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第19話 王国からの使者
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「なーなー、お前らもうくっついちゃいなよ」
ハーゲン伯爵が帰ると同時に、プリンが心底楽しそうに俺とルッテを弄り倒してくる。
「ルッテも満更でもなさそうでしたね。実際のところどうなんですか?」
マリーニャも興味津々だ。
「えっと、やっぱり二人はそ、その……そういう関係……なの?」
恋愛トークに耐性が無さそうなシズハナは、顔を真っ赤にして小声で呟く。
無理をして絡んでこなくていいぞ。
そもそもそういった関係では断じてない。
「それで、チェインはルッテの事どう思っているんだ?ルッテが構わないって言った時、明らかに動揺してたよな」
俺は思わず口に含んでいた紅茶を噴き出す。
普段は雑なプリンも、こういう事だけは目敏い。
まるでシズハナの探知スキルが乗り移った様だ。
こういったノリは【ヘルクレス】にいた時は全くなかったな。
何もかも新鮮だ。
しかし一方でルッテは冷静そのものだ。
「【フルーレティ】の皆さんは私にとっては家族も同然ですから。チェインとなら特に不満はありませんわ」
何だこの余裕は。
動揺しまくりの俺はいかにもお子様だとでも言いたげだ。
「ただ、お父様の言いなりになるのだけは絶対に嫌ですわ」
……はい。
それはつまり、俺とは結婚しないという事だ。
事実上、俺はルッテに振られたという認識で良いだろうか。
そもそも付き合ってもいないが。
俺は自分を落ち着かせる為に再度紅茶を口に含む。
「チェイン諦めんな。逆にあの親父に嫌われるような事をすればルッテを落とせるぞ」
俺はさらに紅茶を噴き出した。
「あら、それは名案ですわね。チェイン、期待していますわよ」
ルッテがどこまで本気で言ってるのか分からん……
◇◇◇◇
王国からの使者が到着したのはその翌日だ。
俺達はこの日もカテリーに案内されてギルドの応接室へやってきた。
「【フルーレティ】の皆様ですね。この度は見事なご活躍でした」
王国の使者は紙を広げ、その内容を読み上げる。
「マリーニャ・フォン・フルーレ。深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
「ルッテ・アンドレアルフス・ムール。同じく深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
「シズハナ・エアル。同じく深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
「プリン・カラメル。同じく深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
「最後に、チェイン・クローゼ。同じく深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
そして使者は俺達五人に一つずつ金貨100枚が入った袋を手渡す。
……。
「あれ?子爵の話はどうなった?」
「おいお前、何か言い忘れてないか?」
直情型のプリンが真っ先に使者に問い詰める。
「ああ、子爵の話ですか。そう言う話もありましたが、直前で取り止めになったみたいですね」
使者は冷静に返す。
残念、ノミネート止まりか。
がっくりと肩を落とす俺にプリンが慰める様に声をかける。
「逆に考えろチェイン。お前が子爵にならない方が、ルッテとくっついた時にハーゲン伯爵が悔しがるぞ」
それはもういいから。
「それからもう一つ。これは国王陛下からの勅命です」
俺達のコントの様なやり取りを横目に、使者はもう一枚の書状の封印を解き、読み上げる。
「【フルーレティ】の五人は直ちに死霊使いの鴉の討伐部隊に加わる為、不帰の山へ出立せよ」
死霊使いの鴉とは国崩級モンスターに指定されている巨大なカラスの魔獣だ。
王国の北に位置する、不帰の山と呼ばれる不毛地帯に生息している。
個体の強さも当然ながら、最大の特徴は仕留めた獲物をゾンビとして使役する事ができるその特殊能力だ。
「奴に殺され、ゾンビとしてその支配下に加わった者は日々増えており、今や近隣諸国を脅かす程の一大勢力となっています。王国としても、今の内に手を打っておきたいのです」
「あたし達もついに王国から頼られる程のパーティになったって事か。いいねいいね。この新調した装備の初披露としては持ってこいのシチュエーションだな」
プリンは嬉しそうに鈎鎌鎗を振りまわす。
「あ、危ないですわね。部屋の中でそんな物騒なものを振りまわさないで下さる?それに、王国が頼りにしてるのは私達というよりは主にチェインだと思いますわ」
「おっと悪い悪い。確かに今はその通りだな。それでよ、褒美はがっぽり貰えるんだろうな?」
「ええ、今回は深淵の蠕虫の時とは異なり、国王陛下からの勅命ですからね。死霊使いの鴉を仕留めた者の褒美は望みのままですよ」
マリーニャは皆と目を合わせて頷き、力強く答える。
「承知しました。私達【フルーレティ】、死霊使いの鴉討伐の任務、確かにお受けしましたと陛下にお伝え下さい」
俺達は遠征の準備を済ませ、不帰の山へ向けて出発した。
ハーゲン伯爵が帰ると同時に、プリンが心底楽しそうに俺とルッテを弄り倒してくる。
「ルッテも満更でもなさそうでしたね。実際のところどうなんですか?」
マリーニャも興味津々だ。
「えっと、やっぱり二人はそ、その……そういう関係……なの?」
恋愛トークに耐性が無さそうなシズハナは、顔を真っ赤にして小声で呟く。
無理をして絡んでこなくていいぞ。
そもそもそういった関係では断じてない。
「それで、チェインはルッテの事どう思っているんだ?ルッテが構わないって言った時、明らかに動揺してたよな」
俺は思わず口に含んでいた紅茶を噴き出す。
普段は雑なプリンも、こういう事だけは目敏い。
まるでシズハナの探知スキルが乗り移った様だ。
こういったノリは【ヘルクレス】にいた時は全くなかったな。
何もかも新鮮だ。
しかし一方でルッテは冷静そのものだ。
「【フルーレティ】の皆さんは私にとっては家族も同然ですから。チェインとなら特に不満はありませんわ」
何だこの余裕は。
動揺しまくりの俺はいかにもお子様だとでも言いたげだ。
「ただ、お父様の言いなりになるのだけは絶対に嫌ですわ」
……はい。
それはつまり、俺とは結婚しないという事だ。
事実上、俺はルッテに振られたという認識で良いだろうか。
そもそも付き合ってもいないが。
俺は自分を落ち着かせる為に再度紅茶を口に含む。
「チェイン諦めんな。逆にあの親父に嫌われるような事をすればルッテを落とせるぞ」
俺はさらに紅茶を噴き出した。
「あら、それは名案ですわね。チェイン、期待していますわよ」
ルッテがどこまで本気で言ってるのか分からん……
◇◇◇◇
王国からの使者が到着したのはその翌日だ。
俺達はこの日もカテリーに案内されてギルドの応接室へやってきた。
「【フルーレティ】の皆様ですね。この度は見事なご活躍でした」
王国の使者は紙を広げ、その内容を読み上げる。
「マリーニャ・フォン・フルーレ。深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
「ルッテ・アンドレアルフス・ムール。同じく深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
「シズハナ・エアル。同じく深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
「プリン・カラメル。同じく深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
「最後に、チェイン・クローゼ。同じく深淵の蠕虫討伐の功績により、金貨100枚を与える」
そして使者は俺達五人に一つずつ金貨100枚が入った袋を手渡す。
……。
「あれ?子爵の話はどうなった?」
「おいお前、何か言い忘れてないか?」
直情型のプリンが真っ先に使者に問い詰める。
「ああ、子爵の話ですか。そう言う話もありましたが、直前で取り止めになったみたいですね」
使者は冷静に返す。
残念、ノミネート止まりか。
がっくりと肩を落とす俺にプリンが慰める様に声をかける。
「逆に考えろチェイン。お前が子爵にならない方が、ルッテとくっついた時にハーゲン伯爵が悔しがるぞ」
それはもういいから。
「それからもう一つ。これは国王陛下からの勅命です」
俺達のコントの様なやり取りを横目に、使者はもう一枚の書状の封印を解き、読み上げる。
「【フルーレティ】の五人は直ちに死霊使いの鴉の討伐部隊に加わる為、不帰の山へ出立せよ」
死霊使いの鴉とは国崩級モンスターに指定されている巨大なカラスの魔獣だ。
王国の北に位置する、不帰の山と呼ばれる不毛地帯に生息している。
個体の強さも当然ながら、最大の特徴は仕留めた獲物をゾンビとして使役する事ができるその特殊能力だ。
「奴に殺され、ゾンビとしてその支配下に加わった者は日々増えており、今や近隣諸国を脅かす程の一大勢力となっています。王国としても、今の内に手を打っておきたいのです」
「あたし達もついに王国から頼られる程のパーティになったって事か。いいねいいね。この新調した装備の初披露としては持ってこいのシチュエーションだな」
プリンは嬉しそうに鈎鎌鎗を振りまわす。
「あ、危ないですわね。部屋の中でそんな物騒なものを振りまわさないで下さる?それに、王国が頼りにしてるのは私達というよりは主にチェインだと思いますわ」
「おっと悪い悪い。確かに今はその通りだな。それでよ、褒美はがっぽり貰えるんだろうな?」
「ええ、今回は深淵の蠕虫の時とは異なり、国王陛下からの勅命ですからね。死霊使いの鴉を仕留めた者の褒美は望みのままですよ」
マリーニャは皆と目を合わせて頷き、力強く答える。
「承知しました。私達【フルーレティ】、死霊使いの鴉討伐の任務、確かにお受けしましたと陛下にお伝え下さい」
俺達は遠征の準備を済ませ、不帰の山へ向けて出発した。
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