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新たなる脅威篇
2 プラトウへ-8-
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「また来てくれるかい?」
老婆のかすれ声にシェイドは笑顔で応じた。
まさか皇帝となった同郷の少年が訪ねてきたとは夢にも思わず、当初はさして気にも留めていなかった避難者たちは彼だと分かると俄かに沸いた。
調理や物資運搬にあたっていた職員たちも手を止め、時の人を一目見ようと集まってくる。
「へぇ~、あんな子どもがねえ」
「しっかりしてそうじゃないの」
「世の中も変わっていくもんだなあ」
その反応はさまざまだったが概ねは好意的なものである。
ペルガモン政権の苛烈さも相俟って、シェイドに期待する声は大きかった。
「皆さん、ありがとうございます。一日も早く元の生活を取り戻せるよう、僕もがんばります」
このたった一言にさえ勇気づけられる者は多かった。
役人の末端さえ民を虐げるのが常であったから、弱者に寄り添う為政者の出現は光明も同然だ。
(この素朴さがいいのかもな)
慰問に来たハズなのに逆に励まされているようなシェイドを見てライネは思った。
(…………ッ!!)
その時だった。
射抜くような視線を感じた彼女は思わず身を固くした。
シェイドを慕う避難者に紛れて、明らかに敵意を向けている何者かがいる!
ライネはさりげない所作で彼の横に立った。
(どこだ……?)
何者かに悟られないように視線だけを動かして辺りを窺う。
(あいつか!)
遠巻きにこちらを見ている者の中に、鋭く光る目があった。
長身の男だ。
薄汚れた作業着姿の彼はシェイドを凝視していた。
しかし睨んでいるだけで他に怪しい動きはない。
「………………」
ライネは彼の動向に注意しつつ、傍にいた従者のひとりに耳打ちした。
「――分かった、あの男だな。お前はこのままシェイド様の傍にいろ。奴は俺が見張る」
そう言って人混みの中に身を隠して男の視界から消え、死角から標的を注視する。
「――ええ、はい。落ち着いたらまた……他の避難所や地域を回るつもりなんです……」
ひとりひとりに丁寧に受け答えしていくシェイド。
その間も男は彼を睨みつけていたが不審な動きはなかった。
昼を少し過ぎたころ。
物資の積み込みを終え、出発の準備が整ったとの報告がシェイドたちの元に届いた。
裏手にはここまで乗ってきた輸送車が待機している。
「では参りましょう」
何人かの避難者はもう少しここに留まってほしいとすがるように言った。
後ろめたさを感じるシェイドだったが、他にも困窮している人たちがいるとなるとそうもいかない。
復興に全力を尽くすと約束し、従者を率いて施設を出た時だった。
先ほどの男が立っていた。
ライネは反射的にシェイドの前に出た。
「きみが……シェイド君か――」
彼は目を細めて呟いた。
数人の従者が男の死角に立つ。
妙な動きをすればすぐに取り押さえられるように構える。
「…………?」
懐かしむような、憐れむような視線にシェイドは首をかしげた。
「きみは小さかったから、私のことは覚えていないだろう」
ライネは拳を握りしめた。
ただならぬ雰囲気だ。
この男からは生気のようなものが感じられない。
体格は良いのに吹けば飛んでしまいそうな、妙な透明感がある。
「アミターグだよ。ソーマの父親だ」
「…………っ!?」
シェイドは無意識的に一歩退いた。
軽い眩暈がして、目を合わせられなくなる。
その理由を彼自身はすぐには理解できなかった。
「知ってる人か?」
ライネが肩越しに振り返って問う。
もし彼の命を狙う者なら身を挺して守らなければならない。
「ソーマの……幼馴染みのお父さんです……」
それにしては妙な雰囲気だ、と思いつつも彼女はその言葉を信じて2人から距離を置く。
もちろんこの男が何かしようとすればすぐに割って入れるように身構える。
「あの……」
どう声をかけるべきか迷う。
アミターグもまた家族を一遍に喪い、孤独の身だ。
ソーマが死に、自分だけがあの災禍の中を生き延びたことにシェイドは封じ込めていた罪悪感に苛まれる。
「――妻と息子のことは残念だった」
恐ろしく低い声で彼は言う。
悔恨よりも怨嗟をまとった声調にシェイドは怯む。
「きみだけでも生き延びたことは幸運だったかもしれないね」
その言葉をいったいどんな顔をして、どんな気持ちで受け止めればいいのか、彼には分からなかった。
ただ、何か言わなければならないという想いだけが先走り、少年の口唇は微動するばかりで声にならない。
「本当に――」
アミターグは跪くように腰を曲げ、目線をシェイドに合わせた。
そして緩慢な動作で顔を近づけ、
「――なぜきみだけが生き残った?」
シェイドにだけ聞こえる声でそう囁く。
「息子はきみを庇って死んだと聞いた。それが今や役人に護られる皇帝とは良い身分だな」
呪詛の言葉は誰の耳にも届かない。
それを告げられているシェイドさえ、耳で聞いてはいなかった。
「私は許さない」
最後にそう言い、姿勢を戻した彼はにこやかな笑顔を浮かべた。
「ああ、すまなかった! つい息子のことを思い出してしまって!」
取り繕うような仕草で会釈をすると彼は取り巻きに聞こえるように言った。
「きみは……ああ、いや、あなた様はプラトウの誇りです! どうか良い政治をお願いします」
悠然と立ち去るアミターグを目で追うライネ。
「………………」
遠ざかる足音すらシェイドには聞こえなかった。
頭の中を彼の言葉がぐるぐると巡り続けている。
冷たく凍てた声が後ろめたさを引きずり出し、この町で起こったことを少年の中に再現しようとする。
「シェイド様……?」
数度、従者に呼ばれてようやく我に返る。
「顔色が優れませんが、いかがなさいました?」
「い、いえ、なにも……なんでも――」
”ない”という最後の一言がどうしても出てこない。
「慣れないお仕事でお疲れなのでは? 少し休まれてからでも――」
「大丈夫、です……」
青白い顔をした彼は心配をかけまいとぎこちない笑顔を作る。
しかし小さな体はさらに縮こまり、全身に悲愴感を漂わせていた。
(さっきの奴が何かしたか……?)
ライネは注意深くシェイドを観察する。
(いや、そんな様子はなかったよな……)
振り返るがアミターグの姿は既になかった。
確信に至る材料はない。
だがライネは漠然とだが、今回の任務で何か良くないことが起こるような気がした。
老婆のかすれ声にシェイドは笑顔で応じた。
まさか皇帝となった同郷の少年が訪ねてきたとは夢にも思わず、当初はさして気にも留めていなかった避難者たちは彼だと分かると俄かに沸いた。
調理や物資運搬にあたっていた職員たちも手を止め、時の人を一目見ようと集まってくる。
「へぇ~、あんな子どもがねえ」
「しっかりしてそうじゃないの」
「世の中も変わっていくもんだなあ」
その反応はさまざまだったが概ねは好意的なものである。
ペルガモン政権の苛烈さも相俟って、シェイドに期待する声は大きかった。
「皆さん、ありがとうございます。一日も早く元の生活を取り戻せるよう、僕もがんばります」
このたった一言にさえ勇気づけられる者は多かった。
役人の末端さえ民を虐げるのが常であったから、弱者に寄り添う為政者の出現は光明も同然だ。
(この素朴さがいいのかもな)
慰問に来たハズなのに逆に励まされているようなシェイドを見てライネは思った。
(…………ッ!!)
その時だった。
射抜くような視線を感じた彼女は思わず身を固くした。
シェイドを慕う避難者に紛れて、明らかに敵意を向けている何者かがいる!
ライネはさりげない所作で彼の横に立った。
(どこだ……?)
何者かに悟られないように視線だけを動かして辺りを窺う。
(あいつか!)
遠巻きにこちらを見ている者の中に、鋭く光る目があった。
長身の男だ。
薄汚れた作業着姿の彼はシェイドを凝視していた。
しかし睨んでいるだけで他に怪しい動きはない。
「………………」
ライネは彼の動向に注意しつつ、傍にいた従者のひとりに耳打ちした。
「――分かった、あの男だな。お前はこのままシェイド様の傍にいろ。奴は俺が見張る」
そう言って人混みの中に身を隠して男の視界から消え、死角から標的を注視する。
「――ええ、はい。落ち着いたらまた……他の避難所や地域を回るつもりなんです……」
ひとりひとりに丁寧に受け答えしていくシェイド。
その間も男は彼を睨みつけていたが不審な動きはなかった。
昼を少し過ぎたころ。
物資の積み込みを終え、出発の準備が整ったとの報告がシェイドたちの元に届いた。
裏手にはここまで乗ってきた輸送車が待機している。
「では参りましょう」
何人かの避難者はもう少しここに留まってほしいとすがるように言った。
後ろめたさを感じるシェイドだったが、他にも困窮している人たちがいるとなるとそうもいかない。
復興に全力を尽くすと約束し、従者を率いて施設を出た時だった。
先ほどの男が立っていた。
ライネは反射的にシェイドの前に出た。
「きみが……シェイド君か――」
彼は目を細めて呟いた。
数人の従者が男の死角に立つ。
妙な動きをすればすぐに取り押さえられるように構える。
「…………?」
懐かしむような、憐れむような視線にシェイドは首をかしげた。
「きみは小さかったから、私のことは覚えていないだろう」
ライネは拳を握りしめた。
ただならぬ雰囲気だ。
この男からは生気のようなものが感じられない。
体格は良いのに吹けば飛んでしまいそうな、妙な透明感がある。
「アミターグだよ。ソーマの父親だ」
「…………っ!?」
シェイドは無意識的に一歩退いた。
軽い眩暈がして、目を合わせられなくなる。
その理由を彼自身はすぐには理解できなかった。
「知ってる人か?」
ライネが肩越しに振り返って問う。
もし彼の命を狙う者なら身を挺して守らなければならない。
「ソーマの……幼馴染みのお父さんです……」
それにしては妙な雰囲気だ、と思いつつも彼女はその言葉を信じて2人から距離を置く。
もちろんこの男が何かしようとすればすぐに割って入れるように身構える。
「あの……」
どう声をかけるべきか迷う。
アミターグもまた家族を一遍に喪い、孤独の身だ。
ソーマが死に、自分だけがあの災禍の中を生き延びたことにシェイドは封じ込めていた罪悪感に苛まれる。
「――妻と息子のことは残念だった」
恐ろしく低い声で彼は言う。
悔恨よりも怨嗟をまとった声調にシェイドは怯む。
「きみだけでも生き延びたことは幸運だったかもしれないね」
その言葉をいったいどんな顔をして、どんな気持ちで受け止めればいいのか、彼には分からなかった。
ただ、何か言わなければならないという想いだけが先走り、少年の口唇は微動するばかりで声にならない。
「本当に――」
アミターグは跪くように腰を曲げ、目線をシェイドに合わせた。
そして緩慢な動作で顔を近づけ、
「――なぜきみだけが生き残った?」
シェイドにだけ聞こえる声でそう囁く。
「息子はきみを庇って死んだと聞いた。それが今や役人に護られる皇帝とは良い身分だな」
呪詛の言葉は誰の耳にも届かない。
それを告げられているシェイドさえ、耳で聞いてはいなかった。
「私は許さない」
最後にそう言い、姿勢を戻した彼はにこやかな笑顔を浮かべた。
「ああ、すまなかった! つい息子のことを思い出してしまって!」
取り繕うような仕草で会釈をすると彼は取り巻きに聞こえるように言った。
「きみは……ああ、いや、あなた様はプラトウの誇りです! どうか良い政治をお願いします」
悠然と立ち去るアミターグを目で追うライネ。
「………………」
遠ざかる足音すらシェイドには聞こえなかった。
頭の中を彼の言葉がぐるぐると巡り続けている。
冷たく凍てた声が後ろめたさを引きずり出し、この町で起こったことを少年の中に再現しようとする。
「シェイド様……?」
数度、従者に呼ばれてようやく我に返る。
「顔色が優れませんが、いかがなさいました?」
「い、いえ、なにも……なんでも――」
”ない”という最後の一言がどうしても出てこない。
「慣れないお仕事でお疲れなのでは? 少し休まれてからでも――」
「大丈夫、です……」
青白い顔をした彼は心配をかけまいとぎこちない笑顔を作る。
しかし小さな体はさらに縮こまり、全身に悲愴感を漂わせていた。
(さっきの奴が何かしたか……?)
ライネは注意深くシェイドを観察する。
(いや、そんな様子はなかったよな……)
振り返るがアミターグの姿は既になかった。
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