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No.3
大事な大事な可愛い子
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ガチャッ
「ただいま~!」
ダダダダダダダッッ!
もの凄い足音が聞こえてくる。
「おかえり!凜音ちゃん!」
目の前の天使みたいに可愛いコは、私が帰って来ると笑顔で迎えてくれる。
「ただいま、深音ちゃん…!!」
「ギュ~!」
深音ちゃんは私を抱きしめる。
暖かかった。私よりも小さな体を伸ばして私に抱きついてくる。
可愛い…。すごく可愛い…。
私はこの時間がとても好き。深音ちゃんと過ごすこの時間が。
だから許せなかったの。
そんな深音ちゃんとの日常を壊そうとしたあの男が。
私から深音ちゃんを奪おうとするなんていい度胸。
きっとあの男の遺体は見つからない。きっとじゃなくて絶対。
正直、あんな奴の事なんてどうでもいいけど…、これがバレたら私と深音ちゃんの生活が崩れてしまう。
それは絶対に避けなければ。
あの男、家族いるのかな。
普通なら、そいつを殺した自分への嫌悪感やその家族に対する罪悪感に見舞われるけど…、私はそんな事全く思わない。
そんな事より明日の深音ちゃんと食べる晩ご飯を考える方がずっと大事。
「凜音ちゃんどうしたの?」
「なんでもないよ、深音ちゃん。それより明日のご飯何にしようか?」
「う~んと……深音ね、凜音ちゃんの作るオムライスが食べたい!」
「オムライスかぁ…!いいね!明日はオムライスにしよう」
「やったぁ~!凜音ちゃん大好き!」
あぁ…可愛い。ねぇ深音ちゃん、何でこんなに可愛いの?
本当に愛おしい。
私は深音ちゃんの為なら何でも出来るの。
「ねぇ深音ちゃん、私の事好き?」
「うん!大好きだよ!!」
そう言って愛らしく笑う目の前の少女。
「そっか!!」
私の大事な大事な可愛い子。
深音ちゃんとの平和な日常が私にとって一番大事で大切な事。
私は深音ちゃんがいるから、私の事を必要としてくれているから生きている。
だからね、この日常を壊す奴は家族であっても、友達でも、知り合いでも容赦しない。
私は死にたいの。でも深音ちゃんがいるから生きている。深音ちゃんがいるから死ねないんだ。
愛するあなたは私に呪いをかけている。
この世界から、簡単に逃れられない呪い。
でも、深音ちゃんだから私にこの呪いをかける事が出来た。私の愛する人だから。
でもそんなあなたは私に一生を終えるまで逃れられない呪縛をかけている。
それでも尚、私はあなたが世界一愛おしい。
「深音ちゃん…、大好きだよ」
「ただいま~!」
ダダダダダダダッッ!
もの凄い足音が聞こえてくる。
「おかえり!凜音ちゃん!」
目の前の天使みたいに可愛いコは、私が帰って来ると笑顔で迎えてくれる。
「ただいま、深音ちゃん…!!」
「ギュ~!」
深音ちゃんは私を抱きしめる。
暖かかった。私よりも小さな体を伸ばして私に抱きついてくる。
可愛い…。すごく可愛い…。
私はこの時間がとても好き。深音ちゃんと過ごすこの時間が。
だから許せなかったの。
そんな深音ちゃんとの日常を壊そうとしたあの男が。
私から深音ちゃんを奪おうとするなんていい度胸。
きっとあの男の遺体は見つからない。きっとじゃなくて絶対。
正直、あんな奴の事なんてどうでもいいけど…、これがバレたら私と深音ちゃんの生活が崩れてしまう。
それは絶対に避けなければ。
あの男、家族いるのかな。
普通なら、そいつを殺した自分への嫌悪感やその家族に対する罪悪感に見舞われるけど…、私はそんな事全く思わない。
そんな事より明日の深音ちゃんと食べる晩ご飯を考える方がずっと大事。
「凜音ちゃんどうしたの?」
「なんでもないよ、深音ちゃん。それより明日のご飯何にしようか?」
「う~んと……深音ね、凜音ちゃんの作るオムライスが食べたい!」
「オムライスかぁ…!いいね!明日はオムライスにしよう」
「やったぁ~!凜音ちゃん大好き!」
あぁ…可愛い。ねぇ深音ちゃん、何でこんなに可愛いの?
本当に愛おしい。
私は深音ちゃんの為なら何でも出来るの。
「ねぇ深音ちゃん、私の事好き?」
「うん!大好きだよ!!」
そう言って愛らしく笑う目の前の少女。
「そっか!!」
私の大事な大事な可愛い子。
深音ちゃんとの平和な日常が私にとって一番大事で大切な事。
私は深音ちゃんがいるから、私の事を必要としてくれているから生きている。
だからね、この日常を壊す奴は家族であっても、友達でも、知り合いでも容赦しない。
私は死にたいの。でも深音ちゃんがいるから生きている。深音ちゃんがいるから死ねないんだ。
愛するあなたは私に呪いをかけている。
この世界から、簡単に逃れられない呪い。
でも、深音ちゃんだから私にこの呪いをかける事が出来た。私の愛する人だから。
でもそんなあなたは私に一生を終えるまで逃れられない呪縛をかけている。
それでも尚、私はあなたが世界一愛おしい。
「深音ちゃん…、大好きだよ」
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