66 / 85
第6章 煙の如き狂猿
65: 駄目だろう、それは
しおりを挟む
「零さん許して、エッチなリョウを許してください。いやらしいリョウを許してください。」
リョウは今にも泣き出しそうなくらいに、感情が妙な具合に高まっているようだった。
エレベーターが1階に着き、リョウは零に肩を抱かれるようにしてエレベーターを降りた。
零は1階ホールの、人目の届かない柱の陰にリョウを連れていく。
零がやさしい声色で、リョウに話し掛ける。
リョウ、気を付けろ、零の心には優しさなど一欠片もない。
奴にあるのは、人を操る為の手管だけだ。
「リョウ、私を見て。」
その声にリョウは泣きそうな顔をあげた。
「リョウの泣き顔って本当に可愛いね。もっともっと泣かせたくなっちゃうよ。」
「零さん.....」
「どうして、約束を破ったの?」
「そ、それは、、」
零の表情は、嘘をついたら承知しないと言っていた。
「リョウ、零はちゃんと言ったよね。女装外出中はオナニーするなって」
「ご、ごめんなさい、、」
「約束を守れないなら、零はここで帰るよ。ほら、これが部屋の鍵。一人で歩いて帰れるでしょ?誰かに女装が見つかったてオタオタしないでね。」
「ごめんなさい、零さん....」
零はすでに出口に向かって歩きはじめた。
リョウが必死になって零の腕にしがみついた。
「い、いやです、零さん。ごめんなさい。もう絶対に約束を破ったりしません。だから許して、お願い、お願いです!」
零が冷たい視線をリョウに向ける。
「約束を破った子が罰を受けるのは当然だけど」
「いや、いや、いやです。」
「でも約束を破った以上、なにか罰は受けなくちゃいけない。それはわかるよね?」
「、、」
「リョウ、ここでショーツを脱ぎなさい。」
「えっ!」
「いま穿いているショーツはいやらしいので汚されたやつでしょ。女の子はそんなものを穿き続けはしないよ。」
「で、でもショーツを脱いだら」
「スカートの中はノーパンになっちゃうよね。そう、私はリョウに、帰りはノーパンで街中を歩いてみたらと言ってるのよ。」
「それだけは許してください。」
「それとも、鱧公園のまんなかで『この子は女装してトイレでオナニーした変態だよ』と大きな声でいってやろうか?いやらしい親父たちが、いっぱい集まってきて、リョウがお望みの変態プレイを満喫させてくれるよ。零はどっちでもいいんだげど。」
この言葉は、脅しではなさそうだった。
零ならこういった事を、簡単にやってのける。
リョウにしてみれば、どっちを選んでも、恥ずかしいことには違いない。
しかしリョウは、どちらかを選ぶしか、道がなかったようだ。
「ショ、ショーツを、、脱ぎます、、」
「そう、リョウはノーパンで歩く方を選んだわけだ。じゃ、今すぐここで脱ぎなさい。」
「零さん、せめておトイレで」
「だめ。リョウをトイレにやったら、どうせいけない事しちゃうのに決まってる。ほら、早くなさい。」
「零さん、、。」
「早く脱がないと、今すぐ、オカマ大好きな親父達が、とぐろ巻いてる公園に引っ張っていくよ!」
リョウは覚悟を決め、一階のホールの柱の陰で自分のスカートの中に手を入れた。
零が自分の身体を衝立にして、そんなリョウを庇った。
こういうところはやさしい。
だがそれも「嘘」だ。
リョウはショーツに指を掛けて、小きざみにお尻を動かしながらショーツを下ろした。
零がくすくす笑いながらそれを見ている。
パンプスを履いたまま、ショーツから足を抜くと、リョウは零にショーツを取り上げられた。
零はリョウの温もりのあるショーツを広げて言う。
「あーあ、ショーツの前のところをこんなに濡らして。あっ、ここなんかヘンな汁がベットリ付いてるよ。ほんとに変態だねえ、リョウは、、。」
「零さん、もういじめないで。もう、許してください。リョウは反省します。お願い、お願いですから、何でも零さんの言うことを聞きますから、もういじめないでください。」
リョウは零に抱きついて泣いている。
「心の底から反省してる?」
「はい、、」
こんな光景を見るとは、、、俺は無意識の内に、零に屈服させられるリョウを望んでいるのか?
いやそんな事は、絶対にあり得ない。
キザに言えば、良くある台詞だが、俺は全世界を敵にまわしてでも、リョウを守ると誓った男なのだから。
なら一体、この「黒いリョウ」の有様は、何なのだろう?
「ノーパンでホテルに帰ることができたらトイレでオナニーしちゃったことは許してあげる、わかった?」
「はい、僕、がんばります....」
ミニスカートの中の空気が、リョウのペニスとお尻を撫でている。
リョウはショーツのありがたみを感じていた。
ノーパンが、こんなに恥ずかしいなんて。と。
まあそれは、男だって恥ずかしい、、いや元からリョウは男か。
西錦町の前の広場を足早に歩く零のあとから、リョウは頬を紅潮させてついて行く。
リョウは、ビル風でスカートがめくれるのが恐ろしいようで、歩幅が小さくなっている。
「れ、零さん、待って、、」
リョウはともすれば脚の速い零に置いて行かれそうになっている。
ただ、リョウにして見れば、どんなに零に意地悪をされても、ノーパンで一人になりたくはないのだろう。
「リョウ、もっと大股で歩きなさい。」
「は、はい。でも、、」
「これは罰なんだから、我慢しなくちゃね。それともここでスカートめくりしてあげようか。こんな可愛い女の子がノーパンで、しかもおちんちんがついてたら、みんなビックリだよね。」
「ああ、歩きます、歩きますから」
リョウは、まだ人が大勢いる広場の真ん中で、零にスカートをめくられる自分の姿を想像したようだ。
女装姿で、すっぽんぽんの下半身を他人にさらすなんて、それ以上はない恥辱だろう。
それは絶対いやだと思ったのか、リョウはスカートのすそを気にしながら、懸命に零についていく。
二人は地下鉄の歌舞伎錦町駅に着いた。
零がリョウの為に切符を買ってやる。
リョウは上気した顔で切符を受け取った。
ここまで来るうちにも、リョウは何度も羞恥のあまり泣きだしそうになっていたようだ。
自分の太股に、数えきれないくらいの男たちの視線を感じて、それがスカートを透してノーパンの股間にまで届くような気持ちだったかも知れない。
『自分が男だってわかったら、みんなどう思うだろう、、』
そんなことを考えているうちに頭の中がぼうっとしてきて、それが又、興奮を促す、そういう羞恥プレイのサイクルに陥っているのだろう。
リョウのスカートがタイトミニだったら、きっと前の方がふくらんでしまっていた筈だ。
チェックのミニスカートの中で、ペニスを勃起させている女の子。
それがいまのリョウだった。
天球儀ホテルのある、本町行きの電車は空いていた。
零が、「リョウ座る?」と聞くと、リョウは「ううん、いいえ立っています」と返事をした。
座るとミニスカートの前が持ち上がってしまい、恥ずかしいことになるのだ。
リョウは零とドアのそばに並んで立った。
リョウはドアの方を向いて、乗客にスカートの前が見えないようにしている。
はあ、、、とため息をつくリョウを、零がおかしそうに見つめた。
零が手を伸ばして、リョウのスカートの前に触れた。
ビクンとリョウの体が反応した。
零がふふっと笑った。
「やっぱりだね、、」
「、、」
零の指がスカートの上からリョウの股間の膨らみを握る。
『う、、ああ、、』
ゆっくり零が手を動かすと、リョウに、腰が砕けてしまう程の快感が発生したようだ。
『や、やめて、、零さん、、』
リョウと零の近くには、誰もいない。
零のエッチな行為も、リョウの快感に耐える表情も人に見られる心配はなかったようだ。
しかし、電車の中である事には変わりはない。
零がリョウの反応を確かめながら手でリズムを刻みた。
『あん、、ああ、、』
リョウは声が出ないように唇をかみしめた。
『こ、これも罰ですね、、ああ、、』
リョウはうっとりと目を閉じて快感に身をゆだねている。
『いや、、、ああ、どうしたらいいの、、』
あと少しで爆発するというその寸前、零が手をはなした。
『ああ、、』
行き場を失ったリョウの快感は、切なさに変わっていった。
零の冷静な視線が、リョウをさらに羞恥の淵に追いこみはじめた。
まるでリョウは、零の操り人形のようだ。
零がリョウのスカートの前をめくり始めた。
『い、いや!今度はなに?』
リョウの下半身の前が剥き出しにされる。
『、誰かに見られる、、』
零がプリーツスカートのすそをリョウのペニスに掛けた。
零は、リョウが自分の勃起したペニスでスカートをめくりあげる格好にしてしまったのだ。
『ひどい、零さん、、』
零がリョウのさらされたペニスを見下ろしている。
「立派だねえ、リョウの男のオチンチンって...」
と、零がリョウの耳元でささやきた。
リョウは気が遠くなりそうな思いがしただろう。
「それとも、女の人のって言って欲しいの?」
リョウは真っ赤になって、いやいやと首を振った。
ピンと零がリョウのペニスを指で弾いた。
「う!」
「どっちがいいの? おちんちん、女の人のどっち?言わないと、お尻の方もスカートを捲りあげちゃうよ!」
もちろんリョウは、そんなことをされたくはなかっただろう。
リョウは必死の思いで小さい声で答えた。
「お、おんなの人のです、、」
「やっぱり女の子になってるね。でも、女の子はあそこをこんなに大きくしたりしないよ。リョウはあそこでスカートをめくりあげているじゃない。本当にエッチなことが好きなんだよね?」
「は、はい、リョウはエッチなことが好きです。」
「オナニーは好き?」
「は、はい、リョウはオナニーが大好きです」
「露出プレイは?」
「リョウは、露出プレイが、だ、大好きです」
リョウはそう応えざるを得ない所まで追い込まれている。
それが零のいつもの手口だった。
とうとうリョウは泣きだしてしまった。
声を押し殺して体を震わせていると、零がミニスカートのすそを元どおりに直す。
零がやさしくリョウの肩を抱く。
「リョウ、がんばったから、もう許してあげるよ。もういじめないから泣かないでいいよ。すごくかわいいし、セクシーだよ」
リョウは甘えるように零の肩に頭を乗せた。
もちろん、涙をこぼしながら。
「さ、ホテルに戻りましょうか....。お楽しみはこれからよ.....。」
おいリョウ、、駄目だ。
そんな奴に、屈服しちゃ駄目だ。
駄目だ、、ろう、それは、、、。
リョウは今にも泣き出しそうなくらいに、感情が妙な具合に高まっているようだった。
エレベーターが1階に着き、リョウは零に肩を抱かれるようにしてエレベーターを降りた。
零は1階ホールの、人目の届かない柱の陰にリョウを連れていく。
零がやさしい声色で、リョウに話し掛ける。
リョウ、気を付けろ、零の心には優しさなど一欠片もない。
奴にあるのは、人を操る為の手管だけだ。
「リョウ、私を見て。」
その声にリョウは泣きそうな顔をあげた。
「リョウの泣き顔って本当に可愛いね。もっともっと泣かせたくなっちゃうよ。」
「零さん.....」
「どうして、約束を破ったの?」
「そ、それは、、」
零の表情は、嘘をついたら承知しないと言っていた。
「リョウ、零はちゃんと言ったよね。女装外出中はオナニーするなって」
「ご、ごめんなさい、、」
「約束を守れないなら、零はここで帰るよ。ほら、これが部屋の鍵。一人で歩いて帰れるでしょ?誰かに女装が見つかったてオタオタしないでね。」
「ごめんなさい、零さん....」
零はすでに出口に向かって歩きはじめた。
リョウが必死になって零の腕にしがみついた。
「い、いやです、零さん。ごめんなさい。もう絶対に約束を破ったりしません。だから許して、お願い、お願いです!」
零が冷たい視線をリョウに向ける。
「約束を破った子が罰を受けるのは当然だけど」
「いや、いや、いやです。」
「でも約束を破った以上、なにか罰は受けなくちゃいけない。それはわかるよね?」
「、、」
「リョウ、ここでショーツを脱ぎなさい。」
「えっ!」
「いま穿いているショーツはいやらしいので汚されたやつでしょ。女の子はそんなものを穿き続けはしないよ。」
「で、でもショーツを脱いだら」
「スカートの中はノーパンになっちゃうよね。そう、私はリョウに、帰りはノーパンで街中を歩いてみたらと言ってるのよ。」
「それだけは許してください。」
「それとも、鱧公園のまんなかで『この子は女装してトイレでオナニーした変態だよ』と大きな声でいってやろうか?いやらしい親父たちが、いっぱい集まってきて、リョウがお望みの変態プレイを満喫させてくれるよ。零はどっちでもいいんだげど。」
この言葉は、脅しではなさそうだった。
零ならこういった事を、簡単にやってのける。
リョウにしてみれば、どっちを選んでも、恥ずかしいことには違いない。
しかしリョウは、どちらかを選ぶしか、道がなかったようだ。
「ショ、ショーツを、、脱ぎます、、」
「そう、リョウはノーパンで歩く方を選んだわけだ。じゃ、今すぐここで脱ぎなさい。」
「零さん、せめておトイレで」
「だめ。リョウをトイレにやったら、どうせいけない事しちゃうのに決まってる。ほら、早くなさい。」
「零さん、、。」
「早く脱がないと、今すぐ、オカマ大好きな親父達が、とぐろ巻いてる公園に引っ張っていくよ!」
リョウは覚悟を決め、一階のホールの柱の陰で自分のスカートの中に手を入れた。
零が自分の身体を衝立にして、そんなリョウを庇った。
こういうところはやさしい。
だがそれも「嘘」だ。
リョウはショーツに指を掛けて、小きざみにお尻を動かしながらショーツを下ろした。
零がくすくす笑いながらそれを見ている。
パンプスを履いたまま、ショーツから足を抜くと、リョウは零にショーツを取り上げられた。
零はリョウの温もりのあるショーツを広げて言う。
「あーあ、ショーツの前のところをこんなに濡らして。あっ、ここなんかヘンな汁がベットリ付いてるよ。ほんとに変態だねえ、リョウは、、。」
「零さん、もういじめないで。もう、許してください。リョウは反省します。お願い、お願いですから、何でも零さんの言うことを聞きますから、もういじめないでください。」
リョウは零に抱きついて泣いている。
「心の底から反省してる?」
「はい、、」
こんな光景を見るとは、、、俺は無意識の内に、零に屈服させられるリョウを望んでいるのか?
いやそんな事は、絶対にあり得ない。
キザに言えば、良くある台詞だが、俺は全世界を敵にまわしてでも、リョウを守ると誓った男なのだから。
なら一体、この「黒いリョウ」の有様は、何なのだろう?
「ノーパンでホテルに帰ることができたらトイレでオナニーしちゃったことは許してあげる、わかった?」
「はい、僕、がんばります....」
ミニスカートの中の空気が、リョウのペニスとお尻を撫でている。
リョウはショーツのありがたみを感じていた。
ノーパンが、こんなに恥ずかしいなんて。と。
まあそれは、男だって恥ずかしい、、いや元からリョウは男か。
西錦町の前の広場を足早に歩く零のあとから、リョウは頬を紅潮させてついて行く。
リョウは、ビル風でスカートがめくれるのが恐ろしいようで、歩幅が小さくなっている。
「れ、零さん、待って、、」
リョウはともすれば脚の速い零に置いて行かれそうになっている。
ただ、リョウにして見れば、どんなに零に意地悪をされても、ノーパンで一人になりたくはないのだろう。
「リョウ、もっと大股で歩きなさい。」
「は、はい。でも、、」
「これは罰なんだから、我慢しなくちゃね。それともここでスカートめくりしてあげようか。こんな可愛い女の子がノーパンで、しかもおちんちんがついてたら、みんなビックリだよね。」
「ああ、歩きます、歩きますから」
リョウは、まだ人が大勢いる広場の真ん中で、零にスカートをめくられる自分の姿を想像したようだ。
女装姿で、すっぽんぽんの下半身を他人にさらすなんて、それ以上はない恥辱だろう。
それは絶対いやだと思ったのか、リョウはスカートのすそを気にしながら、懸命に零についていく。
二人は地下鉄の歌舞伎錦町駅に着いた。
零がリョウの為に切符を買ってやる。
リョウは上気した顔で切符を受け取った。
ここまで来るうちにも、リョウは何度も羞恥のあまり泣きだしそうになっていたようだ。
自分の太股に、数えきれないくらいの男たちの視線を感じて、それがスカートを透してノーパンの股間にまで届くような気持ちだったかも知れない。
『自分が男だってわかったら、みんなどう思うだろう、、』
そんなことを考えているうちに頭の中がぼうっとしてきて、それが又、興奮を促す、そういう羞恥プレイのサイクルに陥っているのだろう。
リョウのスカートがタイトミニだったら、きっと前の方がふくらんでしまっていた筈だ。
チェックのミニスカートの中で、ペニスを勃起させている女の子。
それがいまのリョウだった。
天球儀ホテルのある、本町行きの電車は空いていた。
零が、「リョウ座る?」と聞くと、リョウは「ううん、いいえ立っています」と返事をした。
座るとミニスカートの前が持ち上がってしまい、恥ずかしいことになるのだ。
リョウは零とドアのそばに並んで立った。
リョウはドアの方を向いて、乗客にスカートの前が見えないようにしている。
はあ、、、とため息をつくリョウを、零がおかしそうに見つめた。
零が手を伸ばして、リョウのスカートの前に触れた。
ビクンとリョウの体が反応した。
零がふふっと笑った。
「やっぱりだね、、」
「、、」
零の指がスカートの上からリョウの股間の膨らみを握る。
『う、、ああ、、』
ゆっくり零が手を動かすと、リョウに、腰が砕けてしまう程の快感が発生したようだ。
『や、やめて、、零さん、、』
リョウと零の近くには、誰もいない。
零のエッチな行為も、リョウの快感に耐える表情も人に見られる心配はなかったようだ。
しかし、電車の中である事には変わりはない。
零がリョウの反応を確かめながら手でリズムを刻みた。
『あん、、ああ、、』
リョウは声が出ないように唇をかみしめた。
『こ、これも罰ですね、、ああ、、』
リョウはうっとりと目を閉じて快感に身をゆだねている。
『いや、、、ああ、どうしたらいいの、、』
あと少しで爆発するというその寸前、零が手をはなした。
『ああ、、』
行き場を失ったリョウの快感は、切なさに変わっていった。
零の冷静な視線が、リョウをさらに羞恥の淵に追いこみはじめた。
まるでリョウは、零の操り人形のようだ。
零がリョウのスカートの前をめくり始めた。
『い、いや!今度はなに?』
リョウの下半身の前が剥き出しにされる。
『、誰かに見られる、、』
零がプリーツスカートのすそをリョウのペニスに掛けた。
零は、リョウが自分の勃起したペニスでスカートをめくりあげる格好にしてしまったのだ。
『ひどい、零さん、、』
零がリョウのさらされたペニスを見下ろしている。
「立派だねえ、リョウの男のオチンチンって...」
と、零がリョウの耳元でささやきた。
リョウは気が遠くなりそうな思いがしただろう。
「それとも、女の人のって言って欲しいの?」
リョウは真っ赤になって、いやいやと首を振った。
ピンと零がリョウのペニスを指で弾いた。
「う!」
「どっちがいいの? おちんちん、女の人のどっち?言わないと、お尻の方もスカートを捲りあげちゃうよ!」
もちろんリョウは、そんなことをされたくはなかっただろう。
リョウは必死の思いで小さい声で答えた。
「お、おんなの人のです、、」
「やっぱり女の子になってるね。でも、女の子はあそこをこんなに大きくしたりしないよ。リョウはあそこでスカートをめくりあげているじゃない。本当にエッチなことが好きなんだよね?」
「は、はい、リョウはエッチなことが好きです。」
「オナニーは好き?」
「は、はい、リョウはオナニーが大好きです」
「露出プレイは?」
「リョウは、露出プレイが、だ、大好きです」
リョウはそう応えざるを得ない所まで追い込まれている。
それが零のいつもの手口だった。
とうとうリョウは泣きだしてしまった。
声を押し殺して体を震わせていると、零がミニスカートのすそを元どおりに直す。
零がやさしくリョウの肩を抱く。
「リョウ、がんばったから、もう許してあげるよ。もういじめないから泣かないでいいよ。すごくかわいいし、セクシーだよ」
リョウは甘えるように零の肩に頭を乗せた。
もちろん、涙をこぼしながら。
「さ、ホテルに戻りましょうか....。お楽しみはこれからよ.....。」
おいリョウ、、駄目だ。
そんな奴に、屈服しちゃ駄目だ。
駄目だ、、ろう、それは、、、。
0
お気に入りに追加
71
あなたにおすすめの小説
学園ミステリ~桐木純架
よなぷー
ミステリー
・絶世の美貌で探偵を自称する高校生、桐木純架。しかし彼は重度の奇行癖の持ち主だった! 相棒・朱雀楼路は彼に振り回されつつ毎日を過ごす。
そんな二人の前に立ち塞がる数々の謎。
血の涙を流す肖像画、何者かに折られるチョーク、喫茶店で奇怪な行動を示す老人……。
新感覚学園ミステリ風コメディ、ここに開幕。
『小説家になろう』でも公開されています――が、検索除外設定です。
あやかし古書店の名探偵
上下左右
キャラ文芸
主人公の美冬は顔が整っているのにガサツな性格のせいで残念美人として扱われている大学生。周囲からも猿のようだと馬鹿にされていました。
しかし銀髪狐のあやかしに取り憑かれ、呪いのせいで周囲の人たちを魅了するようになります。手の平を返す周囲の人たちでしたが、過ぎた好意はトラブルの引き金となりました。
あやかしでないと起こせないような密室の謎と、それが原因で犯人扱いされる美冬。そんな彼女に手を差し伸べる美青年がいました。
「僕が君の無実を必ず証明してみせる」
名探偵の青年と共に、美冬は無実を証明するために謎へと立ち向かいます。
本物語はあやかし×恋愛×推理を掛け合わせたミステリー小説です!
※※ カクヨムでも先行して連載中です ※※
※※ https://kakuyomu.jp/works/1177354055250062013 ※※
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
戦国姫 (せんごくき)
メマリー
キャラ文芸
戦国最強の武将と謳われた上杉謙信は女の子だった⁈
不思議な力をもって生まれた虎千代(のちの上杉謙信)は鬼の子として忌み嫌われて育った。
虎千代の師である天室光育の勧めにより、虎千代の中に巣食う悪鬼を払わんと妖刀「鬼斬り丸」の力を借りようする。
鬼斬り丸を手に入れるために困難な旅が始まる。
虎千代の旅のお供に選ばれたのが天才忍者と名高い加当段蔵だった。
旅を通して虎千代に魅かれていく段蔵。
天界を揺るがす戦話(いくさばなし)が今ここに降臨せしめん!!
高貴なる人質 〜ステュムパーリデスの鳥〜
ましら佳
キャラ文芸
皇帝の一番近くに控え、甘言を囁く宮廷の悪い鳥、またはステュムパーリデスの悪魔の鳥とも呼ばれる家令。
女皇帝と、その半身として宮廷に君臨する宮宰である総家令。
そして、その人生に深く関わった佐保姫残雪の物語です。
嵐の日、残雪が出会ったのは、若き女皇帝。
女皇帝の恋人に、そして総家令の妻に。
出会いと、世界の変化、人々の思惑。
そこから、残雪の人生は否応なく巻き込まれて行く。
※こちらは、別サイトにてステュムパーリデスの鳥というシリーズものとして執筆していた作品の独立完結したお話となります。
⌘皇帝、王族は、鉱石、宝石の名前。
⌘后妃は、花の名前。
⌘家令は、鳥の名前。
⌘女官は、上位五役は蝶の名前。
となっております。
✳︎家令は、皆、兄弟姉妹という関係であるという習慣があります。実際の兄弟姉妹でなくとも、親子関係であっても兄弟姉妹の関係性として宮廷に奉職しています。
⁂お楽しみ頂けましたら嬉しいです。
護堂先生と神様のごはん 護堂教授の霊界食堂
栗槙ひので
キャラ文芸
考古学者の護堂友和は、気が付くと死んでいた。
彼には死んだ時の記憶がなく、死神のリストにも名前が無かった。予定外に早く死んでしまった友和は、未だ修行が足りていないと、閻魔大王から特命を授かる。
それは、霊界で働く者達の食堂メニューを考える事と、自身の死の真相を探る事。活動しやすいように若返らせて貰う筈が、どういう訳か中学生の姿にまで戻ってしまう。
自分は何故死んだのか、神々を満足させる料理とはどんなものなのか。
食いしん坊の神様、幽霊の料理人、幽体離脱癖のある警察官に、御使の天狐、迷子の妖怪少年や河童まで現れて……風変わりな神や妖怪達と織りなす、霊界ファンタジー。
「護堂先生と神様のごはん」もう一つの物語。
2019.12.2 現代ファンタジー日別ランキング一位獲得
紅屋のフジコちゃん ― 鬼退治、始めました。 ―
木原あざみ
キャラ文芸
この世界で最も安定し、そして最も危険な職業--それが鬼狩り(特殊公務員)である。
……か、どうかは定かではありませんが、あたしこと藤子奈々は今春から鬼狩り見習いとして政府公認特A事務所「紅屋」で働くことになりました。
小さい頃から憧れていた「鬼狩り」になるため、誠心誠意がんばります! のはずだったのですが、その事務所にいたのは、癖のある上司ばかりで!? どうなる、あたし。みたいな話です。
お仕事小説&ラブコメ(最終的には)の予定でもあります。
第5回キャラ文芸大賞 奨励賞ありがとうございました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる