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第2章 逃亡(?)と青髪美少女
第2-3話 冒険者登録
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さて、冒険者登録をするために歩き出した僕だったが...少し問題が発生していた。
それは...!
「この露店のご飯めちゃくちゃうまい...!こっちも凄い美味しくて安い!」
そう、食事の誘惑だ!
なんと言うか僕、転生する前から結構な健淡家なのだ。
前世ではあまり自由に食べれなかったけど、今世は自由に食べられる!
当たり外れが大きいけど、それもまた一興!チャレンジあるのみ!
軍資金は小遣いを貯めまくってたから充分以上ある!
れっつ、食べ歩きだぁ!!
今の僕は全て食べ物で埋まっている。
焼き鳥的な物×5本を左手の指に挟み、右手には前世で言うB級グルメを山積みに。
口にはこれまた焼き鳥をセットオンし、顔の周りには肉の塊を串で刺して焼いた物を浮遊させている。冷めないようにしてある。
冗談でも何でもなく、まんま食べ物で埋まっているのだ!
周りの人が唖然とするか二度見するんだけど、気にせずに食べ続ける。
ああ、最高!ここが天国か!?
そして冒険者ギルドに着いた時には。
全て食べ物は胃の中に収まっていた。
更にあの後追加したけど、問題ない。
ケップと息を吐き、冒険者ギルドの中に入る。
うーん?なんかイメージと違うなぁ?
酒場なんてもんは無く、受付が五つほど並んでいる。
依頼書ボード?的な物には列を成しており、ちゃんと時間を決めて交代している。
後で聞いたんだが、ギルド外なら管理下でもないが、中でやると達成報酬とかが引かれたり、最悪除名されるのだそう。無論再登録は不可能だ。
だから、ここまで綺麗にしているのだそうだ。
少しだけガッカリしながら進み、受付に並ぶ。
順番が来ると、お約束な美人受付嬢さんがいた。
「はい。どういったご用件でしょうか?」
「冒険者登録良いかな?」
「わかりました。ご説明させて頂きます」
受付嬢さんに説明してもらった事を纏めると、こうだ。
ランクはFからSSまであり、それぞれにあった条件の依頼を受ける。
ランクが上がればギルドカードを更新するので、こまめに更新しに来る事。
余りにも素行不良が目立つ場合、対処させて貰う事。
他にも依頼を受けないとランクが下がる場合がある事があるなど。
わかりやすい説明で理解した後、用紙が手渡される。
種族や名前などを書く欄に書き込み、用紙を返す。偽名を使っても意味はない。
渡すとびっくりしたような顔になるが、すぐに普通の顔に戻す。
さすが職業柄いつも笑顔な受付嬢だ。凄い。
「冒険者登録完了しました。頑張ってくださいね」
そう言いながら渡してきたのは一枚のカード。
アルフィー・スペルディア
ランク:F
このスペルディアは、父上と母上の性だ。
それに不思議素材だな。
折れないし曲がらない。でも手触りは紙に近い。
にしてもシンプル。これだけか。
まあ、ゴチャゴチャあっても嫌だし別に良いや。
受付嬢に一礼し、ギルドから出る。
確かここら辺にダンジョンがあったよね?
まずはそっちに行こう。
...とその前に。
「美味しい!こっちも!」
ご飯の誘惑に負けました。
また食べ物で埋まっております。だってこんなに露店あるのがいけないんだ!
それは...!
「この露店のご飯めちゃくちゃうまい...!こっちも凄い美味しくて安い!」
そう、食事の誘惑だ!
なんと言うか僕、転生する前から結構な健淡家なのだ。
前世ではあまり自由に食べれなかったけど、今世は自由に食べられる!
当たり外れが大きいけど、それもまた一興!チャレンジあるのみ!
軍資金は小遣いを貯めまくってたから充分以上ある!
れっつ、食べ歩きだぁ!!
今の僕は全て食べ物で埋まっている。
焼き鳥的な物×5本を左手の指に挟み、右手には前世で言うB級グルメを山積みに。
口にはこれまた焼き鳥をセットオンし、顔の周りには肉の塊を串で刺して焼いた物を浮遊させている。冷めないようにしてある。
冗談でも何でもなく、まんま食べ物で埋まっているのだ!
周りの人が唖然とするか二度見するんだけど、気にせずに食べ続ける。
ああ、最高!ここが天国か!?
そして冒険者ギルドに着いた時には。
全て食べ物は胃の中に収まっていた。
更にあの後追加したけど、問題ない。
ケップと息を吐き、冒険者ギルドの中に入る。
うーん?なんかイメージと違うなぁ?
酒場なんてもんは無く、受付が五つほど並んでいる。
依頼書ボード?的な物には列を成しており、ちゃんと時間を決めて交代している。
後で聞いたんだが、ギルド外なら管理下でもないが、中でやると達成報酬とかが引かれたり、最悪除名されるのだそう。無論再登録は不可能だ。
だから、ここまで綺麗にしているのだそうだ。
少しだけガッカリしながら進み、受付に並ぶ。
順番が来ると、お約束な美人受付嬢さんがいた。
「はい。どういったご用件でしょうか?」
「冒険者登録良いかな?」
「わかりました。ご説明させて頂きます」
受付嬢さんに説明してもらった事を纏めると、こうだ。
ランクはFからSSまであり、それぞれにあった条件の依頼を受ける。
ランクが上がればギルドカードを更新するので、こまめに更新しに来る事。
余りにも素行不良が目立つ場合、対処させて貰う事。
他にも依頼を受けないとランクが下がる場合がある事があるなど。
わかりやすい説明で理解した後、用紙が手渡される。
種族や名前などを書く欄に書き込み、用紙を返す。偽名を使っても意味はない。
渡すとびっくりしたような顔になるが、すぐに普通の顔に戻す。
さすが職業柄いつも笑顔な受付嬢だ。凄い。
「冒険者登録完了しました。頑張ってくださいね」
そう言いながら渡してきたのは一枚のカード。
アルフィー・スペルディア
ランク:F
このスペルディアは、父上と母上の性だ。
それに不思議素材だな。
折れないし曲がらない。でも手触りは紙に近い。
にしてもシンプル。これだけか。
まあ、ゴチャゴチャあっても嫌だし別に良いや。
受付嬢に一礼し、ギルドから出る。
確かここら辺にダンジョンがあったよね?
まずはそっちに行こう。
...とその前に。
「美味しい!こっちも!」
ご飯の誘惑に負けました。
また食べ物で埋まっております。だってこんなに露店あるのがいけないんだ!
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