51 / 89
三章
50-レイプ
しおりを挟む「いい? 游助君が犯したいと思った女に声を掛けて、路地裏へ誘導するの。
上手く連れて来れるように先生もフォローしてあげるけど、その時男ってことは明かさないようにしてね」
「わ、分かりました。
でも……男ってことを明かしたほうが連れて来やすくないですか?」
これから女をレイプするための流れについて、圓が説明をする。
正体を明かさないようにとの話だが、効率を考えるならばSランクの立場を利用した方が早い気がする。
「確かに游助君があの話題のSランク奴隷だと打ち明ければ、女達は目の色を変えて付いてくるでしょうね。
でもそんなのダメ。
そんなつまらないことしたって何の意味もない。
何にも知らない女を、游助君が突然襲うの。
身体を押さえ付けて、服を破り捨てて、滅茶苦茶にブチ壊さなきゃレイプにならないでしょ?」
「ブ、ブチ壊す……」
女に突然襲い掛かってブチ壊す。
正真正銘のレイプ行為に走るには、まだまだ覚悟が足りていない。
俺達男を虐げる女達を犯してやりたいとは以前から思っていた。
だが実際にやるとなると、脳が危険信号を送ってくる。
そんな野蛮な人間になって本当にいいのか―――
俺は背中にじわりと汗をかきながら、葛藤していた。
だが、それでも―――
「分かりました。男であることは隠して、女を連れてくれば良いんですね?」
俺の覚悟を決めた返答を聞き、圓が満足そうにニコリと微笑んだ。
俺は圓先生の期待に応えるんだ。
ここで躊躇って圓先生をガッカリさせたくない。
それに……ここで頑張れば、圓先生がご褒美フェラをしてくれる。
圓先生のフェラ。
圓先生のフェラ……
(ああ……想像しただけで射精しそうだ)
俺は今から繰り広げる蛮行への不安よりも、その後に圓と戯れる姿を想像し、期待に胸を昂ぶらせた。
もう、迷いはない。
俺は道行く女達に視線を向け、どれを使ってオナニーしたいか物色し始めた。
「どう? どの女を犯したい?」
圓が俺の肩に手を添えながら訊ねてくる。
まるで服屋でジーパンを選んでいるかのような口振りだ。
レイプという野蛮な行為とは対象的な、実にカジュアルな雰囲気に、俺は思わず顔が綻ぶ。
「そうですね……あ、あの子なんて良いかな」
そう言うと俺は前方から来る女子○生を指差した。
周りに友人はおらず、制服姿で一人歩いている。
見た目も悪くないし、声を掛けるにはもってこいだ。
「うん! いい選択だね!
それじゃあ先生は後ろを付いていくから、声を掛けにいこっか」
ナンパすらしたことない俺が、JKに声を掛けてレイプする。
緊張が半端じゃないが、圓も応援してくれるというので何とかなるだろう。
俺はグッと拳を握り、JKの元へと歩いていった。
「―――あの~、ち、ちょっといいですか?」
「ん? どうしたの?」
俺がやや緊張気味に声を掛けると、JKから返答が返ってきた。
良かった。
最初から無視されるといった残念な結果に終わらず、俺はホッと胸を撫で下ろす。
「実はさっきあっちの路地で財布を落としちゃったみたいで……
すみませんが探すのを手伝って貰えませんか?」
「うわ~……大変だねぇ。
良いよ、手伝ってあげる」
俺が嘘の話で助力を求めると、JKは素直に応じてくれた。
こんなにもアッサリ上手くいくとは。
JCにしか見えない俺の姿に、警戒心は全く抱いていないようだ。
「ごめんなさい、妹がご迷惑をお掛けして」
「いえいえ、大丈夫ですよ~」
後ろから来た圓も俺に加わって、JKに詫びを入れる。
どうや、姉妹という設定で行くらしい。
確かにこれならば、より警戒心を抱かせず事を運べそうだ。
「えっと、この辺りなんですけど~」
丁度良く細い路地が近くにあったので、そちらへと曲がる。
辺りはビルの壁に阻まれ、かなり薄暗い。
奥は行き止まりになっており、表から中の様子を伺うことは困難だ。
「うわ、こんなところで落としちゃったら確かに見付け辛いね~」
JKはこんな怪し気な場所に連れて来られても、不安がる素振りすらない。
まぁこの時代では男にレイプされるような事件も起こり得ないし、警戒が緩くなるのも当然か。
早速物陰を物色し始めるJKに合わせて、俺と圓もガサゴソと辺りを漁る。
そんなことをしても財布など出てきやないのだが―――
「う~ん、暗くてよく見えないね~」
何も知らないJKは、一所懸命ある筈のない財布を捜索してくれている。
手足を付きながらこちらにプルンとお尻を向けられ、ドキリと胸が鳴る。
短いスカートから白いパンツが丸出しになり、食い込んだ割れ目が強調される。
これを、今から俺の手で―――
チラリと圓に視線を送ると、圓もニコリと笑い、顎でJKの尻を指す。
行動の合図だ。
「う~ん、ここにも無いなぁ~」
『ガシッ』
「へっ―――」
未だ財布を探しているJKのパンツを徐に掴んで、『グイッ』とずり下ろす。
そして間髪入れずに既に硬くなっている肉棒を、割れ目に擦り付けた。
「え、ちょ、何してんの!?」
JKは状況が理解出来ずに後ろを振り向こうとするが、俺がJKの腰をしっかりと掴んでこちらを向かせない。
そして勢い良く腰を突き入れた。
『ドチュッ!』
「ンギィッッ!!」
まだ濡れてもいないJKのアソコに肉棒を無理矢理ねじ込むと、JKは白目を剥いて悲鳴をあげた。
『ドチュドチュドチュドチュッ!』
そのまま乱暴にJKの身体をハメ倒した。
「なっ何っっごれぇえええ!!
何ぢでるのぉおおお!!?」
JKは未だ何が何だか分からない様子だが、その膣内はみるみるうちに濡れていく。
JKは突然年下の少女にアソコを突かれ、行為から逃れようと身体をひねる。
だがその身体は雌の本能により俺の肉棒によがり狂い、抵抗するだけの力など出せようもない。
俺はそんな少女の後ろ首を掴み、逃れられないように地面へと押さえ付ける。
そしてそのままケツに腰を嫌というほど打ち付けた。
「ああーーーっっ!! あぁああーーーっっ!!
ご、ごれっっほ、本物のヂンボッッ!!? ほっ本物ぉおおーーー!!?」
「はっ……はっ……はぁっ!」
明らかにバイブやディルドーとは違う、この時代の女が一撃で陥落する俺の肉棒で突かれ、JKは人外のように発狂する。
(レ、レイプしてる……!
知らない女の子に声を掛けて、いきなりチンポ突っ込んでる!)
初めは躊躇っていた俺も、女を強引に犯している状況に気分が昂ぶってくる。
「フフフ。どう、游助君?
女をレイプするのって最高に気持ちいいでしょ?
これがヤりたかったんでしょ?」
圓が耳元でいやらしく囁いて、俺の心を更に煽り立てる。
そしてその言葉に、俺はハッとなった。
(そうだ……俺はこれがヤりたかったんだ。
俺は女を蹂躪したいと思っていたんだ。
俺は今まで何を女と暢気に楽しんでいたんだ。
俺の目的は、女をレイプしてやることだったのに……!
それを―――それを、圓先生は俺に思い出させてくれたんだ)
臥薪嘗胆の念で女達への蹂躪を誓った、あの時の思いを果たさせてくれた圓に対し、深い感謝の念を抱いた。
圓がどうしようもなく好き過ぎる。
こんなことまで俺にさせてくれる。
俺が心の奥深くに望むことを全部剥き出しにさせて、全部叶えてくれる。
俺に、快楽と悦びと愛情だけを味わわせてくれようとしている。
圓先生の愛に応えるにはどうしたら良いのだろうか。
(脳みそチンポ……そうだ、俺は脳みそチンポにならなきゃいけないんだ。
チンポ気持ちいいこと以外考えない……ように……
チンポだけに―――集中しな……きゃ)
「―――はっ……ハハハッ! アハハッ!
チ、チンポ気持ちいいっ!気持ちいい!
脳みそぎもぢいぃぃぃいいーー!!」
女を犯す。
女を犯せ。
女―――いや、オナホールだ。
オナホール。
もっとオナホールで気持ちいいことしたい。
俺は最早思考すら朧気に、ただ股間から昇る快楽と、目の前の女に股間を突っ込む興奮だけを貪った。
「ああっ……それっ! それよ!
その姿こそが、游助君が成るべき姿なの!」
獣のように女を貪る俺の姿を見て、圓は自分の両頬を手で押さえながら、歓喜の表情を浮かべる。
そしてそのまますぐに自身の膣を、グチャグチャに掻き回し始めた。
やった。
圓先生か喜んてくれてる。
嬉しい。エロい。気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい―――
凶悪的な性の渦の中、俺はただ無心に、ひたすらに、底へと堕ちていった―――
0
お気に入りに追加
460
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
去勢ゲームなんか選ばなきゃよかった!
放射朗
大衆娯楽
女尊男卑社会のお話。
痴漢の罰は懲役4年以上か、去勢ゲームへ参加するかに決まっていた。
10個の中に当たりは一つ、そのくじを5回引いていいことになっている。
主人公は無罪を勝ち取るために果敢にゲームに挑戦する。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
女を肉便器にするのに飽きた男、若返って生意気な女達を落とす悦びを求める【R18】
m t
ファンタジー
どんなに良い女でも肉便器にするとオナホと変わらない。
その真実に気付いた俺は若返って、生意気な女達を食い散らす事にする
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる