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番外編:新婚旅行?に行きました②

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…気がつけば、窓の向こうはオレンジ色になっていた。

「目が覚めた?」
「ご、ごめん…いつに間にか寝ちゃってた…」
「う~ん…寝ちゃったって言うより、失神?みたいな?」
「えっ?!」

裸の隼を見て、自分も裸だと気付き、眠る前の記憶を思い出す。…そして、思い出して羞恥に顔が赤くなる。

「と、取り合えずご飯にしようぜ」
「そうだね。汗かいたからお腹空いたね」

チュッと俺の頬にキスをしてベッドから降りる隼を見て、慌てて俺もベッドから降りて服を着た。その時、新たに赤い斑点が増えていたのは気が付かなったことにした…。



「「乾杯!」」

チンとワイングラスを合わせてひとくち口に含み喉を潤す。フワッと暖かい風が頬を撫でる。
キッチンから続くウッドデッキに、テーブルセットが有り、その奥に海に向かってソファーとテーブルが配置されていた。俺達は奥のソファーの方に並んで座り、テーブルにキャンドルを置いて夕食を食べることにした。

冷蔵庫に入っていた食材は豪華な物ばかりで、とてもじゃ無いが俺には調理が無理だった。かろうじて出来たのは、パスタを茹でるのと野菜を切る事ぐらいだった。

「はい、あーん」

フォークに刺さったオマール海老を俺の口元に向けて来る隼。必ず一口目はこうやって食べさせてくるので、少し慣れてきた。口に入れたオマール海老はプリプリで、トマトソースが良く絡んでいた。

「美味しい?」
「うん。美味いよ」
「良かった」

すっかり日が落ちた空には満天の星が輝き、規則的な波の音と潮風がゆったりとした気分にさせてくれる。

「連れてきてくれてありがとう」

そう言って、隼の唇にチュッとキスをした。すると、ぐっと腰と後頭部に手を回され今度は隼からキスをされた。

「ん…ふっ…」

クチュクチュと舌が絡まり、口の端から唾液が流れ落ちる。スルッと、シャツの裾から隼の手が入って来て脇腹から上へと上がってくる。

「膝に乗って」

隼の膝に跨ぐように座ると、すでに勃起したペニスがゴリッと股の間に当たる。そのまま両手で腰を掴まれ、前後に揺すられ、隼のペニスが股間からお尻にかけて行ったり来たりする。

「はっ…!ん…!」

隼の唇は、俺の耳から首に下って行き所々強く吸ってキスマークを付けていく。鎖骨の窪みも骨に添うように舌を這わせ、隼の肩に乗せた俺の手に力が入る。

「隼…ベッドに…」
「だ~め。誰もいないんだから気にしちゃダメだよ」
「でも…あっ!」

ズボンの中に手を入れられ、下着の上からペニスを撫でられる。

「譲もカチカチだよ。それに、下着も濡れてる」
「だって…隼のペニスが…」
「俺のが何?」
「……隼のペニスが擦れるのが気持ち良くて!」

意地悪な隼に、半ばヤケクソ気味に伝えると逆効果だったみたいで、隼はニンマリと笑って自分のズボンと下着とずらし、そそり立つペニスを露にした。

「じゃあ、責任取ってもっと譲を気持ちよくしてあげないとだね」
「えっ?!」

そう言うと、お尻の方から俺のズボンと下着をずらし、俺の体を支えながら器用にそのズボンと下着を足から抜き取った。若干、俺の体は痛かったが…。

腰を持ち上げられ、アナルに隼のペニスの先があたる。ヌルっとした感触がアナルにあたり背筋がゾクッとする。お尻の肉を少し引っ張られ、アナルが少し広げられる。

「そのままゆっくり腰を降ろして」

言われるまま屈んでいくと、隼のペニスが俺の中にゆっくりと入ってきて肉壁を押し広げ中を圧迫する。

「ふっ…んん!」
「譲は、騎乗位とかしたことあるの?」
「あ、ある…」
「ふ~ん…あの女が乗ってたんだ」
「え?…んあっ!」

ぐっと腰を押し付けられ、いつもよりも深いところに隼のペニスを感じる。

「ごめんね。ちょっと嫉妬しちゃった」
「んっ!あっ!…それなら、はやと、だっ…あぁ!」
「嫉妬してくれるの?嬉しい!」
「あぁぁ!!」

更に下から突き上げられ、俺の体は隼の膝の上で激しくバウンドする。着地するたびに奥を刺激され、俺の喘ぎ声が静寂に響き渡る。

「だ、だめっ…!い、イクっ!!」

俺の精液が対面の隼の躰にかかるが、気にするそぶりも無く変わらず腰を突き上げて来る。

「は、はやと…ま、まって…!」
「うん、無理」

隼がイクまで、俺はこのまま何度もイカされた。









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