退廃芸術 大展覧会

淀川 乱歩

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第一章

濡れ子秘話

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 ……人間界の、極東の某島国の東北地方に、濡れ子と云(い)う禁忌の妖怪の伝承が、密かに非公開の絵馬や浮世絵として残されていたのです。
 ……ところが、そんな濡れ子達は、実は、妖魔界の、五芒星大陸(アトランティア)の東ユレヒト墓地大学の心霊工学研究所で開発された人工色情霊(エンティティー)を、妖魔界から人間界へと転移した淫魔族が、密かに持ち込んだ妖魔だったのでした。

 ……東ユレヒト墓地大学の心霊工学研究所では、人間族や魔族の魂魄(こんぱく)を、超霊導回路の心霊量子計算機(ゼーレ)の心霊手術で複製(クローン)して人工魂魄を作成したのです。
 ……そして、其の複製魂魄(こんぱく)を人工霊核(コア)として人間族の子供達を量産して、野良稚児として妖魔界の自然の中で、常(つね)に素っ裸のままで妖魔界の野生動物にしたり、絶滅危惧の淫魔族の数を増やしたりしていたのでした。

 ……そして、そんな複製された人工魂魄は、淫魔族の強い要望で、人工的な悪霊の色情霊(エンティティー)として量産される様(よう)になったのです。
 ……妖魔界では、人間界の人間族達が犬や猫を愛玩動物(ペット)として飼う様に、魔族や魔物達が大人の性的玩具(おもちゃ)や子供達の愛玩童(ペット)として、城や邸宅や巣穴の中で、人間族の少年少女達(こどもたち)を常に素っ裸で飼っていたのでした。

 ……ところで、貴族では無い一般家庭の、貧しい淫魔族達は自分達の子供の、男淫魔(インキュバス)や女淫魔達(サキュバス)の魂魄(こんぱく)を複製させて販売し、収入を得ていたのです。
 ……実は、複製(クローン)された淫魔族の子供達の複製魂魄(こんぱく)を、人工霊核(コア)として作られる人工色情霊達(エンティティー)は、淫魔族の種族固有能力(アビリティ)の一部を使用出来たからでした。

 ……特に、精神感応波(テレパシー)の読心や意識操作や記憶編集、そして感覚操作が使える高級な色情霊(エンティティー)が作成出来たので、高価で買い取られたのです。
 ……ところで、複製(クローン)された生物の複製魂魄(こんぱく)は、物質世界では非常に不安定な存在なので、直(す)ぐに何かの物質、例えば宝石や装身具、道具や器具の中へ強制的憑依(インストール)する必要が有ったのでした。

 ……すると、淫魔族達は、淫魔族の子供達の人工色情霊(エンティティー)を、飼い犬の様な革の首輪や、鎖を繋(つな)ぐ為に手首や足首に嵌(は)める金属の輪の枷(かせ)の中へ、強制憑依(インストール)したのです。
 ……そして、そんな性錬金魔術(シャクティ)の色情霊(エンティティー)の呪具(キジーツ)の、首輪や手足の枷を、魔族や魔物達が城や巣穴で飼っている、常に素っ裸の人間族の少年少女達(おもちゃ)の為に、販売していたのでした。

 ……また、そんな色情霊(エンティティー)の首輪や枷は強く呪われていたので、一度でも人間族の素っ裸の少年少女達に嵌(は)めて使用すると、子供達自身は勿論(もちろん)、魔族や魔物達にも、二度と取り外す事は出来無かったのです。
 ……そして、そんな常に素っ裸の人間族の、愛玩童(ペット)の少年少女達の首や手足に嵌(は)められた色情霊(エンティティー)の呪淫具(アイテム)は、子供の体温と気とで封印が解け、目覚めて霊体化したのでした。

 ……目覚めた色情霊(エンティティー)は、真っ先に其の呪われた人間族の少年や少女の、幼(おさな)い生殖器(セックス)に地縛霊化して、古今東西の性愛技(テクニック)を駆使(くし)して子供の幼い性器を愛撫(あいぶ)し、玩弄(がんろう)して責(せ)め苛(さいな)み、性的絶頂(オーガズム)を繰り返させ始めたのです。
 ……人間族にも、周囲の魔族や魔物達にも、そんな色情霊(エンティティー)の子供の生殖器(セックス)への愛撫は目には見えず、唯(ただ)、人間族の愛玩童(ペット)の素っ裸の少年が突然、股間(またぐら)を自分の両手の掌(てのひら)で鷲掴(わしづか)みにして、床や道に倒れたのでした。

 ……そして、両目を固く閉じ、両頬を真っ赤に染めて、唇を丸く大きく開いて、可愛(あい)らしい声で喘(あえ)ぎ続けては、やがて性的絶頂(オーガズム)して、素っ裸の全身を固く緊張させたのです。
 ……そして、更に何度か股間を両手で鷲掴みにして性的絶頂(オルガスムス)を繰り返すと、大人しくなり、素っ裸の仰向(あおむ)けに寝て、股間で固く勃起(ぼっき)させた幼い陰茎(おちんちん)の先端を、ひくひくと痙攣させ始めたのでした。

 ……実は、其の少年の男性器(おちんちん)に憑依した色情霊(エンティティー)は、精神感応波(テレパシー)で少年の意識や記憶を弄(まさぐ)り、其の少年の全身の性感帯(せいかんたい)を把握していたのです。
 ……其の色情霊(エンティティー)は、先(ま)ず、少年の脳の報酬系(ほうしゅうけい)を操作して、少年の感じる五感を全て、性的な快感へと紐付けて仕舞ったのでした。

 ……そして、更に、そんな少年の脳の感じる性的快感を、常時数倍に増強させて、常に素っ裸の愛玩童(ペット)の少年の全身の肌と粘膜(ねんまく)とを、鋭敏(びんかん)な擬似性器へと変えて仕舞ったのです。
 ……そして、そんな、其の素っ裸の愛玩童(ペット)の少年は、昼夜、全身の性感帯(エロジナスゾーン)を一つ一つ丁寧に、目には見え無い色情霊(エンティティー)に刺激され続けて、性的に開発され続けたのでした。

 ……そして、やがて少年は素っ裸の全身を、鋭敏(えいびん)な性感帯へと性的調教(トレーニング)されて仕舞ったのです。
 ……其の少年は、何かを見て感じたり、何かの音を聞いたり、何かの匂いを嗅いだり、何かの味を感じる度に、強い性的快感を同時に感じ続けたのでした。

 ……更に、少年の幼い陰茎(おちんちん)に憑依した強力な色情霊(エンティティー)は、其の素っ裸の少年の陰茎(ペニス)の中の海綿体(スポンジ)を、冷たい心霊物質(エクトプラズム)で完全に満たして、少年を常に固く陰茎(ペニス)を勃起(ぼっき)させ続ける身体へと変えて、更に、少年の幼い陰茎(ペニス)だけを馬の様に、巨根化(ウタマロ)させて仕舞ったのです。
 ……更に、其の色情霊(エンティティー)は、次に素っ裸の少年の陰嚢(いんのう)の中の、左右の睾丸(こうがん)を改造して、精液(ザーメン)を無くして、代わりに即効性(そっこうせい)の強力な人間族用の催淫剤を射精(しゃせい)する様に改造したのでした。

 ……やがて、其の首輪の色情霊(エンティティー)に、自分の陰茎(ペニス)に地縛霊として憑依された、其の愛玩童(ペット)の素っ裸の少年は、白い下腹部の陰茎の付け根を中心に、常に固く勃起し続けている、幼い陰茎の柱の部分にも、奇妙な薔薇色(ピンク)の痣(あざ)が、鮮(あざ)やかに浮かび上がったのです。
 ……其の痣は、魔物達の愛玩童(ペット)の常に素っ裸の少年と、少年の常に固く勃起し続けている陰茎(おちんちん)に憑依した色情霊(エンティティー)との契約の印で、少年が色情霊(エンティティー)の所有物で或(あ)る事を視覚的に明示した、性奴隷の衡(くびき)の契約書だったのでした。




エンティティー 霊体
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org › wiki › エンティティー_霊体
『エンティティー 霊体』(エンティティー れいたい、The Entity )は、1981年に製作されたアメリカ合衆国のホラー映画。 ... 4人の子供を持つロサンゼルス在住の女性ドリス ...
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 
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