愛と欲望と亡国の血統

流転小石

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第9話 ハネムーンエッチ 改

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ベッドルームに入るなり服を全部脱ぎだすロザリー。
裸になるとエルヴィーノの服も脱がしだす。
そして露わになった相棒。

「ふふふふふっ、さぁお風呂に入るわよ」
「えっ今入って来たのに!」
「この内風呂に入らなければ意味が無いの!」
何を言っているのかさっぱり分からない。

ロザリーはお湯を出し、何やら木の加工品を湯船の中に入れた。
浴槽に置く板なのか? 板の裏側に沢山板が縦に付いていた。
枕なのか? 木の枕もある。
程よい量のお湯に浮く木の板。

「さぁ横になって」
エルヴィーノは成すがままだった。
寝そべると全身はお湯に入らない。
8文目程度だ。
そして驚いた。
「えっ、鏡?」
天井には斜めに鏡が付いていた。
自分の全身が映っている。
「なんで?」
「うふふふふっ」
ロザリーの目が淫獣になっていた。

ロザリーはエルヴィーノの足の方を向いて上に跨り、”1つ”になってから仰向けで重なって来た。
2人共上向きだ。
エルヴィーノの顔の横にはロザリーの顔がある。
エルヴィーノはロザリーの耳元で囁いた。

「見てロザリーあそこにスケベなエルフが居るよ」
「見ないでぇ」
「ほら、あんなに胸を揉まれて気持ちいい顔をしてるよ」
「いやぁ~ん」
「気持ちよさそうに腰を動かしてさ、あんな大きいモノが入ってるなんて信じられないよ」
囁きながら耳をピチャピチュ舐めるエルヴィーノ。

「見て、また卑猥な顔になったよ」
バシャバシャとお湯が波打ちいつもと違う環境と音に鏡だ。
2人は興奮していた。
「いやらしいエルフだねぇ」
「ハァハァハァハァハァハァ」

ロザリーは集中していた。
鏡の中の淫乱なエルフを見ながら。
その結合部分を凝視していた。
そしてエルヴィーノは左手を左の霊峰の先を相手にして、右手を股間の一番感じる部分へと担当分けした。
そして出てくる声が狭い空間なのでいつもより大きく聞こえた。

「ダメェェェェッ」
ロザリーは膣圧が上がると動きが止まる。
止まると相棒が動き出す。
ロザリーは掴む所が無いのでエルヴィーノの腕を思いっきり掴み爪が食い込んできた。

一息ついてロザリーは上半身を起こし繋がったまま回転し顔の方を向く。
大好きなロザリー上位の体勢だ。
ロザリーの霊峰を楽しみ、お互いに舌を味わってから腰振りが激しさを増した。

「ダメだよ、そんなに激しく動いたら」
「うわっ凄い! ロザリーのお尻があんなにスケベに動いてるよ・・・ヤバイ」
鏡に映るロザリーの動きに興奮したエルヴィーノは両手でお尻を鷲掴みした。
「ロザリー、もう我慢できない」
バシャバシャと2人の激しい呼吸が個室を埋め尽くす。

「いく、いくよロザリー」
一段と激しく動くロザリー。
「アァァァッロザリーィィィッ」
目を瞑り下から突き上げると膣圧が上がったのが解った。
「イクゥゥゥッ」
黄色い奇声を発しながらグイグイと押し付けられるロザリーの股間。
エルヴィーノはゆっくりと目を開けると目の前にロザリーの顔が有った。

「もしかして見てたの?」
「えぇそうよ」
「恥ずかしいなぁ」
「だって、あなたは私のモノよ」
そう言って舌を絡ませてきた。
その行為は湯船に波が無くなるまで続いた。

「エルヴィーノ、顔が真っ赤よ!」
「うん、ちょっとダルイ。のぼせたみたい」
ロザリーは”離れる”と冷たい水を持ってきた。
エルヴィーノは一気に飲み干した。
「ごめんなさい・・・夢中になっちゃって」
「いいよ。気持ち良かったし」

重ねる唇、交差する舌。
チュポンッ。
音を鳴らして離れるのが最近気に入ってるロザリー。
「今夜はこれで寝ましょう」
「あぁそうだな。明日も早いし」

内風呂の事を後でロザリーに聞くと、ロリのエマスコ通信魔道具を使い極秘に送られてきたプリマベラ情報だった。
どうやら例の宝石をプリマベラがもらったらしく、その”お礼”らしい。
そして今後も極秘情報を教えてくれるらしい。
それもロリには内緒で。
エルヴィーノは王族がドスケベだと知った夜だった。





どいつもこいつも・・・
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