24 / 27
24.主導権
しおりを挟む
こんなに焦らしてるのに、ルキがなかなか達しない。早く俺の中に挿れたいはずなのに、どうもこの状況を楽しんでいるようだ。う~ん、そろそろ俺も限界なんだよな~。もう、お腹のキュンキュンが止まらなくてルキが欲しくてたまらない。…よし!
「ルキ、仰向きに寝て」
「え?うん」
俺と入れ替わって仰向きになってルキの上におもむろに跨り、そそり立ったペニスの上に一気に腰を降ろした。
「あ、あぁぁ~~!!」
久しぶりのルキのペニスの圧迫感に、奥まで届いた瞬間俺のペニスから白濁が飛び散った。
「ジ、ジル。俺はまだイってないぞ」
「俺が、挿れたかったの。イかなかった罰として、ルキは何もしちゃダメだよ」
「え?!」
そのまま俺は腰を動かしながら、ルキの両手に指を絡め動きを封じた。
俺の腰の動きに合わせて、ルキが下から突いて来る。
「あっあっ!ルキ、動いちゃダメ…あん!」
「はぁはぁ…そんなジルを見せられたら、躰が勝手に…」
下からの激しいピストン運動に俺は何度も白濁を飛ばし、ルキの体をベトベトにしていた。その白濁を手で塗り広げ、全身に俺の匂いを擦り付けた。
「ああ、ジルの匂い…!」
ズン!と更に奥を刺激され、俺は繋がった手に力を込め何とか体制を保っていた。もう、脚は宙に上がったままで、突き上げらえる快楽に身を委ねていた。いつのまにか、主導権はルキのものになっていたが、そんなことはどうでもいい。
「ああ!ルキ!もっと、もっと!!」
「ジル!…子種を出すぞ!!」
「ちょうだい!!奥にちょいだい~~!!」
ルキの「うっ!」という声と共に動きが止まり、俺の中に温かい物流れ込んでくる。ドクンドクンと脈打つペニス。吸収しきれなかった子種がアナルから溢れ出て、繋がった部分を濡らす。
「ジル、もっとしたい」
「うん、もっとして」
俺達は繋がったまま体勢を変え、初めて交わった時の様に何度も何度もお互いを貪った。
気が付けば、窓の向こうが白み始めていた。
「ルキ、もう朝…あぁ!!」
「ジル、これで…!!」
最後に後ろから激しく突かれ、ルキの子種が中に注がれる中、俺も何度目かの白濁が出ない絶頂をしていた。
「ジル、愛してる」
「俺も、愛してるよ」
程なくして、ルキの魔法で部屋を綺麗にし、防音魔法と睡眠魔法を解除した。
みんなが起きるまでのほんの少しの間、俺達は間にフェルを挟んで眠りについた。
何故か、フェルを抱っこした時すでにフェルは目を覚ましていた。…もしかして、ずっと起きてた??
「ルキ、仰向きに寝て」
「え?うん」
俺と入れ替わって仰向きになってルキの上におもむろに跨り、そそり立ったペニスの上に一気に腰を降ろした。
「あ、あぁぁ~~!!」
久しぶりのルキのペニスの圧迫感に、奥まで届いた瞬間俺のペニスから白濁が飛び散った。
「ジ、ジル。俺はまだイってないぞ」
「俺が、挿れたかったの。イかなかった罰として、ルキは何もしちゃダメだよ」
「え?!」
そのまま俺は腰を動かしながら、ルキの両手に指を絡め動きを封じた。
俺の腰の動きに合わせて、ルキが下から突いて来る。
「あっあっ!ルキ、動いちゃダメ…あん!」
「はぁはぁ…そんなジルを見せられたら、躰が勝手に…」
下からの激しいピストン運動に俺は何度も白濁を飛ばし、ルキの体をベトベトにしていた。その白濁を手で塗り広げ、全身に俺の匂いを擦り付けた。
「ああ、ジルの匂い…!」
ズン!と更に奥を刺激され、俺は繋がった手に力を込め何とか体制を保っていた。もう、脚は宙に上がったままで、突き上げらえる快楽に身を委ねていた。いつのまにか、主導権はルキのものになっていたが、そんなことはどうでもいい。
「ああ!ルキ!もっと、もっと!!」
「ジル!…子種を出すぞ!!」
「ちょうだい!!奥にちょいだい~~!!」
ルキの「うっ!」という声と共に動きが止まり、俺の中に温かい物流れ込んでくる。ドクンドクンと脈打つペニス。吸収しきれなかった子種がアナルから溢れ出て、繋がった部分を濡らす。
「ジル、もっとしたい」
「うん、もっとして」
俺達は繋がったまま体勢を変え、初めて交わった時の様に何度も何度もお互いを貪った。
気が付けば、窓の向こうが白み始めていた。
「ルキ、もう朝…あぁ!!」
「ジル、これで…!!」
最後に後ろから激しく突かれ、ルキの子種が中に注がれる中、俺も何度目かの白濁が出ない絶頂をしていた。
「ジル、愛してる」
「俺も、愛してるよ」
程なくして、ルキの魔法で部屋を綺麗にし、防音魔法と睡眠魔法を解除した。
みんなが起きるまでのほんの少しの間、俺達は間にフェルを挟んで眠りについた。
何故か、フェルを抱っこした時すでにフェルは目を覚ましていた。…もしかして、ずっと起きてた??
42
お気に入りに追加
102
あなたにおすすめの小説
台風の目はどこだ
あこ
BL
とある学園で生徒会会長を務める本多政輝は、数年に一度起きる原因不明の体調不良により入院をする事に。
政輝の恋人が入院先に居座るのもいつものこと。
そんな入院生活中、二人がいない学園では嵐が吹き荒れていた。
✔︎ いわゆる全寮制王道学園が舞台
✔︎ 私の見果てぬ夢である『王道脇』を書こうとしたら、こうなりました(2019/05/11に書きました)
✔︎ 風紀委員会委員長×生徒会会長様
✔︎ 恋人がいないと充電切れする委員長様
✔︎ 時々原因不明の体調不良で入院する会長様
✔︎ 会長様を見守るオカン気味な副会長様
✔︎ アンチくんや他の役員はかけらほども出てきません。
✔︎ ギャクになるといいなと思って書きました(目標にしましたが、叶いませんでした)
雫
ゆい
BL
涙が落ちる。
涙は彼に届くことはない。
彼を想うことは、これでやめよう。
何をどうしても、彼の気持ちは僕に向くことはない。
僕は、その場から音を立てずに立ち去った。
僕はアシェル=オルスト。
侯爵家の嫡男として生まれ、10歳の時にエドガー=ハルミトンと婚約した。
彼には、他に愛する人がいた。
世界観は、【夜空と暁と】と同じです。
アルサス達がでます。
【夜空と暁と】を知らなくても、これだけで読めます。
随時更新です。
離したくない、離して欲しくない
mahiro
BL
自宅と家の往復を繰り返していた所に飲み会の誘いが入った。
久しぶりに友達や学生の頃の先輩方とも会いたかったが、その日も仕事が夜中まで入っていたため断った。
そんなある日、社内で女性社員が芸能人が来ると話しているのを耳にした。
テレビなんて観ていないからどうせ名前を聞いたところで誰か分からないだろ、と思いあまり気にしなかった。
翌日の夜、外での仕事を終えて社内に戻って来るといつものように誰もいなかった。
そんな所に『すみません』と言う声が聞こえた。
― 閻魔庁 琥珀の備忘録 ―
慎
BL
目を開けたそこは… 所謂、BL乙女ゲームの世界でした。そもそも、なぜ、こんなことになったかと言うと――‥ 。――… 地獄界、閻魔大王の側近第一補佐官の琥珀は589代目。いつもと同じように淡々と仕事を熟していた琥珀だったが、あるとき自分の管轄内で不正を見つけ、調査を内密に行う。けれど、そんな琥珀を他所に、自分はみんなに愛されるべき存在!言うことを聞いて当然だという元勇者が現れ、次々に有能な部下たちを落としていく。あげく、琥珀はその元勇者に居場所を奪われてしまい――‥
初恋はおしまい
佐治尚実
BL
高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならなかった。人気者の彼の一方的で執拗な気配に朝好の気持ちは高ぶり、ついには卒業式の日に修司を呼び止める所までいく。それも修司に無神経な言葉をぶつけられてショックを受ける。彼への思いを知った朝好は成人式で修司との再会を望んだ。
高校時代の初恋をこじらせた二人が、成人式で再会する話です。珍しく攻めがツンツンしています。
※以前投稿した『初恋はおしまい』を大幅に加筆修正して再投稿しました。現在非公開の『初恋はおしまい』にお気に入りや♡をくださりありがとうございました!こちらを読んでいただけると幸いです。
今作は個人サイト、各投稿サイトにて掲載しています。
婚約者に会いに行ったらば
龍の御寮さん
BL
王都で暮らす婚約者レオンのもとへと会いに行ったミシェル。
そこで見たのは、レオンをお父さんと呼ぶ子供と仲良さそうに並ぶ女性の姿。
ショックでその場を逃げ出したミシェルは――
何とか弁解しようするレオンとなぜか記憶を失ったミシェル。
そこには何やら事件も絡んできて?
傷つけられたミシェルが幸せになるまでのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる