一なつの恋

一夏の恋日記。

主人公の日向 一/ひゅうが ひとは、親の金で美術専門学校に行き一人暮らしで自由自適に過ごし遊び三昧。
そんな中、あるBARで出会った“姐さん”に恋に落ちて、あり合わせの言葉でいつも遊び相手の女のように落とそうとするけれど、なかなか落ちてくれないし、振り向いてもくれない。
しかし、テスト明けの自分が開いたクラス会で、“姐さん”はクラスメイトの彼方 夏といい雰囲気になっていて、主人公の日向 一は思い切ってある行動に出る。



ひとなつの恋におちていくよ。
もう一度、あの景色を見るために。



あの日に、あの時に、あの自分がああしていれば
今の自分が好きになれたはずの主人公。
自分が好きな人たちも、好きをくれる人たちも、そばに居てもらうために今日もまた嘘をつき、愛も視線も自分に向くよう必死にもがく。
批判されると分かっていても、愛と視線が無いと自分が無くなってしまいそうになるから空っぽな好意をいつも渡してしまう。

そして、今日もまた
どうでもいい人と恋人ごっこをして愛を偽り、
自分への唯一無二な一途な愛を探し求めて
本当の自分を隠し、偽り、見繕って日々を過ごしていく。


1話ずつ、オススメの曲を紹介しています。

Spotifyにプレイリスト作りました。
https://open.spotify.com/playlist/6lpWCCAVpSkdOTDpTRBbwF?si=idDCM1uASneeoj6tr4tkIg&dl_branch=1


サイドストーリーの«ひと夏の恋»もあります!


・カクヨム
・小説家になろう
・魔法のiらんど
・ノベルアップ+ にも掲載しています。

24h.ポイント 0pt
0
小説 193,546 位 / 193,546件 恋愛 58,406 位 / 58,406件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

ひと夏の恋

環流 虹向
恋愛
一夏の恋日記。 主人公の彼方 夏/かなた なつは、女性専門風俗店で働きお金を稼いでいく。 そのお金で美術専門学校に通い、新しい友達も出来たけれど、高校生の時に付き合っていた彼女の莉李が忘れられずにふとした思い出で寂しくなる。 けれどその寂しさを埋めるために誰かを代わりに置こうとは思わず1人で過ごしていると、ある子に手を引かれ自分の隠していた気持ちを見せるお手本を見せてもらい、自分の気持ちを伝えたい子に伝え始める。 ひとなつの恋にひかれるよ。 もう一度、この手で描くために。 将来のため、君のため、自分のために。 自らの身体だけでなんとかしてきた主人公。 けれど何も芽生えないあの身体に触れることで自分の本心は溶け出し、空気に触れ死んでいく。 批判されると分かっていても、自分がやりたい事のため、生きていくためにはそれをしないといけない。 そして、今日もまた 何でもない人たちと脆く儚い愛を語り、 大切な人たちには砕けても煌めき残り続ける愛を届けられずに日々を過ごしていく。 1話ずつ、オススメの曲を紹介しています。 Spotifyにプレイリスト作りました。 https://open.spotify.com/playlist/08yh0OwB5etrXXEC5LuMJY?si=N-f-0URyRPimdYKj-A2myw&dl_branch=1 サイドストーリーの«一なつの恋»もあります! ・カクヨム ・小説家になろう ・魔法のiらんど ・ノベルアップ+ にも掲載しています。

亡くなった王太子妃

沙耶
恋愛
王妃の茶会で毒を盛られてしまった王太子妃。 侍女の証言、王太子妃の親友、溺愛していた妹。 王太子妃を愛していた王太子が、全てを気付いた時にはもう遅かった。 なぜなら彼女は死んでしまったのだから。

仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが

ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。 定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──

王命を忘れた恋

須木 水夏
恋愛
『君はあの子よりも強いから』  そう言って貴方は私を見ることなく、この関係性を終わらせた。  強くいなければ、貴方のそばにいれなかったのに?貴方のそばにいる為に強くいたのに?  そんな痛む心を隠し。ユリアーナはただ静かに微笑むと、承知を告げた。

形だけの正妃

杉本凪咲
恋愛
第二王子の正妃に選ばれた伯爵令嬢ローズ。 しかし数日後、側妃として王宮にやってきたオレンダに、王子は夢中になってしまう。 ローズは形だけの正妃となるが……

【完結】王太子妃の初恋

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
カテリーナは王太子妃。しかし、政略のための結婚でアレクサンドル王太子からは嫌われている。 王太子が側妃を娶ったため、カテリーナはお役御免とばかりに王宮の外れにある森の中の宮殿に追いやられてしまう。 しかし、カテリーナはちょうど良かったと思っていた。婚約者時代からの激務で目が悪くなっていて、これ以上は公務も社交も難しいと考えていたからだ。 そんなカテリーナが湖畔で一人の男に出会い、恋をするまでとその後。 ★ざまぁはありません。 全話予約投稿済。 携帯投稿のため誤字脱字多くて申し訳ありません。 報告ありがとうございます。

【完結】忘れてください

仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
愛していた。 貴方はそうでないと知りながら、私は貴方だけを愛していた。 夫の恋人に子供ができたと教えられても、私は貴方との未来を信じていたのに。 貴方から離婚届を渡されて、私の心は粉々に砕け散った。 もういいの。 私は貴方を解放する覚悟を決めた。 貴方が気づいていない小さな鼓動を守りながら、ここを離れます。 私の事は忘れてください。 ※6月26日初回完結  7月12日2回目完結しました。 お読みいただきありがとうございます。