212 / 585
第六章 明かされた出自と失われた時間
19話 戦いと不穏な影
しおりを挟む
滑るようにこちらに向かって大剣を横薙ぎにするミュラッカの一撃を受け止めようと、雪の壁を作り出そうとすると……
「レースっ!そのまま何もしないでっ!」
「え!?」
足元の感覚が無くなったかと思うと目の前まで迫って来た大剣が消えたかと思うと、何故ミュラッカが横に吹き飛んで行く。
何が起こったのか分からなくて一瞬動きが止まってしまうけど、追撃を加えた方が良い気がして彼女の頭上に魔術で作り出した雪を作り出して固めると勢いを付けて落とすが、盾に防がれてしまって効果が無かった。
「ダート、今のは何をしたの?」
「空間魔術でレースの前方の空間とミュラッカの背後を繋げて、自分自身を攻撃させたの」
「良くあの一瞬でそんな事が出来たね」
「今の私に出来るのは正直それ位だもの、ダリアが居なくなってから呪術が上手く使えなくなっちゃったから……」
「大丈夫、その分ぼくがしっかりと支えるから」
多分だけど今迄呪術を使う為に使っていた負の感情を担当していたのがダリアで、彼女を自分の中から切り離した結果上手く使えなくなってしまったんだと思う。
とは言えそれは一時的な物でまた使い続けていれば使えるようになると思うから問題無いとは思うけど今は戦いに集中した方が良い……
「やってくれますねダート義姉様、今のは盾が無ければ間違いなく自滅していたわ」
「自滅してくれた方が嬉しかったんだけど……」
「それは遠慮するわ……、だって折角の戦いを楽しめなくなってしまうものっ!」
ミュラッカは立ち上がり大剣を再び構えると、再び雪の上を滑るように走って来るけどこれだと攻撃に入ったらさっきと同じ結果になる気がするけどどうしてそんな事をしているのだろうか……
「これはっ!ダート姉様っ!レースさんっ!逃げてくださいっ!」
「逃げてって、ダートの空間魔術で防げば大丈夫じゃ……?」
「いいから早くこっちまでっ!……、あぁもうっ!」
ぼく達の前に土で出来た壁が現れたかと思うと紙のように大剣に切り裂かれてそこから氷に包まれて行く。
そしてミュラッカは凍り付いた壁を足場にして高く跳び上がると落下の勢いを付けたまま武器を地面に振り下ろす。
「カエデ様の判断は良いですが、連携が取れてないみたいですね……、武技【凍刃】」
大剣が叩きつけられた地面を中心に雪が針のように突き出すと周囲を氷が覆って行き、氷雪の剣が生み出されてゆく。
「え?うそ、脚が動かないっ!レースっ!」
「ダート!?……、大丈夫!?ってあれ!?ぼくの脚も動かない!」
咄嗟に逃げようとするけれど足元が雪に固定されてしまい逃げれなくなってる。
多分だけど、ミュラッカの魔力特性のせいでその場に【固定】又は【停止】させられてしまったのだろうけど、このままでは怪我だけじゃすまない……、これはどうなるか分からないけどやるしかないと思う。
心器の長杖に魔力を通すと、ダートとぼくの間の空間移動する想像をすると周囲の色と音が消えて自分の身体が勝手にダートの元へと移動すると、世界に色が戻り音が戻って来た。
それと同時に異常な疲労感が身体を襲って来て眩暈からその場に倒れそうになるけど必死に意識を繋ぎとめて、再び同じ要領でカエデの元へと移動するけど……、今度は元に戻る時に気配をを感じたと思うと耳元で【見つけた……、私が帰る為の鍵の一つ】と誰かの声が囁く。
「レース兄様、あなた今世界の壁を越えませんでしたか?」
「……今のは」
「レース兄様っ!」
「今の声は……」
「っ!……皆さんの実力は今ので分かったのでここまでにします!、早く意識を飛ばさないと引っ張られるっ!」
焦ったような顔をしたミュラッカがぼくに近付いて来たかと思うと体に触れて魔力を通して来る。
そして徐々に身体が冷えて来たかと思うと意識が遠のいて行き……、気が付いたら真っ暗な世界の中に一人取り残されてしまっていた。
「ここは……?、ぼくはさっきまでミュラッカに実力を見せる為に戦っていた筈……」
真っ暗中にぽつんと一ヵ所だけ、開いた白いカーテンと石畳の床が浮かんで見える。
取り合えずそこに向かって見ようと思って近づいてみると、カーテンの後ろに誰かがいるのか勢いよく閉められてしまう。
「……えっともしかして誰かいるの?」
「えぇ、ここは私の領域ですからね、それにしてもまさかレースさんが空間を移動する能力を持ってる何て思いませんでした」
「その声は何処かで……」
「これ以上は近づかないでください、姿を見られると困った事になるので」
声の主を確かめる為に近づくと、カーテン越しに黒い蝙蝠のような翼と白い翼が透けて見えて、うっすらと見える黄金色に輝く髪が神秘的な雰囲気を出していた。
「いい子ですね、これ以上近づかれていたら折角見つけた鍵の一つを殺してしまう所でした」
「……言ってる事が分からないんだけど」
「そりゃ説明してませんからね、分からなくて当然だと思います、ですがそうですね……、質問に答えてくれたら元の場所に帰してあげるので聞いてくれますか?」
「……それ位なら?」
「ありがとうございます……、なら聞きたいのですが、レースさんは異世界からの転移者又は転生者ですか?もしそうだった場合……あなたは元の世界に帰りたいと願いますか?」
異世界からってどうしてそのような事を聞くのだろうか……
「いや、違うよ」
「では、あなたの周りに異世界から来た人や転生者はいますか?」
「……何でそんな事を聞きたいの?」
「大事な事だからですね、もしいた場合元居た世界の名前を聞いたりしてませんか?、例えば映像を映し出す箱があったとか、夜なのに電気の力で外が明るかったとか」
異世界から来た人物と言えばダートだけど、彼女は帰りたいと望んでいないしこれから先もずっとぼくの傍にいてくれる筈だ。
「成程ダートさん、あぁあの時コルクさんのお部屋で会った珍しい髪色の女の子ですか」
「……言葉にしてないのになんで」
「だってここは私の領域ですよ?人の心の中位簡単に見えますよ?」
「なら改めて質問をするのですが、あなたの空間を移動する能力とは別に【時空】そうですね、時を止めたり加速出来る人は?、後次元を切り裂ける能力の持ち主は?」
「……知らないけど」
何でそんな人達を求めているのか分からない……、それに理解が出来なくて気持ち悪い。
「本当に知らない?それとも……隠してるだけ?、まぁいいです。ここまで質問に答えてくれたあなたにお礼として簡単に説明すると、時空間魔術で世界の理に干渉して貰って、その中に次元を切り裂ける異世界の人と私達があなたの使う【空間移動】で一緒に入って、異世界へと繋がる空間を切り開いて貰おうという感じですね」
「……それならぼくの師匠とマスカレイドが過去に異世界の扉を開けたらしいから二人に頼めばいいんじゃ?」
「最初はそう思ったんですけど、二人が出来るのは異世界にこちら側への一方通行の穴を空けるだけで、この世界かから異世界に行く事は出来ないんですよ……、まぁマスカレイドさんに協力して時空間魔術の適性が僅かにある人や、空間移動能力に目覚める可能性がある子供を集めたりしましたが、どれも外ればかりで期待外れなんですよね……、唯一使えるのは彼が作り出した発明品の魔導具だけだけど、それも魔術を扱える人じゃないと扱えないし私はそういう類を扱う能力が無いので、ただのガラクタと同じ……っとついつい長話をしてしまいました、今から意識を身体の方に戻しますが最後に一つだけいいですか?」
「それ位ならいいけど……」
「ありがとうございます、なら……、マスカレイドと共に私の元へ来ませんか?今ならそうですね、世界の半分を差し上げますよっ!」
この人の元へ来たいとは思わないし、世界の半分なんてぼくにはいらない、ダートさえいればそれでいいから、それ以上の事を望む必要がない。
「そうですか……、出来れば協力して頂けたら嬉しかったんですけど……、分かりました、後日使いの者をあなたの元へ向かわせますので、もしその人に負ける事があったら付いて来て下さいね、私はどうしてもあなたの事が欲しいので」
「つまり負けなければいいんでしょ?……、それなら今よりももっと強くなる努力をして返り討ちにするから大丈夫だよ」
「ふふ、その強気な発言がいつまで続くか楽しみですね……、ではそろそろお目覚めの時間ですよ」
「待って、ぼくの方から聞きたい事が……」
……身体が後ろに引っ張られるような感覚と共に意識もそっちへと流されていく。
そして再び意識が遠のいて行ったかと思うと、身体が重くなったような違和感を覚えて息苦しくなる。
何とか呼吸をしようと眼を開けると……、そこには心配そうに眼に涙を浮かべたダートの姿があるのだった。
「レースっ!そのまま何もしないでっ!」
「え!?」
足元の感覚が無くなったかと思うと目の前まで迫って来た大剣が消えたかと思うと、何故ミュラッカが横に吹き飛んで行く。
何が起こったのか分からなくて一瞬動きが止まってしまうけど、追撃を加えた方が良い気がして彼女の頭上に魔術で作り出した雪を作り出して固めると勢いを付けて落とすが、盾に防がれてしまって効果が無かった。
「ダート、今のは何をしたの?」
「空間魔術でレースの前方の空間とミュラッカの背後を繋げて、自分自身を攻撃させたの」
「良くあの一瞬でそんな事が出来たね」
「今の私に出来るのは正直それ位だもの、ダリアが居なくなってから呪術が上手く使えなくなっちゃったから……」
「大丈夫、その分ぼくがしっかりと支えるから」
多分だけど今迄呪術を使う為に使っていた負の感情を担当していたのがダリアで、彼女を自分の中から切り離した結果上手く使えなくなってしまったんだと思う。
とは言えそれは一時的な物でまた使い続けていれば使えるようになると思うから問題無いとは思うけど今は戦いに集中した方が良い……
「やってくれますねダート義姉様、今のは盾が無ければ間違いなく自滅していたわ」
「自滅してくれた方が嬉しかったんだけど……」
「それは遠慮するわ……、だって折角の戦いを楽しめなくなってしまうものっ!」
ミュラッカは立ち上がり大剣を再び構えると、再び雪の上を滑るように走って来るけどこれだと攻撃に入ったらさっきと同じ結果になる気がするけどどうしてそんな事をしているのだろうか……
「これはっ!ダート姉様っ!レースさんっ!逃げてくださいっ!」
「逃げてって、ダートの空間魔術で防げば大丈夫じゃ……?」
「いいから早くこっちまでっ!……、あぁもうっ!」
ぼく達の前に土で出来た壁が現れたかと思うと紙のように大剣に切り裂かれてそこから氷に包まれて行く。
そしてミュラッカは凍り付いた壁を足場にして高く跳び上がると落下の勢いを付けたまま武器を地面に振り下ろす。
「カエデ様の判断は良いですが、連携が取れてないみたいですね……、武技【凍刃】」
大剣が叩きつけられた地面を中心に雪が針のように突き出すと周囲を氷が覆って行き、氷雪の剣が生み出されてゆく。
「え?うそ、脚が動かないっ!レースっ!」
「ダート!?……、大丈夫!?ってあれ!?ぼくの脚も動かない!」
咄嗟に逃げようとするけれど足元が雪に固定されてしまい逃げれなくなってる。
多分だけど、ミュラッカの魔力特性のせいでその場に【固定】又は【停止】させられてしまったのだろうけど、このままでは怪我だけじゃすまない……、これはどうなるか分からないけどやるしかないと思う。
心器の長杖に魔力を通すと、ダートとぼくの間の空間移動する想像をすると周囲の色と音が消えて自分の身体が勝手にダートの元へと移動すると、世界に色が戻り音が戻って来た。
それと同時に異常な疲労感が身体を襲って来て眩暈からその場に倒れそうになるけど必死に意識を繋ぎとめて、再び同じ要領でカエデの元へと移動するけど……、今度は元に戻る時に気配をを感じたと思うと耳元で【見つけた……、私が帰る為の鍵の一つ】と誰かの声が囁く。
「レース兄様、あなた今世界の壁を越えませんでしたか?」
「……今のは」
「レース兄様っ!」
「今の声は……」
「っ!……皆さんの実力は今ので分かったのでここまでにします!、早く意識を飛ばさないと引っ張られるっ!」
焦ったような顔をしたミュラッカがぼくに近付いて来たかと思うと体に触れて魔力を通して来る。
そして徐々に身体が冷えて来たかと思うと意識が遠のいて行き……、気が付いたら真っ暗な世界の中に一人取り残されてしまっていた。
「ここは……?、ぼくはさっきまでミュラッカに実力を見せる為に戦っていた筈……」
真っ暗中にぽつんと一ヵ所だけ、開いた白いカーテンと石畳の床が浮かんで見える。
取り合えずそこに向かって見ようと思って近づいてみると、カーテンの後ろに誰かがいるのか勢いよく閉められてしまう。
「……えっともしかして誰かいるの?」
「えぇ、ここは私の領域ですからね、それにしてもまさかレースさんが空間を移動する能力を持ってる何て思いませんでした」
「その声は何処かで……」
「これ以上は近づかないでください、姿を見られると困った事になるので」
声の主を確かめる為に近づくと、カーテン越しに黒い蝙蝠のような翼と白い翼が透けて見えて、うっすらと見える黄金色に輝く髪が神秘的な雰囲気を出していた。
「いい子ですね、これ以上近づかれていたら折角見つけた鍵の一つを殺してしまう所でした」
「……言ってる事が分からないんだけど」
「そりゃ説明してませんからね、分からなくて当然だと思います、ですがそうですね……、質問に答えてくれたら元の場所に帰してあげるので聞いてくれますか?」
「……それ位なら?」
「ありがとうございます……、なら聞きたいのですが、レースさんは異世界からの転移者又は転生者ですか?もしそうだった場合……あなたは元の世界に帰りたいと願いますか?」
異世界からってどうしてそのような事を聞くのだろうか……
「いや、違うよ」
「では、あなたの周りに異世界から来た人や転生者はいますか?」
「……何でそんな事を聞きたいの?」
「大事な事だからですね、もしいた場合元居た世界の名前を聞いたりしてませんか?、例えば映像を映し出す箱があったとか、夜なのに電気の力で外が明るかったとか」
異世界から来た人物と言えばダートだけど、彼女は帰りたいと望んでいないしこれから先もずっとぼくの傍にいてくれる筈だ。
「成程ダートさん、あぁあの時コルクさんのお部屋で会った珍しい髪色の女の子ですか」
「……言葉にしてないのになんで」
「だってここは私の領域ですよ?人の心の中位簡単に見えますよ?」
「なら改めて質問をするのですが、あなたの空間を移動する能力とは別に【時空】そうですね、時を止めたり加速出来る人は?、後次元を切り裂ける能力の持ち主は?」
「……知らないけど」
何でそんな人達を求めているのか分からない……、それに理解が出来なくて気持ち悪い。
「本当に知らない?それとも……隠してるだけ?、まぁいいです。ここまで質問に答えてくれたあなたにお礼として簡単に説明すると、時空間魔術で世界の理に干渉して貰って、その中に次元を切り裂ける異世界の人と私達があなたの使う【空間移動】で一緒に入って、異世界へと繋がる空間を切り開いて貰おうという感じですね」
「……それならぼくの師匠とマスカレイドが過去に異世界の扉を開けたらしいから二人に頼めばいいんじゃ?」
「最初はそう思ったんですけど、二人が出来るのは異世界にこちら側への一方通行の穴を空けるだけで、この世界かから異世界に行く事は出来ないんですよ……、まぁマスカレイドさんに協力して時空間魔術の適性が僅かにある人や、空間移動能力に目覚める可能性がある子供を集めたりしましたが、どれも外ればかりで期待外れなんですよね……、唯一使えるのは彼が作り出した発明品の魔導具だけだけど、それも魔術を扱える人じゃないと扱えないし私はそういう類を扱う能力が無いので、ただのガラクタと同じ……っとついつい長話をしてしまいました、今から意識を身体の方に戻しますが最後に一つだけいいですか?」
「それ位ならいいけど……」
「ありがとうございます、なら……、マスカレイドと共に私の元へ来ませんか?今ならそうですね、世界の半分を差し上げますよっ!」
この人の元へ来たいとは思わないし、世界の半分なんてぼくにはいらない、ダートさえいればそれでいいから、それ以上の事を望む必要がない。
「そうですか……、出来れば協力して頂けたら嬉しかったんですけど……、分かりました、後日使いの者をあなたの元へ向かわせますので、もしその人に負ける事があったら付いて来て下さいね、私はどうしてもあなたの事が欲しいので」
「つまり負けなければいいんでしょ?……、それなら今よりももっと強くなる努力をして返り討ちにするから大丈夫だよ」
「ふふ、その強気な発言がいつまで続くか楽しみですね……、ではそろそろお目覚めの時間ですよ」
「待って、ぼくの方から聞きたい事が……」
……身体が後ろに引っ張られるような感覚と共に意識もそっちへと流されていく。
そして再び意識が遠のいて行ったかと思うと、身体が重くなったような違和感を覚えて息苦しくなる。
何とか呼吸をしようと眼を開けると……、そこには心配そうに眼に涙を浮かべたダートの姿があるのだった。
0
お気に入りに追加
133
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

生徒がどんどん消えていくんですが
ポケっこ
ファンタジー
『金白学園』は元気な生徒達が通う平和な学園だ。
新学期だが俺は余計なことには手を出さないと決めた。
ある時クラスの生徒がどんどん行方不明になってしまい、ないよー君と原因を突き止めようとするがー?
裏世界と現実世界が繋がる、不思議な物語!

異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる