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第9章 魔王国編2
第256話 Queen of Dark Elf
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シーラとリーゼロッテが面談するのは明日の午前からで、デイビットとオリビアも同席すると言う。
アロンソは学校なので居ないが仕方が無い。
そしてパウリナはアンドレアにその事を告げた。
「何ですってぇぇ!」
クエルノ族のゲレミオ候補と一緒に婚約者も内密で来ている事に驚いたアンドレアだ。
聖女達からの印象で余り好ましくは無いが、愛娘が無茶をしたにもかかわらず国賓として扱われた事に、同等以上の振る舞いをしないと面子が立たないと考えているアンドレア。
そして王妃の母として緊急招集をかけた。
(なんだなんだ、この忙しい時に・・・)
心で思っても妻への愚痴は決して口には出さないネル殿だ。
集められた会議室ではアンドレアとパウリナを中心に城勤めの種族代表者が待っていた。
「あなた! 早く座って」
「うむっ」
その場を仕切っているのはアンドレアなので余計な事は言わない巨躯の獣人だ。
そしてアンドレアから告げられる内容は、黒龍王が遥か遠い異国の大陸を制し、新たに嫁を貰う事。
そして、内密に王妃としてパウリナが”表敬訪問”した際に国賓として丁重な持て成しを受けた事。
(この辺りで巨躯の獣人がヒクヒク震えていたらしい)
更に新たな嫁となる婚約者が極秘に交流を深めにペンタガラマに訪れている事。
これらの事から急遽今夜、御持て成しの歓迎会を行う為に意見を出して準備をするのが会議の内容だった。
一方のシーラと召使い2人にシオンと親衛隊が護衛を兼ねてペンタガラマの街を案内している。
別行動で四天王はゲレミオの幹部達が案内するのは、実際に運営する店に立ち寄る為だ。
ブルデールの一角に陛下の婚約者を連れて回るなど出来ないので別行動となった。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
観光案内の途中、ガルガンダのエマスコに着信が有った。
送り主はアンドレアで、内容は今回訪問されているノタルム国の皆さんを王宮に招待して晩餐会を開くので、ゲレミオの皆さんも同行するようにとのお達しだった。
所変わり、街角の串焼き屋で両手に串を持ち美味しそうに頬張っているシーラに念話が聞こえた。
(シーラ、聞こえる?)
(ええ、お姉様)
(今夜城であなた達を持て成す晩餐会を開くそうよ)
(本当にっ!)
(ええ、だから街角でツマミ食いしたら後で食べられなくなるからね)
(もっと早く連絡してよねえ!)
(クスクスクスッ)
両手に持っていた串をシオンに渡し、食べてと押し付けてパウリナからの連絡を説明した。
すると召使い2人も呆然としていたがシオンが残りを食べてくれた。
シーラと召使達はまだ串を食べたかったが、晩餐会と言うバリアンテの料理が振る舞われる事を聞いて、多少後悔していた。
それは昼食の後に串をガッツいて食べたからで、それなりにお腹が膨れているのだ。
(困った。これでは思う存分食べれないじゃない)
露天の串焼きでさえ、初めて味わう魅惑的で刺激的な味だったのに、王宮で出される料理に物凄く期待する三人のクエルノ族女子だった。
そうこうしているとエルヴィーノからも連絡が有った。
(今夜、晩餐会を開くらしいから、その前に俺の家族と会った方が良いからシーラの都合が付き次第、迎えに行くよ)
その場の七人は今後の予定を立てた。
それはリーゼロッテとの時間を決める事だった。
それにより逆算すれば後の予定が組み立てやすいからだ。そして・・・
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
「あああっ緊張するうぅっ!」
超高級旅館エスピナの部屋でウロウロしているシーラだ。
「姫様、落ち着いてください」
城の居住区域は四種族が同じ階を使用しているので、まだ全種族へ正式に紹介されていないクエルノ族を招き入れる事を躊躇ったリーゼロッテは、自らが尋ねる事にしたのだ。
そして今、超高級旅館エスピナの別室で親衛隊の三人とシオンから個別に報告を受けていた。
親衛隊からは人族としてクエルノ族の事とシーラの事を聞き、シオンからは極秘の任務の報告だった。
「・・・という感じで、私達は既に違和感が有りません」
「獣人族の見た目が人族っぽくなって、角が生えただけ。ですね」
「我らの様に寝食を共にすれば打ち解けられます。元々が我らの思い込みだったのですから、彼らに非は有りません」
ブオ、ポヨォ、ファイサンがそれぞれ答えてくれた。
「そうですか。あなた達がそのように考えているのなら大丈夫そうですね」
これで、三種族の意見が聞き取れた事で、自らがアンドレア達にも説得しても良いと判断したリーゼロッテだ。
次にシオンの報告。
「アルコン殿に例の件を伝えた所、非常に感動されておりました。そして、一日も早く御目通りをしたいので陛下にも良しなに伝えて欲しいとの事でした」
「そうですか。所でシオンさんはその子達に会いましたか?」
「いえ、御息女の方達には会っておりません」
「では候補の女子とその夫婦に会ってみて下さい。そして容姿をあなたの目で判断してください」
「そっそれは・・・」
「勿論女性として魅力の有無です」
「わ、我の私見でも構わないのであれば」
「ええ、出来るだけ意見が欲しいの。出来ればシーラさんにも会ってもらいたいわ」
「ハッ、畏まりました」
新たな難題を仰せつかるシオン。
幼子を見て女性の魅力など分かるはずも無い。
だから親を見て判断しろと言う訳だ。
(しかし困った。シーラ様に一任するしか無いか・・・)
コンコンッと扉を叩く音がして召使いが対応した。
「準備が整いましたので、ご案内いたします」
部屋の奥に居たが緊張が走るシーラだった。
案内された別の部屋に入ると奥で椅子に腰かける女性と両側に男女が立って居た。
手前には椅子が一脚だけ有り、間に卓は無い。
シーラは自分が座る椅子をどかし、リーゼロッテの前に跪いた。
召使い達もシーラの後方で跪いている。
「わたくしは、ノタルム国国王ハンター・ジャンドールの娘でシーラ・ジャンドールと申します。ダークエルフ族の女王陛下に御目通りの許可を頂き、感謝致します」
「あらあら、そんなに硬くならなくても良いわよ。でも・・・あなたが一番礼儀正しいわねぇ」
シーラ達三人は心でグッと手を握っていた。
椅子に座る事を進められて、礼をとり座る。
ここまでは召使い達が想定した模擬練習が功奏したようだ。
そこから始まるシーラとノタルム国への質問に丁寧に答えるシーラの印象に好感を持ったと、後にデイビットとオリビアが語っていた。そして
「モンドリアン家の嫁は普通の家族と違う事はご存知かしら?」
「はい、パウリナお姉様から聞き及んでおります」
「そう・・・」
笑顔で答えるリーゼロッテ。
「じゃ他の2人の事は知っているのね?」
「はい、パウリナお姉様から聞きました。お姉様達が出産されてから御挨拶に伺う予定です」
妻としての試練はパウリナから指導が有るようで、ノタルム国内においてもクエルノ族が普通の種族の様だった。
これは親衛隊の言葉通りだと理解したダークエルフ達。
「では最後に聞かせてもらえるかしら」
最後まで取って置かれた事に重要な事だと思い緊張するクエルノ族達だ。
「大魔王ってどういう事なの?」
まさかその事を聞かれるとは想定していなかったシーラと召使い。
「そ、その件は・・・」
詰まるシーラの印象が悪くならない様に召使いが説明した。
「失礼ながら女王様、我が国のジャンドール王がモンドリアン陛下のお力を認めになっての事で、我が国にもアルモニア教の事情はある程度認識しておりました。然るに陛下が間に入り新たな肩書きを使う事により二国間での取り決めを作る際に有効になると判断した為です。また、この件は既にアルモニア教の教祖様に打診して有り、我らは連絡を待つだけと成っております」
「そうですか・・・シーラさん。これからもあの子の事、お願いしますね」
「は、はい! お義母様」
大きな局面を乗り切ったクエルノ族三人は部屋に戻ると、ドッと疲れが出て横になった。
「姫様、心労には熱い湯に入るのが効果的ですよ」
「そうね。この宿には露天風呂なる物が有ると聞いたので入ってこようかしら」
☆
難関だったエルヴィーノの母親に印象良く受け答えし、最後で詰まったが概ね合格と召使に言われ喜んでいたシーラだった。
アロンソは学校なので居ないが仕方が無い。
そしてパウリナはアンドレアにその事を告げた。
「何ですってぇぇ!」
クエルノ族のゲレミオ候補と一緒に婚約者も内密で来ている事に驚いたアンドレアだ。
聖女達からの印象で余り好ましくは無いが、愛娘が無茶をしたにもかかわらず国賓として扱われた事に、同等以上の振る舞いをしないと面子が立たないと考えているアンドレア。
そして王妃の母として緊急招集をかけた。
(なんだなんだ、この忙しい時に・・・)
心で思っても妻への愚痴は決して口には出さないネル殿だ。
集められた会議室ではアンドレアとパウリナを中心に城勤めの種族代表者が待っていた。
「あなた! 早く座って」
「うむっ」
その場を仕切っているのはアンドレアなので余計な事は言わない巨躯の獣人だ。
そしてアンドレアから告げられる内容は、黒龍王が遥か遠い異国の大陸を制し、新たに嫁を貰う事。
そして、内密に王妃としてパウリナが”表敬訪問”した際に国賓として丁重な持て成しを受けた事。
(この辺りで巨躯の獣人がヒクヒク震えていたらしい)
更に新たな嫁となる婚約者が極秘に交流を深めにペンタガラマに訪れている事。
これらの事から急遽今夜、御持て成しの歓迎会を行う為に意見を出して準備をするのが会議の内容だった。
一方のシーラと召使い2人にシオンと親衛隊が護衛を兼ねてペンタガラマの街を案内している。
別行動で四天王はゲレミオの幹部達が案内するのは、実際に運営する店に立ち寄る為だ。
ブルデールの一角に陛下の婚約者を連れて回るなど出来ないので別行動となった。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
観光案内の途中、ガルガンダのエマスコに着信が有った。
送り主はアンドレアで、内容は今回訪問されているノタルム国の皆さんを王宮に招待して晩餐会を開くので、ゲレミオの皆さんも同行するようにとのお達しだった。
所変わり、街角の串焼き屋で両手に串を持ち美味しそうに頬張っているシーラに念話が聞こえた。
(シーラ、聞こえる?)
(ええ、お姉様)
(今夜城であなた達を持て成す晩餐会を開くそうよ)
(本当にっ!)
(ええ、だから街角でツマミ食いしたら後で食べられなくなるからね)
(もっと早く連絡してよねえ!)
(クスクスクスッ)
両手に持っていた串をシオンに渡し、食べてと押し付けてパウリナからの連絡を説明した。
すると召使い2人も呆然としていたがシオンが残りを食べてくれた。
シーラと召使達はまだ串を食べたかったが、晩餐会と言うバリアンテの料理が振る舞われる事を聞いて、多少後悔していた。
それは昼食の後に串をガッツいて食べたからで、それなりにお腹が膨れているのだ。
(困った。これでは思う存分食べれないじゃない)
露天の串焼きでさえ、初めて味わう魅惑的で刺激的な味だったのに、王宮で出される料理に物凄く期待する三人のクエルノ族女子だった。
そうこうしているとエルヴィーノからも連絡が有った。
(今夜、晩餐会を開くらしいから、その前に俺の家族と会った方が良いからシーラの都合が付き次第、迎えに行くよ)
その場の七人は今後の予定を立てた。
それはリーゼロッテとの時間を決める事だった。
それにより逆算すれば後の予定が組み立てやすいからだ。そして・・・
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
「あああっ緊張するうぅっ!」
超高級旅館エスピナの部屋でウロウロしているシーラだ。
「姫様、落ち着いてください」
城の居住区域は四種族が同じ階を使用しているので、まだ全種族へ正式に紹介されていないクエルノ族を招き入れる事を躊躇ったリーゼロッテは、自らが尋ねる事にしたのだ。
そして今、超高級旅館エスピナの別室で親衛隊の三人とシオンから個別に報告を受けていた。
親衛隊からは人族としてクエルノ族の事とシーラの事を聞き、シオンからは極秘の任務の報告だった。
「・・・という感じで、私達は既に違和感が有りません」
「獣人族の見た目が人族っぽくなって、角が生えただけ。ですね」
「我らの様に寝食を共にすれば打ち解けられます。元々が我らの思い込みだったのですから、彼らに非は有りません」
ブオ、ポヨォ、ファイサンがそれぞれ答えてくれた。
「そうですか。あなた達がそのように考えているのなら大丈夫そうですね」
これで、三種族の意見が聞き取れた事で、自らがアンドレア達にも説得しても良いと判断したリーゼロッテだ。
次にシオンの報告。
「アルコン殿に例の件を伝えた所、非常に感動されておりました。そして、一日も早く御目通りをしたいので陛下にも良しなに伝えて欲しいとの事でした」
「そうですか。所でシオンさんはその子達に会いましたか?」
「いえ、御息女の方達には会っておりません」
「では候補の女子とその夫婦に会ってみて下さい。そして容姿をあなたの目で判断してください」
「そっそれは・・・」
「勿論女性として魅力の有無です」
「わ、我の私見でも構わないのであれば」
「ええ、出来るだけ意見が欲しいの。出来ればシーラさんにも会ってもらいたいわ」
「ハッ、畏まりました」
新たな難題を仰せつかるシオン。
幼子を見て女性の魅力など分かるはずも無い。
だから親を見て判断しろと言う訳だ。
(しかし困った。シーラ様に一任するしか無いか・・・)
コンコンッと扉を叩く音がして召使いが対応した。
「準備が整いましたので、ご案内いたします」
部屋の奥に居たが緊張が走るシーラだった。
案内された別の部屋に入ると奥で椅子に腰かける女性と両側に男女が立って居た。
手前には椅子が一脚だけ有り、間に卓は無い。
シーラは自分が座る椅子をどかし、リーゼロッテの前に跪いた。
召使い達もシーラの後方で跪いている。
「わたくしは、ノタルム国国王ハンター・ジャンドールの娘でシーラ・ジャンドールと申します。ダークエルフ族の女王陛下に御目通りの許可を頂き、感謝致します」
「あらあら、そんなに硬くならなくても良いわよ。でも・・・あなたが一番礼儀正しいわねぇ」
シーラ達三人は心でグッと手を握っていた。
椅子に座る事を進められて、礼をとり座る。
ここまでは召使い達が想定した模擬練習が功奏したようだ。
そこから始まるシーラとノタルム国への質問に丁寧に答えるシーラの印象に好感を持ったと、後にデイビットとオリビアが語っていた。そして
「モンドリアン家の嫁は普通の家族と違う事はご存知かしら?」
「はい、パウリナお姉様から聞き及んでおります」
「そう・・・」
笑顔で答えるリーゼロッテ。
「じゃ他の2人の事は知っているのね?」
「はい、パウリナお姉様から聞きました。お姉様達が出産されてから御挨拶に伺う予定です」
妻としての試練はパウリナから指導が有るようで、ノタルム国内においてもクエルノ族が普通の種族の様だった。
これは親衛隊の言葉通りだと理解したダークエルフ達。
「では最後に聞かせてもらえるかしら」
最後まで取って置かれた事に重要な事だと思い緊張するクエルノ族達だ。
「大魔王ってどういう事なの?」
まさかその事を聞かれるとは想定していなかったシーラと召使い。
「そ、その件は・・・」
詰まるシーラの印象が悪くならない様に召使いが説明した。
「失礼ながら女王様、我が国のジャンドール王がモンドリアン陛下のお力を認めになっての事で、我が国にもアルモニア教の事情はある程度認識しておりました。然るに陛下が間に入り新たな肩書きを使う事により二国間での取り決めを作る際に有効になると判断した為です。また、この件は既にアルモニア教の教祖様に打診して有り、我らは連絡を待つだけと成っております」
「そうですか・・・シーラさん。これからもあの子の事、お願いしますね」
「は、はい! お義母様」
大きな局面を乗り切ったクエルノ族三人は部屋に戻ると、ドッと疲れが出て横になった。
「姫様、心労には熱い湯に入るのが効果的ですよ」
「そうね。この宿には露天風呂なる物が有ると聞いたので入ってこようかしら」
☆
難関だったエルヴィーノの母親に印象良く受け答えし、最後で詰まったが概ね合格と召使に言われ喜んでいたシーラだった。
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