11 / 50
第11話 おふざけはほどほどに
しおりを挟む
住宅地では朽ち果てた民家が生い茂った草木に飲み込まれるように覆われていた。
以前何かの本で見た森の中に眠る古代文明の遺跡のような風景だ。
ところどころ草に隠れるように犠牲になった村人達の屍が散乱しており、ラスタル達がそれを踏み潰す度にポキリ、ポキリと骨が砕ける乾いた音が響き渡る。
俺達にはその音がまるで村人達の悲鳴のように聞こえた。
「ラスタル、本当にここはどこなんだ? ずいぶん前に滅びた村のようだが……」
「家の中を調べてみるか? 何か分かるかもしれん」
「そうだな、できるだけ頑丈そうな家にしようぜ。崩れ落ちて下敷きになったら敵わん」
「まったくだ」
ラスタル達三人は立ち並ぶ民家の中で一番状態がよさそうな家に目を付けて入り口の扉を開いた。
鍵はかかっていない。
ここは愛の友人である滝本 重子さんの家だ。
生前愛はよく遊びに来ていたようだが、俺は家の中に入った事はない。
ラスタル達は土足で玄関から中に上がり込む。
まるで友人の家に空き巣が入るのを見ているようで愛も内心穏やかではない。
ラスタル達は靴箱の上に置かれた木彫りの熊や雉の置物など、目についた珍しい物を手で触れて調べながら奥の部屋へ進む。
お茶の間のテーブルの上に並べられたままの食器は、あの悲劇が起きる直前までの平和だった日常を物語っていた。
このウサギさんの絵が描かれたカップは十歳の誕生日に母親が買ってくれたという滝本さんのお気に入りだ。
もしあの惨劇が起こらず、彼女が天寿を全うしていれば恐らく葬儀の際に棺桶の中に一緒に入れて貰っていたと思う。
「けっ、ただでさえ狭苦しいのに歩く邪魔なんだよ」
ラスタルはお茶の間の中央に置かれていたテーブルを蹴飛ばした。
吹き飛ばされた滝本さんのお気に入りのウサギのカップは無情にも壁に当たって砕け散った。
「何よこの人……!」
それを見ていた愛の髪の毛が怒りのあまり逆立つ。
「おい、こっちに来てみろよ。何かお宝がありそうだぜ」
ラスタルが進んだ先にあったのは滝本さんの部屋だ。
女の子の部屋の中に土足で入り込む三人の荒くれ者。
本人達にその気はなかろうが、俺達の感覚では気持ち悪いという感情しか湧いてこない。
滝本さんの部屋の中には可愛らしいウサギやクマのぬいぐるみが並べられていた。
「なんだこりゃ? ゴミばっかりじゃねえか」
ラスタル達はそれを無造作に掴んでは放り投げ、部屋の中を物色する。
そして部屋の隅に置かれたクローゼットの前に立った。
「おい、この家具見てみろよ。えらく豪華な装飾だなあ」
「早く開けてみろよ。中に何が入ってるんだ?」
ラスタルは無造作にクローゼットの扉を開く。
中には滝本さんのお出かけ用のかわいらしいお洋服が何着も掛けられていた。
長い間放置されていたそれは既に色褪せて虫食いだらけだが、彼らの興味を引くには十分だった。
「変わったデザインの服だな。少しサイズが小さいな、子供の服か?」
「ヒムロ、お前なら着れるんじゃないか?」
「おう、ちょっと貸してみな」
氷魔法使いヒムロは三人の中で最も身体が小さい。
ヒムロは身に纏ったローブを脱ぎ捨てるとクローゼットから取り出した真っ白なワンピースに身体を通すが、さすがに無理があってビリビリと破れてしまった。
ラスタル達はその様子を見てゲラゲラと笑い転げる。
「おいヒムロ、お前まるでボロボロの服を身に付けたゾンビみたいになってんぞ」
「それに全然似合ってねえな。それ女物じゃねえのか? それともお前まさかそっちの気が……」
「ねえよ。馬鹿かお前ら」
ヒムロは悪態をつきながらワンピースを乱雑に破り捨てローブを着直した。
「ん? こっちには何が入ってるんだ?」
ラスタルはクローゼットの中に小さな引き出しを見つけた。
「なんだこれは?」
引き出しの中には折り畳まれた白い布と、二つのふくらみをもった変わった形の物が大量に入っていた。
「あ、パン……ブラ……」
「詩郎君、あんたは向こうに行ってて」
「はい」
俺は愛に言わるままに外に出る。
ナニモミテイナイヨ。
俺は外に出ていたのでここから先の一部始終は後から愛と由美子ちゃんに聞いた話だ。
冒険者達は白い布を手にしてこれが何なのかを吟味する。
「お宝じゃあなさそうだが……どう使うんだこれ? お前たち分かるか? くんくん……変わった匂いがするな」
「こうやって使うんじゃないですか? 名付けてホワイティマスク!」
ヒムロは白い布を伸ばして頭に被ってふざけている。
「俺の氷結魔法でこのマスクのようにお前らの視界を真っ白に染めてやるぜ!」
「ははは、なんだそれ」
「それならこっちのはこう使うんじゃないかな」
デザーフォは二つのふくらみがある長細い物を目隠し代わりにして弓矢を射るポーズをとる。
「ぎゃははは、なんだそれ。拷問道具か何かか?」
「違うな。あえて視覚を閉ざす事で心の目で敵の場所を感じるんだよ。これぞデザーフォ流弓術奥義心眼射ち!」
「いいなそれ。今度実戦で試してみろよ」
「そうだな。それじゃあこいつをいくつか持って帰るか」
デザーフォはその布を外すと懐に仕舞いこんだ。
繰り返すが本人達にその気はないだろうが、俺達の感覚ではこれらの行動はどう見ても変質者のそれだ。
プチッ。
愛の血管が切れる音がした。
「全員死ね」
次の瞬間、滝本さんの家の屋根に凄まじい圧力が加わり、轟音を上げながら一瞬で倒壊した。
ラスタル、デザーフォ、ヒムロの三名は自分の身に何が起きたのかを把握する暇すらないまま落ちてきた天井に押し潰されて死んだ。
怨霊にとって対象の恐怖心は糧になるが、恐怖を与える前に殺してしまってはただ霊力を消費するだけだ。
それが分からない愛ではないが、彼らの行動は愛にとっては理性を失わせるには充分すぎる程の暴挙だった。
霊力を使いすぎた愛はハァハァと肩で息をしながら言った
「ごめん、こうなるって分かってはいたけど……ついやっちゃった」
「あはは、あの人達本当に気持ち悪かったからしょうがないよね」
由美子ちゃんはそんな愛を咎めるでもなくただ苦笑していた。
以前何かの本で見た森の中に眠る古代文明の遺跡のような風景だ。
ところどころ草に隠れるように犠牲になった村人達の屍が散乱しており、ラスタル達がそれを踏み潰す度にポキリ、ポキリと骨が砕ける乾いた音が響き渡る。
俺達にはその音がまるで村人達の悲鳴のように聞こえた。
「ラスタル、本当にここはどこなんだ? ずいぶん前に滅びた村のようだが……」
「家の中を調べてみるか? 何か分かるかもしれん」
「そうだな、できるだけ頑丈そうな家にしようぜ。崩れ落ちて下敷きになったら敵わん」
「まったくだ」
ラスタル達三人は立ち並ぶ民家の中で一番状態がよさそうな家に目を付けて入り口の扉を開いた。
鍵はかかっていない。
ここは愛の友人である滝本 重子さんの家だ。
生前愛はよく遊びに来ていたようだが、俺は家の中に入った事はない。
ラスタル達は土足で玄関から中に上がり込む。
まるで友人の家に空き巣が入るのを見ているようで愛も内心穏やかではない。
ラスタル達は靴箱の上に置かれた木彫りの熊や雉の置物など、目についた珍しい物を手で触れて調べながら奥の部屋へ進む。
お茶の間のテーブルの上に並べられたままの食器は、あの悲劇が起きる直前までの平和だった日常を物語っていた。
このウサギさんの絵が描かれたカップは十歳の誕生日に母親が買ってくれたという滝本さんのお気に入りだ。
もしあの惨劇が起こらず、彼女が天寿を全うしていれば恐らく葬儀の際に棺桶の中に一緒に入れて貰っていたと思う。
「けっ、ただでさえ狭苦しいのに歩く邪魔なんだよ」
ラスタルはお茶の間の中央に置かれていたテーブルを蹴飛ばした。
吹き飛ばされた滝本さんのお気に入りのウサギのカップは無情にも壁に当たって砕け散った。
「何よこの人……!」
それを見ていた愛の髪の毛が怒りのあまり逆立つ。
「おい、こっちに来てみろよ。何かお宝がありそうだぜ」
ラスタルが進んだ先にあったのは滝本さんの部屋だ。
女の子の部屋の中に土足で入り込む三人の荒くれ者。
本人達にその気はなかろうが、俺達の感覚では気持ち悪いという感情しか湧いてこない。
滝本さんの部屋の中には可愛らしいウサギやクマのぬいぐるみが並べられていた。
「なんだこりゃ? ゴミばっかりじゃねえか」
ラスタル達はそれを無造作に掴んでは放り投げ、部屋の中を物色する。
そして部屋の隅に置かれたクローゼットの前に立った。
「おい、この家具見てみろよ。えらく豪華な装飾だなあ」
「早く開けてみろよ。中に何が入ってるんだ?」
ラスタルは無造作にクローゼットの扉を開く。
中には滝本さんのお出かけ用のかわいらしいお洋服が何着も掛けられていた。
長い間放置されていたそれは既に色褪せて虫食いだらけだが、彼らの興味を引くには十分だった。
「変わったデザインの服だな。少しサイズが小さいな、子供の服か?」
「ヒムロ、お前なら着れるんじゃないか?」
「おう、ちょっと貸してみな」
氷魔法使いヒムロは三人の中で最も身体が小さい。
ヒムロは身に纏ったローブを脱ぎ捨てるとクローゼットから取り出した真っ白なワンピースに身体を通すが、さすがに無理があってビリビリと破れてしまった。
ラスタル達はその様子を見てゲラゲラと笑い転げる。
「おいヒムロ、お前まるでボロボロの服を身に付けたゾンビみたいになってんぞ」
「それに全然似合ってねえな。それ女物じゃねえのか? それともお前まさかそっちの気が……」
「ねえよ。馬鹿かお前ら」
ヒムロは悪態をつきながらワンピースを乱雑に破り捨てローブを着直した。
「ん? こっちには何が入ってるんだ?」
ラスタルはクローゼットの中に小さな引き出しを見つけた。
「なんだこれは?」
引き出しの中には折り畳まれた白い布と、二つのふくらみをもった変わった形の物が大量に入っていた。
「あ、パン……ブラ……」
「詩郎君、あんたは向こうに行ってて」
「はい」
俺は愛に言わるままに外に出る。
ナニモミテイナイヨ。
俺は外に出ていたのでここから先の一部始終は後から愛と由美子ちゃんに聞いた話だ。
冒険者達は白い布を手にしてこれが何なのかを吟味する。
「お宝じゃあなさそうだが……どう使うんだこれ? お前たち分かるか? くんくん……変わった匂いがするな」
「こうやって使うんじゃないですか? 名付けてホワイティマスク!」
ヒムロは白い布を伸ばして頭に被ってふざけている。
「俺の氷結魔法でこのマスクのようにお前らの視界を真っ白に染めてやるぜ!」
「ははは、なんだそれ」
「それならこっちのはこう使うんじゃないかな」
デザーフォは二つのふくらみがある長細い物を目隠し代わりにして弓矢を射るポーズをとる。
「ぎゃははは、なんだそれ。拷問道具か何かか?」
「違うな。あえて視覚を閉ざす事で心の目で敵の場所を感じるんだよ。これぞデザーフォ流弓術奥義心眼射ち!」
「いいなそれ。今度実戦で試してみろよ」
「そうだな。それじゃあこいつをいくつか持って帰るか」
デザーフォはその布を外すと懐に仕舞いこんだ。
繰り返すが本人達にその気はないだろうが、俺達の感覚ではこれらの行動はどう見ても変質者のそれだ。
プチッ。
愛の血管が切れる音がした。
「全員死ね」
次の瞬間、滝本さんの家の屋根に凄まじい圧力が加わり、轟音を上げながら一瞬で倒壊した。
ラスタル、デザーフォ、ヒムロの三名は自分の身に何が起きたのかを把握する暇すらないまま落ちてきた天井に押し潰されて死んだ。
怨霊にとって対象の恐怖心は糧になるが、恐怖を与える前に殺してしまってはただ霊力を消費するだけだ。
それが分からない愛ではないが、彼らの行動は愛にとっては理性を失わせるには充分すぎる程の暴挙だった。
霊力を使いすぎた愛はハァハァと肩で息をしながら言った
「ごめん、こうなるって分かってはいたけど……ついやっちゃった」
「あはは、あの人達本当に気持ち悪かったからしょうがないよね」
由美子ちゃんはそんな愛を咎めるでもなくただ苦笑していた。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
魔斬
夢酔藤山
歴史・時代
深淵なる江戸の闇には、怨霊や妖魔の類が巣食い、昼と対なす穢土があった。
その魔を斬り払う闇の稼業、魔斬。
坊主や神主の手に負えぬ退魔を金銭で請け負う江戸の元締は関東長吏頭・浅草弾左衛門。忌むべき身分を統べる弾左衛門が最後に頼るのが、武家で唯一の魔斬人・山田浅右衛門である。昼は罪人の首を斬り、夜は怨霊を斬る因果の男。
幕末。
深い闇の奥に、今日もあやかしを斬る男がいる。
2023年オール讀物中間発表止まりの作品。その先の連作を含めて、いよいよ御開帳。
鬼神の刃──かつて世を震撼させた殺人鬼は、スキルが全ての世界で『無能者』へと転生させられるが、前世の記憶を使ってスキル無しで無双する──
ノリオ
ファンタジー
かつて、刀技だけで世界を破滅寸前まで追い込んだ、史上最悪にして最強の殺人鬼がいた。
魔法も特異体質も数多く存在したその世界で、彼は刀1つで数多の強敵たちと渡り合い、何百何千…………何万何十万と屍の山を築いてきた。
その凶悪で残虐な所業は、正に『鬼』。
その超絶で無双の強さは、正に『神』。
だからこそ、後に人々は彼を『鬼神』と呼び、恐怖に支配されながら生きてきた。
しかし、
そんな彼でも、当時の英雄と呼ばれる人間たちに殺され、この世を去ることになる。
………………コレは、そんな男が、前世の記憶を持ったまま、異世界へと転生した物語。
当初は『無能者』として不遇な毎日を送るも、死に間際に前世の記憶を思い出した男が、神と世界に向けて、革命と戦乱を巻き起こす復讐譚────。
いずれ男が『魔王』として魔物たちの王に君臨する────『人類殲滅記』である。
大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います
騙道みりあ
ファンタジー
魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。
その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。
仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。
なので、全員殺すことにした。
1話完結ですが、続編も考えています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
親友に彼女を寝取られて死のうとしてたら、異世界の森に飛ばされました。~集団転移からはぐれたけど、最高のエルフ嫁が出来たので平気です~
くろの
ファンタジー
毎日更新!
葛西鷗外(かさい おうがい)20歳。
職業 : 引きこもりニート。
親友に彼女を寝取られ、絶賛死に場所探し中の彼は突然深い森の中で目覚める。
異常な状況過ぎて、なんだ夢かと意気揚々とサバイバルを満喫する主人公。
しかもそこは魔法のある異世界で、更に大興奮で魔法を使いまくる。
だが、段々と本当に異世界に来てしまった事を自覚し青ざめる。
そんな時、突然全裸エルフの美少女と出会い――
果たして死にたがりの彼は救われるのか。森に転移してしまったのは彼だけなのか。
サバイバル、魔法無双、復讐、甘々のヒロインと、要素だけはてんこ盛りの作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる