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ウエディングブーケ②

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真歩は、お姫様のように結い上げた髪にフルメイクだったが、美容院で被るような大きな布を首からすっぽりと被り、ジーンズを履いていた。

私は目の前に彼女がいる事が信じられず、思わず自分の頬をつねり痛さに叫ぶが、悟志が慌てて頬を擦りにきた。



「何をしてるんだい……大丈夫?」

「うふふ……痛い……でも、本当に本当に、真歩だ――……真歩がいるう……悟志さん、真歩だよ~」

「うんうん、そうだねえ……いやあ、僕はてっきり、純白のドレスとブーケの別人みたいに綺麗になった真歩さんが何処からか現れるって思ってたから、てるてる坊主の不思議な格好でビックリしたけど……
うん、てるてる坊主も可愛いかもねえ~いや~真歩さんには、今も昔も笑わせて貰ってるね~」

「うん……うん……真歩は……真歩は……いつも私を笑わせて元気付けてくれて……
四年経っても全然変わってないね……」

「うんうん、良かったね」




結構な力でつねってしまってジンジンする頬の痛みと、込み上げる再会の感動に泣きながら、私は悟志に頭を撫でられていたが、後ろから真歩にお尻を叩かれる。



「んも――っ……
てるてる坊主で悪かったわね――!」






「ああ……てるてる坊主良く似合ってるよ真歩さん!」

「うん……なんだかハロウィーンみたいでいいね……良いよ真歩――っ」

「だ――っこのボケ夫婦っ!こんな格好が花嫁姿の完成形であるわけがないでしょうが!
今はまだ、支度中なのよっ!!」



真歩は被っているマントのような布から腕を出して振り回した。

私は悟志と顔を見合わせて、いつの間にか溢れた涙を指で拭いながら真歩を上から下まで見た。



「そうだよね、もっとキラキラでフリフリのてるてる坊主になるんだよねっ?
私、今日はデジカメで真歩の晴れ姿、撮りまくるからねっ」




真歩は、肩をがっくりと落として深い溜め息を吐いた。



「……だから……違うってば……」







――――――――――――


それから二十分程後、私は真歩と共に花嫁の控え室でお互いの積もる話で盛り上がっていた。

悟志は、気を遣ってラウンジに行ってしまった。



「は――……相変わらず悟志パパは優しいって言うか何て言うか……」



真歩は、髪型とメイクを済ませて御手洗いに行こうとした時、私達と遭遇したらしかった。



「今思えば迂闊だったわ……だって、参列客にあんな姿を見られたらビックリされちゃうじゃない。見られたのがあんた達で良かった~」

「ううん……私もビックリしたけど」




控え室では私までスタッフにメイクを直してもらったり、髪を結ってもらってしまった。

真歩が私を見て、呆れた様に悟志に言ったのだ。



「菊野が好きで仕方が無いのはわかるけどさあ、烈しいベロチューで口紅が取れちゃってるじゃない……
TPOってものを考えてよね~」



悟志はあっと口を押さえてこちらを見たが、わたしは恥ずかしくて顔から火が出そうだった。







真歩は、背中に蝶の羽を思わせる大きなリボンの付いたドレスを纏い、結わえられた髪にはピンクの薔薇とカスミソウが飾られて、完璧な花嫁姿だった。

ドレスに負けない真歩の美貌は、今日は一段と輝いていて、思わず見惚れてしまう。




「真歩……すっごく素敵だよお」

「ふふ……ありがと。二十代で花嫁にはなれなかったけど、別にそんな事はもうどーでもいいわよ、要は愛よね」

「あはは、本当だね」

「菊野も可愛いわ……あんたは全然変わらないのね」




真歩は、白い手袋を外して私の髪に飾られた花の位置を直す。

真歩とお揃いでピンクの薔薇をつけてもらったのだ。






綺麗な彼女に見詰められて誉められて、つい照れてしまい俯いてしまうが、頭を軽く叩かれて笑われる。



「全く……禁断の恋愛を経験しても、あんたって相変わらずねえ」



サラリ、と彼女の口から漏れた言葉があまりにも自然で、ついつい頷きそうになるが、私は狼狽えてどもる。



「き、ききき……んだん」

「ぷっ」



真歩は吹き出して、肩を竦める。



「あんたが四年前、私に話そうとした事、何となくわかってるわよ」

「ま……真歩」

「ああ、なんて顔をしてんのよ。私、あんたを糾弾しようだとか、悟志さんに言いつけようなんて思ってないわよ~
何か思うところがあるなら、こうしてあんたを呼んだりしないって」

「……」



なんと答えて良いのかと絶句する私だったが、真歩の眼差しは優しかった。







「本当に……あんたって昔からそうよね。ぽや~っとしてるように見えて、たまにドカンと突飛な事をしでかすのよ」

「……ま、真歩だって……ビックリさせたじゃない」

「えへ……そっか」



真歩と私は顔を見合わせて笑った。

真歩とは、あの電話の後一切連絡を取っていなかったが、それから二年後に思わぬ形で彼女の近況を知る事になったのだ。

何気無くテレビを見ていたら、真歩がアップで映ったのだ。

お茶を飲もうとしていた私は、危うく噴くところだった。



『農家男子と結婚したい!』
というタイトルのドキュメンタリーとバラエティーが合わさったような特番で、東北の農家の独身男性と、全国から応募してきた中選ばれた女性達が一ヶ月ログハウスで共同生活をして、その様子を追う、という物だった。

男性が五人、女性が八人、という構成で、共同生活の終わりのあかつきにはお互いが意中の異性に告白をする。

晴れて両思いになるカップル、告白するも玉砕する男性に女性、ひとりの男性を巡って二人の女性が火花を散らしたりと、中々見応えのある番組で、しかも真歩が出ているということで、そのまま最後まで釘付け状態だった。





やはりテレビに出るとなると当然なのかも知れないが、視聴者の興味を引くような個性的なメンバーばかりだった。

その中でも真歩はその美貌、歯に衣を着せない物言いが目立っていた。

出演者それぞれが自分の思いや、番組に応募しようと思った切っ掛け等を語ったりするのだが、真歩はこう言っていた。



『一番がやっぱり、三十代前半で何がなんでも結婚したいって理由だけど……今まで、自分にとっての大きな叶わない恋愛を引きずっていたから、それを絶ち切って新しい一歩を踏み出す、ていう感じですね』



――悟志のことだ、と直ぐに思い当たった私は胸が痛んだ。



真歩は、あの後二年間、忘れられずに居たのだ。私が剛を忘れられないと同じ様に。





真歩は雲居(くもい)という農家の息子らしかぬ茶髪で細身の優男で、五つ年下の男性に共同生活最終日に告白されたのだが、真歩は

「ごめんなさい」と断ったのだ。

雲居と真歩は、番組を見る限りではとても良いムードで、雲居は雲居で「真歩さんの過去の事は何も関係ありません。俺が絶対に幸せにしますから」

と言って、真歩もその台詞に涙ぐんだりしていたのだ。

ありがちな台詞といえばそうかも知れないが、番組の中で二人が夜ログハウスの屋根の上に登って、満点の星を眺めながらだったので、そのシチュエーションに私もきゅんとしてしまったのだ。

中々実際には経験できそうで出来ない愛の告白なのではないか、と当時はネットでも話題になったのだ。

他にも日常での二人の何気無い会話がとても良い感じだったので、私は当然二人はくっつく物だと思っていた。

なのに、予想を裏切る結末に思わずテレビ画面に向かって「えええ――」と叫んでしまった。

番組は予想外の反響だったらしいが、人気のあるうちに手を打とうとするのがメデイアだ。

「農家男子と結婚したい」のシーズン2が三ヶ月後、週一で1クール放映されたのだ。





第2シーズンが始まると知った時には、真歩もまた出るのでは?と私は期待していたし、番組のファンからも真歩の出演を望む声が多くあったようだったが、真歩は出演依頼を断ったのだ。

テレビで真歩を見るのを楽しみにしていた私はがっかりしたが、結局第2もしっかり見てしまった。

初代の農家男子~に出たメンバーで第2にも出演したのは雲居だけだったが、初代にもひけを取らない個性的な面々が繰り広げる恋愛模様や友情、時に涙してしまうようなドラマテイックな展開に、若い女性達は「下手なドラマよりも面白い」

と夢中になり、ちょっとした社会現象になった。

第2シーズンでは雲居は一番の人気で、女性は勿論のこと、男性メンバーからも信頼されて好かれていた。

彼は最終回で、三人の女性メンバーに告白されたが、「まほリンの事が今でも好きなんだ、まほリンでないと、俺は駄目だ!」

と言い切り、出演メンバーを驚愕させる。

まほリンというのは、無論真歩の事だ。

そんな衝撃的なラストに、私もまたもや「えっえっえええ――!」と絶叫してしまい、祐樹に「母さん――ちょっとうるさい!」

と叱られてしまった。






第3シーズンも放映されたが、雲居の出演が無かったせいなのか視聴者の飽きなのか、視聴率は低迷し、第4シリーズの企画は無いらしい。

真歩の事は勿論、雲居がその後どうなったのか気になって仕方がなかったが、私から真歩に連絡をするのは躊躇われた。

あんな風に別れてしまったとは言え、一番の友達だと思っているし、彼女にとっても私はそういう存在だという自惚れはあったが、テレビの番組を見てから連絡を取るというのは、ただの野次馬根性に捉えられてしまうかも知れない、と思ったのだ。

そうしたら、なんと真歩本人からコンタクトを取って来たのだから、私は飛び上がる程に驚いたし、嬉しかった。

しかも、結婚式の招待なのだ。多分、真歩も(今連絡をしなければ、もう二人の仲は終わりになってしまうかも……)と思っていたのかも知れない。

人生の重大な、そして幸せな瞬間に立ち会う事を許されて、私は本当に感激した。

しかも、相手はその雲居その人なのだ。

テレビでずっと見ていたから彼の事も他人とは思えなくなっていた私は、二人に心から祝福をしようと思ったのだ。







真歩はあの番組に出演した後、実家には帰らずに茨城で塾講師の仕事をしていたのだが、雲居が真歩とどうしても会いたくて、探偵を雇って所在を調べたらしい。

雲居は真歩の勤務先を調べ、自らその英語塾に通い、真歩に猛アタックした。

真歩は「英語検定の二級に受かったら結婚するわ」と彼に冗談で言ったらしいが、彼は猛勉強してみごと合格したのだ。




「……今思えばさあ……一級にしときゃ良かったわ――」



本気で悔しそうに真歩は言うが、私は笑ってしまう。



「そんな事をしなくても、オッケーしてあげれば良かったじゃない」

「だって、なんだか悔しかったんだもん」

「悔しいって?」




真歩は、指でドレスの光沢ある布を弄びながら頬を染めて口ごもる。



「年下の癖に、いちいち私のツボにはまる事をやってくれるんだもん……なんだか負けてるみたいで悔しい」

「ええ?」



彼女の返答に、雲居に相当愛されている様子を感じて、胸の中が甘酸っぱくなる。



――良かった、本当に良かったね……真歩――……



気が付けば私の頬に涙が伝っていた。







「もう~またお化粧が取れちゃうわよ」




コロコロ笑う真歩の笑顔が嬉しかった。

もう友達に戻れないと思っていたのに、今こうして目の前に真歩がいて、私に笑いかけている。

嘘のように幸せだと思った。

私は真歩に頭を撫でられてあやされながら、「幸せ」という言葉が胸に浮かんで来たのに自分で驚いて、同時に罪悪感も感じた。




(剛さんは……今……幸せなのかしら?)





すると、控え室をノックする音がして女性スタッフが顔を出した。



「唐沢様、そろそろこちらに……」

「あ、はーい」



真歩はドレスの裾を踏まないように注意しながら椅子から立ち上がると、私にウインクして「じゃあ、後でね」

と言って出ていった。



※※







「おめでとう~!」

「お幸せに~!」

「やったな――雲居ちゃん~!」




式が終わり、外で待ち構えていた参列者達はチャペルの扉が開いて出てきた新郎新婦に向かって一斉にライスシャワーを投げつけながら口々に祝福する。

真歩は、雲居と腕を組み皆に笑顔を向けている。

その笑顔があまりにも見事で私はカメラのシャッターを切るが、悟志が慌てたように私の肩を叩いた。



「――ほらっ!真歩さんがブーケを投げるよ」

「悟志さん~私には関係ないってば」



真歩がピンクと白のバラのブーケを高々と放り投げ、女性達の歓声があがり、皆に一斉に手を差し出すが、ブーケはその上を通過し、私の頭上に飛んできて、思わず取ってしまった。







「あああ~っ!と、取っちゃった……どどどどうしようっ」



ブーケを手に狼狽える私に、参列客から拍手がおくられる。

悟志は大喜びで手を叩き、「良かったね~菊野っ」と大騒ぎしているが、私はいたたまれない。

真歩はお腹を抱えて爆笑している。




「いいよいいよ、持っていきな菊野――!あんたはもう一回結婚式挙げちゃえ――!」




周りでどっと笑いが起こり、私は恥ずかしさで俯いてしまうが、悟志が手を取り顔を覗き込んで来た。

顔をあげると、彼の掌が頬に添えられて、優しく笑いかけられる。




「――菊野」




呼ばれた次の瞬間、悟志の唇が重なってきた。






口笛と、囃し立てる声が聞こえて来る。

この状況が理解できない私は、唇を離した悟志を呆然と見詰めるしかなく、言葉も出てこないし、身体も硬直してしまったように動かせないでいた。

真歩は、雲居の胸を叩きコロコロ笑っている。




「わ~お!これじゃあ、私達が負けちゃうじゃない~ほら、旦那様、貴方も!」

「え、ええ?」



目を白黒する雲居の白い蝶ネクタイを真歩が引っ張り引き寄せて強引にキスすると、周囲から拍手が起こった。

真歩は彼の頬を持ったまま、舌を出して参列者達に笑うが、もう一度彼にキスをすると、もっと大きな拍手が巻き起こった。







「きゃ――っ真歩ちゃん、私照れちゃうよ~ん」



女性の甲高い叫びと同時に野太い野次も飛ぶ。



「キース!キース!」

「デイープ!デイープ!」

「キース!キース!」



いつの間にか、手拍子が起こり二人は取り囲まれていた。

二人は顔を見合わせて照れながら小鳥が啄むようなキスをしてはヤンヤヤンヤと歓声を浴びている。

そんな中、私は悟志に手を握り締められていた。




「君との結婚式……思い出すな……」

「う……うん」

「あの時の君は凄く可愛くて……」



悟志はそう言うと私を見て、ニッコリ笑う。



「いや……今も可愛いよ」

「――っ……」



照れてしまい顔を見れずにそっぽを向くと、彼の指が私の左の薬指のリングに触れてきた。





「……可愛くて、綺麗で、料理が凄く上手で、面白くて……僕には勿体無いくらいの奥さんだよ」

「悟志さん……ほ、誉めすぎ……でも、最後のは何っ?」

「ふふ。なんだろうな。菊野はいつも僕を笑わせてくれるからかな」

「……」




要領を得ない気がしたが、悟志は嬉しそうに笑っている。

病院で首を吊ろうとした時の真っ白で感情が全て無くなってしまったかのような彼が不意にその笑顔に重なって、背筋が凍りついた。




――何故?

何故こんな時にそんな事を思い出すの?

悟志さんは笑っているのに。

真歩も大切な人を見つけて、幸せになったのに。

祐樹も立派な中学生になって、夢に向かって真っ直ぐに進んでいる。

私も、悟志さんを心から愛して――




何処からかピアノの音が聴こえてきて、私の思考はそこで途切れた。

華やかで軽やかなメロデイーなのに、心の奥の柔らかい場所をチクリと刺すのは何故なのだろう。

私が視線を泳がせているのに悟志が気付き、肩を抱いた。



「……大丈夫かい?少し疲れたのかな?」










「ううん……そんな事ない」

「そうかい?」



心配そうに悟志は頬に触れるが、私はピアノの旋律が気になってしかたがない。

どうやら、チャペルの隣のホテルの中から聴こえてくるようだ。




「さあ、皆さん~30分後にホテルの『ストロベリールーム』で披露宴ですよ~!
私達はそろそろ衣装がえしてきま――す!」



真歩は元気よく言って、雲居にお姫様抱っこをされながら皆に手を振ってホテルへと続く小さな花々の咲く小路を行き、すれ違う時に私達にウインクした。

私も手を振るが、ピアノの演奏がクライマックスに差し掛かった瞬間、記憶が甦った。

この曲は、知っていた。

剛と初めて会った時に彼が弾いていた曲――




『……貴女が忘れても、俺は忘れません』




耳元で彼に囁かれた錯覚に、身震いしてしまった。



「寒いのかい?チャペルの冷房が強かったかな……」

「うん……少し寒い……」





私は、剛の幻と想い出を振り切るように夫の胸にしがみついた。



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