人間は誰しも秘密がある

session2 シロのver

扉を開けると…

どこを見渡しても彼女はいなかった。
はやり怒って帰ったのだろう。。。
はぁ。また1ヶ月間謝り続けないと…
給料日まで保つかな？汗

教室を出ようとすると
（何人をまたして帰ろうとしてんねん！ボケ～！）
と美奈子が走って僕の方へ来た。
（まじ何してたん？話し合い言うてるけど
他の生徒会の人帰ってたやん！！まじ何しとったん？
もしかして……リンチされたん？）

普通こういう時は告白？では無いのかな？と思いながら
炭酸ジュースと菓子パンを彼女に上げると
お腹がすいていたのだろう。菓子パンを２.３口で食べていた。。。汗

（ほんで、美奈子話は何？めったに話しかけてこやんの
に珍しい。明日雨でも降るんちゃうか？）
と、すると彼女は夕日のせいもあるのだろうか
顔を赤くし大きく深呼吸をする。。

少し口を開き（じっ、実は…わっ、私さ前から言おう、としてたんだけど、中々言えなくて…）
とモゾモゾする彼女…
とりあえず、彼女がモゾモゾしてる時はなかなか言わない。カバンの中をゴソゴソしていると
（私※※＄～ねん！）
と………幻聴……………だろうか。
「ごめん！今なんか言うた？」
彼女は顔を真っ赤にしだから
（YouTube始めるの。。）
と大きな声で言った………
はっ？………YouTube……
「だれが」
（私が） 
「誰と」
（友達と）
「学校の？」
（そんんなわけないやろ！？）と 彼女は大声を上げた
学校の子ではないない友達とは誰だろう？と、気になり
美奈子に聞いてみた。
（あっ、それは…）
と彼女は口を噤んだ。