憧れのお姉さんのお仕置き
綾音はどうにかならないかと混乱する頭で考えるがそれは叶わない。それはお仕置きを宣言された時に必死に謝ったが全くの無駄だったことから分かってはいた。
綾音はもう小さな子供ではない、本気で逃げようと思えば逃げられるだろう。妹のお仕置きを尻目に走って家を飛び出せばいいだけだ。友達の家にでも泊まらせてもらえばほとぼりは冷めるかもしれない。そこまで考えて綾音は妄想を止めた。
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