12 / 18
<入院10日目>
しおりを挟む
<入院10日目>
「うまく行ってるんですか。良かったですね」
「ええ、まあ」
舞と高梨さんはLIMEで繋がっているらしく、昨日の件も伝わっているようだ。
どこまで詳細な内容かは分からないが。
「じゃあ、要らないんじゃないですか?これ」
「別腹って言ったじゃないですか」
舞さんの可愛さはうなぎ登りだが、それと高梨さんの下着を見せてもらうのは別件である。
見たい。どうしても。
清拭に入ってきた高梨さんは、約束通り紫色の大人なブラとショーツを身に着けてきていた。
「どこを触ってもいい、って約束でしたよね」
「絶対そんな約束していないと思いますが。・・・・・・まあ、約束を破ったのはわたしなので」
というわけで、清拭中の高梨さんを好き放題に触らせてもらった。
ピンクのナース服の前ボタンを全て外し、ブラを丸見えにする。だがあえて脱がせない。動くたびにヒラヒラと、ブラが見え隠れするのが良いのだ。
スカートを持ち上げると、下もちゃんと紫色のショーツだった。大人の色合いと、陰毛が透けて見えるレース生地に鼻血が噴出してしまった。
「・・・・・・もう。本当に鼻血が出る人なんて、いるんですね」
処置をしてくれる高梨さんの胸を揉み、尻を触り、ショーツから指を入れて陰毛に触れる。
さすがにクリやヴァギナに指を入れることはしなかった。そこは超えてはいけないラインだ。
「さあ、満足されましたか?」
「もうダメです。高梨さん、して下さい。お願いします」
「・・・・・・しょうがない人ですね」
清拭の時に使う手袋を脱ぎ、俺の固くなった陰茎を上下にこすってくれた。
たったの十数秒、それだけで精液が噴出してしまう。
口は使ってくれなかったが、俺は満足していた。
「高梨さん」
「はい」
「俺、高梨さんにしてもらって、すごく嬉しかったです。またしてくれませんか」
「・・・・・・それは」
「今週中に退院になりますよね。もう、あと何回会えるのか分かりません。だから、ちゃんと素直に言います。・・・・・・して欲しい、退院してからでもいいです。最後まで、は、やっぱりダメだろうけど」
「・・・・・・」
「旅行とか行って、ホテルでパジャマになって、ダブルベッドでだらだらしてビール飲んで、ベランダから花火見て、高梨さんの身体をいじったり、いじられたりしたい。高梨さんが嫌だっていうことは絶対しないって約束します。手や口でして欲しい、俺もしたいです。高梨さんを、気持ち良くさせてあげたい」
「・・・・・・」
「乱暴なことは絶対しないです。高梨さんが嫌なら、寝る部屋は別々でもいいです。あなたともっと話したい、もっと声を聞いていたいんです。飽きたら捨ててもらっていいし、ストーカーとかそんなのにはならないです」
「・・・・・・舞さんのこと、は」
「舞さんは、今はすごく大切に思っています。最初はちょっとウザったいなって思ったけど、純粋で俺のことを好きだと言ってくれます。俺もその気持ちに応えたい、それは嘘じゃないです。でも、俺には高梨さんと、萌絵さんと過ごしたいって思う気持ちがあります。言わなかったらかっこ良く見えるかもだけど、格好悪くても気持ちを知ってもらいたい、伝えたいんです。もしこのままフラれても、あなたのことは最高の女性だって心から言えます。そんな人と時間を過ごしたい、それって自然なことですよね?舞さんには、言えないけど」
「・・・・・・どうして」
「え?」
「どうして、亮くんより先にマッチングで知り合ってくれなかったんですか?どうして、亮くんに言って欲しいことばっかり言うんですか?どうして、浮気されてつらい思いをして、絶対浮気しない、そう誓ったわたしに、浮気させようとするんですか。どうして」
「高梨さん」
「どうして、舞さんなんですか?舞さんと、おじいさんに気に入られちゃうんですか。どうしてわたしのいる病院に入院して来たんですか?どうして、亮くんの先輩なんですか。どうして・・・・・・」
高梨さんの瞳から、涙がこぼれた。
ナースコールが鳴る音がして、高梨さんはPHSを取り出して話し始めた。
毅然としたいつもの顔に戻ると、着衣を直す。
「・・・・・・済みません、勤務中なので。ナースステーションに戻ります」
「高梨さん、俺は」
「もう誘わないで下さい。もう、誘惑しないで下さい。もう連絡しないで。・・・・・・もう、声を、聞かせないで」
そう言うと、彼女は部屋を出ていった。
「うまく行ってるんですか。良かったですね」
「ええ、まあ」
舞と高梨さんはLIMEで繋がっているらしく、昨日の件も伝わっているようだ。
どこまで詳細な内容かは分からないが。
「じゃあ、要らないんじゃないですか?これ」
「別腹って言ったじゃないですか」
舞さんの可愛さはうなぎ登りだが、それと高梨さんの下着を見せてもらうのは別件である。
見たい。どうしても。
清拭に入ってきた高梨さんは、約束通り紫色の大人なブラとショーツを身に着けてきていた。
「どこを触ってもいい、って約束でしたよね」
「絶対そんな約束していないと思いますが。・・・・・・まあ、約束を破ったのはわたしなので」
というわけで、清拭中の高梨さんを好き放題に触らせてもらった。
ピンクのナース服の前ボタンを全て外し、ブラを丸見えにする。だがあえて脱がせない。動くたびにヒラヒラと、ブラが見え隠れするのが良いのだ。
スカートを持ち上げると、下もちゃんと紫色のショーツだった。大人の色合いと、陰毛が透けて見えるレース生地に鼻血が噴出してしまった。
「・・・・・・もう。本当に鼻血が出る人なんて、いるんですね」
処置をしてくれる高梨さんの胸を揉み、尻を触り、ショーツから指を入れて陰毛に触れる。
さすがにクリやヴァギナに指を入れることはしなかった。そこは超えてはいけないラインだ。
「さあ、満足されましたか?」
「もうダメです。高梨さん、して下さい。お願いします」
「・・・・・・しょうがない人ですね」
清拭の時に使う手袋を脱ぎ、俺の固くなった陰茎を上下にこすってくれた。
たったの十数秒、それだけで精液が噴出してしまう。
口は使ってくれなかったが、俺は満足していた。
「高梨さん」
「はい」
「俺、高梨さんにしてもらって、すごく嬉しかったです。またしてくれませんか」
「・・・・・・それは」
「今週中に退院になりますよね。もう、あと何回会えるのか分かりません。だから、ちゃんと素直に言います。・・・・・・して欲しい、退院してからでもいいです。最後まで、は、やっぱりダメだろうけど」
「・・・・・・」
「旅行とか行って、ホテルでパジャマになって、ダブルベッドでだらだらしてビール飲んで、ベランダから花火見て、高梨さんの身体をいじったり、いじられたりしたい。高梨さんが嫌だっていうことは絶対しないって約束します。手や口でして欲しい、俺もしたいです。高梨さんを、気持ち良くさせてあげたい」
「・・・・・・」
「乱暴なことは絶対しないです。高梨さんが嫌なら、寝る部屋は別々でもいいです。あなたともっと話したい、もっと声を聞いていたいんです。飽きたら捨ててもらっていいし、ストーカーとかそんなのにはならないです」
「・・・・・・舞さんのこと、は」
「舞さんは、今はすごく大切に思っています。最初はちょっとウザったいなって思ったけど、純粋で俺のことを好きだと言ってくれます。俺もその気持ちに応えたい、それは嘘じゃないです。でも、俺には高梨さんと、萌絵さんと過ごしたいって思う気持ちがあります。言わなかったらかっこ良く見えるかもだけど、格好悪くても気持ちを知ってもらいたい、伝えたいんです。もしこのままフラれても、あなたのことは最高の女性だって心から言えます。そんな人と時間を過ごしたい、それって自然なことですよね?舞さんには、言えないけど」
「・・・・・・どうして」
「え?」
「どうして、亮くんより先にマッチングで知り合ってくれなかったんですか?どうして、亮くんに言って欲しいことばっかり言うんですか?どうして、浮気されてつらい思いをして、絶対浮気しない、そう誓ったわたしに、浮気させようとするんですか。どうして」
「高梨さん」
「どうして、舞さんなんですか?舞さんと、おじいさんに気に入られちゃうんですか。どうしてわたしのいる病院に入院して来たんですか?どうして、亮くんの先輩なんですか。どうして・・・・・・」
高梨さんの瞳から、涙がこぼれた。
ナースコールが鳴る音がして、高梨さんはPHSを取り出して話し始めた。
毅然としたいつもの顔に戻ると、着衣を直す。
「・・・・・・済みません、勤務中なので。ナースステーションに戻ります」
「高梨さん、俺は」
「もう誘わないで下さい。もう、誘惑しないで下さい。もう連絡しないで。・・・・・・もう、声を、聞かせないで」
そう言うと、彼女は部屋を出ていった。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
【R18】カッコウは夜、羽ばたく 〜従姉と従弟の托卵秘事〜
船橋ひろみ
恋愛
【エロシーンには※印がついています】
お急ぎの方や濃厚なエロシーンが見たい方はタイトルに「※」がついている話をどうぞ。読者の皆様のお気に入りのお楽しみシーンを見つけてくださいね。
表紙、挿絵はAIイラストをベースに私が加工しています。著作権は私に帰属します。
【ストーリー】
見覚えのあるレインコート。鎌ヶ谷翔太の胸が高鳴る。
会社を半休で抜け出した平日午後。雨がそぼ降る駅で待ち合わせたのは、従姉の人妻、藤沢あかねだった。
手をつないで歩きだす二人には、翔太は恋人と、あかねは夫との、それぞれ愛の暮らしと違う『もう一つの愛の暮らし』がある。
親族同士の結ばれないが離れがたい、二人だけのひそやかな関係。そして、会うたびにさらけだす『むき出しの欲望』は、お互いをますます離れがたくする。
いつまで二人だけの関係を続けられるか、という不安と、従姉への抑えきれない愛情を抱えながら、翔太はあかねを抱き寄せる……
托卵人妻と従弟の青年の、抜け出すことができない愛の関係を描いた物語。
◆登場人物
・ 鎌ヶ谷翔太(26) パルサーソリューションズ勤務の営業マン
・ 藤沢あかね(29) 三和ケミカル勤務の経営企画員
・ 八幡栞 (28) パルサーソリューションズ勤務の業務管理部員。翔太の彼女
・ 藤沢茂 (34) シャインメディカル医療機器勤務の経理マン。あかねの夫。
【R18】女の子にさせないで。
秋葉 幾三
恋愛
初投稿です長文は初めてなので読みにくいです。
体だけが女の子になってしまった、主人公:牧野 郁(まきの かおる)が、憧れのヒロインの:鈴木 怜香(すずき れいか)と恋人同士になれるかの物語、時代背景は遺伝子とか最適化された、チョット未来です、男心だけでHな恋人関係になれるのか?というドタバタ劇です。
12月からプロローグ章を追加中、女の子になってから女子校に通い始めるまでのお話です、
二章か三章程になる予定です、宜しくお願いします
小説家になろう(18歳以上向け)サイトでも挿絵付きで掲載中、
(https://novel18.syosetu.com/n3110gq/ 18禁サイトへ飛びます、注意)
「カクヨミ」サイトでも掲載中です、宜しくお願いします。
(https://kakuyomu.jp/works/1177354055272742317)
みられたいふたり〜変態美少女痴女大生2人の破滅への危険な全裸露出〜
冷夏レイ
恋愛
美少女2人。哀香は黒髪ロング、清楚系、巨乳。悠莉は金髪ショート、勝気、スレンダー。2人は正反対だけど仲のいい普通の女子大生のはずだった。きっかけは無理やり参加させられたヌードモデル。大勢の男達に全裸を晒すという羞恥と恥辱にまみれた時間を耐え、手を繋いで歩く無言の帰り道。恥ずかしくてたまらなかった2人は誓い合う。
──もっと見られたい。
壊れてはいけないものがぐにゃりと歪んだ。
いろんなシチュエーションで見られたり、見せたりする女の子2人の危険な活動記録。たとえどこまで堕ちようとも1人じゃないから怖くない。
***
R18。エロ注意です。挿絵がほぼ全編にあります。
すこしでもえっちだと思っていただけましたら、お気に入りや感想などよろしくお願いいたします!
「ノクターンノベルズ」にも掲載しています。
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる