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第10章 冒険編
第273話 旅の予感
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相手の事を受け入れたロリとシーラを含む四人は、身体を洗う為に露天風呂に行く事にした。
ちょっと高ぶった下半身を綺麗にする為だ。
高級旅館なので部屋にも風呂は付いているが、今回は2人に認めさせる第一段階なので個室の風呂に入るとそのまま・・・になりかねないからだ。
貸きり状態の露天風呂で四人は身体を洗い湯船に入るが1人だけ様子のおかしな者が居た。
姉嫁三人を前に”それぞれ”を見比べて首を傾げるシーラ。
「どうしたのシーラ」
ついさっき仲良くなったロリが質問してきた。
「前からパウリナお姉様とロザリーお姉様の身体はとても美しいと思っていたけど、ロリお姉様と三人が並ぶとやっぱり変だわ」
「ええっ私が変なの?」
「違います。三人並ぶと、胸が異常よ」
そう、三人の霊峰は重力に逆らって浮いているのだ。
それは湯船に浮いているわけではなく立って居る時も、寝ている時も同じだ。
パウリナと初めての時は、獣人の胸は凄いと思っていたシーラが、ロザリーを見てエルフもそうなのかと、他種族である自分の胸部が重力に支配されている状態と比べると羨ましく思っていた。
しかし、目の前の人族が加わると明らかに違和感を覚えるのだった。
だが、理由を知っている三人はニコニコと微笑みを浮かべるだけで、新参者がどんな面白い事を言いだすのか楽しそうに見ていたのだった。
大きさと形は全員同じ程度だが見慣れている自分の形が仲間外れのような感じがしてパウリナに詰め寄る。
「ねぇお姉様ぁどうして、みんなの胸はフワフワと浮いているのぉ?」
パウリナの胸を揉みながら問いただすシーラ。
「それは・・・」
チラッとロザリーとロリの顔を見る仕草に反応して、順番に聞く事にしたシーラだ。
「ロリお姉様ぁ、シーラにも教えて欲しいなぁ」
甘える末妹予定に「お姉様の許可が出たらね」とロザリーに押し付けた。
そうなると、既に関係の有る2人なのでシーラはべったりとロザリーに抱き付いておねだりする。
「あなたは何もしなくても抜群の身体を持って居るから良いでしょ?」
「嫌よ、お姉様達と同じが良いの」
鼻先まで近づいておねだりすると
「仕方ないわねぇ。2人が許可するなら教えるわ」
連帯責任と仲間意識を持たせる為に三人の許可を得てロザリーが教えると。
元はロザリーの魔法だったが、エルヴィーノが改良して魔導具を利用した低魔素で常時発動型の部分的重力制御魔法陣と、体内脂肪を加工する至高の美容魔法だと聞いて驚いたシーラだ。
「えええっあの人の魔法ぉ! それも至高の魔法だなんて!」
自分だけ教えられていない事に激昂するシーラだがパウリナとロザリーになだめられる。
「シーラは魔法を使わなくても、スッゴク大きいから良いじゃない。私なんて全然無かったのよぉ」
その無かったパウリナの胸が霊峰と呼べるほどの巨大な胸で重力に逆らっているのだ。
しかも、とても柔らかくてシーラはパウリナの胸が大好きだった。
詳しく聞けば聞くほど内緒にされていた事に嫉妬の炎が燃え上がって行くシーラだ。
そこにロザリーから第一夫人として命令が下された。
「後はロリと一緒にだけど、いつするのかしら?」
分かっていた事だが、改めて言われると冷静に相手の顔が見れない2人だ。
黙ったままの2人にかわり「じゃ私が旦那様に聞いて置くから」とパウリナが口を挟むが否定しない2人だ。
「それよりシーラはどうして胸を隠しているの?」
さり気無い素振りで隠していたが不自然に隠す胸をロリが指摘したのだ。
「えっ、私はお姉様達の様に魔法が掛っていないから恥ずかしいわ」
明らかに嘘だと解かる言い訳にロリが詰め寄る。
「私達は女同士よ。それにあの人の妻となるのなら、もっと堂々としなきゃダメよ。さぁ見せて頂戴」
第二夫人からの命令に恥ずかしくてモジモジする仕草を見ながら楽しそうに微笑んでいる第一夫人と第三夫人だ。
一向に隠す事を止めないシーラにロリが強引に腕を解こうとする。
「嫌っ、止めてお姉様」
「何故そんなに恥ずかしがるの? 隠す必要なんて無いでしょ」
「それは・・・」
シーラの目線はお湯に足を入れ、長湯で火照った身体を冷ましていたロザリーとパウリナを見た。
その事を気が付かないロリでは無い。
「お姉様達には見せて私には見せないと言うのね」
「違うわ。ちょっと恥ずかしいだけよ」
「じゃ見せなさいよ」
いずれロリともその時を迎えるのであれば、覚悟を決めてユックリと両腕で隠していた胸を露わにする。
「何これっ! どういう事か説明して頂戴!」
初めて見る第二夫人の怒った顔だがそれでも可愛いロリだ。
ロザリーは怒った表情も毅然として美しかった。
パウリナは怒りよりも興味深々な顔をしていた覚えが有るシーラだ。
三人の妻全員が夫の魔法だと決めつけたのは仕方が無いが、目の前のロリはシーラを特別扱いにしている事に怒っているのだ。
この可愛い形を自分にはしてくれない夫に激昂するロリ。
シーラの霊峰を両手で鷲掴みし、先端を味わってみるロリ。
「だめっ、お姉様。こんな所じゃ嫌っ。みんな見てるぅ」
シーラを無視してのハート型を確かめるロリだ。
自らが確認してロザリーとパウリナに詰め寄る。
「シーラだけ特別扱いするのは納得いかないわ。私達も同じ形にするべきよ」
と勢い良く話すが真実を知る2人は微笑むだけだ。
ハート型に対してシーラを責める気は無いロリ。
悪いのは1人だけだと決めつけている。
ロザリーの時も同様だったがパウリナの説明にも納得せずエルヴィーノを含め真実を話しても嫉妬の炎は夫に向うのがモンドリアン家の嫁だ。
ロリも同じ行動をとるだろうと2人は思っていた。
「ロリィ、聞いて。それはね、生まれながらの物らしいの。あの人の魔法では無いのよ」
「嘘よ。絶対あの人の魔法だわ」
「私もそう思って随分と追及したけど違うそうよ」
シーラを睨みつけるロリだが当事者にはどうする事も出来ない。
「本当なの?」
ロリに聞かれ頷くシーラだ。
「じゃ色は?」
妻達同様に綺麗なピンク色だ。
「これはあの人が」
「ほら、やっぱりそうよ」
「でも形は昔からこうなの」
「・・・本当に?」
何度も問いただしようやく矛を収めたロリだったが
「お仕置きが必要よ」
ロリの嫉妬を発散する為には性奴隷をいたぶって欲情を満たすしかないと、いつもの様に考えるロリであった。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
改めてロザリーからモンドリアン家の嫁について妻達の決まり事を説明されて今回の顔合わせは終了する。
一旦それぞれが戻ったが翌日シーラがパウリナに連絡しロリにペンタガラマに来てもらう。
それは絶対的な存在からの命令である”腕輪を持つ者”同士の話しあいだ。
ラソンから言われた事がパウリナからシーラに伝わっている事だが、ロザリーの前では話せない事だからだ。
確認する中で腕輪の同調も行ない、お互いのアルマドゥラを見せ合う2人だ。
「すごおぉい! 光り輝いてるよぉ」
ロリのサント・アルマドゥラを見てはしゃぐシーラに気分を良くしたロリだった。
「アナタのも見せなさいよ」
シーラもアルマドゥラを顕現させて説明する。
「普段はこれだけど、本気で敵を倒す時はコレよ」
リャーマ・デ・ラ・エクスプロシオン・アルマドゥラの最終形態を見せるシーラだ。
「うわっ何て熱いのぉ」
「大丈夫よお姉様。私達は同調しているから多少熱いけど危害は受けないわ」
そう言ってパウリナが燃え盛るシーラに抱き付いた。
「ちょっとパウリナッ! 本当に熱く無いの?」
恐る恐る手を伸ばすロリ。
温かいがツンツンしても火傷するような熱量では無い。
「凄いわねぇ腕輪の力って」
感心するロリに、今が好機とお願いするシーラだ。
それは城の地下に有る闘技場で魔法の練習をしたい事と、エルヴィーノを含む四人で冒険者のパーティを組みたいと言うお願いだった。
「ちょ、ちょっと待ってシーラ。闘技場を使う事は良いけど、私は王妃なのよ。パウリナだって同じだわ。王妃が冒険に出るなんて無理に決まっているじゃない」
普通は、一般的にも、第三者が聞いても、あたりまえの返答だが例外が1人居た。
「私は冒険したぁい! 旦那様も一緒なら尚更したぁい!」
飛び跳ねて喜ぶパウリナだった。
そこから始まるシーラとパウリナの誘惑的説得だ。
三人がそれぞれのアルマドゥラを纏い、パウリナは神獣となって敵を殲滅。
もしくはロリの防御。
ロリは後衛から戦闘補助や防御に回復など四人が全員で魔法攻撃も可能だ。
接近戦はシーラとエルヴィーノが担当するのがシーラとパウリナの考えだ。
直接は見ていないがパウリナからの説明ではシーラもロリも強力な魔法を行使できると言う。
とは言うものの、冒険者であれば目的が重要だ。
「それで、何が目的なの?」
「それは・・・」
「私も聞いて無いなぁ」
パウリナも問いただすが、シーラ以外はエルヴィーノとジャンドール王にエルフ王しか知らない事だ。
「まだ教えてもらって無いの」
その場を回避するシーラだ。
とても”古のドラゴンを倒す”だなんて言えるはずが無い。
自分だったら絶対に引き受けないからだ。
笑って誤魔化すシーラが解ったら教えるからと2人に話し、”婚約者”にも口裏を合わせる小細工を労する事にした。
☆
裏工作を考えるシーラ。
ちょっと高ぶった下半身を綺麗にする為だ。
高級旅館なので部屋にも風呂は付いているが、今回は2人に認めさせる第一段階なので個室の風呂に入るとそのまま・・・になりかねないからだ。
貸きり状態の露天風呂で四人は身体を洗い湯船に入るが1人だけ様子のおかしな者が居た。
姉嫁三人を前に”それぞれ”を見比べて首を傾げるシーラ。
「どうしたのシーラ」
ついさっき仲良くなったロリが質問してきた。
「前からパウリナお姉様とロザリーお姉様の身体はとても美しいと思っていたけど、ロリお姉様と三人が並ぶとやっぱり変だわ」
「ええっ私が変なの?」
「違います。三人並ぶと、胸が異常よ」
そう、三人の霊峰は重力に逆らって浮いているのだ。
それは湯船に浮いているわけではなく立って居る時も、寝ている時も同じだ。
パウリナと初めての時は、獣人の胸は凄いと思っていたシーラが、ロザリーを見てエルフもそうなのかと、他種族である自分の胸部が重力に支配されている状態と比べると羨ましく思っていた。
しかし、目の前の人族が加わると明らかに違和感を覚えるのだった。
だが、理由を知っている三人はニコニコと微笑みを浮かべるだけで、新参者がどんな面白い事を言いだすのか楽しそうに見ていたのだった。
大きさと形は全員同じ程度だが見慣れている自分の形が仲間外れのような感じがしてパウリナに詰め寄る。
「ねぇお姉様ぁどうして、みんなの胸はフワフワと浮いているのぉ?」
パウリナの胸を揉みながら問いただすシーラ。
「それは・・・」
チラッとロザリーとロリの顔を見る仕草に反応して、順番に聞く事にしたシーラだ。
「ロリお姉様ぁ、シーラにも教えて欲しいなぁ」
甘える末妹予定に「お姉様の許可が出たらね」とロザリーに押し付けた。
そうなると、既に関係の有る2人なのでシーラはべったりとロザリーに抱き付いておねだりする。
「あなたは何もしなくても抜群の身体を持って居るから良いでしょ?」
「嫌よ、お姉様達と同じが良いの」
鼻先まで近づいておねだりすると
「仕方ないわねぇ。2人が許可するなら教えるわ」
連帯責任と仲間意識を持たせる為に三人の許可を得てロザリーが教えると。
元はロザリーの魔法だったが、エルヴィーノが改良して魔導具を利用した低魔素で常時発動型の部分的重力制御魔法陣と、体内脂肪を加工する至高の美容魔法だと聞いて驚いたシーラだ。
「えええっあの人の魔法ぉ! それも至高の魔法だなんて!」
自分だけ教えられていない事に激昂するシーラだがパウリナとロザリーになだめられる。
「シーラは魔法を使わなくても、スッゴク大きいから良いじゃない。私なんて全然無かったのよぉ」
その無かったパウリナの胸が霊峰と呼べるほどの巨大な胸で重力に逆らっているのだ。
しかも、とても柔らかくてシーラはパウリナの胸が大好きだった。
詳しく聞けば聞くほど内緒にされていた事に嫉妬の炎が燃え上がって行くシーラだ。
そこにロザリーから第一夫人として命令が下された。
「後はロリと一緒にだけど、いつするのかしら?」
分かっていた事だが、改めて言われると冷静に相手の顔が見れない2人だ。
黙ったままの2人にかわり「じゃ私が旦那様に聞いて置くから」とパウリナが口を挟むが否定しない2人だ。
「それよりシーラはどうして胸を隠しているの?」
さり気無い素振りで隠していたが不自然に隠す胸をロリが指摘したのだ。
「えっ、私はお姉様達の様に魔法が掛っていないから恥ずかしいわ」
明らかに嘘だと解かる言い訳にロリが詰め寄る。
「私達は女同士よ。それにあの人の妻となるのなら、もっと堂々としなきゃダメよ。さぁ見せて頂戴」
第二夫人からの命令に恥ずかしくてモジモジする仕草を見ながら楽しそうに微笑んでいる第一夫人と第三夫人だ。
一向に隠す事を止めないシーラにロリが強引に腕を解こうとする。
「嫌っ、止めてお姉様」
「何故そんなに恥ずかしがるの? 隠す必要なんて無いでしょ」
「それは・・・」
シーラの目線はお湯に足を入れ、長湯で火照った身体を冷ましていたロザリーとパウリナを見た。
その事を気が付かないロリでは無い。
「お姉様達には見せて私には見せないと言うのね」
「違うわ。ちょっと恥ずかしいだけよ」
「じゃ見せなさいよ」
いずれロリともその時を迎えるのであれば、覚悟を決めてユックリと両腕で隠していた胸を露わにする。
「何これっ! どういう事か説明して頂戴!」
初めて見る第二夫人の怒った顔だがそれでも可愛いロリだ。
ロザリーは怒った表情も毅然として美しかった。
パウリナは怒りよりも興味深々な顔をしていた覚えが有るシーラだ。
三人の妻全員が夫の魔法だと決めつけたのは仕方が無いが、目の前のロリはシーラを特別扱いにしている事に怒っているのだ。
この可愛い形を自分にはしてくれない夫に激昂するロリ。
シーラの霊峰を両手で鷲掴みし、先端を味わってみるロリ。
「だめっ、お姉様。こんな所じゃ嫌っ。みんな見てるぅ」
シーラを無視してのハート型を確かめるロリだ。
自らが確認してロザリーとパウリナに詰め寄る。
「シーラだけ特別扱いするのは納得いかないわ。私達も同じ形にするべきよ」
と勢い良く話すが真実を知る2人は微笑むだけだ。
ハート型に対してシーラを責める気は無いロリ。
悪いのは1人だけだと決めつけている。
ロザリーの時も同様だったがパウリナの説明にも納得せずエルヴィーノを含め真実を話しても嫉妬の炎は夫に向うのがモンドリアン家の嫁だ。
ロリも同じ行動をとるだろうと2人は思っていた。
「ロリィ、聞いて。それはね、生まれながらの物らしいの。あの人の魔法では無いのよ」
「嘘よ。絶対あの人の魔法だわ」
「私もそう思って随分と追及したけど違うそうよ」
シーラを睨みつけるロリだが当事者にはどうする事も出来ない。
「本当なの?」
ロリに聞かれ頷くシーラだ。
「じゃ色は?」
妻達同様に綺麗なピンク色だ。
「これはあの人が」
「ほら、やっぱりそうよ」
「でも形は昔からこうなの」
「・・・本当に?」
何度も問いただしようやく矛を収めたロリだったが
「お仕置きが必要よ」
ロリの嫉妬を発散する為には性奴隷をいたぶって欲情を満たすしかないと、いつもの様に考えるロリであった。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
改めてロザリーからモンドリアン家の嫁について妻達の決まり事を説明されて今回の顔合わせは終了する。
一旦それぞれが戻ったが翌日シーラがパウリナに連絡しロリにペンタガラマに来てもらう。
それは絶対的な存在からの命令である”腕輪を持つ者”同士の話しあいだ。
ラソンから言われた事がパウリナからシーラに伝わっている事だが、ロザリーの前では話せない事だからだ。
確認する中で腕輪の同調も行ない、お互いのアルマドゥラを見せ合う2人だ。
「すごおぉい! 光り輝いてるよぉ」
ロリのサント・アルマドゥラを見てはしゃぐシーラに気分を良くしたロリだった。
「アナタのも見せなさいよ」
シーラもアルマドゥラを顕現させて説明する。
「普段はこれだけど、本気で敵を倒す時はコレよ」
リャーマ・デ・ラ・エクスプロシオン・アルマドゥラの最終形態を見せるシーラだ。
「うわっ何て熱いのぉ」
「大丈夫よお姉様。私達は同調しているから多少熱いけど危害は受けないわ」
そう言ってパウリナが燃え盛るシーラに抱き付いた。
「ちょっとパウリナッ! 本当に熱く無いの?」
恐る恐る手を伸ばすロリ。
温かいがツンツンしても火傷するような熱量では無い。
「凄いわねぇ腕輪の力って」
感心するロリに、今が好機とお願いするシーラだ。
それは城の地下に有る闘技場で魔法の練習をしたい事と、エルヴィーノを含む四人で冒険者のパーティを組みたいと言うお願いだった。
「ちょ、ちょっと待ってシーラ。闘技場を使う事は良いけど、私は王妃なのよ。パウリナだって同じだわ。王妃が冒険に出るなんて無理に決まっているじゃない」
普通は、一般的にも、第三者が聞いても、あたりまえの返答だが例外が1人居た。
「私は冒険したぁい! 旦那様も一緒なら尚更したぁい!」
飛び跳ねて喜ぶパウリナだった。
そこから始まるシーラとパウリナの誘惑的説得だ。
三人がそれぞれのアルマドゥラを纏い、パウリナは神獣となって敵を殲滅。
もしくはロリの防御。
ロリは後衛から戦闘補助や防御に回復など四人が全員で魔法攻撃も可能だ。
接近戦はシーラとエルヴィーノが担当するのがシーラとパウリナの考えだ。
直接は見ていないがパウリナからの説明ではシーラもロリも強力な魔法を行使できると言う。
とは言うものの、冒険者であれば目的が重要だ。
「それで、何が目的なの?」
「それは・・・」
「私も聞いて無いなぁ」
パウリナも問いただすが、シーラ以外はエルヴィーノとジャンドール王にエルフ王しか知らない事だ。
「まだ教えてもらって無いの」
その場を回避するシーラだ。
とても”古のドラゴンを倒す”だなんて言えるはずが無い。
自分だったら絶対に引き受けないからだ。
笑って誤魔化すシーラが解ったら教えるからと2人に話し、”婚約者”にも口裏を合わせる小細工を労する事にした。
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裏工作を考えるシーラ。
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