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第9章 魔王国編2
第263話 召還
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流れる軽快な音楽に、軽やかな異国の踊りを楽しみながら歓迎会の会場に運ばれてくる料理を楽しむマルソとアブリル達教会関係者一行。
一部のクエルノ族を除けば城外の緊張は誰にも知らされていない事だった。
そんな中ジャンドール王が説明した。
「マルソ殿、明朝婿殿が面白い仕掛けをしているそうなので、楽しみにして欲しい」
「ほぉ国王が?」
酒精の量も増え良い気分のジャンドール王が、多少大げさに自慢しだした。
エルヴィーノが絡んでする事に興味を見せるマルソとアブリルだ。
根ほり葉ほり聞いてくる2人をヒラヒラと交わしながらも話したくて、もどかしいジャンドール王は口止めされていた。
「マルソ夫婦は召還魔法で顕現した龍を見たことが無いから絶対に驚くぜ」
「我らも見たことが無いのだがな」
「事前に知っているかどうかだよ。心の準備が違うだろ?」
エルヴィーノの悪ふざけに乗って、時期教祖と大司教の驚いた顔を見たいためだけに協力する共犯者だ。
当然だがシオンや他の者達にも教えていない。
これは事前にジャンドール王と三兄弟にエルヴィーノとシーラで決めたことだが、自国内の者だけで今回の内乱を鎮めてこそ意味があると、ジャンドール王の意向を汲んでの事だ。
シオンと四天王はエルヴィーノの配下で、ゲレミオは非戦闘組織として説明してあるからだ。
シオンに命令した最強部隊はノタルムでのゲレミオが安定してからだと修正してある。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
夜半に宴で盛り上がる城から魔獸に乗った兵士が敵の陣営に走っていった。
「将軍!城から書状が届いております」
受け取った書状を読む反乱軍を指揮する将軍は、苦笑いしなから叫んだ。
「皆者、決戦は明朝だ!」
その書状には相手を挑発する内容が書かれてあった。
”よくぞ我に楯突いたものよイディオタ共。愚か者のお前達には勿体ないが、我が秘術をもって滅ぼしてくれる。明日の朝を楽しみに待っておれ”
夜半にエルヴィーノは大事な事を思い出していた。
それは召還魔法で使用する呪文の単語だ。
フィドキアは“オスクロドラゴン“で、ラソンは“サントドラゴン“だからインスティントは“フエゴドラゴン“で良いのか確認しなければならない。
(インスティントォ、聞こえるか?)
(どうしたモンドリアン)
念話で説明すると
(詠唱の最後は“リャーマドラゴン“だ)
聞いて良かったと安心するが注意された。
(今回は特別だからな。本来はシーラが成人してからのはずだったが、お前達には”借り”があるからな。一度だけ召還に応じてあげよう)
なんだかんだと言いながらノリノリのインスティントだ。
念話のトーンが違い、明らかに浮かれているのが解るのだ。
そんな可愛い一面をみせるインスティントと念話を終えてシーラに説明した。
「本当に!私がインスティント様を召還できるの?」
「ああ、特別に許可して貰ったよ」
抱きついてきたシーラの霊峰が押しつけられ、舌を吸われると条件反射で相棒が起動した。
「明日は早いからな」と忠告しても何のその。
「大丈夫よ」
欲情の目で睨まれて補食されるようにベッドに引きずり込まれるエルヴィーノでした。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
翌朝、慌ただしくする城内は対応に追われていた。
マルソ達に気付かれぬ様に昨夜から兵を集めて城に待機させていたのだ。
軽い食事をとり雑談をしながら本日の予定を説明する。
この時点で三兄弟は居ない。
ノタルム側はジャンドール王と一部の高官が相手をしていた。
これから一戦始まるとはつゆ知らず、具体的な教会建設候補地など難しい調整が有るからだ。そして・・・
「所でお二方に観て頂きたい戦いが有るのだが宜しいかな?」
全員が見守る中、ジャンドール王からマルソ夫妻に投げられた質問だ。
「それは昨夜の続きですかな?」
暗にエルヴィーノが絡んでいることを確認したのだ。
「ふむ、出来れば全員一緒に観戦されると良いが」
「良いでしょう。期待して宜しいかな?」
「もちろんだ。一生忘れられない思い出となることだろうからな」
食事を終え全員で移動したのは、敵陣が見える城の西側のテラスだ。
城壁の外には既に兵士が待機しており、臨戦態勢を取っていた。
城壁の上にも沢山の兵士が待機しており、周りを見渡せば他のテラスにも高官や文官とおぼしき者達が待機していた。
クエルノ族達には早朝にジャンドール王の秘術で反乱軍を成敗するので刮目して観よと指示を出していた。
あくまでも、今回の騒動はジャンドール王が解決した事にしなければならない。
エルヴィーノは”まだ”親族では無いし、インスティントを認識させる必要があるからだ。
そのあたりも心得ているので上手に誤魔化そうと思っている。
エルヴィーノとシーラはジャンドール王達よりも高台のテラスで待機していた。
「シーラ。呪文は覚えたか?」
「ええ、ばっちりよ」
ベッタリと寄り添って来るシーラと清々しい朝の景色を楽しんでいた。
これから大量虐殺が始まるというのにだ。
そして、打ち合わせ通りデセオから合図の旗が振られた。
全て準備完了。
いつでも初めてくれと言う合図だ。
エルヴィーノはバオス・ホステを最大にして叫んだ。
「反逆者達よ、良く聞け。我はジャンドール王により召喚されし大魔王である。我が妃となるシーラと共に召喚する神龍を持って、この城に敵意を向ける者達に絶望と死を与えよう」
言葉は少ないが、重要なのはジャンドール王により召還された大魔王は、妃となるシーラと共に敵対者に対して容赦しないという事だ。
城壁の兵士達に見守られながら2人は片腕を相手の腰に回し、もう片腕を天に掲げ叫ぶ。
「デスセンディエンテ・インボカシオン・オスクロドラゴン!」
「デスセンディエンテ・インボカシオン・リャーマドラゴン!」
「凄い、これほどとは。魔素が一気に無くなったよぉ!」
初めての召還で一度に大量の魔素を消費したシーラがフラフラになっていた。
城壁の兵士達が空に指をさして叫んでいる姿を見て、ジャンドール王が周りの者達に教えると一斉に空を見上げた。
反乱軍にもエルヴィーノの声は届いており、エルヴィーノを見知っていた将軍達は鼻で笑っていた。
が、次の瞬間目を疑うような光景が見えた。
城の上空に二つの巨大な魔法陣が顕現したのだ。
そして、勢いよく魔法陣ら飛び出してくる二体の巨大な龍。
一体は見るからに凶暴そうな印象の漆黒の体躯で、もう一体は体が燃えている。
その灼熱は城で観戦している者達にも感じられるほどの熱量だ。
二体の龍が咆哮を轟かせながら城の上空を旋回している。
実は身体に炎を纏うと攻撃力が上がるのだが、そんな事をしなくてもよいが、それだけ調子に乗っている事が離れた場所で観ている龍人達にも解る程だ。
マルソとアブリルは二体の神龍を唖然として観ていた。
それはジャンドール王も同様だった。
まさかこれほど巨大だとは想像しなかったのだ。
教会関係者やシオン達も同様で、城壁にいた兵士達は初めて見る巨大な龍に歓喜し、城下町の国民は様々な憶測が飛び交っていた。
インスティントは楽しくてたまらない様で耳からは雄叫びしか聞こえないが、無意識に話しているのか念話が筒抜けだった。
フィドキアに対する問いかけだが、フィドキアは黙っているようだ。
一方の反乱軍は、どよめいていた。
城まではかなりの距離が有るが、城の上空を旋回する龍の大きさはそれほど巨大だった。
志気の低下を恐れた将軍は威勢を張った。
「クッ虚仮威しだ!魔物風情に何が出来るか!全軍突撃ぃぃぃぃ!」
一斉に城に向かって駆け出す反乱軍。
魔物に跨がる者、自らの翼で空を駆る者、あまたのクエルノ族がこれから訪れる恐怖を目の当たりにする事となる。
☆
次回、殲滅。
一部のクエルノ族を除けば城外の緊張は誰にも知らされていない事だった。
そんな中ジャンドール王が説明した。
「マルソ殿、明朝婿殿が面白い仕掛けをしているそうなので、楽しみにして欲しい」
「ほぉ国王が?」
酒精の量も増え良い気分のジャンドール王が、多少大げさに自慢しだした。
エルヴィーノが絡んでする事に興味を見せるマルソとアブリルだ。
根ほり葉ほり聞いてくる2人をヒラヒラと交わしながらも話したくて、もどかしいジャンドール王は口止めされていた。
「マルソ夫婦は召還魔法で顕現した龍を見たことが無いから絶対に驚くぜ」
「我らも見たことが無いのだがな」
「事前に知っているかどうかだよ。心の準備が違うだろ?」
エルヴィーノの悪ふざけに乗って、時期教祖と大司教の驚いた顔を見たいためだけに協力する共犯者だ。
当然だがシオンや他の者達にも教えていない。
これは事前にジャンドール王と三兄弟にエルヴィーノとシーラで決めたことだが、自国内の者だけで今回の内乱を鎮めてこそ意味があると、ジャンドール王の意向を汲んでの事だ。
シオンと四天王はエルヴィーノの配下で、ゲレミオは非戦闘組織として説明してあるからだ。
シオンに命令した最強部隊はノタルムでのゲレミオが安定してからだと修正してある。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
夜半に宴で盛り上がる城から魔獸に乗った兵士が敵の陣営に走っていった。
「将軍!城から書状が届いております」
受け取った書状を読む反乱軍を指揮する将軍は、苦笑いしなから叫んだ。
「皆者、決戦は明朝だ!」
その書状には相手を挑発する内容が書かれてあった。
”よくぞ我に楯突いたものよイディオタ共。愚か者のお前達には勿体ないが、我が秘術をもって滅ぼしてくれる。明日の朝を楽しみに待っておれ”
夜半にエルヴィーノは大事な事を思い出していた。
それは召還魔法で使用する呪文の単語だ。
フィドキアは“オスクロドラゴン“で、ラソンは“サントドラゴン“だからインスティントは“フエゴドラゴン“で良いのか確認しなければならない。
(インスティントォ、聞こえるか?)
(どうしたモンドリアン)
念話で説明すると
(詠唱の最後は“リャーマドラゴン“だ)
聞いて良かったと安心するが注意された。
(今回は特別だからな。本来はシーラが成人してからのはずだったが、お前達には”借り”があるからな。一度だけ召還に応じてあげよう)
なんだかんだと言いながらノリノリのインスティントだ。
念話のトーンが違い、明らかに浮かれているのが解るのだ。
そんな可愛い一面をみせるインスティントと念話を終えてシーラに説明した。
「本当に!私がインスティント様を召還できるの?」
「ああ、特別に許可して貰ったよ」
抱きついてきたシーラの霊峰が押しつけられ、舌を吸われると条件反射で相棒が起動した。
「明日は早いからな」と忠告しても何のその。
「大丈夫よ」
欲情の目で睨まれて補食されるようにベッドに引きずり込まれるエルヴィーノでした。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
翌朝、慌ただしくする城内は対応に追われていた。
マルソ達に気付かれぬ様に昨夜から兵を集めて城に待機させていたのだ。
軽い食事をとり雑談をしながら本日の予定を説明する。
この時点で三兄弟は居ない。
ノタルム側はジャンドール王と一部の高官が相手をしていた。
これから一戦始まるとはつゆ知らず、具体的な教会建設候補地など難しい調整が有るからだ。そして・・・
「所でお二方に観て頂きたい戦いが有るのだが宜しいかな?」
全員が見守る中、ジャンドール王からマルソ夫妻に投げられた質問だ。
「それは昨夜の続きですかな?」
暗にエルヴィーノが絡んでいることを確認したのだ。
「ふむ、出来れば全員一緒に観戦されると良いが」
「良いでしょう。期待して宜しいかな?」
「もちろんだ。一生忘れられない思い出となることだろうからな」
食事を終え全員で移動したのは、敵陣が見える城の西側のテラスだ。
城壁の外には既に兵士が待機しており、臨戦態勢を取っていた。
城壁の上にも沢山の兵士が待機しており、周りを見渡せば他のテラスにも高官や文官とおぼしき者達が待機していた。
クエルノ族達には早朝にジャンドール王の秘術で反乱軍を成敗するので刮目して観よと指示を出していた。
あくまでも、今回の騒動はジャンドール王が解決した事にしなければならない。
エルヴィーノは”まだ”親族では無いし、インスティントを認識させる必要があるからだ。
そのあたりも心得ているので上手に誤魔化そうと思っている。
エルヴィーノとシーラはジャンドール王達よりも高台のテラスで待機していた。
「シーラ。呪文は覚えたか?」
「ええ、ばっちりよ」
ベッタリと寄り添って来るシーラと清々しい朝の景色を楽しんでいた。
これから大量虐殺が始まるというのにだ。
そして、打ち合わせ通りデセオから合図の旗が振られた。
全て準備完了。
いつでも初めてくれと言う合図だ。
エルヴィーノはバオス・ホステを最大にして叫んだ。
「反逆者達よ、良く聞け。我はジャンドール王により召喚されし大魔王である。我が妃となるシーラと共に召喚する神龍を持って、この城に敵意を向ける者達に絶望と死を与えよう」
言葉は少ないが、重要なのはジャンドール王により召還された大魔王は、妃となるシーラと共に敵対者に対して容赦しないという事だ。
城壁の兵士達に見守られながら2人は片腕を相手の腰に回し、もう片腕を天に掲げ叫ぶ。
「デスセンディエンテ・インボカシオン・オスクロドラゴン!」
「デスセンディエンテ・インボカシオン・リャーマドラゴン!」
「凄い、これほどとは。魔素が一気に無くなったよぉ!」
初めての召還で一度に大量の魔素を消費したシーラがフラフラになっていた。
城壁の兵士達が空に指をさして叫んでいる姿を見て、ジャンドール王が周りの者達に教えると一斉に空を見上げた。
反乱軍にもエルヴィーノの声は届いており、エルヴィーノを見知っていた将軍達は鼻で笑っていた。
が、次の瞬間目を疑うような光景が見えた。
城の上空に二つの巨大な魔法陣が顕現したのだ。
そして、勢いよく魔法陣ら飛び出してくる二体の巨大な龍。
一体は見るからに凶暴そうな印象の漆黒の体躯で、もう一体は体が燃えている。
その灼熱は城で観戦している者達にも感じられるほどの熱量だ。
二体の龍が咆哮を轟かせながら城の上空を旋回している。
実は身体に炎を纏うと攻撃力が上がるのだが、そんな事をしなくてもよいが、それだけ調子に乗っている事が離れた場所で観ている龍人達にも解る程だ。
マルソとアブリルは二体の神龍を唖然として観ていた。
それはジャンドール王も同様だった。
まさかこれほど巨大だとは想像しなかったのだ。
教会関係者やシオン達も同様で、城壁にいた兵士達は初めて見る巨大な龍に歓喜し、城下町の国民は様々な憶測が飛び交っていた。
インスティントは楽しくてたまらない様で耳からは雄叫びしか聞こえないが、無意識に話しているのか念話が筒抜けだった。
フィドキアに対する問いかけだが、フィドキアは黙っているようだ。
一方の反乱軍は、どよめいていた。
城まではかなりの距離が有るが、城の上空を旋回する龍の大きさはそれほど巨大だった。
志気の低下を恐れた将軍は威勢を張った。
「クッ虚仮威しだ!魔物風情に何が出来るか!全軍突撃ぃぃぃぃ!」
一斉に城に向かって駆け出す反乱軍。
魔物に跨がる者、自らの翼で空を駆る者、あまたのクエルノ族がこれから訪れる恐怖を目の当たりにする事となる。
☆
次回、殲滅。
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