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契約
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「エルク、何言ってるの!エルクがそんなことする必要はないよ」
悪魔と契約することをお姉ちゃんに反対される。
「お姉ちゃん、ずっと手が震えてるよ。それに、僕がお姉ちゃんに手を汚して欲しくないんだ。お姉ちゃんが僕にやらせたくないのと一緒だよ」
これは僕のわがままでもある。
「本当に我と契約するのか?」
悪魔に聞かれる。
「うん。どうすればいいの?」
「我と契約する意思があると強く念じろ。さすれば我と魂の繋がりが出来る。その後、対価を提示しろ。我が対価を受け取れば契約成立だ」
僕はこの悪魔と契約すると強く念じる。
少しして魂の繋がりが出来たのか、悪魔の体が光り手の甲に紋様が浮かぶ。
「……た、対価を提示してくれ」
なんだか悪魔の様子がおかしい気がする。
動揺している?
「どうかしたの?」
「な、なんでもない。これで死なずに済むと安心しただけだ」
「そう。対価はこれね。なんでもいいんでしょ?」
僕は悪魔にクッキーを渡す。
殺さないということが実際の対価なので、渡すものはなんでもいい。形だけだ。
魂は流石に対価には出来ない。
死んだ後に魂がどうなるかはわからないけど……
「これで我との契約成立だ」
お姉ちゃんに水の牢獄を解いてもらい悪魔がクッキーを受け取る。
「僕の命令は聞かないといけないんだよね?」
「ああ、そうだ」
「どうやって生活してるの?食事とか」
「趣向品として食べることはあるが、本来悪魔は食事を必要としていない」
「見た目って変えられないの?ツノを隠したりして人間の見た目にはなれない?」
「可能だ。……これでどうだ?」
悪魔が人の姿に化ける。
見た目は執事だ。
「それじゃあ、命令するね。人に危害を加えたり、悪いことをしないこと。自衛する為なら認めるけど、相手を無闇に殺さないこと。悪いことっていうのは衛兵に捕まったり、叱られたりするようなことね。その辺りは自分でよく考えて動いてね。後は基本的には好きにしていいけど……僕の執事ってことにしようか。ちょうど格好もそんな感じだし。何かお願いしたいことがあったらその時に頼むけど、嫌なら嫌って言っていいからね」
悪いことをしないならこの悪魔をガチガチに縛る気はない。
「それでいいのか?我が言うことではないが、今まで我を召喚した者達はもっとドス黒い要求をしてきた。それが魂に深みを出すわけだが……」
悪い人の魂の方がおいしいのかな?
「殺さないのが目的だからこれでいいんだよ。名前はなんていうの?」
「我に名前はない」
「なら付けてあげる。名前が無いと呼びにくいからね。なにがいいかな……ルフにしよう。どうかな?」
「異論はない。今から我はルフと名乗り、エルク様の執事として仕えます」
ルフが僕に頭を下げる
「エルク、本当に大丈夫なの?」
お姉ちゃんに聞かれる。
「大丈夫だよ。契約したからか知らないけど、ルフが命令を聞かないといけないっていうことはわかるよ」
「……エルクを信じるけど、もしエルクに危害を加えたら許さないからね」
お姉ちゃんは半信半疑のようだ。
「そのようなことは致しません」
ルフがお姉ちゃんに答える。
「この凍らせた魔物達とヘドロみたいなやつの処理をしたら村に帰ろうか」
このまま放置は出来ないので、処理しないといけない。
「これが無くなれば動物達も村を荒らしに来なくなるかな?でもどうやって処理するの?」
「この辺りには木の実とか沢山あるから、少しずつ元に戻るんじゃないかな?処理は……どうしよう?」
「我にお任せ下さい。元々は我の贄なのだから取り込みます」
「力が増すの?」
「その通りです。しかし契約が反故になったりはしません。また、力が増したところでエルク様達に敵うとも思えません。力が増すことで力になれることが増えるとお考えください」
嘘を言っている感じはしないので任せることにする。
僕が火魔法で溶かし、ルフが体に取り込んだ。
ルフの力が増したのがわかったけど、本人が言っていた通り、暴れたりはしなかった。
「この人を連れて村に帰ろうか。この人は王都まで連れて行ってナイガルさんって衛兵に引き渡すことにしよう。リリスちゃんの時にお世話になった衛兵の人だよ」
継承権争い関係みたいだし、賄賂とかで買収されることのなさそうなナイガルさんに任せるのがいいと思った。
僕はアイテムボックスからロープを取り出して男の腕を縛る。
「ぐっ……ううう」
森から出ようと歩いていた時、男が急に苦しみ出した。
何が起きたのかわからない。
お姉ちゃんがすぐに回復魔法を掛ける。
「もう死んでるわ」
「僕がやるよ」
ローザの両親の時のようにやればまだ助かるかもしれない。
「やめて!エルクは少し前に暴走させたばかりでしょう?あまり連続で暴走させない方がいいわ。エルクの大事な人だっていうなら止めないけど、そうじゃないならエルクがリスクを負うのはやめて」
「連続で暴走させるとマズイの?」
「魔力が安定しきっていない時に、さらに暴走させて乱れさせると、魔力が正常な状態に戻らなくなる事があるらしいの。前に暴走させた時に治療院の先生に安定するまで魔法を使うなって言われなかった?あれは魔法を使うのがいけないんじゃなくて、暴走させない為に言ってるのよ。暴走させたってことは、また暴走させる子かもしれないってことだから、そもそも使わないように言ってるの」
「……そうだったんだね。わかったよ。なんで急に苦しみ出したんだろう?」
「毒を飲んだようですね。即効性の毒だったのでしょう」
ルフが男の体を見てそう言った。
「なんで毒なんて……」
「どこかに隠し持っていたのでしょう。このまま捕まれば尋問されることがわかっているのだから、自決したと思われます」
「ルフの言う通りかもしれないね。悪いけどその人を運んでもらっていいかな?」
「かしこまりました」
ルフが男を担ぐ。
村に着き、両親に森でのことを説明してルフを紹介する。
村というか、国を救ったので褒めてもらえると思ったけど、そんな危ないことしないでとお母さんに叱られた。
僕達はもう勝手に森には行かないと約束してお母さんに許してもらう。
お母さんは僕達を叱った後、やったことに関しては褒めてくれた。
ただ、危ないことに首を突っ込まないでともう一度言われた。
村長に報告した方がいいと思ったけど、国を乗っ取ろうとしていたとか、悪魔とか、村長の許容できる範囲を明らかに超えているので、話さないことにする。
ナイガルさんにあの人を渡した時に、村長には話をしていないと伝えておけばいいだろう。
男が怪しい儀式をしている時に出会したと説明して、悪魔に関しては家族以外には秘密にしておこう。
翌日、予定通り村を出て王都へと戻る。
お母さんには家の鍵を渡しておいたけど、王都に着いたら学院まで来てほしいと伝えた。
家の中は空っぽなので、住めるように一緒に準備を手伝うつもりだ。
お母さんにはアイテムバッグを2つ渡してある。
どれだけ家の物を持っていくかわからないけど、2つあれば足りるはずだ。
王都に着くのは長期休暇の最終日の予定だ。
旅行に帰省と楽しいことばかりの予定だったはずなのに、ずっとトラブルに巻き込まれていた。
お母さん達は王都に引っ越してくれるって言ってたし、悪いことばかりでは無かったけど、なんだかすごく疲れた気がする。
悪魔と契約することをお姉ちゃんに反対される。
「お姉ちゃん、ずっと手が震えてるよ。それに、僕がお姉ちゃんに手を汚して欲しくないんだ。お姉ちゃんが僕にやらせたくないのと一緒だよ」
これは僕のわがままでもある。
「本当に我と契約するのか?」
悪魔に聞かれる。
「うん。どうすればいいの?」
「我と契約する意思があると強く念じろ。さすれば我と魂の繋がりが出来る。その後、対価を提示しろ。我が対価を受け取れば契約成立だ」
僕はこの悪魔と契約すると強く念じる。
少しして魂の繋がりが出来たのか、悪魔の体が光り手の甲に紋様が浮かぶ。
「……た、対価を提示してくれ」
なんだか悪魔の様子がおかしい気がする。
動揺している?
「どうかしたの?」
「な、なんでもない。これで死なずに済むと安心しただけだ」
「そう。対価はこれね。なんでもいいんでしょ?」
僕は悪魔にクッキーを渡す。
殺さないということが実際の対価なので、渡すものはなんでもいい。形だけだ。
魂は流石に対価には出来ない。
死んだ後に魂がどうなるかはわからないけど……
「これで我との契約成立だ」
お姉ちゃんに水の牢獄を解いてもらい悪魔がクッキーを受け取る。
「僕の命令は聞かないといけないんだよね?」
「ああ、そうだ」
「どうやって生活してるの?食事とか」
「趣向品として食べることはあるが、本来悪魔は食事を必要としていない」
「見た目って変えられないの?ツノを隠したりして人間の見た目にはなれない?」
「可能だ。……これでどうだ?」
悪魔が人の姿に化ける。
見た目は執事だ。
「それじゃあ、命令するね。人に危害を加えたり、悪いことをしないこと。自衛する為なら認めるけど、相手を無闇に殺さないこと。悪いことっていうのは衛兵に捕まったり、叱られたりするようなことね。その辺りは自分でよく考えて動いてね。後は基本的には好きにしていいけど……僕の執事ってことにしようか。ちょうど格好もそんな感じだし。何かお願いしたいことがあったらその時に頼むけど、嫌なら嫌って言っていいからね」
悪いことをしないならこの悪魔をガチガチに縛る気はない。
「それでいいのか?我が言うことではないが、今まで我を召喚した者達はもっとドス黒い要求をしてきた。それが魂に深みを出すわけだが……」
悪い人の魂の方がおいしいのかな?
「殺さないのが目的だからこれでいいんだよ。名前はなんていうの?」
「我に名前はない」
「なら付けてあげる。名前が無いと呼びにくいからね。なにがいいかな……ルフにしよう。どうかな?」
「異論はない。今から我はルフと名乗り、エルク様の執事として仕えます」
ルフが僕に頭を下げる
「エルク、本当に大丈夫なの?」
お姉ちゃんに聞かれる。
「大丈夫だよ。契約したからか知らないけど、ルフが命令を聞かないといけないっていうことはわかるよ」
「……エルクを信じるけど、もしエルクに危害を加えたら許さないからね」
お姉ちゃんは半信半疑のようだ。
「そのようなことは致しません」
ルフがお姉ちゃんに答える。
「この凍らせた魔物達とヘドロみたいなやつの処理をしたら村に帰ろうか」
このまま放置は出来ないので、処理しないといけない。
「これが無くなれば動物達も村を荒らしに来なくなるかな?でもどうやって処理するの?」
「この辺りには木の実とか沢山あるから、少しずつ元に戻るんじゃないかな?処理は……どうしよう?」
「我にお任せ下さい。元々は我の贄なのだから取り込みます」
「力が増すの?」
「その通りです。しかし契約が反故になったりはしません。また、力が増したところでエルク様達に敵うとも思えません。力が増すことで力になれることが増えるとお考えください」
嘘を言っている感じはしないので任せることにする。
僕が火魔法で溶かし、ルフが体に取り込んだ。
ルフの力が増したのがわかったけど、本人が言っていた通り、暴れたりはしなかった。
「この人を連れて村に帰ろうか。この人は王都まで連れて行ってナイガルさんって衛兵に引き渡すことにしよう。リリスちゃんの時にお世話になった衛兵の人だよ」
継承権争い関係みたいだし、賄賂とかで買収されることのなさそうなナイガルさんに任せるのがいいと思った。
僕はアイテムボックスからロープを取り出して男の腕を縛る。
「ぐっ……ううう」
森から出ようと歩いていた時、男が急に苦しみ出した。
何が起きたのかわからない。
お姉ちゃんがすぐに回復魔法を掛ける。
「もう死んでるわ」
「僕がやるよ」
ローザの両親の時のようにやればまだ助かるかもしれない。
「やめて!エルクは少し前に暴走させたばかりでしょう?あまり連続で暴走させない方がいいわ。エルクの大事な人だっていうなら止めないけど、そうじゃないならエルクがリスクを負うのはやめて」
「連続で暴走させるとマズイの?」
「魔力が安定しきっていない時に、さらに暴走させて乱れさせると、魔力が正常な状態に戻らなくなる事があるらしいの。前に暴走させた時に治療院の先生に安定するまで魔法を使うなって言われなかった?あれは魔法を使うのがいけないんじゃなくて、暴走させない為に言ってるのよ。暴走させたってことは、また暴走させる子かもしれないってことだから、そもそも使わないように言ってるの」
「……そうだったんだね。わかったよ。なんで急に苦しみ出したんだろう?」
「毒を飲んだようですね。即効性の毒だったのでしょう」
ルフが男の体を見てそう言った。
「なんで毒なんて……」
「どこかに隠し持っていたのでしょう。このまま捕まれば尋問されることがわかっているのだから、自決したと思われます」
「ルフの言う通りかもしれないね。悪いけどその人を運んでもらっていいかな?」
「かしこまりました」
ルフが男を担ぐ。
村に着き、両親に森でのことを説明してルフを紹介する。
村というか、国を救ったので褒めてもらえると思ったけど、そんな危ないことしないでとお母さんに叱られた。
僕達はもう勝手に森には行かないと約束してお母さんに許してもらう。
お母さんは僕達を叱った後、やったことに関しては褒めてくれた。
ただ、危ないことに首を突っ込まないでともう一度言われた。
村長に報告した方がいいと思ったけど、国を乗っ取ろうとしていたとか、悪魔とか、村長の許容できる範囲を明らかに超えているので、話さないことにする。
ナイガルさんにあの人を渡した時に、村長には話をしていないと伝えておけばいいだろう。
男が怪しい儀式をしている時に出会したと説明して、悪魔に関しては家族以外には秘密にしておこう。
翌日、予定通り村を出て王都へと戻る。
お母さんには家の鍵を渡しておいたけど、王都に着いたら学院まで来てほしいと伝えた。
家の中は空っぽなので、住めるように一緒に準備を手伝うつもりだ。
お母さんにはアイテムバッグを2つ渡してある。
どれだけ家の物を持っていくかわからないけど、2つあれば足りるはずだ。
王都に着くのは長期休暇の最終日の予定だ。
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