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第8章 魔王国編
第237話 内緒の祝賀会
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「では、重要な話は終わったので親衛隊の諸君は街を見学してもらおうか。ブスカドール」
「はい、わたしがご案内しますよ」
「ちょっと待ってくれ」
エルヴィーノの意見は聞き入れてもらえない。
「シオンは我らとゲレミオの専任を選出するから来てくれ」
「はっ賜りました」
「いや、だからおかしく無い?」
「モンドリアン殿には大事な用が有るので、オイ」
兵士達が部屋の扉を開けると入って来たのはシーラ専任の召使いだ。
「モンドリアン様、どうぞこちらへ」
「さぁ行ってください」
レペストに見送られ、召使いに腕を引っ張られ抵抗するが強引に廊下に連れ出された。
既に脳内ではこの後の予測を立てているから起動し始めた馬鹿者と、大魔王の件は納得いかないので抵抗している良心だ。
だが本気の抵抗では無い。
子供が駄々をこねる程度だ。
すると「シーラ姫様が首を長くしてお待ちですよ」と教えてくれた。
「そんな事言ったら・・・」
案の定で、既に戦う準備は出来ていた相棒だった。
前回、転移前の宴会でジャンドール王から極秘の指令が有り、シオンはシーラが嫁と成る為であればと思い受諾した。
それはエルヴィーノの妻子情報だ。
これは食事会でパウリナから対外的な事は聞かされており妻達は一応序列が有って、第一夫人、第二夫人、第三夫人だ。
後から妻になった者は先妻にお姉様と呼ぶ事が義務付けられている。
大よその年齢に配偶者の歳に性別などだ。
後は親衛隊からも多少聞いていたシオンはジャンドール王に報告した。
「ほぉ、エルフの聖女だとぉ?」
余り情報の少ないエルフ族の事だがロザリーは内政が主な仕事なのでそれ以上特筆する事は無かった。
「サンクタ・フェミナと言う聖女の頂点に立つ第二夫人は黄金の鎧を魔法で作るらしいですぞ」
「それは凄い。黄金の鎧か!」
武具愛好家でもあるジャンドール王の目が輝いた。
「使う魔法も我らの手におえない物だそうですぞ」
「ふむディオス系だな」
「ハイ、そして三番目の妻は獣人族の伝説に口伝される神降ろしの秘術で巨大な神獣となり、天駆けるその姿は見る者を虜にするそうですぞ」
「それ程までか!」
親衛隊を街の見学に送り出してジャンドール王とデセオにレペストがシオンの報告を聞いていた。
それぞれの偉業を聞きながら、その妻達を娶ったエルヴィーノの凄さなのか解らないが、只々感心していた四人だった。
そうなると親兄弟はある事を考えていた。
それは先妻に有ってシーラに無い物。
それは特別な力だ。
もしくは何かしら特筆出来る事だ。
シーラは只のクエルノ族で魔力量は多く数々の魔法も使いこなし武術にも秀でている。
だが、それだけだ。
先妻と比べられると箔が無い分見劣りしてしまう。と余計な心配を始めていた。
もはや婚儀は一族の中では決定事項だ。
先妻たちに見劣りしない様に策を廻らす親兄弟諌言するシオン。
「我が主はそのような事でシーラ殿を娶りませんが」
「分かっておる」
父が一蹴する。
既に個人では無く一族と国の見栄だった。
国王の泣き言も解らないではないが国の事は理解しているので”奇跡”のような事象が無い限り無駄だと思っていたシオンだ。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
親族の心配をよそにシーラの部屋に案内されるエルヴィーノ。
先日、初めての戦闘を繰り広げた寝室だ。
扉の前では前回同様に左右に召使いが並んでお辞儀している。
自ら扉を開けると
「「「どうぞ、ごゆっくりお過ごしくださいませ、ご主人様」」」
一斉に声を掛けられたが、そんなことは無視して部屋の中に入る。
アノ事を早くシーラに聞きたいからだ。
「シーラ!」
呼ぶと駆け寄ってくる真紅の角と瞳がちょっと怖い。
「エルヴィーノ!」
抱きついてくなり唇を求めてきた。
舌を絡ませて体をまさぐる手に欲情をソソられてしまった相棒に気づいたシーラは、唇を重ねたままベッドに連行され押し倒された。
「もう、どれだけ待たせるの?そんなに奥さんたちが良いの!」
「向こうではイロイロとやることが有るんだよ」
適当な言い訳をしていると服を脱がされていくエルヴィーノだ。
「あなたの言う通りにしたからご褒美を頂戴!」
「何? どうなったんだ!?」
「城の者達は全て私の言いなりよ。勿論あなたを尊重するようにも命令してあるわ」
そうだ。シーラと自分の指示に従うようにシーラの魅力で虜にしろと、シーラを虜にして指令を出してあった。
「あっ!」
そこで思い出したのがシーラの耳飾りだ。
ずっと解放状態なのか城中の者が虜になっているという。
戦う前に耳飾りを交換してあげた。
「じゃご褒美だ」
「うふふ」
その日シーラは燃えた。
前回の初めての時とは違い積極的で攻撃的だった。
理由は解らなく終わった後で聞くと、専属の召使い達が入れ知恵をしたようで、他国に戻れば妻が居るからシーラの事を忘れないように激しく愛した方が良いと言われたらしい。
それは、とても素敵な考えだと内心思っていたが、まだまだ淫獸達には及ばない。
しかし、がんばっている姿を見ていると、とても愛おしくなってくるエルヴィーノだ。
何もかも忘れて、シーラの乳輪で萌え放題を満喫し、グッタリとしているシーラを抱いて休んでいると「もうそろそろ準備しなきゃ」体を洗いエルヴィーノの体を拭き”大事な部分”に服を着させると、ベルで外に待機している召使いを呼んだ。
何故かノタルム国の衣装を着せられるエルヴィーノに、これも種族の衣装だろう華やかな服を着てめかし込むシーラだ。
「綺麗だよ、シーラ。良く似合っている」
「そ、そう?」
言葉では否定しているが満更ではない様子だ。
早々に着替えたエルヴィーノはシーラが召使い達によって着飾って行く姿を見ながら考えていた。
(シーラが魅力を解放し続けて城の者達が虜になったのは解る。だがシーラと俺の言う事を聞かせるはずなのに、どうしてジャンドール王達は俺の意見を聞かなかったんだろう? 肉親には効果が薄いのかなぁ? そんな事は無いはずだ。じゃどうしてだ? シーラと俺の命令だぞ? シーラと俺の・・・まさかっ)
魅力を使った本人が”シーラとモンドリアン”なので、優先順位がシーラで先なのだ。
だから何かしらの命令をシーラが出していて、その指示に影響が出るエルヴィーノの指示は受け付けなかったと解釈した。
「なるほど、どうりで皆が俺を無視して勝手にしている様に見えたが、シーラの命令が優先だったからか。全くどんな指示をしたんだろうか?」
化粧するシーラを眺めているとチラチラとこちらを向き微笑んでくる。
ほんの数日前に自分を殺す位の勢いで追いかけてきた女性だとは思えない変わりように、”本当に女性とは不思議な生き物だ”と改めて実感していた。
しかし、女性の準備は国が違っても同じだとエルヴィーノは思っていた。
待たされるのは慣れているが、まさかシーラも時間が掛るとは思ってもいなかった。
化粧と衣装合わせで長いのはダントツにロザリーだ。
二番目はロリ。
これは衣装が法衣なので選択の余地が無いからだ。
そして本来パウリナは自然派なのだが、アンドレアとビエルナスが許さないのだ。
王妃に聖戦士としての身だしなみに毎回、口うるさく指導されている。
そして目の前のシーラ。
召使い三人が顔と髪。
両手に何かしているから1人づつ。
残りの五人が衣服など小物を組み合わせて、数通りの組合せが並んで居た。
この状況からどのように変化して行くのか黙って見ていたエルヴィーノ。
チラチラ目が合うがお互い何を思っているのか気になっていた。
そして、衣服を選び数回着替えて決まった真紅のドレスだ。
胸元が大きく開き、とても魅力的な谷間が危険信号となって相棒に伝播して行くが、ジッとこらえて声を掛けた。
「綺麗だ。見違える様だよ、シーラ」
「本当? 嬉しい」
「ところで、こんな素敵な衣装を着てどうするんだ?」
「これから私とあなたの婚約記念祝賀会よ」
☆
聞いて無いよぉぉぉ。
だけど、仕方ないか。
「はい、わたしがご案内しますよ」
「ちょっと待ってくれ」
エルヴィーノの意見は聞き入れてもらえない。
「シオンは我らとゲレミオの専任を選出するから来てくれ」
「はっ賜りました」
「いや、だからおかしく無い?」
「モンドリアン殿には大事な用が有るので、オイ」
兵士達が部屋の扉を開けると入って来たのはシーラ専任の召使いだ。
「モンドリアン様、どうぞこちらへ」
「さぁ行ってください」
レペストに見送られ、召使いに腕を引っ張られ抵抗するが強引に廊下に連れ出された。
既に脳内ではこの後の予測を立てているから起動し始めた馬鹿者と、大魔王の件は納得いかないので抵抗している良心だ。
だが本気の抵抗では無い。
子供が駄々をこねる程度だ。
すると「シーラ姫様が首を長くしてお待ちですよ」と教えてくれた。
「そんな事言ったら・・・」
案の定で、既に戦う準備は出来ていた相棒だった。
前回、転移前の宴会でジャンドール王から極秘の指令が有り、シオンはシーラが嫁と成る為であればと思い受諾した。
それはエルヴィーノの妻子情報だ。
これは食事会でパウリナから対外的な事は聞かされており妻達は一応序列が有って、第一夫人、第二夫人、第三夫人だ。
後から妻になった者は先妻にお姉様と呼ぶ事が義務付けられている。
大よその年齢に配偶者の歳に性別などだ。
後は親衛隊からも多少聞いていたシオンはジャンドール王に報告した。
「ほぉ、エルフの聖女だとぉ?」
余り情報の少ないエルフ族の事だがロザリーは内政が主な仕事なのでそれ以上特筆する事は無かった。
「サンクタ・フェミナと言う聖女の頂点に立つ第二夫人は黄金の鎧を魔法で作るらしいですぞ」
「それは凄い。黄金の鎧か!」
武具愛好家でもあるジャンドール王の目が輝いた。
「使う魔法も我らの手におえない物だそうですぞ」
「ふむディオス系だな」
「ハイ、そして三番目の妻は獣人族の伝説に口伝される神降ろしの秘術で巨大な神獣となり、天駆けるその姿は見る者を虜にするそうですぞ」
「それ程までか!」
親衛隊を街の見学に送り出してジャンドール王とデセオにレペストがシオンの報告を聞いていた。
それぞれの偉業を聞きながら、その妻達を娶ったエルヴィーノの凄さなのか解らないが、只々感心していた四人だった。
そうなると親兄弟はある事を考えていた。
それは先妻に有ってシーラに無い物。
それは特別な力だ。
もしくは何かしら特筆出来る事だ。
シーラは只のクエルノ族で魔力量は多く数々の魔法も使いこなし武術にも秀でている。
だが、それだけだ。
先妻と比べられると箔が無い分見劣りしてしまう。と余計な心配を始めていた。
もはや婚儀は一族の中では決定事項だ。
先妻たちに見劣りしない様に策を廻らす親兄弟諌言するシオン。
「我が主はそのような事でシーラ殿を娶りませんが」
「分かっておる」
父が一蹴する。
既に個人では無く一族と国の見栄だった。
国王の泣き言も解らないではないが国の事は理解しているので”奇跡”のような事象が無い限り無駄だと思っていたシオンだ。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
親族の心配をよそにシーラの部屋に案内されるエルヴィーノ。
先日、初めての戦闘を繰り広げた寝室だ。
扉の前では前回同様に左右に召使いが並んでお辞儀している。
自ら扉を開けると
「「「どうぞ、ごゆっくりお過ごしくださいませ、ご主人様」」」
一斉に声を掛けられたが、そんなことは無視して部屋の中に入る。
アノ事を早くシーラに聞きたいからだ。
「シーラ!」
呼ぶと駆け寄ってくる真紅の角と瞳がちょっと怖い。
「エルヴィーノ!」
抱きついてくなり唇を求めてきた。
舌を絡ませて体をまさぐる手に欲情をソソられてしまった相棒に気づいたシーラは、唇を重ねたままベッドに連行され押し倒された。
「もう、どれだけ待たせるの?そんなに奥さんたちが良いの!」
「向こうではイロイロとやることが有るんだよ」
適当な言い訳をしていると服を脱がされていくエルヴィーノだ。
「あなたの言う通りにしたからご褒美を頂戴!」
「何? どうなったんだ!?」
「城の者達は全て私の言いなりよ。勿論あなたを尊重するようにも命令してあるわ」
そうだ。シーラと自分の指示に従うようにシーラの魅力で虜にしろと、シーラを虜にして指令を出してあった。
「あっ!」
そこで思い出したのがシーラの耳飾りだ。
ずっと解放状態なのか城中の者が虜になっているという。
戦う前に耳飾りを交換してあげた。
「じゃご褒美だ」
「うふふ」
その日シーラは燃えた。
前回の初めての時とは違い積極的で攻撃的だった。
理由は解らなく終わった後で聞くと、専属の召使い達が入れ知恵をしたようで、他国に戻れば妻が居るからシーラの事を忘れないように激しく愛した方が良いと言われたらしい。
それは、とても素敵な考えだと内心思っていたが、まだまだ淫獸達には及ばない。
しかし、がんばっている姿を見ていると、とても愛おしくなってくるエルヴィーノだ。
何もかも忘れて、シーラの乳輪で萌え放題を満喫し、グッタリとしているシーラを抱いて休んでいると「もうそろそろ準備しなきゃ」体を洗いエルヴィーノの体を拭き”大事な部分”に服を着させると、ベルで外に待機している召使いを呼んだ。
何故かノタルム国の衣装を着せられるエルヴィーノに、これも種族の衣装だろう華やかな服を着てめかし込むシーラだ。
「綺麗だよ、シーラ。良く似合っている」
「そ、そう?」
言葉では否定しているが満更ではない様子だ。
早々に着替えたエルヴィーノはシーラが召使い達によって着飾って行く姿を見ながら考えていた。
(シーラが魅力を解放し続けて城の者達が虜になったのは解る。だがシーラと俺の言う事を聞かせるはずなのに、どうしてジャンドール王達は俺の意見を聞かなかったんだろう? 肉親には効果が薄いのかなぁ? そんな事は無いはずだ。じゃどうしてだ? シーラと俺の命令だぞ? シーラと俺の・・・まさかっ)
魅力を使った本人が”シーラとモンドリアン”なので、優先順位がシーラで先なのだ。
だから何かしらの命令をシーラが出していて、その指示に影響が出るエルヴィーノの指示は受け付けなかったと解釈した。
「なるほど、どうりで皆が俺を無視して勝手にしている様に見えたが、シーラの命令が優先だったからか。全くどんな指示をしたんだろうか?」
化粧するシーラを眺めているとチラチラとこちらを向き微笑んでくる。
ほんの数日前に自分を殺す位の勢いで追いかけてきた女性だとは思えない変わりように、”本当に女性とは不思議な生き物だ”と改めて実感していた。
しかし、女性の準備は国が違っても同じだとエルヴィーノは思っていた。
待たされるのは慣れているが、まさかシーラも時間が掛るとは思ってもいなかった。
化粧と衣装合わせで長いのはダントツにロザリーだ。
二番目はロリ。
これは衣装が法衣なので選択の余地が無いからだ。
そして本来パウリナは自然派なのだが、アンドレアとビエルナスが許さないのだ。
王妃に聖戦士としての身だしなみに毎回、口うるさく指導されている。
そして目の前のシーラ。
召使い三人が顔と髪。
両手に何かしているから1人づつ。
残りの五人が衣服など小物を組み合わせて、数通りの組合せが並んで居た。
この状況からどのように変化して行くのか黙って見ていたエルヴィーノ。
チラチラ目が合うがお互い何を思っているのか気になっていた。
そして、衣服を選び数回着替えて決まった真紅のドレスだ。
胸元が大きく開き、とても魅力的な谷間が危険信号となって相棒に伝播して行くが、ジッとこらえて声を掛けた。
「綺麗だ。見違える様だよ、シーラ」
「本当? 嬉しい」
「ところで、こんな素敵な衣装を着てどうするんだ?」
「これから私とあなたの婚約記念祝賀会よ」
☆
聞いて無いよぉぉぉ。
だけど、仕方ないか。
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