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獣人編
逃亡者、誘われる
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翌日も僕達は冒険者ギルドへ来ていた。
機械を借りてパーティ設定して経験値を分配する為である。
機械はギルドの中に置いてあって冒険者なら誰でも使っていい。
僕達は機械の前にいくが…
「ミア、使い方覚えてる?」
「…わからないよ。あの時は受付の人が代わりに操作してくれたから」
だよなぁ。でも、今日はいつものお姉さん見当たらないんだよなぁ…休みかなぁ
僕が機械とにらめっこしていると不意に後ろから声を掛けられる
「やあ、ハイトくんで合ってるかな?」
僕が振り向くとそこには爽やかそうな青年がいた
会ったことは無い…かな、なんか見たことあるような気もしないではないけど
「すいません、どなたでしょうか?」
「知らないか~、僕もまだまだだね。」
有名人だろうか?まあ、どれだけ有名でもこの世界に来たばかりの僕にはわからないと思う
「僕はクルト、エクリプスのリーダーだよ」
聞いたことないな。
「僕のことは知ってるみたいだけどハイトだよ。こっちからミア、フィル、フェンだよ。パーティ名はまだ決めてないんだ」
僕は出された手を握り挨拶する
「それでなんの用かな?」
「君達が大物を倒したって聞いてね、話をしたいと思ってたんだ」
大物っいうとスケルトンナイトかな?それともボアかな?
「どれのことですか?」
「心当たりがいくつもあるのかい?」
クルトはクックと面白そうに笑う
「ゴメンゴメン、悪気はないんだよ。まあ、君達が何を倒したかは実はそこまで気にしてないんだ。……僕と戦ってくれないか?」
戦闘狂か?
「なんで戦わないといけないんだ?」
正直面倒くさい。
ただでさえ、機械の使い方がわからなくて少しイライラしてるのに……
「君達が獣人を連れているからだよ」
僕は一瞬殺気立つ
「待って、待って。僕は獣人の事を悪く思ってない。むしろ彼らには協力したいと思ってる」
「勘違いで殴りとばすところだった。危ない、危ない。……それで獣人を連れてるからなんだって?」
「怖いなぁ、もう。僕はある計画のために人を集めてるんだ。目的を達成する為に君の力を借りたい。」
考えている事が漏れてたようだ。
「なんでそれで戦う話になるんだ?」
「僕は君達のことを噂で聞いただけなんだよ。連れていっても安全か見極めたかった。本当なら戦ってからお願いするつもりだったんだけどね」
「その言い方だと先に計画を教えてくれるのか?」
「計画は僕の一存では教えられない。だけど目的なら話すよ……商業ギルドを潰す」
なんとも物騒な話だった
「やり方次第では協力してもいいよ。詳しく教えて」
「物理的に潰すつもりはないんだ。商業ギルドがこの街で幅を聞かせているのはダンジョン産の素材の多くを独占しているからなんだ。だからダンジョンを攻略して核を手に入れようと思ってる。」
「なんで商業ギルドが素材を独占出来るんだ?」
「この街の商業ギルドは冒険者ギルドより割増で素材を買い取ってるんだよ。冒険者ギルドで売る人は新参者か商業ギルドをよく思ってない人だけだね」
「なるほど。色々聞いて悪いがなんで冒険者ギルドは買取額を上げないんだ?」
「なんでも聞いていいよ。色々理由はあるけど、一番は冒険者ギルドは世界中にあるからかな。冒険者をお金で独占しないように買取額にはある程度基準があるんだ。商業ギルドも世界中にあるけどそっちは儲けるためならその辺りは自由なんだ。」
「なるほどね。少し戻るけどダンジョンの核ってなに?」
「ダンジョンの最奥には核があるらしいんだ。
その核を手に入れるとダンジョン内限定で特別な力が使えるようになって、特定の人物をダンジョンの中に入らないように制限を掛けることも出来るらしい。
ダンジョンが攻略されたのは昔のことだから全部文献によるとだけどね」
聞いたのは僕だけど、これ本人は気づいてないな。
「……計画しゃべっちゃってるよ?」
クルトは「しまった!」って顔をする
「忘れてほしい」
「いや、どっちにしてもレベルを上げる為にダンジョンには行くつもりだったんだ。出来る限りで協力しよう」
「……話を元に戻すけど、ダンジョンは奥に行くほど危険なんだ。巻き込んで死なせたくない。だから僕と戦って力を見せてほしい。」
……うーん、面倒だな。正直あまり力を見せたくないしなぁ
断るにしても、まだここで機械とにらめっこしないといけないし
「……力を見せてくれたらその機械の使い方教えてあげるよ」
なんとも魅力的な提案が来た
「あまり力を見せたくないんだ。……使い方は教えてほしい」
「冗談だよ。使い方は教えるよ」
クルトは僕の代わりに機械を操作してパーティ設定から経験値の割り振りまでやってくれる
配分は均等にした。
やってもらった後で断りにくいなぁ
「…わかったよ。戦うよ」
「そうこなくっちゃね」
「どこで戦う?」
「ギルドの訓練場を借りよう、マスターに貸切にしてもらってくる」
クルトが許可をもらいに行くと何故かマスターも一緒に戻ってきた。
「ハイトが戦うんだろ?俺も見させてくれ」
マスターならいいか
「マスターだけですよ」
「ああ、わかった」
僕達は訓練場にいく
「ミア戦う?」
僕の言葉にみんなが驚く
うーん、怪しまれない為にはミアが戦うのが良さそうなんだけどな…
スケルトンナイトを倒したときに経験値配分が8割ミアだった影響でミアのステータスは実はクルトより高い。
スキルを制限すれば戦闘経験で勝るクルトがギリギリ勝つくらいだろう。
「お兄ちゃんはどう思うの?」
「全力ならミアでも勝てると思うよ。でもあれは流石に見せれないから少し厳しいくらいかな」
正直に話す
「お兄ちゃんが戦ったら?」
「相性のこともあるけど多分一瞬だよ」
これも本当だ。そもそもクルトは剣士みたいだからね。村正持ってる時点で負ける気がしない
「君達本気で言ってるの?知らないみたいだけど僕はこれでもBランクパーティのリーダーで個人でもBランクなんだよ」
アメリアさんと同じランクってことだね。実際はアメリアさんよりもステータスは高いけど…
「僕達のランクって?」
僕はミアに聞く
「なんで知らないの?Gだよ。初めはみんなGからだよ。」
「そっか…一応本気だけどどうする?」
クルトは少し怒っている
まあ、嘘は言ってないからなぁ
「わかった。まずはそこのミアちゃんだったね。彼女と戦わせてもらうよ。その後はハイトくんとだね」
「わかりました。ミアと戦った後でも希望するならやりましょう。そうゆうことだからミア頑張ってね」
「勝手に決めないでよ」
「実践経験が積めると思えばいい機会だと思うけどね」
「やればいいんでしょ」
ミアはちょっと不機嫌ながらも了承してくれた
「ルールはどうしますか?」
「ポーションで治らないような傷を負わせるのは無しにしよう。後はどちらかが降参するか、僕が満足するまででいいかな?今回は勝ち負けじゃなくて実力を見たいだけだから」
「いいと思うよ。ミアもそれでいいかな?」
「うん」
「それじゃあ始めようか。」
ミアとクルトが距離をとって向き合う
「マスター、立会人をお願いします」
「わかった。……では始め!」
ミアとクルトの戦いが始まる
この戦いがこんな結末になるなんてこの時の僕は思いもしなかった
機械を借りてパーティ設定して経験値を分配する為である。
機械はギルドの中に置いてあって冒険者なら誰でも使っていい。
僕達は機械の前にいくが…
「ミア、使い方覚えてる?」
「…わからないよ。あの時は受付の人が代わりに操作してくれたから」
だよなぁ。でも、今日はいつものお姉さん見当たらないんだよなぁ…休みかなぁ
僕が機械とにらめっこしていると不意に後ろから声を掛けられる
「やあ、ハイトくんで合ってるかな?」
僕が振り向くとそこには爽やかそうな青年がいた
会ったことは無い…かな、なんか見たことあるような気もしないではないけど
「すいません、どなたでしょうか?」
「知らないか~、僕もまだまだだね。」
有名人だろうか?まあ、どれだけ有名でもこの世界に来たばかりの僕にはわからないと思う
「僕はクルト、エクリプスのリーダーだよ」
聞いたことないな。
「僕のことは知ってるみたいだけどハイトだよ。こっちからミア、フィル、フェンだよ。パーティ名はまだ決めてないんだ」
僕は出された手を握り挨拶する
「それでなんの用かな?」
「君達が大物を倒したって聞いてね、話をしたいと思ってたんだ」
大物っいうとスケルトンナイトかな?それともボアかな?
「どれのことですか?」
「心当たりがいくつもあるのかい?」
クルトはクックと面白そうに笑う
「ゴメンゴメン、悪気はないんだよ。まあ、君達が何を倒したかは実はそこまで気にしてないんだ。……僕と戦ってくれないか?」
戦闘狂か?
「なんで戦わないといけないんだ?」
正直面倒くさい。
ただでさえ、機械の使い方がわからなくて少しイライラしてるのに……
「君達が獣人を連れているからだよ」
僕は一瞬殺気立つ
「待って、待って。僕は獣人の事を悪く思ってない。むしろ彼らには協力したいと思ってる」
「勘違いで殴りとばすところだった。危ない、危ない。……それで獣人を連れてるからなんだって?」
「怖いなぁ、もう。僕はある計画のために人を集めてるんだ。目的を達成する為に君の力を借りたい。」
考えている事が漏れてたようだ。
「なんでそれで戦う話になるんだ?」
「僕は君達のことを噂で聞いただけなんだよ。連れていっても安全か見極めたかった。本当なら戦ってからお願いするつもりだったんだけどね」
「その言い方だと先に計画を教えてくれるのか?」
「計画は僕の一存では教えられない。だけど目的なら話すよ……商業ギルドを潰す」
なんとも物騒な話だった
「やり方次第では協力してもいいよ。詳しく教えて」
「物理的に潰すつもりはないんだ。商業ギルドがこの街で幅を聞かせているのはダンジョン産の素材の多くを独占しているからなんだ。だからダンジョンを攻略して核を手に入れようと思ってる。」
「なんで商業ギルドが素材を独占出来るんだ?」
「この街の商業ギルドは冒険者ギルドより割増で素材を買い取ってるんだよ。冒険者ギルドで売る人は新参者か商業ギルドをよく思ってない人だけだね」
「なるほど。色々聞いて悪いがなんで冒険者ギルドは買取額を上げないんだ?」
「なんでも聞いていいよ。色々理由はあるけど、一番は冒険者ギルドは世界中にあるからかな。冒険者をお金で独占しないように買取額にはある程度基準があるんだ。商業ギルドも世界中にあるけどそっちは儲けるためならその辺りは自由なんだ。」
「なるほどね。少し戻るけどダンジョンの核ってなに?」
「ダンジョンの最奥には核があるらしいんだ。
その核を手に入れるとダンジョン内限定で特別な力が使えるようになって、特定の人物をダンジョンの中に入らないように制限を掛けることも出来るらしい。
ダンジョンが攻略されたのは昔のことだから全部文献によるとだけどね」
聞いたのは僕だけど、これ本人は気づいてないな。
「……計画しゃべっちゃってるよ?」
クルトは「しまった!」って顔をする
「忘れてほしい」
「いや、どっちにしてもレベルを上げる為にダンジョンには行くつもりだったんだ。出来る限りで協力しよう」
「……話を元に戻すけど、ダンジョンは奥に行くほど危険なんだ。巻き込んで死なせたくない。だから僕と戦って力を見せてほしい。」
……うーん、面倒だな。正直あまり力を見せたくないしなぁ
断るにしても、まだここで機械とにらめっこしないといけないし
「……力を見せてくれたらその機械の使い方教えてあげるよ」
なんとも魅力的な提案が来た
「あまり力を見せたくないんだ。……使い方は教えてほしい」
「冗談だよ。使い方は教えるよ」
クルトは僕の代わりに機械を操作してパーティ設定から経験値の割り振りまでやってくれる
配分は均等にした。
やってもらった後で断りにくいなぁ
「…わかったよ。戦うよ」
「そうこなくっちゃね」
「どこで戦う?」
「ギルドの訓練場を借りよう、マスターに貸切にしてもらってくる」
クルトが許可をもらいに行くと何故かマスターも一緒に戻ってきた。
「ハイトが戦うんだろ?俺も見させてくれ」
マスターならいいか
「マスターだけですよ」
「ああ、わかった」
僕達は訓練場にいく
「ミア戦う?」
僕の言葉にみんなが驚く
うーん、怪しまれない為にはミアが戦うのが良さそうなんだけどな…
スケルトンナイトを倒したときに経験値配分が8割ミアだった影響でミアのステータスは実はクルトより高い。
スキルを制限すれば戦闘経験で勝るクルトがギリギリ勝つくらいだろう。
「お兄ちゃんはどう思うの?」
「全力ならミアでも勝てると思うよ。でもあれは流石に見せれないから少し厳しいくらいかな」
正直に話す
「お兄ちゃんが戦ったら?」
「相性のこともあるけど多分一瞬だよ」
これも本当だ。そもそもクルトは剣士みたいだからね。村正持ってる時点で負ける気がしない
「君達本気で言ってるの?知らないみたいだけど僕はこれでもBランクパーティのリーダーで個人でもBランクなんだよ」
アメリアさんと同じランクってことだね。実際はアメリアさんよりもステータスは高いけど…
「僕達のランクって?」
僕はミアに聞く
「なんで知らないの?Gだよ。初めはみんなGからだよ。」
「そっか…一応本気だけどどうする?」
クルトは少し怒っている
まあ、嘘は言ってないからなぁ
「わかった。まずはそこのミアちゃんだったね。彼女と戦わせてもらうよ。その後はハイトくんとだね」
「わかりました。ミアと戦った後でも希望するならやりましょう。そうゆうことだからミア頑張ってね」
「勝手に決めないでよ」
「実践経験が積めると思えばいい機会だと思うけどね」
「やればいいんでしょ」
ミアはちょっと不機嫌ながらも了承してくれた
「ルールはどうしますか?」
「ポーションで治らないような傷を負わせるのは無しにしよう。後はどちらかが降参するか、僕が満足するまででいいかな?今回は勝ち負けじゃなくて実力を見たいだけだから」
「いいと思うよ。ミアもそれでいいかな?」
「うん」
「それじゃあ始めようか。」
ミアとクルトが距離をとって向き合う
「マスター、立会人をお願いします」
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