上 下
39 / 83
第一章【レイシア編】

駆使(性描写有り)

しおりを挟む
 
「ーーふあぁ……」

 シンが夜明けと共に目覚めると、隣に淫魔達の姿は無かった。
 どうやら魔力を使い果たして召喚が切れてしまったようだ。
 そこにはリザの姿も無く、久々の一人で目覚める朝にシンは少し寂しさを覚えた。

『ンッジュルッジュポッジュポッ』

 ところが布団に覆われた下半身からは、卑猥な音と共に心地良い快感が湧いていた。
 見るとそこには裸のソフィーヤが淫魔の代わりにお目覚めのフェラチオを行っていた。

「おはようソフィー」

 シンはソフィーヤの頭を優しく撫でながら挨拶をする。

「おはよふごあいまふっ。ンッジュポッ」

 ソフィーヤは顔を赤らめながらシンに挨拶すると、そのままシンの上に股がる。

『グチュッ』

「んあぁんっ!」

 シンとソフィーヤはそのまま朝のセックスに移行した。

「おいでリザ」

 シンは目覚めから就寝まで常に美女とのセックスを味わえる日常に悦びを噛み締めながら、降魔術を使ってリザを呼ぶ。

「ーーふぁぁ……おはようダーリーン♥️」

(名前を付けた魔族は種族名ではなく本人をイメージする事で呼び出す事が出来るみたいだな。
 リリムの三人も今度名前を付けるか)

「ダーリーン! ンチュ……はむっ……レロッ……」

 リザは呼び出されるなりシンと熱いキスを交わし、ソフィーヤとの交わりに加わる。
 シンの淫猥な快楽に満ちた日常が始まったーー



「ーーいけっアークデーモン! 敵をなぎ倒せ!」

「かしこまりましたご主人様」

 レイシアとの約束の日までの間、シンはクエストでお金を稼いでいた。
 デーモンの上位種『アークデーモン』を一体召喚し、目の前の魔物を狩る。
 アークデーモンはレッサーデーモンと比較すると知能も大幅に向上し、敵を倒してドロップ品や素材を剥ぎ取るといった高度な命令もこなせた。
 シンが戦っている敵はサイクロプスの群れでBランクと強敵だ。
 だがシンの降魔術レベルとスキルによってアークデーモンは強化されており、更にリザの闇魔法によって周辺の魔物全てに能力低下のデバフが掛けられている。
 たった一体のアークデーモンを前に、サイクロプス達はなす術なく倒されていった。

 そしてその間シンは何をしているかというとーー

『パァンッパァンッパァンッ!』

「ああんっ! ご主人様ぁっ! ヴェールのマ◯コ気持ちいいですぅーーっ!!」

「ご主人様! 次はブラウっ! はっ早くチ◯ポ入れてぇ!」

「ご主人様ろうれすかぁ? ローザのアナル舐め気持ちいいれふかぁ?」

 シンは狩場の森で白昼堂々と淫魔達との乱交を楽しんでいた。
 シンはグリーンのリリムには『ヴェール』、ブルーのリリムには『ブラウ』、ピンクのリリムには『ローザ』と、色にちなんだ名前を新たに付けた。

 昨晩シンにたっぷりと調教を受けたリリム達は、既に従順な性奴隷、いやシンのチ◯ポの中毒患者となり、シンのチ◯ポによる治療を悦んで受けている。

「ああ~んダーリーン! もっと! もっとマ◯コ舐めてぇ~!」

 勿論愛するリザを可愛がる事も怠らず、シンの顔に股がるリザのマ◯コをたっぷり舐め回し、溢れ出る快楽液を『ゴクゴク』と美味しそうに飲んでいる。
 やはりサキュバスクイーンであるリザの愛液は格別だ。

「全く仕方ないな。ほらっお前達にもやるよ!」

「ズチュッ!」

 シンは魔力を込めたディルドーを両方の手の平に付け、ブラウとローザのマ◯コに挿入する。

『グチョグチョグチョグチョッ!!』

 そして腰では到底不可能な早さで二人のマ◯コを乱暴に掻き回す。

「んああーーっ!! ぎもちいい!! ぎもちいい!!」

「これなのぉ~! これがないと生きていけないのぉ~!」

 Bランクの魔物が棲息する危険な森の中で、幼い少女達の喘ぎ声が響き渡る。
 こんな所を歩いている人間はまず居ないし、今日この狩場に来る冒険者は居ないと、念のためソフィーヤから確認を取った為、ここならば不可視の魔法を掛けずとも幾らでも乱痴気騒ぎが出来る。
 シンは狩りの最中ですらチ◯ポが乾く暇も無く、ただひたすらにセックスしまくったーー


「さてーー討伐対象は全部倒せたし、辺りの魔物もあらかた狩り尽くしたから、そろそろ帰るか」

 シンは魔力を使い切る前に全ての魔物を倒し、今日の仕事を終える。

「それじゃあ皆お疲れ様」

 シンはアークデーモンと横でアヘ顔を晒しながら伸びているリリム達の召喚を解き、場にはシンとリザだけが残った。

「それじゃあ俺達も帰ろうか、リザ」

「うん!」

「いでよ『グリフォン』!」

 シンがリザに帰還を告げ、魔族を召喚する。

『クォォオオン』

 目の前には巨大な魔獣が現れた。
 グリフォンはシンの姿を見ると、頭を垂れて地に伏した。
 殆どの魔獣は魔物に属するが、グリフォンやドラゴンといった高位の種族は魔族にその名を連ねる。

 シンはグリフォンの頭を撫でると、その背中に飛び乗った。
 その後に続くようにリザが『フワリ』と舞い、シンの股ぐらに着地する。

「街までよろしくグリフォン」

「クオオッ」

 シンが背中を軽く叩くとグリフォンは大きく羽ばたき、物凄い速さで森の中を駆けていった。

「わ~! 速~い!」

 リザはグリフォンに大喜びだ。
 薄いワンピースは風にはためき、綺麗な肌が見え隠れしている。

『スススッ……』

 シンがその白く美しい尻を優しく撫でる。

「あん……んふふ♥️」

 リザがシンの方へ振り向き、淫靡な目で自分の人差し指を舐める。
 シンは当たり前のように勃起したチ◯ポを晒し、リザも普通の事のようにその上に跨がる。
 そして二人は何も言わずに互いの股間を重ね合わせ、グリフォンの振動に身を任せながら快楽を貪ったーー

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

特技は有効利用しよう。

庭にハニワ
ファンタジー
血の繋がらない義妹が、ボンクラ息子どもとはしゃいでる。 …………。 どうしてくれよう……。 婚約破棄、になるのかイマイチ自信が無いという事実。 この作者に色恋沙汰の話は、どーにもムリっポい。

性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!

エノキスルメ
ファンタジー
ノエイン・アールクヴィストは性格がひねくれている。 大貴族の妾の子として生まれ、成人するとともに辺境の領地と底辺爵位を押しつけられて実家との縁を切られた彼は考えた。 あのクソ親のように卑劣で空虚な人間にはなりたくないと。 たくさんの愛に包まれた幸福な人生を送りたいと。 そのためにノエインは決意した。誰もが褒め称える理想的な領主貴族になろうと。 領民から愛されるために、領民を愛し慈しもう。 隣人領主たちと友好を結び、共存共栄を目指し、自身の幸福のために利用しよう。 これはちょっぴり歪んだ気質を持つ青年が、自分なりに幸福になろうと人生を進む物語。 ※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載させていただいています

【完結】結婚してから三年…私は使用人扱いされました。

仰木 あん
恋愛
子爵令嬢のジュリエッタ。 彼女には兄弟がおらず、伯爵家の次男、アルフレッドと結婚して幸せに暮らしていた。 しかし、結婚から二年して、ジュリエッタの父、オリビエが亡くなると、アルフレッドは段々と本性を表して、浮気を繰り返すようになる…… そんなところから始まるお話。 フィクションです。

醜いトロールの子

メタボ戦士
ファンタジー
 3人兄妹の末っ子サーヤ(10)が今まで育ててくれた両親が本当の家族ではないことにショックを受けて本当の両親を探しに行く話   ※前半の内容です。

【完結】幽閉の王を救えっ、でも周りにモブの仕立て屋しかいないんですけどぉ?

北川晶
BL
 BLゲームじゃないのに、嫌われから溺愛って嘘でしょ? 不遇の若き王×モブの、ハートフル、ファンタジー、ちょっとサスペンスな、大逆転ラブです。  乙女ゲーム『愛の力で王(キング)を救え!』通称アイキンの中に異世界転生した九郎は、顔の見えない仕立て屋のモブキャラ、クロウ(かろうじて名前だけはあったよ)に生まれ変わる。  子供のときに石をぶつけられ、前世のことを思い出したが。顔のないモブキャラになったところで、どうにもできないよね? でも。いざ、孤島にそびえる王城に、王の婚礼衣装を作るため、仕立て屋として上がったら…王を助ける人がいないんですけどぉ? 本編完結。そして、続編「前作はモブ、でも続編は悪役令嬢ポジなんですけどぉ?」も同時収録。

〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。

江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。 了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。 テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。 それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。 やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには? 100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。 200話で完結しました。 今回はあとがきは無しです。

【R18】黒髪メガネのサラリーマンに監禁された話。

猫足02
恋愛
ある日、大学の帰り道に誘拐された美琴は、そのまま犯人のマンションに監禁されてしまう。 『ずっと君を見てたんだ。君だけを愛してる』 一度コンビニで見かけただけの、端正な顔立ちの男。一見犯罪とは無縁そうな彼は、狂っていた。

離婚しようですって?

宮野 楓
恋愛
十年、結婚生活を続けてきた二人。ある時から旦那が浮気をしている事を知っていた。だが知らぬふりで夫婦として過ごしてきたが、ある日、旦那は告げた。「離婚しよう」

処理中です...