽に脅迫されてしまう。
仕切っているように見える役回りを押し付けられていて、グループ内で苛められていた可哀想な女の子。 


◇コーデリア・グレイシー…ローラの姉、伯爵家長女 20歳
学生の頃はアシュフォード狙い。現在は入婿募集中。
イライザが紫色のドレスを購入した事、薄紫色のカードを添えた事をお茶会で多くの令嬢に話してしまう。派手好き。


◇フォンティーヌ・ラ・ベルヌ・リヨン…リヨン王国第2王女 22歳
リヨンの第1妃の姫。第2妃の子供の王太子と第1王女から疎まれて酷い噂を各国にばらまかれた。
巨体だが、容貌は良い。才気煥発でカリスマ性があるので、王太子からは憎まれ、命を狙われた。
ユージィンの協力でバロウズの影を使って船の遭難を偽装、身を隠した。
ラニャン王国に匿われて、クーデターが成功した暁には、女王就任後は王配をラニャンから娶り、バロウズには領海の拡大を約束した。


◇ナルストワ・アンナリーエ…トルラキアのホテルの娘 通称リーエ 15歳
トルラキア人の父とバロウズ人の母を持つ美少女。
バロウズ語も自由に話せるバイリンガル。
思い込みのキツそうなアグネスを心配して『呪い』を教えてしまう。
 

◇ストロノーヴァ・イシュトヴァーン・ミハン…元教師 31歳
学園で伝承民俗学を教えていたが、実はトルラキアの名門公爵家の長男。
『王家の赤い瞳』の持ち主で、クラリスに一目惚れされた。
告白されたが、生徒と付き合う気は全くないので、卒業して会いに来たら考えると、本人は上手く言って逃げたつもりだった。いい加減。





 *****


これからもどうぞよろしくお願い致します。
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