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初めての失敗
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隣に座っている女の子が僕が遺跡で手に入れたよくわからない本をパラパラ捲ったら本が消えた。
女の子はこの本が何かわかったようだ。
僕はヤバいことを思い出して、動揺しながら女の子に聞く
「あの本が何かわかったの?」
「……多分、スキル書です」
スキル書って読むだけでスキルが獲得出来るって本だよね。ほとんど手に入らないからすごく希少らしい。
僕にとっては必要はないな。創造で作れるし
でもヤバいのはそこじゃない。
僕は創造でスキル書が創れないか試みる。ダメだ、鑑定と同じで無理っぽい。
「そっか、スキル書か……。僕はいらないから気にしないで。読んでいいって僕が言ったからね」
無くなったものはしょうがない。女の子を責めた所で戻ってくるわけではないから…
あー、どうしようかな。
なんとか誤魔化せないかな……
戻ったらクラリスさんに正直に話そう。
許してくれるかな?
ダイスくんは一応王子だったよね?一緒に謝ってくれないかな?同じチームだし……
僕は最低だ。ダイスくんを巻き込もうと考えるなんて。
「大丈夫?私が言える立場じゃないけど、顔色が悪いよ」
多分、女の子は知らないのだろう。
知らないのなら、知らないままの方がいいと思う。
「大丈夫だよ。本当に僕はいらないから気にしないでね」
嘘ではない。スキル書はどうでもいいのだ。
「本当に?無理してるでしょ?スキル書がいらない人なんていないよ。本当にごめんなさい……」
女の子が泣き出す。
本当にスキル書はいらないのに……
「本当にいらないんだよ。スキルに困ってないから……」
「無理しないで。いつになるかわからないけど、少しづつでも弁償するから」
「本当にいらないから。気にしないで。この話終わり。みんな見てるし泣き止んで…」
端から見ると僕が女の子を泣かせているみたいだ。
「う、うん」
微妙な空気のまま、夜になってテントに入る。
僕がテントで寝ようとしていると、護衛のリーダーに呼ばれる
「なんですか?」
「スキル書のことだ。坊主が遺跡から見つけたんだろ?」
冒険者だし気づいてるよね?
「……本当にいらないので気にしてないですよ。なんであなたが気にしてるんですか?」
僕は誤魔化そうとしてみる
「いや、坊主の顔色がずっと悪いからな。俺の方からマスターに話をしてやろうか?マスターならなんとかしてくれるかも知れねぇ」
僕はこの話を聞いて思い出した。カッシュさんの存在を。
僕の頼れる保護者のカッシュさん
「大丈夫です。なんとかなると思います」
「お、おう。急に元気になったな。なんか大丈夫そうだがヤバそうなら言えよ。それと坊主、盗賊が出た時に何かやったか?」
もしかして、冒険者だから僕も戦わないといけなかったのかな……。でも、僕が行った所で殺されるだけだったし……
「ごめんなさい。何もしてません」
とりあえず謝ることにする。気持ち程度の支援はしたけど、そんな言い訳しても逆効果だろう
「なんで謝る?何もしてないならいい。それじゃあな」
リーダーの人は自分のテントに戻って行った。
許されたのかな?
翌日も王都に向けて馬車が進む
相変わらず、女の子はスキル書の事を気にしているようだ。
弁償すると言って、僕の名前とか住んでる所とか聞こうとするので、僕は黙秘する。
僕が言う気がないのがわかってくれたのか、聞かなくなった。その代わりに女の子の名前と住んでいる所を言われた。
名前はリリスで同じ学校の初等部の寮に住んでいるらしい。
請求する事はないから、訪ねることはないと思う。
しばらくして王都に着いたので、僕は本当に気にしてない事をもう一度告げて馬車から飛び出す
さて、ギルドに行って報告して、ヤバそうならカッシュさんを呼んでもらおう
僕はギルドに入り、クラリスさんの元に行く。
「遺跡調査から戻りました。報告しないといけないことがあります」
「面白い顔してどうしたの?」
真剣に言ったつもりなのにひどい…
「遺跡で手に入れたお宝を無くしてしまいまして……」
「……とりあえず報告を聞くわ」
僕は遺跡での報告をする。
スキル書は僕が間違って使ったことにした
「……どこからツッコんでいいのかわからないけど、ギルマスに聞いてくるから奥の部屋で待ってて」
クラリスさんは唖然とした顔のまま行ってしまった。
やっぱり相当マズイようだ。
これはカッシュさんを召喚するしかないかもしれない
僕が奥の部屋で待っていると、クラリスさんとカッシュさんが入ってきた。
召喚するまでもなく、来てくれるなんて流石です。
「えっと、まず確認ね。エルクくんはスマスラ遺跡に向かったのよね?」
何の確認だろう?
「はい」
「ちゃんと私が教えたメモ通りに行った?」
「はい、乗り合い馬車に乗って行きました」
「メモ持ってる?」
「はい」
僕はメモを取り出す
「本当にこの通り?」
「えっと馬車乗り場に行って、サボン村まで行って……サボン村?」
僕の頬に汗が垂れる
「エルクくん、どこに行ったの?この地図はどこの地図なの?」
「……エボン村の近くの遺跡です」
「カッシュさん、エボン村ってどこ?」
「えっと、あった。ここですね。スレーラ領の村です」
カッシュさんが地図を出して見つける
「サボン村とは逆方向ね。それと、この地図を見るだけでわかるけど、ここは遺跡じゃなくてダンジョンよ」
「やっぱりダンジョンでしたか……」
村が違った時点で薄々気づいていた。だって、入った時に、僕もダンジョンと同じだと思ったもん
「残念ながら依頼は失敗よ」
「はい……」
「この依頼に違約金はないから安心して。でも依頼失敗は記録に残るからね」
「……わかりました」
「はい、悪い話はここまでね」
クラリスさんが手を叩いて切り替える
「ここからはいい話よ。まず1つ目、遺跡じゃなくてダンジョンだったから、スキル書はエルクくんの物だから使っても何も問題はないわ。」
そうか、やった。間違えて良かった。
「それともう一つ、このダンジョンは未発見だったわ。ダンジョンは大きな資源になるからスレーラ領の領主様から褒美が出るかもしれないわ」
貴族からの褒美か……なんだか厄介ごとの香りがするな
「さらに最後にもう一つ、ギルドでも功績を讃えてランクをDに上げることにしたわ」
実力に見合わないランクに上げられている気がする。
本当はGなのに、いきなり2ランクも上げられてEになってるのに……さらに上げられたら受けれる依頼が無くなってしまう。
「領主様からの褒美は断ることは出来ませんか?元々は僕の勘違いから始まった事なので恥ずかしいです。同じ理由でランクもこのままでお願いします。依頼を失敗して上がるのは自分が納得できません」
よし、それっぽい理由を言えたな
「本当にいいのか?たんまりと貰えるかもしれないぞ?」
カッシュさんに聞かれる
「はい、要りません。断れるなら断りたいです。なんならカッシュさんが見つけたことにして下さい」
「いや、それは遠慮しておく。他人の功績を自分のものにする程落ちぶれてはいない」
確かにそうだ。悪い事を言ってしまった。
「……ごめんなさい」
「ああ、気にするな。先方には発見者は匿名希望だと伝えておく。褒美も辞退するとな。向こうにとっては良いことしかないから何も言ってこないだろう。」
「よろしくお願いします」
「ランクについても嫌なら無理にとは言わない。Eランクのままにしておく。上げたくなったら言ってくれ。試験は免除して上げてやる」
「ありがとうございます。自分に自信が付いたら言うことにします」
カッシュさんが複雑そうな顔をした。何でだろう?
「遺跡じゃなくてダンジョンだったが、地図は役に立つから買い取ってやるぞ。精度が良かったから全部で銀貨12枚な」
「やった。ありがとうございます」
馬車で往復銀貨6枚だったから6枚は増えたな。赤字じゃなくてよかった。約1週間で銀貨6枚は少なすぎるけど、それは考えないことにしよう
僕は悩みから解放され、さらにお金も増えてルンルン気分でギルドから出た
女の子はこの本が何かわかったようだ。
僕はヤバいことを思い出して、動揺しながら女の子に聞く
「あの本が何かわかったの?」
「……多分、スキル書です」
スキル書って読むだけでスキルが獲得出来るって本だよね。ほとんど手に入らないからすごく希少らしい。
僕にとっては必要はないな。創造で作れるし
でもヤバいのはそこじゃない。
僕は創造でスキル書が創れないか試みる。ダメだ、鑑定と同じで無理っぽい。
「そっか、スキル書か……。僕はいらないから気にしないで。読んでいいって僕が言ったからね」
無くなったものはしょうがない。女の子を責めた所で戻ってくるわけではないから…
あー、どうしようかな。
なんとか誤魔化せないかな……
戻ったらクラリスさんに正直に話そう。
許してくれるかな?
ダイスくんは一応王子だったよね?一緒に謝ってくれないかな?同じチームだし……
僕は最低だ。ダイスくんを巻き込もうと考えるなんて。
「大丈夫?私が言える立場じゃないけど、顔色が悪いよ」
多分、女の子は知らないのだろう。
知らないのなら、知らないままの方がいいと思う。
「大丈夫だよ。本当に僕はいらないから気にしないでね」
嘘ではない。スキル書はどうでもいいのだ。
「本当に?無理してるでしょ?スキル書がいらない人なんていないよ。本当にごめんなさい……」
女の子が泣き出す。
本当にスキル書はいらないのに……
「本当にいらないんだよ。スキルに困ってないから……」
「無理しないで。いつになるかわからないけど、少しづつでも弁償するから」
「本当にいらないから。気にしないで。この話終わり。みんな見てるし泣き止んで…」
端から見ると僕が女の子を泣かせているみたいだ。
「う、うん」
微妙な空気のまま、夜になってテントに入る。
僕がテントで寝ようとしていると、護衛のリーダーに呼ばれる
「なんですか?」
「スキル書のことだ。坊主が遺跡から見つけたんだろ?」
冒険者だし気づいてるよね?
「……本当にいらないので気にしてないですよ。なんであなたが気にしてるんですか?」
僕は誤魔化そうとしてみる
「いや、坊主の顔色がずっと悪いからな。俺の方からマスターに話をしてやろうか?マスターならなんとかしてくれるかも知れねぇ」
僕はこの話を聞いて思い出した。カッシュさんの存在を。
僕の頼れる保護者のカッシュさん
「大丈夫です。なんとかなると思います」
「お、おう。急に元気になったな。なんか大丈夫そうだがヤバそうなら言えよ。それと坊主、盗賊が出た時に何かやったか?」
もしかして、冒険者だから僕も戦わないといけなかったのかな……。でも、僕が行った所で殺されるだけだったし……
「ごめんなさい。何もしてません」
とりあえず謝ることにする。気持ち程度の支援はしたけど、そんな言い訳しても逆効果だろう
「なんで謝る?何もしてないならいい。それじゃあな」
リーダーの人は自分のテントに戻って行った。
許されたのかな?
翌日も王都に向けて馬車が進む
相変わらず、女の子はスキル書の事を気にしているようだ。
弁償すると言って、僕の名前とか住んでる所とか聞こうとするので、僕は黙秘する。
僕が言う気がないのがわかってくれたのか、聞かなくなった。その代わりに女の子の名前と住んでいる所を言われた。
名前はリリスで同じ学校の初等部の寮に住んでいるらしい。
請求する事はないから、訪ねることはないと思う。
しばらくして王都に着いたので、僕は本当に気にしてない事をもう一度告げて馬車から飛び出す
さて、ギルドに行って報告して、ヤバそうならカッシュさんを呼んでもらおう
僕はギルドに入り、クラリスさんの元に行く。
「遺跡調査から戻りました。報告しないといけないことがあります」
「面白い顔してどうしたの?」
真剣に言ったつもりなのにひどい…
「遺跡で手に入れたお宝を無くしてしまいまして……」
「……とりあえず報告を聞くわ」
僕は遺跡での報告をする。
スキル書は僕が間違って使ったことにした
「……どこからツッコんでいいのかわからないけど、ギルマスに聞いてくるから奥の部屋で待ってて」
クラリスさんは唖然とした顔のまま行ってしまった。
やっぱり相当マズイようだ。
これはカッシュさんを召喚するしかないかもしれない
僕が奥の部屋で待っていると、クラリスさんとカッシュさんが入ってきた。
召喚するまでもなく、来てくれるなんて流石です。
「えっと、まず確認ね。エルクくんはスマスラ遺跡に向かったのよね?」
何の確認だろう?
「はい」
「ちゃんと私が教えたメモ通りに行った?」
「はい、乗り合い馬車に乗って行きました」
「メモ持ってる?」
「はい」
僕はメモを取り出す
「本当にこの通り?」
「えっと馬車乗り場に行って、サボン村まで行って……サボン村?」
僕の頬に汗が垂れる
「エルクくん、どこに行ったの?この地図はどこの地図なの?」
「……エボン村の近くの遺跡です」
「カッシュさん、エボン村ってどこ?」
「えっと、あった。ここですね。スレーラ領の村です」
カッシュさんが地図を出して見つける
「サボン村とは逆方向ね。それと、この地図を見るだけでわかるけど、ここは遺跡じゃなくてダンジョンよ」
「やっぱりダンジョンでしたか……」
村が違った時点で薄々気づいていた。だって、入った時に、僕もダンジョンと同じだと思ったもん
「残念ながら依頼は失敗よ」
「はい……」
「この依頼に違約金はないから安心して。でも依頼失敗は記録に残るからね」
「……わかりました」
「はい、悪い話はここまでね」
クラリスさんが手を叩いて切り替える
「ここからはいい話よ。まず1つ目、遺跡じゃなくてダンジョンだったから、スキル書はエルクくんの物だから使っても何も問題はないわ。」
そうか、やった。間違えて良かった。
「それともう一つ、このダンジョンは未発見だったわ。ダンジョンは大きな資源になるからスレーラ領の領主様から褒美が出るかもしれないわ」
貴族からの褒美か……なんだか厄介ごとの香りがするな
「さらに最後にもう一つ、ギルドでも功績を讃えてランクをDに上げることにしたわ」
実力に見合わないランクに上げられている気がする。
本当はGなのに、いきなり2ランクも上げられてEになってるのに……さらに上げられたら受けれる依頼が無くなってしまう。
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よし、それっぽい理由を言えたな
「本当にいいのか?たんまりと貰えるかもしれないぞ?」
カッシュさんに聞かれる
「はい、要りません。断れるなら断りたいです。なんならカッシュさんが見つけたことにして下さい」
「いや、それは遠慮しておく。他人の功績を自分のものにする程落ちぶれてはいない」
確かにそうだ。悪い事を言ってしまった。
「……ごめんなさい」
「ああ、気にするな。先方には発見者は匿名希望だと伝えておく。褒美も辞退するとな。向こうにとっては良いことしかないから何も言ってこないだろう。」
「よろしくお願いします」
「ランクについても嫌なら無理にとは言わない。Eランクのままにしておく。上げたくなったら言ってくれ。試験は免除して上げてやる」
「ありがとうございます。自分に自信が付いたら言うことにします」
カッシュさんが複雑そうな顔をした。何でだろう?
「遺跡じゃなくてダンジョンだったが、地図は役に立つから買い取ってやるぞ。精度が良かったから全部で銀貨12枚な」
「やった。ありがとうございます」
馬車で往復銀貨6枚だったから6枚は増えたな。赤字じゃなくてよかった。約1週間で銀貨6枚は少なすぎるけど、それは考えないことにしよう
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