68 / 77
68.覚悟を決めました
しおりを挟む
月日は流れ、今日は隼の誕生日の前日。後少しで日付が変わる。
体はまだ繋げてはいない。(訓練はほぼ毎日だったけど…)
それは、隼から、
「譲の処女、俺の誕生日に貰えないかな…?」
と、言われていたからだ。俺としては覚悟するまでの時間がもらえて良かったが、隼は自分で言ってしまったのでかなり我慢をしていたようだが、その分訓練は濃密だった。と思う。なにせ、毎回最後は素股だったから…。ちなみに、ローションとゴムはすぐに無くなり、隼が1ダースほど補充していた…。
今俺は、一人で湯船に浸かり、今からの事を想像して体が火照る。
一緒に入ると聞かなかった隼を、「お楽しみは後の方が良くないか?」と諭、久しぶりに一人でお風呂に入っている。念入りに体を洗い、お風呂に入る前に綺麗にしたアナルも少し指を入れて確認する。毎日のように隼に懐柔され、今では隼の指が三本入るようになった。けど、隼のペニスをすんなり受け入れられるかというと、おそらく無理だろう。なにせXLサイズだからな…。初めは俺も無理って思っていたが、最近は想像するだけでお腹の辺りがキュンキュンしてアナルがキュッと締まる。指だけで何度も絶頂してるのに、あのペニスを入れたらどうなるのか…って俺、こんなにエロ思考だったかな???
「そろそろ出るか…」
覚悟を決めて、お風呂を出た。今日の下着とガウンは、一日早いが隼からのクリスマスプレゼントだ。
「完全にプレゼント…だな、俺が…」
赤いシルクで作られた下着は、前でクロスさせたリボン状の紐を両サイドで結ぶタイプの紐パンで、ガウンは黒のシースルーで作られたスケスケなエロ仕様。流石に恥ずかしくて、もう一枚普通のガウンを羽織って隼の部屋へ向かった。
コンコン
ノックをすると、俺が開けるよりも早く内側からドアが開いた。
「もう、待ちくたびれたよ」
「ごめん。その…念入りに洗ってたから」
「…嬉しい」
チュッとキスをして、俺の手を引きベッドへと向かう。
「譲、上のガウン脱がせてい良い?」
ベッドに腰掛た隼に尋ねられ、コクンと頷く。ちなみに隼は同じスケスケガウンの紫バージョンで、下着は…履いていない。なので、すでに勃起しているペニスが丸見えだ。
ガウンの紐を解かれ、前がはだけると隼はゴクリと唾を飲んだ。
「毎日、譲の裸見てるけど、今日は一段と綺麗だね」
「…隼の方が綺麗だよ」
男の躰で綺麗なんて誉め言葉になるのか疑問だが、隼の躰は本当に綺麗だと思う。
「ここ座って」
隼が自分の膝を指したので、いつものように跨ぐように膝に乗る。お腹の辺りに勃起したペニスが当たり、俺の下半身はキュンキュンしっぱなしだ。
「もう乳首立ってるよ?」
「…っ!は、隼だってすでに…」
「うん、もう限界」
俺の両頬を手で挟み、唇を塞ぐ。ヌルっと舌が差し込まれ、あっというまに口内を懐柔される。くちゅくちゅと舌を絡め、お互いの唾液を貪る。隼は計算していたのか、唇を離した瞬間、0時のアラームが鳴った。
「…誕生日おめでとう隼」
「ありがとう譲。プレゼント、貰って良い?」
コクンと頷くと、隼は満面の笑みでもう一度甘いキスをした。
体はまだ繋げてはいない。(訓練はほぼ毎日だったけど…)
それは、隼から、
「譲の処女、俺の誕生日に貰えないかな…?」
と、言われていたからだ。俺としては覚悟するまでの時間がもらえて良かったが、隼は自分で言ってしまったのでかなり我慢をしていたようだが、その分訓練は濃密だった。と思う。なにせ、毎回最後は素股だったから…。ちなみに、ローションとゴムはすぐに無くなり、隼が1ダースほど補充していた…。
今俺は、一人で湯船に浸かり、今からの事を想像して体が火照る。
一緒に入ると聞かなかった隼を、「お楽しみは後の方が良くないか?」と諭、久しぶりに一人でお風呂に入っている。念入りに体を洗い、お風呂に入る前に綺麗にしたアナルも少し指を入れて確認する。毎日のように隼に懐柔され、今では隼の指が三本入るようになった。けど、隼のペニスをすんなり受け入れられるかというと、おそらく無理だろう。なにせXLサイズだからな…。初めは俺も無理って思っていたが、最近は想像するだけでお腹の辺りがキュンキュンしてアナルがキュッと締まる。指だけで何度も絶頂してるのに、あのペニスを入れたらどうなるのか…って俺、こんなにエロ思考だったかな???
「そろそろ出るか…」
覚悟を決めて、お風呂を出た。今日の下着とガウンは、一日早いが隼からのクリスマスプレゼントだ。
「完全にプレゼント…だな、俺が…」
赤いシルクで作られた下着は、前でクロスさせたリボン状の紐を両サイドで結ぶタイプの紐パンで、ガウンは黒のシースルーで作られたスケスケなエロ仕様。流石に恥ずかしくて、もう一枚普通のガウンを羽織って隼の部屋へ向かった。
コンコン
ノックをすると、俺が開けるよりも早く内側からドアが開いた。
「もう、待ちくたびれたよ」
「ごめん。その…念入りに洗ってたから」
「…嬉しい」
チュッとキスをして、俺の手を引きベッドへと向かう。
「譲、上のガウン脱がせてい良い?」
ベッドに腰掛た隼に尋ねられ、コクンと頷く。ちなみに隼は同じスケスケガウンの紫バージョンで、下着は…履いていない。なので、すでに勃起しているペニスが丸見えだ。
ガウンの紐を解かれ、前がはだけると隼はゴクリと唾を飲んだ。
「毎日、譲の裸見てるけど、今日は一段と綺麗だね」
「…隼の方が綺麗だよ」
男の躰で綺麗なんて誉め言葉になるのか疑問だが、隼の躰は本当に綺麗だと思う。
「ここ座って」
隼が自分の膝を指したので、いつものように跨ぐように膝に乗る。お腹の辺りに勃起したペニスが当たり、俺の下半身はキュンキュンしっぱなしだ。
「もう乳首立ってるよ?」
「…っ!は、隼だってすでに…」
「うん、もう限界」
俺の両頬を手で挟み、唇を塞ぐ。ヌルっと舌が差し込まれ、あっというまに口内を懐柔される。くちゅくちゅと舌を絡め、お互いの唾液を貪る。隼は計算していたのか、唇を離した瞬間、0時のアラームが鳴った。
「…誕生日おめでとう隼」
「ありがとう譲。プレゼント、貰って良い?」
コクンと頷くと、隼は満面の笑みでもう一度甘いキスをした。
38
お気に入りに追加
323
あなたにおすすめの小説
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
【BL】攻めの将来の為に身を引こうとしたら更に執着されてハメられました
めめもっち
BL
名前無し。執着ハイスペ×地味な苦学生。身分格差。友達から始めた二人だったが、あまりにも仲良くしすぎて一線を越えてしまっていた。なすがまま流された受けはこのままでいいのだろうかと悩んでいた中、攻めの結婚を聞かされ、決断をする。
2023年9月16日付
BLランキング最高11位&女性向け小説96位 感謝!
お気に入り、エール再生ありがとうございます!
解せない王子のことなんか
ぱんなこった。
BL
昔から目付きが悪いと言われ喧嘩を売られることが多かったヤンキー男子高校生、日内詩乃也(ひうちしのや)18歳。
中学から高校まで喧嘩は日常茶飯事で、学校でも周りから不良扱いされ恐れられていた。
そんなある夜。路地裏のゴミ箱にハマっていたところを、同じ高校の1つ年下内石波璃(うちいしはり)に目撃される。
高校でも有名な一流企業の息子で優等生の波璃と、ヤンキーで問題児の詩乃也。全くタイプが違う接点の無かった2人だが…。
ゴミ箱にハマって抜け出せない上に他校のヤンキーと警官に追いかけられていた詩乃也に、波璃は怖がるどころか「助けてあげるから僕と付き合ってほしい」と申し出て…
表紙/フリーイラスト ヒゴロ様
同じ穴の狢と狢
御藷いも
BL
高瀬渉は大学で知り合った湯野拓真と付き合っている。けれども拓真の渉に対する態度は褒められたものではなく粗雑で、全く隠すつもりもなく浮気すらする。渉と拓真が付き合っていると知っている友人はなぜ渉が別れないのか心配するほどだったが、渉は本当に拓真の態度を気にしていなかった。
拓真×渉です。
匂わせる程度に性的な表現があります。攻めの浮気表現がありますが、受けは言うほど可哀想ではないです。
他サイトでも掲載しています。
溺愛彼氏のプロポーズ
大竹あやめ
BL
「五年後、俺は貴方にプロポーズします。それまでに、元彼のこと綺麗さっぱり忘れさせますから」
晴の恋人、知里は五年前にそう言った。
その約束の日、二人はデートをするけれど、知里はなんとなく将来に繋がる話題を避けているようだ。せっかくいいレストランで食事をしていたのに、そこでも話題にされず、晴は肩を落とす。そんな晴に知里は……。
年下攻めと年上受け。R15推奨。
選考に落ちたので供養に載せます〜。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる