5 / 201
side エレナ
しおりを挟む
今日のエルクの様子がおかしい。
昨日まではいつでも私の後ろを付いてきたのに、なんか遠慮している気がする
エルクは自分のスキルを知りたいみたい
まだ子供だし、スキルなんて持ってないと思うのに不思議。
スキルを知るには教会で観てもらうのが普通だけど、こんな村には教会なんてないし無理だよね
たまに神父さんが村に来るからその時に借りれるのかな
エルクにそう伝えたら残念そうだった
この日から何かエルクが大人びて見える時があるけど、背伸びしたい年頃なのかな
そんな日を過ごしていたある日、エルクが何も言わずに外に出ようとしたので止める。まだ小さいのに危ないなぁ
どこに行こうとしたのか聞いたら神父様に水晶を借りに行くと言う。そういえば前にそんな事言ってたね
1人で出歩くのは危ないので私もついて行くことにする
エルクは何も考えていなさそうなので、お母さんに神父様がどこにいるか聞くことにする。
エルクに村長のところに神父様がいると伝える。やっぱり知らなかったようだ。
神父様の所には村人が並んでいた。みんな神父様に治療をしてもらいに並んでいる。
神父様はこうやって各地の村を治療の為に周ってくれている。私も昔に病気を治してもらった事があるらしい。
私も神父様みたいになりたいと、その時に思った記憶がある
私は列に並ぼうとしたが、エルクが順番を抜かして中に入ってしまった。
私は謝りながら後を追う
エルクが神父様に水晶を貸してもらえるようにお願いしているが、借りるには寄付をしないといけないみたい。
スキル見るためのお金なんてないよ
エルクもわかっているようで残念そうにしている
助けてあげたいけどお金はどうしようもない
そしたら神父様が今日一日お手伝いしたら貸してくれるって提案してくれた
エルクはすぐに食いついた
流石に心配なので私も手伝うことにする
村人の怪我に神父様が薬を塗ってそこに包帯を巻いていた時、ふとエルクを見るとすごく綺麗に包帯を巻いていた。
私が巻いた後、村人の人は「ありがとう」って言ってくれたし、自分ではキレイに巻けてると思ってたのに見比べると汚く見える
なんでお姉ちゃんの私よりもキレイに巻けるの?
聞いたら私は巻くのが早いらしい。
エルクの方が早く巻いてるけど……
聞いたら私が外にいる時に神父様と練習したらしい。
それならしょうがないかな
お手伝いも終わって神父様が水晶を貸してくれた。
私も使っていいみたい
スキルは無いと思いながらも期待して使ってみると水魔法と回復魔法のスキルを獲得していた
すごい。回復魔法って回復系の魔法の中でも上位って聞いた事あるよ
私はエルクの手前、冷静を装って畑の水やりが楽になるって言った。
実際にそれも助かるんだけどね
私は浮かれたまま神父様に水晶を返す
元々、エルクが使いたかった事を忘れていた
なんとエルクも加工ってスキルを獲得していた
私もだけど、珍しい
家に帰って両親にスキルを獲得してた事を話した。
2人とも喜んでくれる。
エルクもスキル獲得してたって言ったら、何故かエルクが嘘をついたって言った。
なんでか聞いたらなんでか神父様に知られたらまずい気がしたって。
よくわからないけど、虫の知らせってやつかな
本当は創造ってスキルらしい。
両親も知らない珍しいスキルみたい。エルクが誰にも言わないで欲しいって言うから私は黙ってると約束した。
翌日、私は畑の真ん中で倒れた。
神父様が少しづつ魔法を使うように言ってたのに、調子に乗って一気に使ってしまったからだ。
エルクも倒れたらしい。しかも私と違って気絶して1時間くらい目を見て覚まさなかった
エルクは気絶したにも関わらず、その後も何回も気絶を繰り返していた。心配だ。創造なんてスキル聞いた事ないし、色々試しているんだろうけど……
次の日、夕食にイモが出てきた。こんな時期になんであるんだろう。
聞いたら、エルクの魔法で作ったらしい。エルクも毎日お腹空かしているはずなのに半分私にくれるようだ。優しい弟をもって私は幸せだ。
イモを食べるとビックリするくらい美味しかった。
え、なにこれ?前に食べたイモはもっとパサパサしていて味もこんなにしなかったのに。
あっという間に食べ切ってしまった。
次の日に私が日課である畑の水やりをしていたらエルクがイモを持ってきて畑に埋めて欲しいと言ってきた。
あの美味しいイモだ。埋めちゃうのが勿体無いけど、育てて増やせば、後でいっぱい食べれる。お世話を頑張ろう
その時にエルクが気絶ばっかりしているから気をつけるように注意する
そしたら気絶するまで魔力使った方が伸びが良いって信じられない事を言った。どうやってかは知らないけど、エルクにはわかるらしい。
本当かどうかはわからないけど、それがほんとだったら、私よりもエルクの方が優秀になっちゃう。嬉しいけども私にも姉のプライドがある。
辛いけど、その日から私も気絶するまで魔法を使い続けることにした。
それからしばらくすると、毎日のようにご飯をお腹いっぱい食べれるようになった。食材はエルクが魔法で用意してくれている。しかもめちゃくちゃ美味しい。
エルクがいれば畑いらないんじゃないのかな?
私の魔力も大分増えてきたみたいで畑に水をやるくらいでは無くならなくなった。
なので回復魔法も使うことにする。
回復魔法は水魔法とは比べ物にならないくらい魔力を持ってかれた。かなり増えたと思ってたのに一瞬で動けなくなった。そしてもう一度使ったら気絶した。
エルクはなんとか気絶せずに魔力を伸ばせないか試行しているらしい。
私も何か考えよう
さらに数日経った頃、エルクが水魔法を使えるようになった。
エルクに聞いたら、創造のスキルで創ったって言ってた。
よくわからないけど、なんかズルい
エルクは私がいなくてもなんでも出来る様になってしまう。危機感を覚えた私は、エルクに姉の威厳を見せる為にすごく考えて、気絶しない方法を先に実現させた。
回復魔法で魔力が回復するように、力を調整する事が出来る様に練習した。
魔力を使って魔力を回復させるって普通だったら意味がないけど、使っている間も魔力が伸びている気がする。多分……。
それに回復量の方が使用量より少ないので魔力は使い切れるし、その後にさらに使うと気絶するけど、その瞬間に魔力が動ける程度に回復するからすぐに動ける
辛くもなくなった。
一度魔力を全回復させないと、魔力量はあまり伸びないってエルクが言ってたからそれだけが残念だ。
私はエルクに自慢する。
私はもう魔力を使いすぎても気絶しないと
エルクは信じられないものを見る目で私を見てきたので頬を引っ張ってやった。
数日後にエルクも気絶しなくなった。しかもエルクの場合は何をしても気絶しなくなったとか。
もう、考えないようにしよう
7歳になる前、王都から学校の入学案内が私宛に来た。拒否権はないらしい。
家族と離れたくないけど、どうにもならないようだ。
出発の前の日にエルクからカバンをもらった。
このカバンはエルクが魔法で創ったようで秘密にしないといけないカバンらしい。
なんでか聞いたら、理由はすぐにわかった。こんなに軽くて、少し大きいくらいのカバンなのに中にはあり得ないほどの食べ物が入っていた。しかも腐りにくいらしい。
これは、誰にも言えない。
エルクはお金を貯めて王都まで私に会いに来てくれるらしい。素直に嬉しい。
エルクならなにかキッカケさえあればすぐにお金を貯めれると思う。
楽しみに待つことにしよう
昨日まではいつでも私の後ろを付いてきたのに、なんか遠慮している気がする
エルクは自分のスキルを知りたいみたい
まだ子供だし、スキルなんて持ってないと思うのに不思議。
スキルを知るには教会で観てもらうのが普通だけど、こんな村には教会なんてないし無理だよね
たまに神父さんが村に来るからその時に借りれるのかな
エルクにそう伝えたら残念そうだった
この日から何かエルクが大人びて見える時があるけど、背伸びしたい年頃なのかな
そんな日を過ごしていたある日、エルクが何も言わずに外に出ようとしたので止める。まだ小さいのに危ないなぁ
どこに行こうとしたのか聞いたら神父様に水晶を借りに行くと言う。そういえば前にそんな事言ってたね
1人で出歩くのは危ないので私もついて行くことにする
エルクは何も考えていなさそうなので、お母さんに神父様がどこにいるか聞くことにする。
エルクに村長のところに神父様がいると伝える。やっぱり知らなかったようだ。
神父様の所には村人が並んでいた。みんな神父様に治療をしてもらいに並んでいる。
神父様はこうやって各地の村を治療の為に周ってくれている。私も昔に病気を治してもらった事があるらしい。
私も神父様みたいになりたいと、その時に思った記憶がある
私は列に並ぼうとしたが、エルクが順番を抜かして中に入ってしまった。
私は謝りながら後を追う
エルクが神父様に水晶を貸してもらえるようにお願いしているが、借りるには寄付をしないといけないみたい。
スキル見るためのお金なんてないよ
エルクもわかっているようで残念そうにしている
助けてあげたいけどお金はどうしようもない
そしたら神父様が今日一日お手伝いしたら貸してくれるって提案してくれた
エルクはすぐに食いついた
流石に心配なので私も手伝うことにする
村人の怪我に神父様が薬を塗ってそこに包帯を巻いていた時、ふとエルクを見るとすごく綺麗に包帯を巻いていた。
私が巻いた後、村人の人は「ありがとう」って言ってくれたし、自分ではキレイに巻けてると思ってたのに見比べると汚く見える
なんでお姉ちゃんの私よりもキレイに巻けるの?
聞いたら私は巻くのが早いらしい。
エルクの方が早く巻いてるけど……
聞いたら私が外にいる時に神父様と練習したらしい。
それならしょうがないかな
お手伝いも終わって神父様が水晶を貸してくれた。
私も使っていいみたい
スキルは無いと思いながらも期待して使ってみると水魔法と回復魔法のスキルを獲得していた
すごい。回復魔法って回復系の魔法の中でも上位って聞いた事あるよ
私はエルクの手前、冷静を装って畑の水やりが楽になるって言った。
実際にそれも助かるんだけどね
私は浮かれたまま神父様に水晶を返す
元々、エルクが使いたかった事を忘れていた
なんとエルクも加工ってスキルを獲得していた
私もだけど、珍しい
家に帰って両親にスキルを獲得してた事を話した。
2人とも喜んでくれる。
エルクもスキル獲得してたって言ったら、何故かエルクが嘘をついたって言った。
なんでか聞いたらなんでか神父様に知られたらまずい気がしたって。
よくわからないけど、虫の知らせってやつかな
本当は創造ってスキルらしい。
両親も知らない珍しいスキルみたい。エルクが誰にも言わないで欲しいって言うから私は黙ってると約束した。
翌日、私は畑の真ん中で倒れた。
神父様が少しづつ魔法を使うように言ってたのに、調子に乗って一気に使ってしまったからだ。
エルクも倒れたらしい。しかも私と違って気絶して1時間くらい目を見て覚まさなかった
エルクは気絶したにも関わらず、その後も何回も気絶を繰り返していた。心配だ。創造なんてスキル聞いた事ないし、色々試しているんだろうけど……
次の日、夕食にイモが出てきた。こんな時期になんであるんだろう。
聞いたら、エルクの魔法で作ったらしい。エルクも毎日お腹空かしているはずなのに半分私にくれるようだ。優しい弟をもって私は幸せだ。
イモを食べるとビックリするくらい美味しかった。
え、なにこれ?前に食べたイモはもっとパサパサしていて味もこんなにしなかったのに。
あっという間に食べ切ってしまった。
次の日に私が日課である畑の水やりをしていたらエルクがイモを持ってきて畑に埋めて欲しいと言ってきた。
あの美味しいイモだ。埋めちゃうのが勿体無いけど、育てて増やせば、後でいっぱい食べれる。お世話を頑張ろう
その時にエルクが気絶ばっかりしているから気をつけるように注意する
そしたら気絶するまで魔力使った方が伸びが良いって信じられない事を言った。どうやってかは知らないけど、エルクにはわかるらしい。
本当かどうかはわからないけど、それがほんとだったら、私よりもエルクの方が優秀になっちゃう。嬉しいけども私にも姉のプライドがある。
辛いけど、その日から私も気絶するまで魔法を使い続けることにした。
それからしばらくすると、毎日のようにご飯をお腹いっぱい食べれるようになった。食材はエルクが魔法で用意してくれている。しかもめちゃくちゃ美味しい。
エルクがいれば畑いらないんじゃないのかな?
私の魔力も大分増えてきたみたいで畑に水をやるくらいでは無くならなくなった。
なので回復魔法も使うことにする。
回復魔法は水魔法とは比べ物にならないくらい魔力を持ってかれた。かなり増えたと思ってたのに一瞬で動けなくなった。そしてもう一度使ったら気絶した。
エルクはなんとか気絶せずに魔力を伸ばせないか試行しているらしい。
私も何か考えよう
さらに数日経った頃、エルクが水魔法を使えるようになった。
エルクに聞いたら、創造のスキルで創ったって言ってた。
よくわからないけど、なんかズルい
エルクは私がいなくてもなんでも出来る様になってしまう。危機感を覚えた私は、エルクに姉の威厳を見せる為にすごく考えて、気絶しない方法を先に実現させた。
回復魔法で魔力が回復するように、力を調整する事が出来る様に練習した。
魔力を使って魔力を回復させるって普通だったら意味がないけど、使っている間も魔力が伸びている気がする。多分……。
それに回復量の方が使用量より少ないので魔力は使い切れるし、その後にさらに使うと気絶するけど、その瞬間に魔力が動ける程度に回復するからすぐに動ける
辛くもなくなった。
一度魔力を全回復させないと、魔力量はあまり伸びないってエルクが言ってたからそれだけが残念だ。
私はエルクに自慢する。
私はもう魔力を使いすぎても気絶しないと
エルクは信じられないものを見る目で私を見てきたので頬を引っ張ってやった。
数日後にエルクも気絶しなくなった。しかもエルクの場合は何をしても気絶しなくなったとか。
もう、考えないようにしよう
7歳になる前、王都から学校の入学案内が私宛に来た。拒否権はないらしい。
家族と離れたくないけど、どうにもならないようだ。
出発の前の日にエルクからカバンをもらった。
このカバンはエルクが魔法で創ったようで秘密にしないといけないカバンらしい。
なんでか聞いたら、理由はすぐにわかった。こんなに軽くて、少し大きいくらいのカバンなのに中にはあり得ないほどの食べ物が入っていた。しかも腐りにくいらしい。
これは、誰にも言えない。
エルクはお金を貯めて王都まで私に会いに来てくれるらしい。素直に嬉しい。
エルクならなにかキッカケさえあればすぐにお金を貯めれると思う。
楽しみに待つことにしよう
67
お気に入りに追加
624
あなたにおすすめの小説
変人奇人喜んで!!貴族転生〜面倒な貴族にはなりたくない!〜
赤井水
ファンタジー
クロス伯爵家に生まれたケビン・クロス。
神に会った記憶も無く、前世で何故死んだのかもよく分からないが転生した事はわかっていた。
洗礼式で初めて神と話よく分からないが転生させて貰ったのは理解することに。
彼は喜んだ。
この世界で魔法を扱える事に。
同い歳の腹違いの兄を持ち、必死に嫡男から逃れ貴族にならない為なら努力を惜しまない。
理由は簡単だ、魔法が研究出来ないから。
その為には彼は変人と言われようが奇人と言われようが構わない。
ケビンは優秀というレッテルや女性という地雷を踏まぬ様に必死に生活して行くのであった。
ダンス?腹芸?んなもん勉強する位なら魔法を勉強するわ!!と。
「絶対に貴族にはならない!うぉぉぉぉ」
今日も魔法を使います。
※作者嬉し泣きの情報
3/21 11:00
ファンタジー・SFでランキング5位(24hptランキング)
有名作品のすぐ下に自分の作品の名前があるのは不思議な感覚です。
3/21
HOT男性向けランキングで2位に入れました。
TOP10入り!!
4/7
お気に入り登録者様の人数が3000人行きました。
応援ありがとうございます。
皆様のおかげです。
これからも上がる様に頑張ります。
※お気に入り登録者数減り続けてる……がむばるOrz
〜第15回ファンタジー大賞〜
67位でした!!
皆様のおかげですこう言った結果になりました。
5万Ptも貰えたことに感謝します!
改稿中……( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )☁︎︎⋆。
一般人に生まれ変わったはずなのに・・・!
モンド
ファンタジー
第一章「学園編」が終了し第二章「成人貴族編」に突入しました。
突然の事故で命を落とした主人公。
すると異世界の神から転生のチャンスをもらえることに。
それならばとチートな能力をもらって無双・・・いやいや程々の生活がしたいので。
「チートはいりません健康な体と少しばかりの幸運を頂きたい」と、希望し転生した。
転生して成長するほどに人と何か違うことに不信を抱くが気にすることなく異世界に馴染んでいく。
しかしちょっと不便を改善、危険は排除としているうちに何故かえらいことに。
そんな平々凡々を求める男の勘違い英雄譚。
※誤字脱字に乱丁など読みづらいと思いますが、申し訳ありませんがこう言うスタイルなので。
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
天職が『盗賊』という理由で追放されました。盗みを極めし男はやがて魔王と呼ばれる
こたろう文庫
ファンタジー
王国の勇者召喚により異世界に連れてこられた中学生30人。
その中の1人である石川真央の天職は『盗賊』だった。
盗賊は処刑だという理不尽な王国の法により、真央は追放という名目で凶悪な魔物が棲まう樹海へと転移させられてしまう。
そこで出会った真っ黒なスライム。
真央が使える唯一のスキルである『盗む』を使って盗んだのはまさかの・・・
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
ゴブリンに棍棒で頭を殴られた蛇モンスターは前世の記憶を取り戻す。すぐ死ぬのも癪なので頑張ってたら何か大変な事になったっぽい
竹井ゴールド
ファンタジー
ゴブリンに攻撃された哀れな蛇モンスターのこのオレは、ダメージのショックで蛇生辰巳だった時の前世の記憶を取り戻す。
あれ、オレ、いつ死んだんだ?
別にトラックにひかれてないんだけど?
普通に眠っただけだよな?
ってか、モンスターに転生って?
それも蛇って。
オレ、前世で何にも悪い事してないでしょ。
そもそも高校生だったんだから。
断固やり直しを要求するっ!
モンスターに転生するにしても、せめて悪魔とか魔神といった人型にしてくれよな〜。
蛇って。
あ〜あ、テンションがダダ下がりなんだけど〜。
ってか、さっきからこのゴブリン、攻撃しやがって。
オレは何もしてないだろうが。
とりあえずおまえは倒すぞ。
ってな感じで、すぐに死ぬのも癪だから頑張ったら、どんどん大変な事になっていき・・・
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
聖女の紋章 転生?少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です!
幸之丞
ファンタジー
2023/11/22~11/23 女性向けホットランキング1位
2023/11/24 10:00 ファンタジーランキング1位 ありがとうございます。
「うわ~ 私を捨てないでー!」
声を出して私を捨てようとする父さんに叫ぼうとしました・・・
でも私は意識がはっきりしているけれど、体はまだ、生れて1週間くらいしか経っていないので
「ばぶ ばぶうう ばぶ だああ」
くらいにしか聞こえていないのね?
と思っていたけど ササッと 捨てられてしまいました~
誰か拾って~
私は、陽菜。数ヶ月前まで、日本で女子高生をしていました。
将来の為に良い大学に入学しようと塾にいっています。
塾の帰り道、車の事故に巻き込まれて、気づいてみたら何故か新しいお母さんのお腹の中。隣には姉妹もいる。そう双子なの。
私達が生まれたその後、私は魔力が少ないから、伯爵の娘として恥ずかしいとかで、捨てられた・・・
↑ここ冒頭
けれども、公爵家に拾われた。ああ 良かった・・・
そしてこれから私は捨てられないように、前世の記憶を使って知識チートで家族のため、公爵領にする人のために領地を豊かにします。
「この子ちょっとおかしいこと言ってるぞ」 と言われても、必殺 「女神様のお告げです。昨夜夢にでてきました」で大丈夫。
だって私には、愛と豊穣の女神様に愛されている証、聖女の紋章があるのです。
この物語は、魔法と剣の世界で主人公のエルーシアは魔法チートと知識チートで領地を豊かにするためにスライムや古竜と仲良くなって、お力をちょっと借りたりもします。
果たして、エルーシアは捨てられた本当の理由を知ることが出来るのか?
さあ! 物語が始まります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる