君の手を、君の目を。

要人警護の職にあたり、東京で過ごしていた正志は、あることがキッカケで警護の職を辞めた。

―――助けて。

時折思い出す記憶に怯える正志は、一年後、故郷に帰った際に電車の中で一人の女子高生に出会うことになる。視覚障害のハンディがある彼女は、やがて正志の心の闇に気づき、手を伸ばすのだが。

〈お知らせ〉2016.12.28から数日、連載をお休みします。申し訳ありません。
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