223 / 585
第六章 明かされた出自と失われた時間
間章 血縁同士の会話 ダリア視点
しおりを挟む
ほんと何なんだろうな……、どうして人質になっている俺達がヴィーニとガイスト、そしてゴスペルと一緒に同じ部屋で夕食を取っているのか全く持って理解が出来ない。
これが百歩譲ってヴィーニから誘いに来るなら分からないでは無いけど何故かガイストが
『折角血を分けた家族と姪っ子がおるんじゃから、飯位家族で囲もうではないかっ』
と言った結果、何故か五人で皆で飯を食べる事になったわけだけど……
「いや、どう考えてもおかしくねぇか!?俺とルミィは人質なのに何でお前たちと飯食ってんだよ!」
「ダリアよ、お主はストラフィリアの王女なのだぞ?口調に気を付けんと品位を疑われるぞ?」
「いやだからさ、普通はこんな扱いされないと思うんだけどおかしくないか?」
「おかしいも何も、我が恨んでおるのはヴォルフガングだけじゃ、子や孫であるお主らには何の罪も無かろう?」
確かにそうかもしれないけど、なら国中に悪い噂を広めたり等して反乱を起こそうとするとかっていう周りくどい事や俺達を誘拐しないで直接【覇王ヴォルフガング】を襲撃すればいいんじゃねぇかと思うけど、何でこいつらはこんな事してんだろうな……
「ルミィよ、食事の味はどうじゃ?この領地一番の料理人が作っているらしいのじゃが……」
「んー、美味しいけどヴィー兄様がいるから美味しくないっ!」
「……ルミィはそんなに私の事が嫌いかな?」
「大嫌いっ!ルミィとダリアお姉ちゃんを無理矢理連れて来て、ミュラッカお姉ちゃんとレースお兄ちゃんからバイバイさせたから嫌いっ!」
「……それなら我もお主を連れ去った一員じゃぞ?」
確かにガイストの言う通りこいつも、ルミィの言う嫌いの範囲に入ると思うけど……、ルミィは何故かこの数日ですっかりこいつに懐いてしまって今ではべったりとくっ付いているくらいだ。
「ガイストお姉ちゃんは優しいから大好きっ!沢山遊んでくれるし、後ろにいる不思議な小さい人も可愛いから好きっ!」
「ほぅ、この数日我の周囲を良く見てると思ってはいたが……、やはりお主は紅焔が見えておるのじゃな」
「俺は視えねぇけど……、もしかして精霊っていう奴でもいるのか?」
「ダリアには見えんのじゃな……、そうじゃよ?お主のいうように精霊じゃ、我は精霊術を治めた術師じゃからな、主従契約をして精霊を従えておるのじゃよ」
「精霊って言うと、東の大国【メイディ】にいる魔力で構成された不安定な肉体を持つ魔法生物っていう話だろ?、そいつ等と契約して安全なのかよ」
魔法生物……、あいつらは基本的に物質としての肉体を持たない代わりに、魔力で作られた身体を持っていて周囲に発生する自然の魔力が無ければ身体を維持する事が出来ずに崩壊してしまう不安定な生物であると聞いた事がある。
特にメイディだと国全体が豊富な魔力で溢れている為に存在する事が出来る希少な種族らしいけど、今もこうして俺の眼に見えないって事は自身の身体を作る事が出来ない位に弱っているという事なのでは無いだろうかと思うけど、俺には詳しい事は何も分からない。
「ダートお姉ちゃが、レースお兄ちゃんみたいに考え事が顔に出てるよ?」
「うっそまじかよっ!」
「くふふ、そんな興味深げな顔をされたら特別に見せてやろうでは無いか、紅焔よ姿を見せてやれ」
ガイストの後ろから赤子位の大きさを持った炎の玉が現れると、俺とルミィの前に出て挨拶をするかのように何回か強く光る。
精霊を見るのは初めてだから正直これが本当に生物なのかと疑問に思ってしまうけど、ここまで近づいて来ても熱を感じない辺りこちらに危害を加えないという意志を感じて、確かにそこに存在しているという事が理解出来るけど今迄肉体を持ってなかった存在がどうやって現れたのかという疑問が俺の頭の中に浮かぶ。
「わぁあっ!凄い綺麗だねダートお姉ちゃんっ!」
「お、おぅ……、これが精霊かすげぇなこれは」
「私も見るのは初めてですけど凄いですねこれは、ゴスペルは精霊を見た事ありますか?」
「……何度か過去にメイディと戦闘になり掛けた時に、俺や私と同じSランク冒険者【滅尽】焔の炎姫という女性が止めに来て戦闘をした事あるから、僕は精霊を知ってる、知ってた、見た事ある」
「兄上は我が師匠と戦った事があるのじゃな、良く生きておったのぅ……、実は我の精霊は師匠の扱う神霊様を分けて貰ったものなのじゃよ」
ガイストがSランク冒険者の弟子だっていう事に驚きを隠せねぇけど、それ以上に神霊という言葉が理解出来ない。
精霊を初めて見たのに更にその上の存在だと思うけど神霊だって?情報が多すぎて訳が分からねぇよ。
「うむ、皆疑問に思ってそうだから説明をしてやろう、神霊とは精霊が一定の魔力を蓄えた後に進化する事が出来る存在の事でな?その力は自然を意のままに操る程に強力なのじゃよ、それに特に精霊術を使う為の資格を考えると並の実力者では到底御しきれんのじゃ」
「……精霊術を使う資格って何だよ」
「うむ、本来ならメイディの者以外には語っては行けないのじゃけど、お主等家族になら別に良いじゃろ……、資格を得る事自体は簡単じゃよ、力でねじ伏せて言う事を利かせればいい、そうする事で奴等との間に主従契約が結ばれ
従わせる事が出来るのじゃよ」
「という事はそれさえ出来れば誰でも使えるって事か?」
「……基本的にはそうじゃけど、もしお主やルミィが精霊術を覚えたいと思ったら良く考えて精霊を選ぶのじゃぞ?一人の術師に対して精霊は一人しか契約する事は出来ぬからな?」
つまり自分との相性が悪かったり、弱い精霊を使役してしまった場合は主従契約を解除出来ないという事か、だけどガイストみたいに強力な精霊を得る事が出来れば実力面でもかなり強化されると思うから、何時かメイディに行く時があったら試しに契約出来る相手を探してみるのもいいかもしれねぇな。
「ルミィも精霊じゅちゅしになれる!?」
「おぉ、なれるぞ?」
「ならルミィは美味しいご飯を出してくれる精霊と仲良しになって皆でご飯沢山食べるのっ!」
「くふふ、そうかそうかっ!それは楽しみじゃのぅっ!、ルミィにぴったりの精霊に会えるように我も頑張らんと……、何じゃ?この魔力はっ!」
「やべぇぞこれっ!何か外からくんぞっ!」
……食事が終わったタイミングで領主の館の近くに今迄感じた事もない程に強い魔力を感じて立ち上がると、ガイストとゴスペルも感じ取ったのか二人は同時に心器を顕現させると同時にヴィーニが急いで窓を開ける。
そこから勢いよく飛び出した後に見えた魔力の招待は巨大な雪の結晶の形をしていて、それが凄まじい速度でこっちに迫って来ている光景だったけど……、ガイストの精霊が雪の結晶を炎で包み込み溶かして行き動きが鈍って来たタイミングでゴスペルの手で一刀両断されるのだった。
これが百歩譲ってヴィーニから誘いに来るなら分からないでは無いけど何故かガイストが
『折角血を分けた家族と姪っ子がおるんじゃから、飯位家族で囲もうではないかっ』
と言った結果、何故か五人で皆で飯を食べる事になったわけだけど……
「いや、どう考えてもおかしくねぇか!?俺とルミィは人質なのに何でお前たちと飯食ってんだよ!」
「ダリアよ、お主はストラフィリアの王女なのだぞ?口調に気を付けんと品位を疑われるぞ?」
「いやだからさ、普通はこんな扱いされないと思うんだけどおかしくないか?」
「おかしいも何も、我が恨んでおるのはヴォルフガングだけじゃ、子や孫であるお主らには何の罪も無かろう?」
確かにそうかもしれないけど、なら国中に悪い噂を広めたり等して反乱を起こそうとするとかっていう周りくどい事や俺達を誘拐しないで直接【覇王ヴォルフガング】を襲撃すればいいんじゃねぇかと思うけど、何でこいつらはこんな事してんだろうな……
「ルミィよ、食事の味はどうじゃ?この領地一番の料理人が作っているらしいのじゃが……」
「んー、美味しいけどヴィー兄様がいるから美味しくないっ!」
「……ルミィはそんなに私の事が嫌いかな?」
「大嫌いっ!ルミィとダリアお姉ちゃんを無理矢理連れて来て、ミュラッカお姉ちゃんとレースお兄ちゃんからバイバイさせたから嫌いっ!」
「……それなら我もお主を連れ去った一員じゃぞ?」
確かにガイストの言う通りこいつも、ルミィの言う嫌いの範囲に入ると思うけど……、ルミィは何故かこの数日ですっかりこいつに懐いてしまって今ではべったりとくっ付いているくらいだ。
「ガイストお姉ちゃんは優しいから大好きっ!沢山遊んでくれるし、後ろにいる不思議な小さい人も可愛いから好きっ!」
「ほぅ、この数日我の周囲を良く見てると思ってはいたが……、やはりお主は紅焔が見えておるのじゃな」
「俺は視えねぇけど……、もしかして精霊っていう奴でもいるのか?」
「ダリアには見えんのじゃな……、そうじゃよ?お主のいうように精霊じゃ、我は精霊術を治めた術師じゃからな、主従契約をして精霊を従えておるのじゃよ」
「精霊って言うと、東の大国【メイディ】にいる魔力で構成された不安定な肉体を持つ魔法生物っていう話だろ?、そいつ等と契約して安全なのかよ」
魔法生物……、あいつらは基本的に物質としての肉体を持たない代わりに、魔力で作られた身体を持っていて周囲に発生する自然の魔力が無ければ身体を維持する事が出来ずに崩壊してしまう不安定な生物であると聞いた事がある。
特にメイディだと国全体が豊富な魔力で溢れている為に存在する事が出来る希少な種族らしいけど、今もこうして俺の眼に見えないって事は自身の身体を作る事が出来ない位に弱っているという事なのでは無いだろうかと思うけど、俺には詳しい事は何も分からない。
「ダートお姉ちゃが、レースお兄ちゃんみたいに考え事が顔に出てるよ?」
「うっそまじかよっ!」
「くふふ、そんな興味深げな顔をされたら特別に見せてやろうでは無いか、紅焔よ姿を見せてやれ」
ガイストの後ろから赤子位の大きさを持った炎の玉が現れると、俺とルミィの前に出て挨拶をするかのように何回か強く光る。
精霊を見るのは初めてだから正直これが本当に生物なのかと疑問に思ってしまうけど、ここまで近づいて来ても熱を感じない辺りこちらに危害を加えないという意志を感じて、確かにそこに存在しているという事が理解出来るけど今迄肉体を持ってなかった存在がどうやって現れたのかという疑問が俺の頭の中に浮かぶ。
「わぁあっ!凄い綺麗だねダートお姉ちゃんっ!」
「お、おぅ……、これが精霊かすげぇなこれは」
「私も見るのは初めてですけど凄いですねこれは、ゴスペルは精霊を見た事ありますか?」
「……何度か過去にメイディと戦闘になり掛けた時に、俺や私と同じSランク冒険者【滅尽】焔の炎姫という女性が止めに来て戦闘をした事あるから、僕は精霊を知ってる、知ってた、見た事ある」
「兄上は我が師匠と戦った事があるのじゃな、良く生きておったのぅ……、実は我の精霊は師匠の扱う神霊様を分けて貰ったものなのじゃよ」
ガイストがSランク冒険者の弟子だっていう事に驚きを隠せねぇけど、それ以上に神霊という言葉が理解出来ない。
精霊を初めて見たのに更にその上の存在だと思うけど神霊だって?情報が多すぎて訳が分からねぇよ。
「うむ、皆疑問に思ってそうだから説明をしてやろう、神霊とは精霊が一定の魔力を蓄えた後に進化する事が出来る存在の事でな?その力は自然を意のままに操る程に強力なのじゃよ、それに特に精霊術を使う為の資格を考えると並の実力者では到底御しきれんのじゃ」
「……精霊術を使う資格って何だよ」
「うむ、本来ならメイディの者以外には語っては行けないのじゃけど、お主等家族になら別に良いじゃろ……、資格を得る事自体は簡単じゃよ、力でねじ伏せて言う事を利かせればいい、そうする事で奴等との間に主従契約が結ばれ
従わせる事が出来るのじゃよ」
「という事はそれさえ出来れば誰でも使えるって事か?」
「……基本的にはそうじゃけど、もしお主やルミィが精霊術を覚えたいと思ったら良く考えて精霊を選ぶのじゃぞ?一人の術師に対して精霊は一人しか契約する事は出来ぬからな?」
つまり自分との相性が悪かったり、弱い精霊を使役してしまった場合は主従契約を解除出来ないという事か、だけどガイストみたいに強力な精霊を得る事が出来れば実力面でもかなり強化されると思うから、何時かメイディに行く時があったら試しに契約出来る相手を探してみるのもいいかもしれねぇな。
「ルミィも精霊じゅちゅしになれる!?」
「おぉ、なれるぞ?」
「ならルミィは美味しいご飯を出してくれる精霊と仲良しになって皆でご飯沢山食べるのっ!」
「くふふ、そうかそうかっ!それは楽しみじゃのぅっ!、ルミィにぴったりの精霊に会えるように我も頑張らんと……、何じゃ?この魔力はっ!」
「やべぇぞこれっ!何か外からくんぞっ!」
……食事が終わったタイミングで領主の館の近くに今迄感じた事もない程に強い魔力を感じて立ち上がると、ガイストとゴスペルも感じ取ったのか二人は同時に心器を顕現させると同時にヴィーニが急いで窓を開ける。
そこから勢いよく飛び出した後に見えた魔力の招待は巨大な雪の結晶の形をしていて、それが凄まじい速度でこっちに迫って来ている光景だったけど……、ガイストの精霊が雪の結晶を炎で包み込み溶かして行き動きが鈍って来たタイミングでゴスペルの手で一刀両断されるのだった。
0
お気に入りに追加
133
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

生徒がどんどん消えていくんですが
ポケっこ
ファンタジー
『金白学園』は元気な生徒達が通う平和な学園だ。
新学期だが俺は余計なことには手を出さないと決めた。
ある時クラスの生徒がどんどん行方不明になってしまい、ないよー君と原因を突き止めようとするがー?
裏世界と現実世界が繋がる、不思議な物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる