王子様は、きらきら星の住人

 
 私の人生のピークは五歳。
 大好きな男の子がいて、ワクワクする音の世界で、ふたりで遊んだーー
 小さな子供だったけど、お互いに真剣に思いあってた……
 幸せってこういう事なんだ、って、幼い頃の私は知ってた。

 けれどーー突然、幸せな日々は終わった。
 
 鮮やかに輝いていたはずの世界は、モノクローム色の乾いた砂で埋もれた。

 あれから11年。
 私は、余生を送っている。

 

 
 
 




*****


⊃。△。)⊃ー☆
18禁描写あります
他サイトでも公開しています



私的には実験的な作品のつもりです。
未完のまま放置してしまっていたのですが
少しずつ動かしていこうと再開しました。
反響があまりなければ削除するかもしれません。


 
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