お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ノック ノック
るいのいろ
絵本
夜中にノックが聞こえても、絶対に出ちゃいけないよ。
それはお母さんでも、お父さんでもない。
ましてや、夜中に友達は来ない。
それは、こわいこわーい妖怪かもしれないよ。
あなたのため。
るいのいろ
絵本
お母さんは、いつもうるさい。
あれしなさい、これしなさい。
部屋の片付けは終わったの?宿題はやったの?明日の準備はしたの?
いつもいつも、口うるさく聞いてくる。
お母さんはこういう。
あなたのためなのよ。
お母さんが口うるさく言うのって、本当に、僕のためなのかな?
赤鬼と人間の男の子
るいのいろ
絵本
ある山奥に、真っ赤な赤鬼が住んでいた。
赤鬼には家族がおらず、いつも1人だった。
赤鬼は、ずっと1人だったので、友達が欲しかった。
ある時、そんな赤鬼の家に、人間の男の子が迷い込んだ。
男の子は、目が見えなかったので、赤鬼を怖がらなかった。
赤鬼は、男の子を心配して家に連れ込んだ。
赤鬼は、男の子と話すうちに、少しづつ仲良くなった。
でも、赤鬼の正体がバレたら、きっと怖がられ、嫌われてしまう。
赤鬼はそんな不安を抱えつつ、男の子と過ごしていく。
【怖い絵本】かくれんぼ
るいのいろ
絵本
公園に集まった、5人の子供たち。
もういいかい?
もういいよ。
元気に答えるその声の中に、知らない声が混じります。
その子を見つけたら、だめだよ。
その子は公園に置いて帰ろうね。
もし見つけたら、着いてきちゃうから。
ねずみくんは、歩くのが遅い?
るいのいろ
絵本
ねずみくんは、歩くのが遅い。
足が短いから。歩幅が小さいから。体が小さいから。
大きなゾウさんにも、足の長いキリンさんにも、たくましいライオンさんにも、つやつやカブトムシくんにさえ、置いてかれちゃう。
でも、歩くのが遅くたって、ねずみくんはねずみくん。
【いじめ絵本】Aくん
るいのいろ
絵本
僕のクラスに、Aくんが居た。
Aくんは夏休みが終わった頃に転校してきた。
Aくんは大人しい子で、あまり喋らなかった。
クラスのみんなは、無口なAくんのことを気持ち悪がった。
そのうち、Aくんは男の子たちにいじめられるようになった。
Aくんは、それでも黙っていた。
冬休みが明けると、Aくんは転校した。
その頃から、僕のクラスでは変なことが起こるようになった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる