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第24話 ポケットに栗の殻
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今日でもう1カ月半。メリルの消息は一向に不明なまま。
そうこうしているうちにカレドアは産気づき、男の子を出産した。
自身の責任は重大と食べるものも喉を通らず、妊娠後期なのに体重も7kg落ちてしまい出産時の体力不足も危惧されたが無事に子供を世に送り出した。
カレドアの嫁ぎ先でも、フェデリカの家でも、そして辺境伯の元でも大捜索が行われているが、集めた情報で有力と思われるのは、失踪となった日に商店街を抜けて居住区に向かって歩くメリルと思わしき銀髪の女の子を見た気がするというなんとも頼りない証言だけ。
それでも「銀髪」という言葉からやはり新居とは反対の方向にいったのだと、1万5千人が住まう居住区を立ち入り検査したのだが見つからなかった。
居住区を抜けた先は農地があり、農家は点在するが農夫で見たという者は一人もいない。
その先は大きな森があり、女性が、しかも16歳の女の子が入って行くとは思えなかった。何故なら森は薬草などを取りに農夫が畑仕事の合間に入る事はあるが、途中で道はなくなる。
森は抜けるのに慣れた成人男性でもほぼ1日歩き通し。
当日に森まで来たのであればもう夜になっているはずで足元も見えないのに入るはずも無いし、翌朝は夜明けから農夫が畑仕事をしているのに見たものは誰もいない。
メリルは居住区にいるのか、そこから何処に行ったのか判らないままだった。
「ごめんなさい!ごめんなさい!私があんなことをしなければ!」
フェデリカもげっそりとやせ細り、ただ涙にくれる毎日。
メリルが発見されれば処罰をするが、今は兎に角探さなければメリル本人も心配だが、ブートレイア王国への申し開きも出来ない。
同行者を最初の予定通り100人規模にしておけばこんな事態にはならなかったし、シュルタス王が頭を下げた1人。たった1人でもつけておけば。辺境伯は悔やんだ。
「バル。ちゃんと食わないと体が持たないぞ」
「いや、腹は減っていないんだ」
美丈夫だったシュバイツァーは目は落ち窪み、頬はこけ、フラフラとした足取りで捜索から帰ると父の辺境伯に情報はあったかと問い、「ない」と返されるとまた厩舎に向かおうとしたが制止された。
もう何日も寝る事もせずにメリルを探し、ボロボロになって帰宅する事の繰り返しだった。
そんな辺境伯の元に客がやって来た。
「毎度で御座います」
「あぁ。アルバンか。薬だな。先日の薬、なかなか良かった。どこであんな薬を作る薬師を見つけたんだ?」
「いえいえ。見つけたと言いますか・・・。今回の薬も凄いですよ」
「ほぅ。あの傷薬よりもいいのか?」
「極上品です。痛み止めも歯痛や頭痛の他に腹痛用と分けてあるんですよ」
シュバイツァーは辺境伯とアルバンのやり取りを焦点の定まらない目で見つめた。
声も聞こえているのに何を言ってるのかも判らない。
上着のポケットに手を入れると底の縫い目に何かが触れる。よろよろと抓んでみると、あの日メリルに剥いてやった栗の殻だった。
「どこ行ったんだよ・・・俺が探してるのに」
ポツリと呟くシュバイツァーだったが、アルバンの声に体がピクリと反応した。
「面白い子でね。メェちゃん、嘘吐かない!っとかいっちゃって」
「メェちゃんというのか?うーむ‥‥その娘は銀髪か?」
「銀髪・・・いやぁ違うと思います。くすんだグレーと言いますか‥黒よりは白に近いグレーですかね。銀髪には見えなかったなぁ。その子が何か?」
「いや…人を探しているんだが・・・」
「あぁ先月から捜索の・・・年齢は同じくらいかなと思うんですけどね」
「だが、髪の色が違うか。村の娘なんだろうなぁ」
「うーん。どうでしょう。あの村はもう10年商売で寄ってますけど、見ない顔でしたね。どこかから嫁いで来たばかりかも知れません。今度村の衆に聞いてみましょう」
違うかも知れない・・・そう思いつつもシュバイツァーは妙に気になって仕方がなかった。
が、今朝も早朝から馬での捜索。愛馬はもう休ませてやらねばならない。
時刻ももう夕暮れで森を抜けるには危険すぎる。
――明日行ってみるか――
そう思い、またフラフラと立ち上がると自室に戻って行ったのだった。
★~★
本日はここまで‥‥だったのですが、本日もコメントで続きが楽しみ!とのお声を頂きましたので10分後にもう1話追加で公開します(*^-^*)
1人暮らしをかなり楽しんでいるメリルですけども遂にシュバイツァーとご対面?!
お楽しみに♡
そうこうしているうちにカレドアは産気づき、男の子を出産した。
自身の責任は重大と食べるものも喉を通らず、妊娠後期なのに体重も7kg落ちてしまい出産時の体力不足も危惧されたが無事に子供を世に送り出した。
カレドアの嫁ぎ先でも、フェデリカの家でも、そして辺境伯の元でも大捜索が行われているが、集めた情報で有力と思われるのは、失踪となった日に商店街を抜けて居住区に向かって歩くメリルと思わしき銀髪の女の子を見た気がするというなんとも頼りない証言だけ。
それでも「銀髪」という言葉からやはり新居とは反対の方向にいったのだと、1万5千人が住まう居住区を立ち入り検査したのだが見つからなかった。
居住区を抜けた先は農地があり、農家は点在するが農夫で見たという者は一人もいない。
その先は大きな森があり、女性が、しかも16歳の女の子が入って行くとは思えなかった。何故なら森は薬草などを取りに農夫が畑仕事の合間に入る事はあるが、途中で道はなくなる。
森は抜けるのに慣れた成人男性でもほぼ1日歩き通し。
当日に森まで来たのであればもう夜になっているはずで足元も見えないのに入るはずも無いし、翌朝は夜明けから農夫が畑仕事をしているのに見たものは誰もいない。
メリルは居住区にいるのか、そこから何処に行ったのか判らないままだった。
「ごめんなさい!ごめんなさい!私があんなことをしなければ!」
フェデリカもげっそりとやせ細り、ただ涙にくれる毎日。
メリルが発見されれば処罰をするが、今は兎に角探さなければメリル本人も心配だが、ブートレイア王国への申し開きも出来ない。
同行者を最初の予定通り100人規模にしておけばこんな事態にはならなかったし、シュルタス王が頭を下げた1人。たった1人でもつけておけば。辺境伯は悔やんだ。
「バル。ちゃんと食わないと体が持たないぞ」
「いや、腹は減っていないんだ」
美丈夫だったシュバイツァーは目は落ち窪み、頬はこけ、フラフラとした足取りで捜索から帰ると父の辺境伯に情報はあったかと問い、「ない」と返されるとまた厩舎に向かおうとしたが制止された。
もう何日も寝る事もせずにメリルを探し、ボロボロになって帰宅する事の繰り返しだった。
そんな辺境伯の元に客がやって来た。
「毎度で御座います」
「あぁ。アルバンか。薬だな。先日の薬、なかなか良かった。どこであんな薬を作る薬師を見つけたんだ?」
「いえいえ。見つけたと言いますか・・・。今回の薬も凄いですよ」
「ほぅ。あの傷薬よりもいいのか?」
「極上品です。痛み止めも歯痛や頭痛の他に腹痛用と分けてあるんですよ」
シュバイツァーは辺境伯とアルバンのやり取りを焦点の定まらない目で見つめた。
声も聞こえているのに何を言ってるのかも判らない。
上着のポケットに手を入れると底の縫い目に何かが触れる。よろよろと抓んでみると、あの日メリルに剥いてやった栗の殻だった。
「どこ行ったんだよ・・・俺が探してるのに」
ポツリと呟くシュバイツァーだったが、アルバンの声に体がピクリと反応した。
「面白い子でね。メェちゃん、嘘吐かない!っとかいっちゃって」
「メェちゃんというのか?うーむ‥‥その娘は銀髪か?」
「銀髪・・・いやぁ違うと思います。くすんだグレーと言いますか‥黒よりは白に近いグレーですかね。銀髪には見えなかったなぁ。その子が何か?」
「いや…人を探しているんだが・・・」
「あぁ先月から捜索の・・・年齢は同じくらいかなと思うんですけどね」
「だが、髪の色が違うか。村の娘なんだろうなぁ」
「うーん。どうでしょう。あの村はもう10年商売で寄ってますけど、見ない顔でしたね。どこかから嫁いで来たばかりかも知れません。今度村の衆に聞いてみましょう」
違うかも知れない・・・そう思いつつもシュバイツァーは妙に気になって仕方がなかった。
が、今朝も早朝から馬での捜索。愛馬はもう休ませてやらねばならない。
時刻ももう夕暮れで森を抜けるには危険すぎる。
――明日行ってみるか――
そう思い、またフラフラと立ち上がると自室に戻って行ったのだった。
★~★
本日はここまで‥‥だったのですが、本日もコメントで続きが楽しみ!とのお声を頂きましたので10分後にもう1話追加で公開します(*^-^*)
1人暮らしをかなり楽しんでいるメリルですけども遂にシュバイツァーとご対面?!
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