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【第三十二話】厄除けの飴投げ①
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ダイニングで仕事の電話をしているアトちゃん。赤紫色の法被を着ている。
「はい、はい、分かりましたから。もう分かりましたから!帰ってきたらやりますんで!」
苛立たしげに電話を切るアトちゃん。
ムーちゃんが立っているのに気付く。
「今から飴投げだから。ぜったいに神社にこないでよ!」
そう言うとアトちゃんは小走りで玄関に向かった。
「(法被作ったんだ)」
「はい、はい、分かりましたから。もう分かりましたから!帰ってきたらやりますんで!」
苛立たしげに電話を切るアトちゃん。
ムーちゃんが立っているのに気付く。
「今から飴投げだから。ぜったいに神社にこないでよ!」
そう言うとアトちゃんは小走りで玄関に向かった。
「(法被作ったんだ)」
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