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6.僕の青い春とハンプティな黒歴史
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ー再び10年前 宝物殿の地下室ー
僕はキモ教皇によって施された、古代呪術の卵の殻に閉じ込められて微睡みの中にいた。
『ドゴーン!!』
何だ??何の音??
外から聞こえる爆発音で意識が覚醒する。傷つけられたアソコがツキンと痛んで、固まった血の跡が皮膚に引き攣れを起こしている。
「いたたたたっ。」
あれ、僕どうしたんだ?
気がつくと僕は、真っ暗な卵の中に閉じ込められていた。
中から出ようと、もがいてみてもコロコロと転がって目が回ってしまうだけだった。
何で僕はこんな所にいるんだっけ
きっかけは確か…。
※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※
僕はスラム街の教会で、聖歌を歌っていた。孤児院の子供達は、寄付金を募る為に聖歌隊を組んでいる。
僕は見目が良いからと、一番前で歌わされていたんだ。
パイプオルガンの音が鳴り響き。僕はまるで、楽器の一部になった様に旋律を心の思うままに紡いでいた。
この時はまだ、僕は神様を信じていて純粋に神に感謝を捧げていた。
「見てあの子、光っているわ。なんて美しいの!それに、天使が舞い降りたみたいに神秘的で綺麗な歌声。」
この日突然、僕の手の平に光る紋が浮かび上がるまでは、ちょっと美しすぎるだけのごく平凡な幼児でいられたのに。
「ク、クラーラが立った!?」
「歩けなかったうちの娘が歩いている!」
それから、ザワザワと礼拝に来ていた人達が騒ぎ出したんだ。そんなの偶然だと思うけど、歌を聞いて病が治った人がいるらしい。
僕はいつの間にか「精霊の歌姫」と呼ばれ、その歌声には癒しの効果があると評判になってしまった。
そのせいで、僕は攫われたんだ。あの後、教会の司祭が何処かに連絡して、秘密結社みたいな変な集団が現れ、そいつらに何処かの地下室に連れて来られたんだ。
アレをちょん切られそうになって。
そしてキモデブ教皇が僕を愛人にするとか言って、変な術を掛けたんだ。冷静になると、自分が今ヤバい状況に置かれている事がわかる。
僕は、サーっと血の気が引くのを感じた。
※※※※※
『カツ カツ カツ』
ん?何だ。誰だ??
足音が聞こえて、誰かが側に来たみたいだ。その後ピリリと卵が避ける音と同時に外の光が差し込む。
すわ教皇か、と身構えていると、
中を覗き込む青年と目が合う。
教皇では無さそうだ。じゃあ誰なんだろうと、青年を見上げる。
そう、目が合ってしまったのだ。
うっ。ま、眩しい。
その瞬間トゥンクと心拍が上がり、僕の世界は薔薇色に染まった。
青年の周りにはキラキラと輝く星のエフェクトが掛かって見える。
めっ、目がぁぁっ。
(つД⊂)眼がぁぁっ・・・。
ご、後光がさしとるばい。
え?何この美丈夫。
惚れてまうやないかーい!!
キュンキュンが止まらないだと!?
青年の気だるそうな、サファイアの瞳は雨空みたいに濁っていて酷くセクシーだ。僕をどうしたいんだ、まったく。
ドッキュン。
ドッキュン。
ドッキュン。
は、鼻血出そう。
青年から香り立つ
男らしい匂いを嗅ぐ
クンカクンカ。
あーっ。くそーっ。
心臓がどうにかなってしまいそうだ。
憐れで惨めな僕はこれが、呪いの効果だとも知らずに。当時のおじさんに一瞬で心を奪われてしまった。
僕達のいる宝物殿に、侵入者を知らせる警報の鐘が鳴り響く。
『カーン カーン カーン』
それはまるでこの青年と僕を祝福するファンファーレのようだと思った。
これは運命で。
全てが僕達を祝福しているんだ!
僕は呪いのせいで、思考が壊れてしまっていたんだろう。そうだとしか思えない。でも、あの頃の僕は本気だった。
はうっ。なんてカッコイイんだっ!
僕はこのクールビューティーな青年の事を、す、好きになってしまったみたいだ、今すぐ付き合いたい。
ヤバい。この今の気持ちを、早くこのお兄さんに言葉にして伝えなくては!
一目惚れってあるんだな。ここは無難に、(第一印象から決めてました付き合って下さい!)だろうか?いや、古典的すぎるか。
さぁ、いでよ!僕の語彙力!
仕事をするんだ、前世の記憶!
言語能力を薙ぎ払えぇぇぃ!!
今こそ、その力を見せる時だ。
そんな挙動不審な僕の心を置き去りにして、お兄さんは僕の元から去って行ってしまった。
あっ。待って!
置いてかないでー!!
もうちょっとで、僕の愛の言葉達が地上に舞い降りて来そうだったのにぃぃっ!
僕が告白の言葉を決めかねているうちに、お兄さんは何処かに行ってしまった。
僕がうじうじ悩んでいるから、愛想を尽かされてしまったのだろうか??
ヤバいぞ、もうこれは人生を決める時なのかも知れない。告白なんて生温い、急いでプロポーズをしなくては。
でも待て、先立つものがないぞ。
もし結婚できても、お兄さんを養うことが出来ないじゃないか。
つい盛り上がっちゃって、子供が出来たらどうするんだっ!!僕のお兄さんに辛い思いはさせられないんだぞぉぉ!!
お、落ち着け僕。
そうだ、一旦落ち着こうじゃないか。
あれ?でも待てよ。
しまった。何てこった。
結婚指輪を用意していないだと??
クソ、僕はなんて甲斐性なしなんだ。。
生まれてから6年間もあったのに。お兄さんに何も貢ぐ事も出来ないのか。。
「くそぅ。でも僕は、転んでもタダでは起きないぞ。」
とにかく、ここにある高価なものを片っ端から頂戴して、お兄さんを追いかけなくては!
そして今度こそちゃんとプロポーズするんだ。
気は急いているのに、閉じ込められている卵の殻は頭が少し出せるくらいしか穴が空いていない。
うっかり転がって、くるくる回る。
「あー!もうっ!」
ど、どうしよう。
動けないぞ。何かないかな。
僕は辺りを見回す。
あっ、近くにナイフがあったぞ。あれは、忌々しい僕の息子を傷つけた切れ味抜群のミスリルナイフだ。顔を出していた穴から手を伸ばしてナイフをとる。
僕は服もなく裸なので、取り敢えずこの卵に両手と両足を出せる穴をナイフで開けた。
卵から、手と足と顔を出すと少し視界は悪いものの、卵の中は暖かいので思いの外快適だった。
僕は着ぐるみたまごの状態で、
ぴょんぴょんと、跳ねてみる。
「よし、いいぞ。まだいける。」
僕は他にも何かないか物色する。教皇達が置いて行った、鑑定機能のあるモノクルにハイポーションなど他にも役に立ちそうなものを探しては、教皇のマジックバッグに入れて卵の内側に収めた。
外と繋がる壁の穴を見つけたが、崩れた瓦礫で足を怪我してしまいそうだ。僕は裸足だったから靴も探さなくては。
着ぐるみたまごは、後ろが見にくいのでダイナミックに180度の角度でキョロキョロしなければ、ならない。
すると、一際豪華なショウケースに入った白いブーツを見つけた。ケースを壊し、履いてみると僕の足のサイズにピッタリにはまる。
「うん。いいぞ。いい感じだっ。」
こちらもマジックアイテムらしく、さっき頂いたモノクルで見ると、ユニコーン素材の天翔け靴となっていた。
ジャンプすると、かなりの高さまで飛び上がれる。あまりの軽快さについ、前世のふなっしーの様な奇怪な動きをしてしまう。
『ぴょーん。シュバっ。カサカサ。』
うん。なかなか、早く走れそうな予感。
これがあれば僕の運命の恋人、クールなあのお兄さんに追いつけるかもしれない。
僕は閉じ込められていた地下室から抜け出した。
恋は盲目。この時、僕は告白の前にきちんと自分の格好を確認しておくべきだったんだろう。
そう、僕の格好はまさにハンプティダンプティそのものだったのだ。
でも僕はそんな事にも気がつかないまま、ひたすらお兄さんを追い求めて走った。
「待っていてね!
僕のマイスイートハートゥ!」
ハンプティなスタイルで王都を駆け抜ける。目指すは愛しのお兄さん。僕達、きっと幸せになれる。
------------------------------
ーおまけ話ー
この日、王都に一つの都市伝説が誕生した。それは深夜の暗闇を物凄いスピードで駆け抜ける、白い卵型のゴーストが出るというもの。
そのゴーストの人間離れした不気味で奇怪な動きに人々は恐れ慄いたのだ。目撃者が多数現れた事から、討伐隊が組まれる程だったという。
しかし、それは未だに捕まっておらずダンジョンの深層階で見かけた者がいるなどと、その生態は謎に包まれている。
「こら!早く寝なさい!でないと、卵ゴーストのハンプティが出るわよ!!」
それは夜に寝ない子がいると、連れて行ってしまう恐怖の卵型おばけの話として語り継がれていく事になり、子育てに大変なお母さん達のささやかな助けになったとか、ならなかったとか。
僕はキモ教皇によって施された、古代呪術の卵の殻に閉じ込められて微睡みの中にいた。
『ドゴーン!!』
何だ??何の音??
外から聞こえる爆発音で意識が覚醒する。傷つけられたアソコがツキンと痛んで、固まった血の跡が皮膚に引き攣れを起こしている。
「いたたたたっ。」
あれ、僕どうしたんだ?
気がつくと僕は、真っ暗な卵の中に閉じ込められていた。
中から出ようと、もがいてみてもコロコロと転がって目が回ってしまうだけだった。
何で僕はこんな所にいるんだっけ
きっかけは確か…。
※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※
僕はスラム街の教会で、聖歌を歌っていた。孤児院の子供達は、寄付金を募る為に聖歌隊を組んでいる。
僕は見目が良いからと、一番前で歌わされていたんだ。
パイプオルガンの音が鳴り響き。僕はまるで、楽器の一部になった様に旋律を心の思うままに紡いでいた。
この時はまだ、僕は神様を信じていて純粋に神に感謝を捧げていた。
「見てあの子、光っているわ。なんて美しいの!それに、天使が舞い降りたみたいに神秘的で綺麗な歌声。」
この日突然、僕の手の平に光る紋が浮かび上がるまでは、ちょっと美しすぎるだけのごく平凡な幼児でいられたのに。
「ク、クラーラが立った!?」
「歩けなかったうちの娘が歩いている!」
それから、ザワザワと礼拝に来ていた人達が騒ぎ出したんだ。そんなの偶然だと思うけど、歌を聞いて病が治った人がいるらしい。
僕はいつの間にか「精霊の歌姫」と呼ばれ、その歌声には癒しの効果があると評判になってしまった。
そのせいで、僕は攫われたんだ。あの後、教会の司祭が何処かに連絡して、秘密結社みたいな変な集団が現れ、そいつらに何処かの地下室に連れて来られたんだ。
アレをちょん切られそうになって。
そしてキモデブ教皇が僕を愛人にするとか言って、変な術を掛けたんだ。冷静になると、自分が今ヤバい状況に置かれている事がわかる。
僕は、サーっと血の気が引くのを感じた。
※※※※※
『カツ カツ カツ』
ん?何だ。誰だ??
足音が聞こえて、誰かが側に来たみたいだ。その後ピリリと卵が避ける音と同時に外の光が差し込む。
すわ教皇か、と身構えていると、
中を覗き込む青年と目が合う。
教皇では無さそうだ。じゃあ誰なんだろうと、青年を見上げる。
そう、目が合ってしまったのだ。
うっ。ま、眩しい。
その瞬間トゥンクと心拍が上がり、僕の世界は薔薇色に染まった。
青年の周りにはキラキラと輝く星のエフェクトが掛かって見える。
めっ、目がぁぁっ。
(つД⊂)眼がぁぁっ・・・。
ご、後光がさしとるばい。
え?何この美丈夫。
惚れてまうやないかーい!!
キュンキュンが止まらないだと!?
青年の気だるそうな、サファイアの瞳は雨空みたいに濁っていて酷くセクシーだ。僕をどうしたいんだ、まったく。
ドッキュン。
ドッキュン。
ドッキュン。
は、鼻血出そう。
青年から香り立つ
男らしい匂いを嗅ぐ
クンカクンカ。
あーっ。くそーっ。
心臓がどうにかなってしまいそうだ。
憐れで惨めな僕はこれが、呪いの効果だとも知らずに。当時のおじさんに一瞬で心を奪われてしまった。
僕達のいる宝物殿に、侵入者を知らせる警報の鐘が鳴り響く。
『カーン カーン カーン』
それはまるでこの青年と僕を祝福するファンファーレのようだと思った。
これは運命で。
全てが僕達を祝福しているんだ!
僕は呪いのせいで、思考が壊れてしまっていたんだろう。そうだとしか思えない。でも、あの頃の僕は本気だった。
はうっ。なんてカッコイイんだっ!
僕はこのクールビューティーな青年の事を、す、好きになってしまったみたいだ、今すぐ付き合いたい。
ヤバい。この今の気持ちを、早くこのお兄さんに言葉にして伝えなくては!
一目惚れってあるんだな。ここは無難に、(第一印象から決めてました付き合って下さい!)だろうか?いや、古典的すぎるか。
さぁ、いでよ!僕の語彙力!
仕事をするんだ、前世の記憶!
言語能力を薙ぎ払えぇぇぃ!!
今こそ、その力を見せる時だ。
そんな挙動不審な僕の心を置き去りにして、お兄さんは僕の元から去って行ってしまった。
あっ。待って!
置いてかないでー!!
もうちょっとで、僕の愛の言葉達が地上に舞い降りて来そうだったのにぃぃっ!
僕が告白の言葉を決めかねているうちに、お兄さんは何処かに行ってしまった。
僕がうじうじ悩んでいるから、愛想を尽かされてしまったのだろうか??
ヤバいぞ、もうこれは人生を決める時なのかも知れない。告白なんて生温い、急いでプロポーズをしなくては。
でも待て、先立つものがないぞ。
もし結婚できても、お兄さんを養うことが出来ないじゃないか。
つい盛り上がっちゃって、子供が出来たらどうするんだっ!!僕のお兄さんに辛い思いはさせられないんだぞぉぉ!!
お、落ち着け僕。
そうだ、一旦落ち着こうじゃないか。
あれ?でも待てよ。
しまった。何てこった。
結婚指輪を用意していないだと??
クソ、僕はなんて甲斐性なしなんだ。。
生まれてから6年間もあったのに。お兄さんに何も貢ぐ事も出来ないのか。。
「くそぅ。でも僕は、転んでもタダでは起きないぞ。」
とにかく、ここにある高価なものを片っ端から頂戴して、お兄さんを追いかけなくては!
そして今度こそちゃんとプロポーズするんだ。
気は急いているのに、閉じ込められている卵の殻は頭が少し出せるくらいしか穴が空いていない。
うっかり転がって、くるくる回る。
「あー!もうっ!」
ど、どうしよう。
動けないぞ。何かないかな。
僕は辺りを見回す。
あっ、近くにナイフがあったぞ。あれは、忌々しい僕の息子を傷つけた切れ味抜群のミスリルナイフだ。顔を出していた穴から手を伸ばしてナイフをとる。
僕は服もなく裸なので、取り敢えずこの卵に両手と両足を出せる穴をナイフで開けた。
卵から、手と足と顔を出すと少し視界は悪いものの、卵の中は暖かいので思いの外快適だった。
僕は着ぐるみたまごの状態で、
ぴょんぴょんと、跳ねてみる。
「よし、いいぞ。まだいける。」
僕は他にも何かないか物色する。教皇達が置いて行った、鑑定機能のあるモノクルにハイポーションなど他にも役に立ちそうなものを探しては、教皇のマジックバッグに入れて卵の内側に収めた。
外と繋がる壁の穴を見つけたが、崩れた瓦礫で足を怪我してしまいそうだ。僕は裸足だったから靴も探さなくては。
着ぐるみたまごは、後ろが見にくいのでダイナミックに180度の角度でキョロキョロしなければ、ならない。
すると、一際豪華なショウケースに入った白いブーツを見つけた。ケースを壊し、履いてみると僕の足のサイズにピッタリにはまる。
「うん。いいぞ。いい感じだっ。」
こちらもマジックアイテムらしく、さっき頂いたモノクルで見ると、ユニコーン素材の天翔け靴となっていた。
ジャンプすると、かなりの高さまで飛び上がれる。あまりの軽快さについ、前世のふなっしーの様な奇怪な動きをしてしまう。
『ぴょーん。シュバっ。カサカサ。』
うん。なかなか、早く走れそうな予感。
これがあれば僕の運命の恋人、クールなあのお兄さんに追いつけるかもしれない。
僕は閉じ込められていた地下室から抜け出した。
恋は盲目。この時、僕は告白の前にきちんと自分の格好を確認しておくべきだったんだろう。
そう、僕の格好はまさにハンプティダンプティそのものだったのだ。
でも僕はそんな事にも気がつかないまま、ひたすらお兄さんを追い求めて走った。
「待っていてね!
僕のマイスイートハートゥ!」
ハンプティなスタイルで王都を駆け抜ける。目指すは愛しのお兄さん。僕達、きっと幸せになれる。
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ーおまけ話ー
この日、王都に一つの都市伝説が誕生した。それは深夜の暗闇を物凄いスピードで駆け抜ける、白い卵型のゴーストが出るというもの。
そのゴーストの人間離れした不気味で奇怪な動きに人々は恐れ慄いたのだ。目撃者が多数現れた事から、討伐隊が組まれる程だったという。
しかし、それは未だに捕まっておらずダンジョンの深層階で見かけた者がいるなどと、その生態は謎に包まれている。
「こら!早く寝なさい!でないと、卵ゴーストのハンプティが出るわよ!!」
それは夜に寝ない子がいると、連れて行ってしまう恐怖の卵型おばけの話として語り継がれていく事になり、子育てに大変なお母さん達のささやかな助けになったとか、ならなかったとか。
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