退廃芸術 大展覧会

淀川 乱歩

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第一章

精通の森、催淫の茸

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精通茸(マスラオタケ)

 ……熱帯雨林の密林(ジャングル)の森の奥の沼地に自生し、アルカロイド系の即効性の強い強制勃起効果と、催淫剤作用と幻覚作用とを持つ。
 ……現地の住民は、精通茸(マスラオタケ)の自生する山奥の湿地帯を、密かに自慰の森と呼ぶ。

 ……原住民は、少し苦味が有る柔らかい小さな子実体(きのこ)を生のまま食したり、乾燥させて粉末にし、催淫剤の紫稍花(ししょうか)の原材料として使用する。
 ……尚(なお)、精通茸(マスラオタケ)は月に一日だけ、満月の月光の下でのみ子実体(きのこ)を急速に成長させ、明け方近くに一斉に傘を開き胞子を散布するので、現地では若衆宿の青少年が採集して陽光で乾燥させて、月に一度、村を訪問する商人に催淫剤用に販売している。

 ……また、原住民の元裸族は古来から、思春期に成長した少年達を若衆宿の青年達が、密かに魔羅茸(マラタケ)とも呼ぶ精通茸(マスラオタケ)の自生する森の奥の沼地に引率して、其処(そこ)で精通させる。
 ……自慰の森では、精通茸(マスラオタケ)が生える満月の深夜に、森の奥で若衆宿の青年達が、思春期前の村の少年達を先ず沼で水浴させる。

 ……褌(ふんどし)だけの青年達も、素っ裸にさせた村の少年達と一緒に冷たい沼の水に浸かり、幼い股間の男性器(おちんちん)と肛門(アヌス)とを、特に念入りに指で洗ってやると、水に濡れた裸身のままの村の少年達を地面に素っ裸で四つん這いにさせる。
 ……そして、そんな満月の蒼い月の光に鮮(あざ)やかな鮮緑の、柔らかな苔(コケ)の上に素っ裸で四つん這いにさせた、村の幼(おさな)い少年達の、無防備な小さな菊蕾(アヌス)の中へ、未だ傘の閉じた若い精通茸(マスラオタケ)の小さな子実体(きのこ)を挿入(そうにゅう)してやるのだ。

 ……実は、精通茸(マスラオタケ)は、乾燥させて粉末にすると時間を掛けて少しずつ効果を発揮するが、生のままの子実体(きのこ)を其のまま食したり、直腸(アヌス)や膣(ヴァギナ)に挿入すると、急速に効果を発揮するのだ。
 ……やがて、若衆宿の青年達も褌(ふんどし)を解(と)いて全裸になると、苔の上に胡坐(あぐら)を掛(か)いて座り、素っ裸の少年を全裸の腰の上に座らせる。

 ……そして、素っ裸で包茎(ほうけい)の、陰茎(おちんちん)を固く勃起させ続けている少年の固く勃起(ぼっき)した幼(おさな)い陰茎(おちんちん)の先端の、柔薄皮(ほうひ)を青年の太い指先で摘(つま)んで、ゆっくりと揉(も)み扱(しご)いてやるのだ。
 ……実は、此の夜の為に若衆宿では毎晩、全裸の胡座で床に座った青年達が、思春期前後の少年達の腰の褌を脱がせて、素っ裸にした少年の肛門(アヌス)の中へ青年の指を挿入して、ヌルヌルした薬草の麻痺れ葵(シビレアオイ)の汁で作った潤滑剤(ルーブリカント)を塗ってやるのだ。

 ……実は、其のヌルヌルとした草の汁には、人間の感じる刺激を大きく減衰させる麻酔の効果が有り、少年が性的絶頂(オーガズム)したり、射精(しゃせい)したりするのを防止していたのだ。
 ……夜の若衆宿の床の上では、毎夜、素っ裸で四つん這いにさせた少年達の、直腸(ちょくちょう)の中に挿入した青年の指が深々と抽挿(ちゅうそう)され、グリグリ回転を繰り返して、少年達の幼い菊蕾(アヌス)を少しずつ、性的な刺激(かいかん)に慣(な)らしていたのだ。


 ……今も、深夜の森の奥で、満月の蒼い月光の下、全裸の青年達の腰の上に素っ裸の少年達を座らせて、素っ裸の少年の固く勃起した男根(ペニス)の包皮(ほうひ)を柔(やわ)らかく揉(も)み扱(しご)き続けていた。
 ……やがて、全裸の青年の腰の上で、素っ裸の少年が細い全身を固く緊張させ、未だ射精(しゃせい)も出来無い幼い性的絶頂(オーガズム)に裸身を退け反らせたのだ。

 ……すると、全裸で胡座の青年は、腰の上の素っ裸の少年を立ち上がらせ、両足を左右に大きく開かせて向かい合って立たせ、少年に両手で青年の左右の肩を掴ませたのだ。
 ……そして、そんな素っ裸の少年の細い腰を左右から、両手の掌(てのひら)で鷲掴(わしづか)みにして引き寄せ、少年に腰を前に大きく突き出す様に命じた。

 ……そして、毎夜の若衆宿の指の調教(トレーニング)で仮性包茎(ぶかぶか)にした、素っ裸の少年の勃起した陰茎(おちんちん)の先端の包皮(ほうひ)を全裸の青年は片手の指で摘んで、大きく剥(む)いてやったのだ。
 ……全裸で胡座の青年は、目の前に向かい合わせに立たせた少年の股間で勃起した、幼い包茎の陰茎(ペニス)の先端をパクりと唇(くちびる)に含(ふく)んだ。

 ……そして、露出(むきだし)にした子供の薔薇色(ばらいろ)の、鋭敏(びんかん)な亀頭(きとう)の粘膜(ねんまく)を、舌の先でチロチロと擽(くすぐ)ってやったのだ。
 ……其の、男性器(おちんちん)への卑猥(みだら)な刺激(かいかん)に、素っ裸の少年が思わず腰を引こうとするのを、全裸の青年は、其の罰として、少年の腰を左右から鷲掴(わしづか)みにした自分の両手の指先を立てて、猛禽類の鉤爪の様に、素っ裸の少年の腰に、指先を強く喰い込ませたのだ。

 ……其の、小さな鋭い痛みに、素っ裸の少年が小さく悲鳴を上げると、全裸で胡座の青年は顔を上に向けて、青年の上げた顔に顔を近付けた、少年の可愛(あい)らしい顔の唇(くちびる)に接吻(キス)をした。
 ……素っ裸の少年は、全裸の青年の舌の先端で幼い唇を舐(な)め回され、口の中に挿入(そうにゅう)された青年のヌメヌメした大きな蛞蝓(ナメクジ)の様な温かな舌で、自分の小さな舌を舌愛玩(ねぶ)り回され続けて、腰に青年の指先を喰い込ませられた痛みに、少しだけ萎(な)え萎(しぼ)ませた陰茎(おちんちん)を、再び固く勃起(ぼっき)させられたのだ。

 ……すると、全裸で胡座の逞(たくま)しい肉体の青年は、再び少年の幼い陰茎(おちんちん)を唇に含み、激しく吸(す)い扱(しご)き始めたのだ。
 ……満月の森の奥、沼の岸の苔の上で、十数人もの森の周囲の村の青年達が全裸の胡座で座り、向かい合わせに立たせた素っ裸の男の子達の白い股間で勃起した、幼い男性器(おちんちん)を吸い続けては、少年達を一晩中、繰り返し性的絶頂(オルガスムス)させ続けていたのだった。

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