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秋時の気持ち
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最近感じる距離感。
(秋時って釣った魚には餌をやらないタイプ?)
あたしの想いだけが募っている感じ。
「秋時、、、?」
「ん?」
「あの、あの、、、。」
「どうした?」
「う、ううん。なんでもない。」
あたしなこと好き?
どれくらい好き?
言葉にしてくれないと不安だよ。
あたしはどうしようもなく秋時のことが好き。
「なー?奈津?」
「な、な、な、何?」
「何どもってるんだよ?」
秋時は笑ってる。
その笑顔があたしの心拍数を上げる。
「奈津は俺のこと好きか?」
え。
一気に顔から火が出る。
「好きだよ。」
あたしは言う。
だけど秋時は、、、。
「ならよかった。」
それしか言わなかった。
*
『秋時様。その後どうです?』
『あぁ。順調に進んでいる。美鈴を起こすのには大量の愛する気持ちが必要だからな。』
『その愛の力を使って美鈴様を起こすのですね?でも本当の美鈴様はもうこの世にはいません。ベル様とうり二つだからといって美鈴様はかえって来ませんよ?』
『俺は美鈴がいなければ生きている意味はないのだ。』
『でもベル様を眠らせたのには何か理由があるはずです。悪い予感がします。今すぐにでもやめることを、、、。』
『もう始まっていることだ。奈津には悪いが贄になってもらう。』
秋時の固い意志にネプチューンはため息をつく。
(あの娘、、、大丈夫だろうか?)
ネプチューンは迷うのだった。
(秋時って釣った魚には餌をやらないタイプ?)
あたしの想いだけが募っている感じ。
「秋時、、、?」
「ん?」
「あの、あの、、、。」
「どうした?」
「う、ううん。なんでもない。」
あたしなこと好き?
どれくらい好き?
言葉にしてくれないと不安だよ。
あたしはどうしようもなく秋時のことが好き。
「なー?奈津?」
「な、な、な、何?」
「何どもってるんだよ?」
秋時は笑ってる。
その笑顔があたしの心拍数を上げる。
「奈津は俺のこと好きか?」
え。
一気に顔から火が出る。
「好きだよ。」
あたしは言う。
だけど秋時は、、、。
「ならよかった。」
それしか言わなかった。
*
『秋時様。その後どうです?』
『あぁ。順調に進んでいる。美鈴を起こすのには大量の愛する気持ちが必要だからな。』
『その愛の力を使って美鈴様を起こすのですね?でも本当の美鈴様はもうこの世にはいません。ベル様とうり二つだからといって美鈴様はかえって来ませんよ?』
『俺は美鈴がいなければ生きている意味はないのだ。』
『でもベル様を眠らせたのには何か理由があるはずです。悪い予感がします。今すぐにでもやめることを、、、。』
『もう始まっていることだ。奈津には悪いが贄になってもらう。』
秋時の固い意志にネプチューンはため息をつく。
(あの娘、、、大丈夫だろうか?)
ネプチューンは迷うのだった。
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