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第一章【レイシア編】

職場(性描写有り)

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「ソフィーヤさん、クエスト報酬と素材の鑑定をお願いするよ」

「かしこっまりましたっレイシアさん」

 冒険者ギルドでは、既にクエストを終えたレイシアがソフィーヤから報酬を受け取る手続きを行っていた。

「……? 何だか顔が赤いけど、大丈夫? ソフィーヤさん」

「いっいえ何も問題ありません!」

 妙に顔の火照ったソフィーヤに対し、レイシアが心配そうにたずねる。
 対するソフィーヤは何でもないといった様子で手を横に振り、急いで鑑定作業を行った。

『キイィッ』

 ソフィーヤとレイシアが受付を行っているとギルドの扉が開き、クエストを終えたシンが中へと入ってきた。

「シン君! お帰りなさいませ!」

 シンの姿に気付いたソフィーヤがカウンターから手を振る。
 その言葉にレイシアも入り口の方を振り返った。

「ただいま戻りましたソフィーさん。こんにちはレイシアさん」

 シンが受付へと向かいながらソフィーヤとレイシアに声をかける。

「今日のクエストも無事終了しました。鑑定をお願いしますソフィーさん」

 シンは外向きの対応でソフィーヤに今日の戦利品を渡す。

「まあっ今日もこんなに沢山……!
 今日シン君が受けられたのはBランクの依頼ですので、また昇格ですね。Bランク到達おめでとうございます」

 シンからクエスト達成の報告を受けると、ソフィーヤがシンの昇格を祝った。

「やあシン。またランクを上げたのかい?
 君の異常な成長速度にはつくづく恐れ入るよ」

 昨日Bランクに昇格したレイシアは、一日でシンに追い付かれてしまった事にやれやれといった様子で称賛の言葉を口にした。
 シンは「ははは」と苦笑いしながら頬を掻いて誤魔化す。
 何せ強欲という変態的かつ裏技級の方法で楽々にレベルとランクを上げいる訳で。
 真摯に冒険者活動に取り組むレイシアから称賛を受けるシンは、後ろめたい気持ちで一杯だった。

「ところで昨日はお礼も言わずに帰ってしまって申し訳なかったね。
 改めてお礼を言わせて貰うよ。私を助けてくれてありがとう」

「い、いえ! とんでもないです!」

 シンは憧れのレイシアに頭を下げられ、思わず謙遜する。

「そうだ。ソフィーヤさんから聞いてるかと思うけど、約束通り明後日一緒にクエストを受けよう。
 今日と明日は色々やらなきゃいけないことがあってね」

「そっそうなんですか。僕は明後日で大丈夫ですので、楽しみに待ってます!」

「ふふっ。私も君の強さの秘密を知れるのが楽しみだよ。
 それじゃあ明後日またここで会おう」

 レイシアは楽しげにシンと約束を交わすと、ギルドの外へと歩いていった。

「ふふふっ。シン君、憧れのレイシアさんとパーティを組めて嬉しそうですね」

 そんな二人の様子を微笑ましそうに眺めていたソフィーヤが感想を述べる。

「そっそんな事……! あるけど……」

 ソフィーヤに茶化されシンは思わず反論しようとするが、誰から見ても明らかな態度に閉口せざるを得なかった。

「そっそれより……約束通りあれはちゃんと付けてたんだろうな?」

 今度はシンがお返しと言わんばかりに、ニヤリとした目でソフィーヤに質問を返す。

「ああっ……! もっ勿論ですシン様……!」

 シンの言葉にソフィーヤは目を潤ませながら家政婦モードへと切り替わる。

「ほ~。それじゃあどんな具合か見せてもらおうかな。
 リザ、俺にも不可視の魔法をかけてくれ」

「はーいダーリンッ」

 シンに不可視の魔法をかけると、リザも面白そうにソフィーヤの元へと近付いた。

「ほら、カウンターの陰で見せてごらん、ソフィー」

 シンはカウンターの中へと移動し、ソフィーヤの前でしゃがみこむ。
 リザもワクワクと目を輝かせながらシンの隣でしゃがむ。

「どっどうぞご覧下さい……シン様に言われました通り、今日一日このまま過ごしました……」

 ソフィーヤがスカートをめくると、そこには盛り上がったパンツから大量の愛液が止めどなく溢れていた。

「良い子だ……誰にも気付かれなかったか?」

「はっはい……! いつも通り振る舞っておりましたので、誰も気付く人はいませんでした」

 ソフィーヤはシンに命ぜられ、一日中マ◯コにディルドーを挿入したまま仕事をしていたのだ。
 仕事中に精液まで垂らすのは流石にまずかった為、ディルドーにシンの魔力は込められて居ないが、その代わり痛みを無くす為にリザの体液がたっぷり塗られていた。

「流石はド変態のソフィーだな。こんなプレイにも慣れたものか?」

『グチュッグチュッ』

 シンがディルドーで中を掻き回しながらたずねる。

「あっあああっ……! そっそんな事ありません……!
 シン様のオチ◯チンは他のどんな玩具やオチ◯チンも比べ物になりませんし、リザ様の体液もあるので、こっ堪えるのに必死でした……!」

 ソフィーヤがシンの責めに足をガクガクさせながら答える。

「そうか。でも興奮しただろ? こんなにスケベな汁が垂れてるじゃないか」

『グチュグチュグチュグチュッ!』

 シンがわざとらしく卑猥な音を立てながら更にソフィーヤのマ◯コを責め立てる。

「はっはい……とっても……とっても! 興奮しましたぁ~!
 途中何度も裏に隠れて自分でオマ◯コを掻き回してしまいましたぁ~!
 気持ち良くって気持ち良くって……! ああっ……! はっ早くシン様の精液を注いで欲しくて堪りませんでした!」

 ソフィーヤは仕事中にも関わらず痴態を晒しまくった事を打ち明ける。
 その顔は先程まで冒険者達に応対していたそれとはかけ離れた、淫欲に満ち、快楽に溺れた表情だった。

「ふははっ。それじゃあ言い付け通り頑張ったソフィーにはご褒美をあげないとな」

『ズルリ』

「ああっ……しっシン様っ! すっ素敵!」

 シンは不可視の魔法で見えないのを良い事にその場で座り込み、陰部を露にした。
 その様子にソフィーヤは更に興奮を高める。

「さぁソフィー、俺の上に跨がって好きなだけ喘いで良いぞ」

「はっはい! ありがとうございますぅ!
 えっと、あの……わっ私にも不可視の魔法を……」

 ソフィーヤは喜んでシンの上に跨がりながら、自分にも不可視の魔法を望んだ。

「何言ってるんだ。受付嬢が居なくなったら皆が困るだろう。
 誰かが来たら後ろから突いてやるから、ちゃんと応対するんだ」

 そんなソフィーヤに対し、シンは鬼畜な命令を下す。

「ああっ……! なっなんて素晴らしいお方なのですかシン様っ!
 私を皆の前で犯して下さるなんてっ……!
 こっ興奮し過ぎてっ……どうにかなりそう! しっ幸せ! 幸せ過ぎますうぅぅ~!」

 シンの非道な命令に対しても、変態行為に狂っているソフィーヤにとっては悦び以外の何物でもなかった。

「良いなぁソフィー! ダーリン私も私もー!」

「勿論リザもここで沢山セックスしような。ここだけじゃない。家に帰る道のりも、お店で買い物する時も、何処でだってセックスしような、リザ」

(そうだ。リザが居れば、リザが居さえすれば四六時中何処でだってこの上ない快楽を味わえるんだ)

 シンはそっとリザの体を寄せ唇に甘いキスをすると、そのグチュグチュに熟れたマ◯コに指を入れて膣壁の感触を楽しんだーー

『ザワザワザワ……』

『グチュ……ズチュ……』

「はぁっ……はぁっ……あぅぅっ……!」

 冒険者達が行き交う中、受付のカウンターではシンとソフィーヤによる卑猥な行為が繰り広げられていた。
 とは言ってもシンの姿やカウンターより下の光景はギルド内の冒険者達には見えず、シンも魔法の掛かっていないソフィーヤのマ◯コが音を立てないよう気を配りながらスローセックスに勤しんでいた。
 リザも宙に浮かびながらシンの顔に股間を押し付け、秘部を舐めて貰っている。

 するとそこに一人の冒険者がカウンターへと近付いてきた。

「すっすまんがシン殿……! シン殿を見なかったか!?」

 カウンターに突っ伏しながら喘ぎ声を抑えていたソフィーヤが、冒険者の声に気付いて顔を上げる。
 シンもまた自分の名前を呼ばれたのに気付き、楽しみを中断された事に不満そうな顔を浮かべながら声の方を見る。

 するとそこには昨日シンが散々蹴飛ばしたジェラルドが、体中に包帯を巻いた姿で立っていたーー


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