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第二部 宰相閣下の謹慎事情
【バリエンダール王宮Side】王太子ミランの訣別(2)
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それからしばらくして、フォサーティ宰相は本当に養子縁組を結んでいた。
しかも、北方遊牧民族の関係者だと言うから、その目の付け所の絶妙さ加減に、私も素直に驚いた。
国王の宥和政策に添う、それは届け出であり、いくらベッカリーア公爵家と言えど異論の声は上げにくい。
少数民族ユレルミ族から王都に入り、ジーノ・フォサーティと名乗るようになったその少年は、どうやら王都の貴族からの少数民族への圧力を緩和させるため、宰相の手を取ったと言うことだった。
ベッカリーア公爵家に対する対抗馬となって欲しい、宰相との利害が一致したと言うことだろう。宰相家後継者としての教育を自ら進んでこなしていく中で、瞬く間に王宮内で頭角を現しはじめた。
王宮内で少しずつ力をつけていくのと同時に、王都内で仕事を持っている北部地域出身者の取りまとめもするようになり、自衛組織をも立ち上げて、ベッカリーア公爵家ひいてはグイド・フォサーティが握っていた商業の既得権益を奪っていくようになったのだ。
「ふむ……そろそろ私も、宰相との約束を果たす頃合いか」
養子となった後継者候補を取り立ててやって欲しい――その申し出と引き換えに、私はベッカリーア公爵家に対抗するための自らの派閥作りに、宰相の手を借りた。
そもそも、その約束があるからこそ、私が先代国王の死に無関係ではないと言う裏事情に、彼は見て見ぬふりを通している。
グイド・フォサーティは、ベッカリーア公爵家の息がかかる貴族の働く部署に入り浸りだ。
しかも仕事をしているよりは、取り巻きをつれて王都内を遊びまわっている方が多いと聞く。
側室夫人に対する無関心ぶりの弊害と言えただろうが、私がとやかく言う話でもない。
改心して国の為、新たな後継者を育てると言うのであれば、私も国にとって益のある方を選択するだけだ。
まずは私の執務を手伝っている文官の、更に下につけるところから始まって、年月を経て少しずつ私の側近候補と見られるように周囲を誘導していった。
見ていると、恐らくは自分たちの民族の地位向上の為に、敢えて王都での茨の道を選んだようにも思えるが、それはそれで、私に仕えたいなどと阿られるよりは、よほど信用が出来る。
そして私が正式に立太子されて、王太子を名乗るようになったのと同時に、私はジーノ・フォサーティを自分の手駒に加えた。
その頃には周囲も、次期宰相の地位にはグイドよりもジーノの方が近いと、少しでも目端の利く者は認識をしていたからだ。
恐らくは本格的にベッカリーア公爵家側が焦りを見せてくることになるだろうが、どのみち私が王位を継ぐためには、そのままにはしておけない家なのだ。
フランカを王太子妃に指名して、チェザリーを私ではなく、ミルテの護衛騎士として鍛えさせることで、ハールマン侯爵家はこちら側に絡め取った。
オリエッタ・ロサーナ公爵令嬢をミルテの学友として王宮に出入りさせるようにも取り計らった。
いつ、ベッカリーア公爵家との対立が表面化しても良いように、父である国王の力には頼らずに済むように、私は少しずつ策を巡らせていたのだ。
――まさかその微妙な緊張状態を、他国から突き崩されることになるとは思わなかったのだが。
* * *
きっかけは、長年の親交がある隣国・アンジェスのテオドル大公が、我が国への訪問を希望していると言う知らせだった。
隣国の大公殿下ではあるが、私が物心つく前から父と交流のある、もはや実の祖父よりも祖父らしい立ち位置にいる人だ。
国王が今のフィルバート陛下へと交代するにあたって、大公の地位からは退いて、地方の侯爵領で隠棲生活を送っていると聞いていただけに、最初は私的に訪ねてくるのかとさえ、こちらは思っていたのだ。
父親である国王に執務のための部屋に呼ばれて、先触れの使者が告げたと言う訪問理由を聞き、宰相ともども仰天した。
「サレステーデの状況を考えれば、いつか内乱は起きるやもと思っていた。だが、まさか第三王子以外がアンジェス国で拘束をされるなどと、誰が思う」
そう言った父、メダルド国王は深い深いため息をそこで吐き出した。
「それに第三王子とて、もともと素行不良で政治の中心から遠ざけられていたはず。今更中枢に戻したところで、国が滅ぶのが早まるだけであろうよ」
少し前から王が昏倒していて、実際の政治の舵取りは宰相が行っていた。
後継者を定める前に王が倒れたことで、そうせざるを得なくなっていたのだ。
「どうせ滅ぶのであれば、いっそのこと第三王子に立たせても良いのでは……?」
その間に、国としてどう関わるべきかをじっくりと考える。
それもありじゃないかと私は思ったのだ。
ただ父は、それは下の者に迷惑がかかると、首を縦には振らなかった。
そして手紙を手にしたまま、アンジェス国からは「自治領」としての共同統治が提案されてきていると言ったのだ。
「アンジェスとしても、今回の愚行につけこんで、サレステーデと言う国を奪うなり属国化するなりしたとしても、ギーレンが黙っている筈がないと思っているようだ。だからこそ、我がバリエンダールの自治領と言う形をとりつつ、自治領主なり総督なりと言う形で、アンジェスから人を出すと言う形はどうか――と言うのが、今回の話の骨格のようだ」
「……なるほど。筋は通っていますね」
ギーレン国のベルトルド国王は、隙あらば領土の拡大を考えている、欲の深い国王だ。
アンジェス国にしてみれば、自分から火種を作る必要はないと思っているに違いない。
あわよくば、ギーレン国に対しての牽制の包囲網を作りたいと考えている様に見えた。
「だが、我が国の側から見れば、自治領化はともかく、そこにアンジェス国を積極的に関わらせるのはどうかとの声が上がるのも必至。恐らくは国内貴族の対応に追われるであろうよ」
そう、ため息をついた父は、アンジェス国――と言うよりはテオドル大公殿下の応対を、私に任せると言ったのだ。
父自身は、その国内貴族を暴走させないよう、押さえに回るつもりだと。
「……陛下ご自身は、自治領化をどうお考えなのですか」
敢えてテオドル大公と積極的に関わることを避けようとする父に、思わずそう言葉を発してしまっていたが、王は困った様に微笑うだけで、明確な答えは終ぞ聞くことが出来なかった。
しかも、北方遊牧民族の関係者だと言うから、その目の付け所の絶妙さ加減に、私も素直に驚いた。
国王の宥和政策に添う、それは届け出であり、いくらベッカリーア公爵家と言えど異論の声は上げにくい。
少数民族ユレルミ族から王都に入り、ジーノ・フォサーティと名乗るようになったその少年は、どうやら王都の貴族からの少数民族への圧力を緩和させるため、宰相の手を取ったと言うことだった。
ベッカリーア公爵家に対する対抗馬となって欲しい、宰相との利害が一致したと言うことだろう。宰相家後継者としての教育を自ら進んでこなしていく中で、瞬く間に王宮内で頭角を現しはじめた。
王宮内で少しずつ力をつけていくのと同時に、王都内で仕事を持っている北部地域出身者の取りまとめもするようになり、自衛組織をも立ち上げて、ベッカリーア公爵家ひいてはグイド・フォサーティが握っていた商業の既得権益を奪っていくようになったのだ。
「ふむ……そろそろ私も、宰相との約束を果たす頃合いか」
養子となった後継者候補を取り立ててやって欲しい――その申し出と引き換えに、私はベッカリーア公爵家に対抗するための自らの派閥作りに、宰相の手を借りた。
そもそも、その約束があるからこそ、私が先代国王の死に無関係ではないと言う裏事情に、彼は見て見ぬふりを通している。
グイド・フォサーティは、ベッカリーア公爵家の息がかかる貴族の働く部署に入り浸りだ。
しかも仕事をしているよりは、取り巻きをつれて王都内を遊びまわっている方が多いと聞く。
側室夫人に対する無関心ぶりの弊害と言えただろうが、私がとやかく言う話でもない。
改心して国の為、新たな後継者を育てると言うのであれば、私も国にとって益のある方を選択するだけだ。
まずは私の執務を手伝っている文官の、更に下につけるところから始まって、年月を経て少しずつ私の側近候補と見られるように周囲を誘導していった。
見ていると、恐らくは自分たちの民族の地位向上の為に、敢えて王都での茨の道を選んだようにも思えるが、それはそれで、私に仕えたいなどと阿られるよりは、よほど信用が出来る。
そして私が正式に立太子されて、王太子を名乗るようになったのと同時に、私はジーノ・フォサーティを自分の手駒に加えた。
その頃には周囲も、次期宰相の地位にはグイドよりもジーノの方が近いと、少しでも目端の利く者は認識をしていたからだ。
恐らくは本格的にベッカリーア公爵家側が焦りを見せてくることになるだろうが、どのみち私が王位を継ぐためには、そのままにはしておけない家なのだ。
フランカを王太子妃に指名して、チェザリーを私ではなく、ミルテの護衛騎士として鍛えさせることで、ハールマン侯爵家はこちら側に絡め取った。
オリエッタ・ロサーナ公爵令嬢をミルテの学友として王宮に出入りさせるようにも取り計らった。
いつ、ベッカリーア公爵家との対立が表面化しても良いように、父である国王の力には頼らずに済むように、私は少しずつ策を巡らせていたのだ。
――まさかその微妙な緊張状態を、他国から突き崩されることになるとは思わなかったのだが。
* * *
きっかけは、長年の親交がある隣国・アンジェスのテオドル大公が、我が国への訪問を希望していると言う知らせだった。
隣国の大公殿下ではあるが、私が物心つく前から父と交流のある、もはや実の祖父よりも祖父らしい立ち位置にいる人だ。
国王が今のフィルバート陛下へと交代するにあたって、大公の地位からは退いて、地方の侯爵領で隠棲生活を送っていると聞いていただけに、最初は私的に訪ねてくるのかとさえ、こちらは思っていたのだ。
父親である国王に執務のための部屋に呼ばれて、先触れの使者が告げたと言う訪問理由を聞き、宰相ともども仰天した。
「サレステーデの状況を考えれば、いつか内乱は起きるやもと思っていた。だが、まさか第三王子以外がアンジェス国で拘束をされるなどと、誰が思う」
そう言った父、メダルド国王は深い深いため息をそこで吐き出した。
「それに第三王子とて、もともと素行不良で政治の中心から遠ざけられていたはず。今更中枢に戻したところで、国が滅ぶのが早まるだけであろうよ」
少し前から王が昏倒していて、実際の政治の舵取りは宰相が行っていた。
後継者を定める前に王が倒れたことで、そうせざるを得なくなっていたのだ。
「どうせ滅ぶのであれば、いっそのこと第三王子に立たせても良いのでは……?」
その間に、国としてどう関わるべきかをじっくりと考える。
それもありじゃないかと私は思ったのだ。
ただ父は、それは下の者に迷惑がかかると、首を縦には振らなかった。
そして手紙を手にしたまま、アンジェス国からは「自治領」としての共同統治が提案されてきていると言ったのだ。
「アンジェスとしても、今回の愚行につけこんで、サレステーデと言う国を奪うなり属国化するなりしたとしても、ギーレンが黙っている筈がないと思っているようだ。だからこそ、我がバリエンダールの自治領と言う形をとりつつ、自治領主なり総督なりと言う形で、アンジェスから人を出すと言う形はどうか――と言うのが、今回の話の骨格のようだ」
「……なるほど。筋は通っていますね」
ギーレン国のベルトルド国王は、隙あらば領土の拡大を考えている、欲の深い国王だ。
アンジェス国にしてみれば、自分から火種を作る必要はないと思っているに違いない。
あわよくば、ギーレン国に対しての牽制の包囲網を作りたいと考えている様に見えた。
「だが、我が国の側から見れば、自治領化はともかく、そこにアンジェス国を積極的に関わらせるのはどうかとの声が上がるのも必至。恐らくは国内貴族の対応に追われるであろうよ」
そう、ため息をついた父は、アンジェス国――と言うよりはテオドル大公殿下の応対を、私に任せると言ったのだ。
父自身は、その国内貴族を暴走させないよう、押さえに回るつもりだと。
「……陛下ご自身は、自治領化をどうお考えなのですか」
敢えてテオドル大公と積極的に関わることを避けようとする父に、思わずそう言葉を発してしまっていたが、王は困った様に微笑うだけで、明確な答えは終ぞ聞くことが出来なかった。
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