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第一章【レイシア編】

【番外編】昼下がりの妻・その3

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『ズチュッ』

 仰向けになってシンの身体を迎えるエマのマ◯コに、シンは勢い良くチ◯ポを挿入した。

「あああっ……!」

「くっ……!」

 二人は互いの陰部の感触に顔を歪める。とうとう越えてしまった。越えてはいけない一線を。
 だがエマの顔は罪に沈むどころか悦びに満たされている。

『ズチュッヌチュッグチュッ』

 二人はそのまま互いの陰部を激しく擦り合った。

「ふふふ。とうとう結ばれたわね。どうかしらエマさん、本物のぺニスと初めての不倫の感想は」

「はっはいっ! しっ信じられないくらい気持ち良いっです……! ああっ!」

 ビルナが淫らにたずねると、エマも素直な気持ちを口にした。

「ああ~ん! ダーリン達気持ち良さそう~!」

 リザがビルナとディルドーを挿入し合いながら、シン達を羨ましそうに眺める。

「坊やもどう? 他人の妻を自分のぺニスで犯す悦びは」

「ぐぅっ……! さっ最高の気分です!」

 シンも許されざる行為の快感を口にする。

「ふふふっ、そうよ。イケナイコトはとっても気持ち良いのよ。
 二人とももっともっとイケナイ快楽を求めてエロスに溺れなさい!
 ここではエロスの為ならどんな事をしても許されるのよ!」

 ビルナも自分の店で行われる淫猥な行為に満足げな表情を浮かべた。

「どうですかっ!? 旦那さんのチ◯ポと比べてどうですか!?」

『パンパンパンパンッ!』

「あああぁぁっ気持ち良い! 夫のより気持ち良いですぅ~~!
 不倫セックス……きっ気持ち良い! 本物のオチ◯ポっ……! 気持ち良いですうぅぅぅ!」

 シンとエマも互いに卑猥な言葉を投げ合いながら興奮を高めていく。

「そうよエマさん! あなたの幸福は今ここにあるのよ!
 貴女は不倫の悦びを味わう為に結婚し、この快楽を知る為に生まれてきたのよ!
 エロスの前には人妻という立場ですら、他の男とのセックスをより楽しむ為のスパイスでしかないのよ!
 さあ! この快楽の為に全てを捧げなさいっ!」

「あああっイクッイッちゃううぅぅぅー!」

「ううっ……! でっ出るうぅぅっ!」

『ドピュッ! ドピュルーッ!』

 シンは人妻のマ◯コに大量に欲望をぶちまける。その快感に二人は舌を垂らして悦んだ。

「どう? 夫を裏切って他人の精液をヴァギナに迎える快楽は」

「あ……ああ……も、もうこれ無しじゃ生きて行けなさそう……です……
 もう……セックス我慢するの辞めまぁす……えへっ……えへへっ……」

 そもそもビルナの店に足を運んで卑猥な玩具を買うようなエマが、一度不倫セックスの悦びを味わってしまったらそうなるのも当然だった。

「シンさん……これからも……私とセックスして下さいますか……?」

「ええ勿論ですよ……もっとイケナイ快楽を一緒に楽しみましょう」

「ああっ……嬉しいっ! わっ私にどんなイケナイ事をして下さるんですかっ……!?」

 二人はこれからも身体を重ね合う事を約束し合うと、エマは早速更なる淫猥な行為に期待を寄せた。

「そうですね……今から一緒にとっても悪いコトをしに行きませんか?」

「はっはい……! 是非っ! そ、それは一体何処ですか……?」

 今からその変態行為を実演してくれるというシンに対して、エマは胸を躍らせる。

「それはーー貴女の家ですよ」

 期待に目を潤ませるエマに、シンはとんでもない提案を口にした。

「坊や! 貴方という子は……! とうとうエロスの境地に目覚めたわね! すっ素晴らしい提案だわっ!!」

 シンの言葉にビルナは歓喜した。

「わっ私の家ですか!?」

 唐突過ぎる提案に、エマは驚いて聞き返す。

「そうですよ。エマさん、今ご自宅に旦那さんはいますか?」

「い、今は夫が家で娘とおりますが……ま、まさか! ああっそんな……! で、でも夫に見つかったらどうしよう……!」

 シンの質問にエマは感良く察し、真っ赤な顔を押さえながらあたふたと困惑する。
 どうやら期待と不安がせめぎ合っているようだ。

「ふふ。大丈夫ですよ。リザの魔法を使えば姿や音を隠す事が出来るんです。
 どうですかエマさん、旦那さんの前で好きなだけ乱れてやりましょう」

 シンがエマの左頬に手を添えながら、優しく語りかける。

「ああぁ……」

『ゴクリ』

 エマは目を潤ませながら生唾を飲み込む。

「はい……」

 そして頬の手を両手で包むと、小さく頷いてシンの言葉に従った。

「それじゃあリザ、皆に不可視の魔法を掛けてくれるか?」

「はーい! ねえねえダーリーン、そろそろ私もダーリンのチ◯ポ欲しいなー」

 リザがシンの腕を掴みながら身体をくねらせた。

「分かったよ。皆で楽しむ姿をエマさんの旦那さんに見せつけてやろう」

 シンは可愛いリザの要望に答え、優しくリザのマ◯コを撫でた。

「私は店を空ける訳にはいかないから、残念だけどここに残るわ」

「そう……ですか……」

 シンはビルナに変態行為を見て貰えないことに残念な気持ちを抱いた。

「うふふ、そう落ち込まないの坊や。私の代わりにこれを持っていって」

 ビルナはシンに手の平サイズの水晶のような物を渡した。

「これは……?」

「それは目の前の情景を記憶する水晶よ。これに魔力を込めると宙に浮かんで記録が始まるわ。
 貴方達はそれの前でセックスをして来て頂戴。それを見てたっぷり楽しませて貰うわ。
 淫魔のお嬢ちゃん、人以外の物体にも見えなくなる魔法は効くかしら?」

「出来るよー!」

 どうやらビルナは後でシン達の行為を見てオナニーするらしい。
 リザの不可視魔法が使える事を確認すると、ビルナは満足げにリザの頭を撫でた。

「ああっ……! お、夫の前でセックスを楽しんだ挙げ句、その記録を残せるだなんて……!
 び、ビルナさん! 後で私にも見させてくださいっ!」

 エマは恥ずかしがるどころか、興奮した様子で自分にも見せてくれるよう嘆願した。

「勿論よ。今度皆でそれを見ながら楽しみましょう」

「わぁ~! それリザも楽しみー!」

「し、シンさん……! はっ早く行きましょう!」

 シン達はビルナの店を後にすると、エマに手を引かれながら目的の場所へと早足で向かって行ったーー


「ーー着きました。こ、ここが私の家です」

 エマの家は街の一角にある立派なお屋敷だった。

「凄く立派なお家ですね……旦那さんは随分と商売繁盛されているみたいですね」

「夫は各地の珍しい物を仕入れては街で販売しており、その差益で儲けておりまして。
 実はビルナさんとも夫の仕事の繋がりでお知り合いになったんです」

 どうやらビルナとエマの夫は同業者に当たるらしい。

「え、えっと……も、もう私達の姿は見えなくなっているんですよね……?」

「大丈夫だよー! リザの魔法はバッチリ効いてるよ!」

 エマが念を押して確認を取る。

「それじゃあ皆、服を脱ごうか」

「はーい!」

「え……!? こ、ここでですか!?」

 玄関先で服を脱ごうとするシンに対して、エマが驚きの声を上げる。

「エマさん……今からとってもイケナイコトをして楽しむんですよ。
 ほらエマさんも服を脱いで……手で隠しちゃダメですよ……?」

「ああっ……わ、分かりました……!」

 シンから優しく促されると、エマは顔を赤らめながらもそれに従い、シュルシュルと服を脱ぎ捨てていく。

「ぬ、脱ぎました……」

 エマはシンに言われた通り家の前で全裸になり、後ろでモジモジと手を組んでいる。

「それじゃあ二人共、まずはここでチ◯ポを舐めて」

「はぁい♥️」

「は、はい……!」

『ジュプッジュルッレロッ』

 まだ日中の人通りもある中で、三人は全裸になって卑猥な行為に勤しむ。

「レロッレロッ……ああっ……わ、わらひ……自分の家の前でこんら事ひてるなんれ……!」

 エマは強烈な背徳感にマ◯コをグショグショに濡らしていた。

「ああ……! 二人とも、い、いいよ……! そろそろ出そうだ……!
 エマさん……! ここにマーキングしますからね!」

『ビュルルッドピュルルッ!』

 そう言い放つとシンは家の玄関扉に精液をぶっかけた。

「あぁぁ……! そ、そんな……!」

 自分の家がシンの精液に汚されていく光景に、エマはショックを受けつつも嬉しそうな表情を浮かべた。

「はぁっ……はぁっ……さあエマさん。
 これからこの家は貴女が家族と暮らす家ではなく、僕とセックスする為の場所になりましたよ……
 俺がしたくなったらいつでも貴女を犯しに来ますからね。
 それに淫魔は簡単に精液を吸収出来ますから、これから家中に精液をプレゼントしてあげますよ」

「わっ分かりました……! こ、この家が……シンさんとセックスする為だけの場所に……す、凄い……かっ考えるだけで興奮しちゃう!」

 これから生活の全てをシンとのセックスに支配されてしまう事にも、エマには最早悦び以外の感情は湧かなかった。

「さあエマさん、僕達の愛の巣へ案内してください」

「わっ分かりました……! どうぞこちらへ……」

 エマはそおっと玄関を開け、二人を中へと招き入れたーー
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