4 / 430
第1章 エルフ国編
第4話 魔法習得の準備期間
しおりを挟む
エルヴィーノは幼いころ大人3人の真似をして、こっそりと魔法を使っていた。
デイビットを見て。
ゴミの焼却で使っていたフエゴ・マヒアや、重い石や切り株を退かす時のグラビダッド。
狩りの時に使うネグロ・グロボの魔法と操作、平らな台に使え、物理攻撃に対する防御にも使えるネグロ・タブラの魔法と操作。
畑を耕す時に使っていたティエラ・マヒアの魔法と操作など。
オリビアを見て。
家の片付けや掃除で使っていた、手が離せない時に物を浮かせておく浮遊魔法(デイビットが使う魔法と違い、グラビダッドの簡易版だ)、食材や大切な物を保管して置くエスパシオ・ボルサ、料理や風呂に使うアグア・マヒアなどだ。
母親のリーゼロッテを見て。
身体や衣服が汚れたらリンピエサで綺麗にし、部屋が暑くなると涼しくしたり、寒くなると温かくしたり、水の温冷をテンペラトラで調節した。
暑い日に冷たい水を飲む時に入れる氷を作るグラキエース・マヒアで全員の飲み物を作る。
あの頃エルヴィーノは、それらの魔法がほとんど家の中で使うモノだと思っていた。
唯一、デイビットと狩りに行った時に遠くから隠れて見ていたのを思い出しオスクロ・マヒアのネグロ・グロボを試していた。
細分化された魔法は魔力の抑えられている今のダークエルフ一族が使いやすい低級の魔法だった。
自宅にはエルヴィーノのために母親が用意してくれた魔導書や本が沢山あった。
その中には冒険譚の本も含まれていた。
エルフの世界紀行や、冒険譚、人族の物語など、少年の心をくすぐられる物ばかりだった。
まさか、将来自らが執筆するなどとはこの頃のエルヴィーノには夢にも思わなかった。
それらを読み40歳位の時に1人森の中で魔法の練習をしていた。
以前デイビットに聞いた事を思いだす。
自分と回りの魔素を感じとり、頭の中で魔法を想像する。
そして体の中の魔素を感じとり放出したい場所に集中する。
手のひらや指先など。集中した先に体から魔素が出てくる。
それを攻撃対象にブッ飛すわけだが、回りの魔素を感じていた方が命中しやすい。生物の魔素は自然の植物などより魔素が強いので命中しやすくなる。
魔物となればなおさらだ。
ただし、上級の魔物になれば魔素を抑え弱く見せて、油断させてから襲いかかる怖い魔物もいるから注意しろとデイビットに言われたのを思いだす。
エルヴィーノは一本の木に目印を付け、離れた場所から目印に集中する。
右手を前に出しネグログロボを想像する。
体の中で何かが反応し肩から腕を通り手のひらに8cm位の黒い塊が出来る。
確認して木の目印に飛んで行けと念じると、ヒュンッと飛んで行き目印の木に当たりはじけた。
「何か・・・イマイチ」
エルヴィーノは首輪を外し、もう一度ネグロ・グロボと念じる。
すると、パッと40cm位の大きさで黒い玉が右手に浮かぶ。
あの木にぶつかれと思ったとん!バキバキッって音がして70cmはある木の幹に穴があり、木が倒れてきた。
エルヴィーノはもうビックリしてその場を離れた。
木が倒れてから木の側に行き確認すると、丸くえぐりとられた後があった。
「ちょっとまずいな・・・」しばしば考えて、首輪をつけて最初からやり直した。
要するに首輪を取れば普通に魔法は使えるが強弱のコントロールがまだできないので、首輪を付けたまましばらく練習してみる。今は家族に見つからないのが重要だと思った。
エルヴィーノはオスクロ・マヒアの練習ばかりしていたので、たまに野生動物を見つけると魔法で仕留めていた。
オスクロ・マヒアは5cmのネグロ・グロボを1度に3個出して対象物に飛ばせ、幹が50cm位の木なら貫通出来る。
また、放つと直ぐに連続して使える。そして形状も変えるようになる。
初めはデイビットが使っていた槍のように先が三角の形。
ただし、これは大きな猪など大物は致命傷にならないので更なる進化をさせる。
そしてオリビアが夕食の準備している時、エルヴィーノは天啓を受けた!・・・気がした。
包丁で肉や野菜を切っていたエルヴィーノは手伝いをやめて便所に入る。
便所で1人妄想する。ネグロ・グロボやイランサよりも威力のある魔法!包丁のように薄く平らで長さもいる。
「包丁は切るけど、魔法だとどうしよう?推進力だけで大丈夫かな?」
答えは出ず、自室に入って本を見ていたら「ご飯が出来たわよ!」
リーゼロッテの声がしたので、立ち上がり本を本棚に差し込んだ時に目に入ったある物!
エルヴィーノは一瞬固まり「これだ!」っと、叫ぶ!そこにあったのはデイビットが昔作ってくれた木トンボだった。
「そうだ!回転させれば良いんだ!」
そう思いデイビットに抱きついて「ありがとうデイビット!」と言うと頭を傾げながら「どうした?」と聞いてくるが新しい魔法の参考になったとは言えないので「木トンボありがとう!」と言う。
訳がわからないデイビットは「そんな事より夕飯食べるぞ」
その日は明日の練習の事でなかなか眠れないのであった。
翌日午後から山に入り魔法の練習をする。
横向きで薄く平で長い黒い板をつくる長さ50cm位、幅10cm位。
あとはこれを回転させる・・・回らない。
飛んで行け!と念じるとヒュンってカンッみたいに木に刺さり大木の半分ほどで止まる。
「やっぱり回転だな」
とりあえず小さな楕円形のネグロ・グロボを作りイロイロやってみた。
あまりイメージ出来ず、終日練習したがうまくいかない。
翌日リーゼロッテが魚を食べたいと言うので、釣りに行く。
しばらく川を下り。デイビットから聞いていた釣り場に到着。
釣りを初めて回転魔法の事を考えていた。
すると、落葉が流れてきて大きな岩の流に入りくるくると渦を巻いていた。
エルヴィーノはしばし呆けて眺めていたりするといくつか落葉が集まり、落葉の塊がスッと渦に飲み込まれて行くのを見て閃いた。
1枚の落葉。
1度の回転魔法・・・
「フッ、俺って」
辺りを警戒し釣竿を置き、ネグロ・タブラを作り出す。
そして、回転、強く回転と念じる。
ゆっくりと回りだす。
「よし!」
続けて回転、回転、回転・・・と更に同じ魔法をかけると回転が早くなり、川の向こう岸に行けと念じると、ヒュンって見えなくなると同時に木がバサバサ倒れて行く。
「これはかなり危険だ。練習しよう」
釣りを再開しリーゼロッテのおみやげを5匹釣り帰宅する。
練習は明日だ。
次の日から何度回転させれば良いかの実験を、回転回数を増やしながら試して見る。
石を貫通もしくは斬るには回転を5度重複させる必要があった。
エルヴィーノは更に工夫して回転させる魔法を5度かける魔法を1度にする魔法を考えだした。
名前はロタシオン。
更に回転数は名称の後に数字。
ロタシオン5とかロタシオン10とか。
回数が多くなると魔力を消費する。
首輪をしている状態では、ネグロ・タブラ1枚にロタシオン5が限度。
首輪無しだとネグロ・タブラが8位出た時はビックリした。
それぞれにロタシオン20が出来た。
我ながら凄いと思ったが、作り出したネグロタブラをどうするか困った。
暫く考えて魔力が無くなると消滅すると思い空に向かって打ち上げた。
43歳の頃に使えた魔法。()は首輪無し状態
ネグロ・グロボ、一度に出せる数と大きさは3個5cm(10個10cm)
ネグロ・タブラ、一度に出せる数と大きさは1枚10cm×30cm(20cm×60cmを8枚)
ネグロ・ラミナ、一度に出せる数と大きさは1枚5cm×40cm(10cm×70cmを8枚)
タシオン、ロタシオン5(ロタシオン20)
フエゴ・グロボ、一度に出せる数と大きさは2個10cm(10個80cm)
アグア・グロボ、一度に出せる数と大きさは2個10cm(10個80cm)
グラビダッド、飛行、回転操作。
リンピエサ、身体、衣服の乾燥、清浄。
クラール、擦り傷、切り傷、骨折、疲労回復。
そしてサント・マヒア操作、首輪の開錠操作だけ。
デイビットに言わせるとエルヴィーノの技量はオスクロ・エチセロとして「駆け出しの新人」(多少狩りをしていたので)だそうだ。
50歳になるとデイビットが武器の使い方と補助魔法を教えてくれた。
剣と槍、素手の戦い方を教えてくれるが、エルヴィーノは嫌で逃げていた。
基本的に痛いのは嫌だし、デイビットと二人だと緊張感が無いとか言い訳をして逃げていた。
なのでエルヴィーノは武器による戦いが弱い。
デイビットに教えてもらったアウクシリアル・デ・コンバッテは参考になった。
カパシダ・フィジィカ・メホラに、敵からの物理攻撃や魔法攻撃を無効化させる魔法の、アタッケ・フィジィコ・デサティバドと、マヒア・デ・アタッケ・デサティバドは一生使う魔法だと言われた。
特にアタッケ・フィジィコ・デサティバドと、ベロシダ・スビール、アウメンタール・ラ・フォルサ・ムスクラールの魔法は面白かった。
山を駆け廻ったりして遊ぶ中で魔法を使いこなしていった。
調子に乗って木の根や、枝に躓て派手に転んだ事は何度もあった。
エルヴィーノがアウクシリアル・デ・コンバッテを使いこなし森の中を駆け巡るようになった事にデイビットが気付いた時には魔法の熟練度がかなり上がっていた。
あとがき
もう少し魔法関係続きます。
木トンボ=竹トンボと同意。Cm=センチメートルでは無くセムと言い同意。M=メートルでは無くメトロと言い同意。
デイビットを見て。
ゴミの焼却で使っていたフエゴ・マヒアや、重い石や切り株を退かす時のグラビダッド。
狩りの時に使うネグロ・グロボの魔法と操作、平らな台に使え、物理攻撃に対する防御にも使えるネグロ・タブラの魔法と操作。
畑を耕す時に使っていたティエラ・マヒアの魔法と操作など。
オリビアを見て。
家の片付けや掃除で使っていた、手が離せない時に物を浮かせておく浮遊魔法(デイビットが使う魔法と違い、グラビダッドの簡易版だ)、食材や大切な物を保管して置くエスパシオ・ボルサ、料理や風呂に使うアグア・マヒアなどだ。
母親のリーゼロッテを見て。
身体や衣服が汚れたらリンピエサで綺麗にし、部屋が暑くなると涼しくしたり、寒くなると温かくしたり、水の温冷をテンペラトラで調節した。
暑い日に冷たい水を飲む時に入れる氷を作るグラキエース・マヒアで全員の飲み物を作る。
あの頃エルヴィーノは、それらの魔法がほとんど家の中で使うモノだと思っていた。
唯一、デイビットと狩りに行った時に遠くから隠れて見ていたのを思い出しオスクロ・マヒアのネグロ・グロボを試していた。
細分化された魔法は魔力の抑えられている今のダークエルフ一族が使いやすい低級の魔法だった。
自宅にはエルヴィーノのために母親が用意してくれた魔導書や本が沢山あった。
その中には冒険譚の本も含まれていた。
エルフの世界紀行や、冒険譚、人族の物語など、少年の心をくすぐられる物ばかりだった。
まさか、将来自らが執筆するなどとはこの頃のエルヴィーノには夢にも思わなかった。
それらを読み40歳位の時に1人森の中で魔法の練習をしていた。
以前デイビットに聞いた事を思いだす。
自分と回りの魔素を感じとり、頭の中で魔法を想像する。
そして体の中の魔素を感じとり放出したい場所に集中する。
手のひらや指先など。集中した先に体から魔素が出てくる。
それを攻撃対象にブッ飛すわけだが、回りの魔素を感じていた方が命中しやすい。生物の魔素は自然の植物などより魔素が強いので命中しやすくなる。
魔物となればなおさらだ。
ただし、上級の魔物になれば魔素を抑え弱く見せて、油断させてから襲いかかる怖い魔物もいるから注意しろとデイビットに言われたのを思いだす。
エルヴィーノは一本の木に目印を付け、離れた場所から目印に集中する。
右手を前に出しネグログロボを想像する。
体の中で何かが反応し肩から腕を通り手のひらに8cm位の黒い塊が出来る。
確認して木の目印に飛んで行けと念じると、ヒュンッと飛んで行き目印の木に当たりはじけた。
「何か・・・イマイチ」
エルヴィーノは首輪を外し、もう一度ネグロ・グロボと念じる。
すると、パッと40cm位の大きさで黒い玉が右手に浮かぶ。
あの木にぶつかれと思ったとん!バキバキッって音がして70cmはある木の幹に穴があり、木が倒れてきた。
エルヴィーノはもうビックリしてその場を離れた。
木が倒れてから木の側に行き確認すると、丸くえぐりとられた後があった。
「ちょっとまずいな・・・」しばしば考えて、首輪をつけて最初からやり直した。
要するに首輪を取れば普通に魔法は使えるが強弱のコントロールがまだできないので、首輪を付けたまましばらく練習してみる。今は家族に見つからないのが重要だと思った。
エルヴィーノはオスクロ・マヒアの練習ばかりしていたので、たまに野生動物を見つけると魔法で仕留めていた。
オスクロ・マヒアは5cmのネグロ・グロボを1度に3個出して対象物に飛ばせ、幹が50cm位の木なら貫通出来る。
また、放つと直ぐに連続して使える。そして形状も変えるようになる。
初めはデイビットが使っていた槍のように先が三角の形。
ただし、これは大きな猪など大物は致命傷にならないので更なる進化をさせる。
そしてオリビアが夕食の準備している時、エルヴィーノは天啓を受けた!・・・気がした。
包丁で肉や野菜を切っていたエルヴィーノは手伝いをやめて便所に入る。
便所で1人妄想する。ネグロ・グロボやイランサよりも威力のある魔法!包丁のように薄く平らで長さもいる。
「包丁は切るけど、魔法だとどうしよう?推進力だけで大丈夫かな?」
答えは出ず、自室に入って本を見ていたら「ご飯が出来たわよ!」
リーゼロッテの声がしたので、立ち上がり本を本棚に差し込んだ時に目に入ったある物!
エルヴィーノは一瞬固まり「これだ!」っと、叫ぶ!そこにあったのはデイビットが昔作ってくれた木トンボだった。
「そうだ!回転させれば良いんだ!」
そう思いデイビットに抱きついて「ありがとうデイビット!」と言うと頭を傾げながら「どうした?」と聞いてくるが新しい魔法の参考になったとは言えないので「木トンボありがとう!」と言う。
訳がわからないデイビットは「そんな事より夕飯食べるぞ」
その日は明日の練習の事でなかなか眠れないのであった。
翌日午後から山に入り魔法の練習をする。
横向きで薄く平で長い黒い板をつくる長さ50cm位、幅10cm位。
あとはこれを回転させる・・・回らない。
飛んで行け!と念じるとヒュンってカンッみたいに木に刺さり大木の半分ほどで止まる。
「やっぱり回転だな」
とりあえず小さな楕円形のネグロ・グロボを作りイロイロやってみた。
あまりイメージ出来ず、終日練習したがうまくいかない。
翌日リーゼロッテが魚を食べたいと言うので、釣りに行く。
しばらく川を下り。デイビットから聞いていた釣り場に到着。
釣りを初めて回転魔法の事を考えていた。
すると、落葉が流れてきて大きな岩の流に入りくるくると渦を巻いていた。
エルヴィーノはしばし呆けて眺めていたりするといくつか落葉が集まり、落葉の塊がスッと渦に飲み込まれて行くのを見て閃いた。
1枚の落葉。
1度の回転魔法・・・
「フッ、俺って」
辺りを警戒し釣竿を置き、ネグロ・タブラを作り出す。
そして、回転、強く回転と念じる。
ゆっくりと回りだす。
「よし!」
続けて回転、回転、回転・・・と更に同じ魔法をかけると回転が早くなり、川の向こう岸に行けと念じると、ヒュンって見えなくなると同時に木がバサバサ倒れて行く。
「これはかなり危険だ。練習しよう」
釣りを再開しリーゼロッテのおみやげを5匹釣り帰宅する。
練習は明日だ。
次の日から何度回転させれば良いかの実験を、回転回数を増やしながら試して見る。
石を貫通もしくは斬るには回転を5度重複させる必要があった。
エルヴィーノは更に工夫して回転させる魔法を5度かける魔法を1度にする魔法を考えだした。
名前はロタシオン。
更に回転数は名称の後に数字。
ロタシオン5とかロタシオン10とか。
回数が多くなると魔力を消費する。
首輪をしている状態では、ネグロ・タブラ1枚にロタシオン5が限度。
首輪無しだとネグロ・タブラが8位出た時はビックリした。
それぞれにロタシオン20が出来た。
我ながら凄いと思ったが、作り出したネグロタブラをどうするか困った。
暫く考えて魔力が無くなると消滅すると思い空に向かって打ち上げた。
43歳の頃に使えた魔法。()は首輪無し状態
ネグロ・グロボ、一度に出せる数と大きさは3個5cm(10個10cm)
ネグロ・タブラ、一度に出せる数と大きさは1枚10cm×30cm(20cm×60cmを8枚)
ネグロ・ラミナ、一度に出せる数と大きさは1枚5cm×40cm(10cm×70cmを8枚)
タシオン、ロタシオン5(ロタシオン20)
フエゴ・グロボ、一度に出せる数と大きさは2個10cm(10個80cm)
アグア・グロボ、一度に出せる数と大きさは2個10cm(10個80cm)
グラビダッド、飛行、回転操作。
リンピエサ、身体、衣服の乾燥、清浄。
クラール、擦り傷、切り傷、骨折、疲労回復。
そしてサント・マヒア操作、首輪の開錠操作だけ。
デイビットに言わせるとエルヴィーノの技量はオスクロ・エチセロとして「駆け出しの新人」(多少狩りをしていたので)だそうだ。
50歳になるとデイビットが武器の使い方と補助魔法を教えてくれた。
剣と槍、素手の戦い方を教えてくれるが、エルヴィーノは嫌で逃げていた。
基本的に痛いのは嫌だし、デイビットと二人だと緊張感が無いとか言い訳をして逃げていた。
なのでエルヴィーノは武器による戦いが弱い。
デイビットに教えてもらったアウクシリアル・デ・コンバッテは参考になった。
カパシダ・フィジィカ・メホラに、敵からの物理攻撃や魔法攻撃を無効化させる魔法の、アタッケ・フィジィコ・デサティバドと、マヒア・デ・アタッケ・デサティバドは一生使う魔法だと言われた。
特にアタッケ・フィジィコ・デサティバドと、ベロシダ・スビール、アウメンタール・ラ・フォルサ・ムスクラールの魔法は面白かった。
山を駆け廻ったりして遊ぶ中で魔法を使いこなしていった。
調子に乗って木の根や、枝に躓て派手に転んだ事は何度もあった。
エルヴィーノがアウクシリアル・デ・コンバッテを使いこなし森の中を駆け巡るようになった事にデイビットが気付いた時には魔法の熟練度がかなり上がっていた。
あとがき
もう少し魔法関係続きます。
木トンボ=竹トンボと同意。Cm=センチメートルでは無くセムと言い同意。M=メートルでは無くメトロと言い同意。
0
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる