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婚約破棄される夢なんて……
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「ごめん、やっぱり婚約できない」
「えっ、なんで!」
「他の人に婚約を申し込まれたんだ」
「でも私の方が先に......」
「とにかく君とは婚約できない。申し訳ない」
私はこのタイミングで目を覚ました。あんな夢を見るなんて気分が悪い。
横を見ると、いつもは、私より起きるのが遅い彼がいない。家の中を探し回っても彼の姿は見当たらない。それどころか、彼の荷物丸ごと無くなっている。どうやら夢は現実へと変わったようだ。
「えっ、なんで!」
「他の人に婚約を申し込まれたんだ」
「でも私の方が先に......」
「とにかく君とは婚約できない。申し訳ない」
私はこのタイミングで目を覚ました。あんな夢を見るなんて気分が悪い。
横を見ると、いつもは、私より起きるのが遅い彼がいない。家の中を探し回っても彼の姿は見当たらない。それどころか、彼の荷物丸ごと無くなっている。どうやら夢は現実へと変わったようだ。
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