ヴェネディクト王国
実の父は王国の官僚で国王の側近だった。満足した生活を送り、明るい未来が待っているのだと、そう、信じて疑わなかった。しかし、一瞬にして家族も名誉も、すべてを失った。彼女に残っていたのは「誇り」だった。
13代ヴェネディクト国王の伝記である
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