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1章 虹色の召喚術師
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しおりを挟む石造りの建物内にある部屋には、長机に椅子が10脚備わっていた。
長辺に4脚ずつと短辺に1脚ずつが置かれていて、私が座るよう言われたのは短辺の席だ。真正面のもう1脚の短辺の席には誰も座っていない。
元々この室内に居たのは4人。玄関を開けた大柄な男のドーマンと、私を召喚した女、ルーリアを合わせて6人。私を足しても7人だ。
「他の星の人の口に合うといいけど」
私の前に皿を置いたのは、若い男だった。栗色のふわふわの巻き毛で目が大きいので、成人していないようにも見える。子供の匂いはしないから成人はしているんだろうけど。
「僕はラダン。ここで料理人をしているんだ。まだ修行中だけどね」
「あたしはラナン。ラダンの双子の妹よ。薬師見習いをしてるわ」
ラダンの横に、栗色でふわふわ巻き毛を背中まで下ろした女がやって来た。ラダンと同じく目が大きいので幼くも見える。
「へぇ…双子?あまり顔似てないんだね」
「性別の違う双子の割には似てるって言われるんだけどね」
「双子はみんな似るものじゃないの?」
「呆れた。そんなわけないじゃない」
ラナンは人を馬鹿にするような目つきで私を見た。
「仕方ないよ、ラナン。この人は違う星から来てるんだから、ここの常識とは違うんだよ」
「でも見た目はあたし達と同じじゃない。だったら一緒でしょ。同じ構造で出来てるんだから」
「俺たちと同じと思わないほうがいいぞ。こいつはレア度が高いらしいからな」
双子の後ろからドーマンが近付いて来た。
「俺の事は…召喚術師殿が紹介してくれたな。元々は傭兵をやってたんだが、今は大工をやってる。この家を建てたのは俺だ。よろしくな」
「料理人に薬師に大工…。ここって…移動するだけの村?」
「農夫もいるぞ。俺はガリヤ。外の畑で作物を育ててるんだ。お前さんが食べてるソレだって、俺が育てたものだからな」
ドーマンとは逆方向からやって来た男は、ドーマンより老けて見える。腰も少し曲がっているようだし髪も薄い。
「村人たちが暮らす村に見えるかもしれないが、我々は全員、ルーリアに召喚されている。ただの村人ではないということだ」
最後にゆっくり歩いて来た男は、両目を閉じていて杖をついていた。
腰まで届く長髪は灰色で、遠目から見れば老人にも見えるんだろう。でも声には張りがあるし、髪は艶がある。そして、ここに居る人間たちの中では一番基礎能力が高いように思えた。
「私はダライシス。失明と同時に知識を得た賢者。『暗がりの慧眼ダライシス』。それが私の名だ」
男は朗々とした声でそう告げる。
…どれが家族名で、どれが個人名なんだろう?
「すごいですよね。ダライシスさんは二つ名があるんですよ!」
「ふたつな?」
「…え?…ヴィータさんは二つ名って知りません?えーと、エライ人にはみんな付いてる、みたいな…」
「通称ではあるが、英雄の証とも言える。風聞にも残る名であるからこそ自然と名付けられる物だ」
よく分からないけれど、功績を残しているから名付けられた肩書みたいなものかな?
「ほんと、何も知らないのね」
首を傾げた私を、蔑むような目でラナンが見ている。
「きっとヴィータさんの居た星には二つ名なんて無かったんだよ」
「英雄も居ない所ってこと?じゃあこの女は何で召喚されたのよ」
「女?」
その場に居た人間たち全員が私を見つめる。あからさまに胸元を見ているけど、そんなに見ても無いものは無い。ただ、このごてごてと着飾られた恰好では、見ても分からないかもしれない。
「ち、違いますよ!ヴィータさんは女性じゃないですから!」
何故かルーリアだけが焦っていた。
「そういや…お前、装備はそれだけか?武器とか持ってるだろ。そのベルト…得物ぶら下げられそうじゃねぇか」
ドーマンが指差したベルトは、上衣の上から腹のあたりで巻かれているほうではなく、紺色のパンツが下がらないように留める為のほうでもなく、腰を覆うように軽く回されたほうのベルトだ。
この衣装、ベルトだらけなんだけど何でだろ。
「…この衣装も着たことの無い服だし、私の星にあったものは持ってこれなかったのかな?」
「この服だってこっちの材質とは違うみたいだけどな」
ドーマンは上着の幅広な襟を軽く掴んで擦っている。
「ド、ドーマンさん!そんな遠慮なく触っちゃダメですよ…」
「別に気にしないよ」
「本当?このベルト、とてもつるつるしてるね」
傍に立っていたラダンが、すぐに腹回りのベルトを掴んだ。その紺色のベルトはとてもツルツルしているらしい。
「女が身に着けてるベルトが好きなの?見損なったわラダン」
「ルーリアさんが、ヴィータさんは女性じゃないって言ったし、女性じゃないよ」
「あたしの鑑定眼を馬鹿にする気?」
「でもルーリアさんは召喚術師だし、召喚人の事は何でも知ってるでしょ」
「髪もやけに手入れされてるなぁ。強風の中、よく乱れないもんだ」
完全に私の後方に回って後ろ髪を触っているのは農夫だ。
この星の人たちは、親しくないのにすごく距離を詰めてくる。これがこの星の常識なのかな?
「お前達、他星の召喚人から魔力を貰うつもりだな。そのような事をしても、自分の限界は超えられん」
一人離れたところに居る、暗がりの何とかさんだけ雰囲気が違っていた。厳かに諭すように話すが、焦りと苛立ちが香って来る。
そうか。私が鏡を見ていた時、私から挨拶をするまで漂っていた焦りと苛立ちの匂いは、この人間のものだったんだ。
「限界を超えたいのは賢者殿も同じだろ」
「ごめんなさい!私に運が無いばっかりに…」
「召喚術師殿は関係ないだろ。努力するのは自分自身だ」
「でも、根本的な、力の開放とかが出来ないのは…私の運の無さが原因です。その所為で皆さんにご迷惑を…」
「ルーリアに召喚された事は誇りに思っている。自分を責めるな」
話を聞いている感じだと、彼らはあまり上手く行ってないみたいだ。
とりあえず今まで部外者だった私が口出しすることじゃない。
「一旦、皆、席に着け。新しい召喚人の来訪を祝おうじゃないか」
暗がりの賢者に促され、私の傍にいた人々がそれぞれの席に座った。
ラダンが机に皿を運び、ラナンは水の入った容器を配る。円柱状のずっしりとした容器は木製で、いびつな形をしていた。手作りなのかな。
「味はどう?」
置かれたフォークは先端が二股になっていた。皿に入っている芋らしきものを口に入れると、それを観察していたラダンにすぐ声をかけられる。
「わからないけど、おいしいんじゃない?」
「本当?良かった」
「分からないなら美味しくないじゃない」
「私は味があまりわからないんだよね」
「どんな料理が好きなんですか?」
「好き嫌いはあまり無いかも。なんでも食べるよ」
「そいつは良かった。高級食材なんざ用意できないからな」
この世界の生活水準はわからないけど、満足のいく生活はしていない感じがあった。
食事をしていても表情がないし、楽しいとか嬉しいとか明るい気持ちもないようだ。ただ淡々と暮らしているようにも見える。
「さて…。今後の方針だが…」
食事が終わりラダンが皿を集めて別の部屋に持っていくと、暗がり賢者が話を切り出した。
この場を仕切っているのは、召喚術師であるルーリアではなく、彼であるらしい。
「我々は、風龍の寝床『風告の天蓋』に入らなければならない。非常に危険かつ高難易度な任務だ。だがこれは我々に与えられた試練であり挑戦でもある。成し遂げられた時には多くの成長もあるだろう。心して掛かり、極力失敗を避け結果を残す。それこそが肝要だ」
賢者は重々しく言葉を紡いでいるが、物語を話しているだけのように聞こえた。
心構えを説いているけど、具体的な方針は打ち出されていない。
「道中、命を落とす可能性はある。だが怖気づいては結果を生み出すことは出来ない。まずは交渉に尽力し、決裂した場合は戦闘に移る。速やかに行動し、誰一人として遅れを取らないようにせねばならない」
「戦闘ねぇ…」
その場に居た全員が、私のほうを見た。
「お前さん、戦えるんだろう?」
「得物無しで、素手でか?」
「こいつが戦えなきゃ、誰が戦うんだ?ドーマン」
「まぁ、俺が盾になるしかねぇよなぁ」
「ドーマンさんに任せて逃げればいいって事だよね。逃げるのは大丈夫だよ」
「どうせ逃げるなら、あたし達が行く必要ないわよね。あたし達が戦うなんて無理じゃない?今までだって逃げてきたじゃない」
「今回こそは達成せねばならない。残念ながら、我々には後が無いのだ」
「畑を耕す以外の仕事を押し付けられてもな」
「そうだよね。僕も食材集めなら頑張るけど、龍は無理だよ」
「ルーリアは、どうしてこんな仕事受けちゃったの?」
「その話なら前もしただろ。賢者殿同伴だったからな。請け負ったのは賢者殿だ」
「多少の無理をせねば、我々には先が無い。何度もそう説いたはずだが」
「多少じゃないよなぁ。賢者殿も戦えるって言うなら、少しはマシだったんだが」
「私は視力を失った。戦えるはずが無いだろう」
「戦闘の危険性を分かっていて引き受けるかね」
「足手まといにならないように逃げるだけは出来るよ」
「で?あんたは戦えるの?」
堂々巡りの話し合いをしていた彼らだったけど、結局話は最初に戻った。
再び全員の視線が私に向けられる。
「どうだろう?この星で『戦える』基準がわからないから」
「つまり、なぁ?」
片肘を机に突いていたドーマンが、持っていたフォークを私に向かって投げた。
そのフォークは曲がることなく真っ直ぐと、私の右頬の傍を通って行く。
「…何だ。避けもしないのか。見えてなかったか?」
「そうですね。目が悪いので」
「お前もかよ」
「ヴィータさんは、戦闘力があります!私は…今回の依頼は成功すると思ってます」
皆の話し合いを困ったように見ていただけのルーリアが、突然声を上げた。
「ヴィータさんの属性は何ですか?攻撃と防御の属性が違うなら、それも教えて欲しいです」
「召喚術師なら、召喚人の情報は聞かずとも視えているだろう?」
「…そうだと思うんですけど…URの方と会うのは初めてですし、色々開放されてなくて…」
「この星での私の属性はわからないし、属性の種類は同じじゃないと思うよ」
「元の世界の属性で大丈夫です。似た属性が使えると聞いたことがありますから」
ルーリアは、『元の星』ではなく、『元の世界』と言う。
彼女にとって、他の星系は別世界なんだろう。星系を超えた別の星系のことを『異界』と呼ぶ人たちがいることは知ってるけど、自分の見解の及ばない世界であって欲しいという、希望や願いのような言い方をする人が多い気もする。
彼女が、彼女の仲間たちがわからない言葉を使い続けるのも、自分の優位性や特殊性を保持したい為のように感じた。
「故郷では、全属性を持っていると言われたよ。でも、それぞれの水準が低かったらあまり意味は――」
「虹色の召喚術師!」
ルーリアは勢いよく立ち上がり、私の席まで駆け寄って来る。
他の人間たちは顔を見合わせたり、私を凝視したりしたものの、ルーリアを押しのけて近付いて来る人はいなかった。
「全属性を持った召喚術師は、『虹色の召喚術師』と呼ばれるんです。私もそうです。全属性を持った召喚術師だけが、全ての属性の召喚人を召喚できるんです。やっぱり虹色の召喚術師は、異界から来た人にしかその資格がないんですね!」
「…そうなんだ」
「私も1年前にこの世界に来て、前の虹色の召喚術師から召喚術師の力を引き継いだんです。そうやって継承していくんです。だからきっと、私の次の虹色の召喚術師はヴィータさんなんだと思います!」
早口で一気にまくしたてるルーリアの表情は、輝いていた。
「…虹色の召喚術師って言うのは、今はルーリアさんだけ?」
「他にもいると思います。でも継承者は、召喚術師が召喚した人だけに資格があるんです。ヴィータさんはURだから、きっとすごい召喚術師になれると思います。だから私も一生懸命教えますね!」
「私は召喚術師に興味はないんだけど」
「ヴィータさんに召喚術師の資格を引き継いだら、私は自分の世界に帰れるんです。私には向いてないと思ってたから…良かった。ずっと資格がある人を待ってたんです」
「そうなんだ」
「ヴィータさんならきっとすごく強い人も召喚できるだろうし、大丈夫ですよ!召喚人の引継ぎもできますから、最初から仲間が誰もいない、なんて事にはならないですし!」
「そうなんだ」
「あ~、本当に、良かった!」
ルーリアは満面の笑みで私の両手を取り、踊るように左右に揺れる。
彼女にとってこの星は、監獄みたいなものだったんだろう。苦労はしてきたんだろうけど、彼女の後方にいる仲間たちは苦虫を潰したような顔をしている。
やはり彼女は、自分のことしか考えていない。それ自体は別に問題ないと思うけど、告白する場所が悪いんじゃないかな。
召喚術師と、召喚した召喚人の関係は今一つわからないけど、この人間たちの情勢が良くないのは、彼女にも原因がある気はする。
「…じゃあ、とりあえず。話を聞こうかな」
ルーリアが私の手を離したタイミングで、私も立ち上がった。
彼女と彼らの関係は改善しないだろう。
この状況では引き受けた任務も成功しないだろう。
沈むとわかっている船に乗る理由はないけれど、自分の置かれている状況くらいは把握したい。
ルーリアに手を引かれながら、私はその部屋を出た。
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